状態テーブル

概要と主要な概念

状態テーブルは、状態値、対応する表示名、および使用率の計算方法が一覧表示されたテーブルです。追加可能な状態数に制限はなく、テーブルはオブジェクト状態プロファイルを基に自動入力できます。このテーブルの主な目的は、状態チャートテンプレートから読み取って表示する内容を決定することです。

状態テーブルには、ツールボックスからアクセスできます。モデルは、任意の数の状態テーブルを持つことができます。

一般的な用途

状態テーブルは、グローバルテーブルと同様に、ツールボックスからアクセス可能なテーブルで、カスタム値を書き込むことができます。ただし、グローバルテーブルは、通常、入力データ、つまり、モデルがその動作を決定するために使用するデータの保存に使用されます。一方、状態テーブルはプロパティウィンドウ経由でなければ操作できず、状態チャートテンプレートに表示する内容を決定するために読み取られます。

列の値

このセクションでは、3つの列の値について説明します。

状態

これは、状態値で、数値または文字列にすることができます。

表示名

表示名は、チャート上に表示される名前です。

分析

これにより、状態の使用率の計算方法が決まります。これには3つのオプション(未使用(空のセル)、使用済み、および除外対象)があります。セルをクリックすると3つのオプションが切り替わります。

状態の追加

このセクションでは、状態の追加方法について説明します。

アイコン 説明
空白の状態を追加します。
選択された状態行を削除します。
選択された状態行を上へ移動します。
選択された状態行を下へ移動します。

自動入力

サンプラーを使用してテーブルに自動入力するオブジェクトの状態プロファイルを選択します。サンプラーが複数の状態プロファイルを持つオブジェクトの上に移動すると、使用可能な状態プロファイルのリストが表示されます。