グローバル変数とグローバルマクロ

グローバル変数

[グローバル変数]ウィンドウでは、FlexScriptとC++でアクセス可能なグローバル変数とグローバルマクロの定義を作成できます。変数が作成されると、[コードエディタ]ウィンドウまたは[スクリプトコンソール]でその変数の値を取得および設定できます。

使用できる変数タイプは、整数、倍精度浮動小数点数、ツリーノード、文字列、配列、マップの6つです。配列タイプでは、配列のサイズと各配列要素の初期値を指定できます。

グローバル変数はツールボックスからアクセスできます。

プロパティ

- 新しいグローバル変数を追加します。

- 選択したグローバル変数を削除します。

- 選択したグローバル変数のリスト内の順序を変更します。

変数リスト - すべてのモデルのグローバル変数を表示します。クリックして編集します。

変数名 - グローバル変数の名前。これは、コードを記述するときに使用される名前です。例:setlabel(current, "wIP", maxWIP)

タイプ - グローバル変数のタイプを指定します。

- 整数と倍精度浮動小数点数のタイプでのみ使用できます。グローバル変数を現在の値、棒グラフ、折れ線グラフのいずれかとしてダッシュボードに固定します。

- グローバル変数の初期値。

- ツリーノードタイプでのみ使用できます。ツリー参照ダイアログが開き、ツリーからノードを選択できます。任意のノードまたはオブジェクトの属性を選択できます。

- ツリーノードタイプでのみ使用できます。ポップアップが開き、モデル内のオブジェクトを選択できます。

- ツリーノードタイプでのみ使用できます。クリックして、モデル内のオブジェクト、ノード、属性をサンプリングします。配列タイプを選択すると、[グローバル変数]ウィンドウが次のように表示されます。

追加 - 配列の最後に空の値を追加します。

削除 - 選択した値を削除します。

参照 - ツリー参照ダイアログが開き、ツリーからノードを選択できます。任意のノードまたはオブジェクトの属性を選択できます。

- ポップアップが開き、モデル内のオブジェクトを選択できます。リストで値が選択されている場合は、その値が設定され、それ以外の場合は、配列の最後に新しい値が追加されます。

- クリックして、モデル内のオブジェクト、ノード、属性をサンプリングします。リストで値が選択されている場合は、その値が設定され、それ以外の場合は、配列の最後に新しい値が追加されます。

グローバルマクロ

[グローバルマクロ]ページでは、マクロ定義を作成できます。

次のように#defineステートメントを使用してマクロを定義できます。


		#define MAX_WAIT_TIME 30
		#define PROCESS_TIME_TABLE reftable("ProcessingTimesGT");
		#define PAINTER_COLUMN 1
		

これらの定義を作成すると、コード内で使用できます。

gettablenum(PROCESS_TIME_TABLE, 1, PAINTER_COLUMN)