GISナビゲーター
概要と主要な概念
GISナビゲーターは、移動者がマップ上のポイント間のルートに沿って移動しているときにその地理的な位置を計算するために使用されます。GISナビゲーターには、マップタイルのレンダリング方法とルートの計算方法に影響を与える設定が含まれています。
プロパティ
GISナビゲーターには、次のプロパティがあります。
タイルサーバーのURL
ラスターマップタイルをダウンロードするために使用されるOpenStreetMapタイルサーバーのURL。
https://wiki.openstreetmap.org/wiki/Tile_serversを参照してください。
Map data © OpenStreetMap contributors.
タイルデータディレクトリ
タイルファイルはこのディレクトリに保存されます。
このディレクトリにある既存のファイルを削除すると、そのファイルの新しいバージョンをダウンロードすることができます。
タイルファイル接頭辞
タイルのファイルをハードドライブに保存する際にファイル名に付加する接頭辞を任意で指定します。
異なるタイルサーバーの異なるタイル形式を使用する場合、タイルを区別するために異なる接頭辞を使用します。
デフォルトのルートタイプ
新しく作成するルートのデフォルトタイプを定義します。
ルート検索サーバーのURL
ルーティング情報をダウンロードするOSRMサーバーのURLを指定します。
例:http://router.project-osrm.org/route/v1/driving/
ルート検索キャッシュのクリア
GISナビゲータでキャッシュされたルート検索サーバーの応答をすべて削除します。
航空路計算の平均速度
直線航程線や飛行経路を計算する際には、 この平均速度を用いて経路の所要時間を算出します。
航空路の計算コスト
直線航程線や飛行経路を計算する際には、 計算した期間(最速ルート)または距離(最短ルート)をルートコストに使用します。