アルファベット順のコマンドリファレンス

$iter (num index)
[ユーザーマニュアル] > [その他の概念] > [SQLクエリ]を参照してください。
説明
詳細については、「その他の概念」 > 「SQLクエリ」を参照してください。
a <括弧なし>
説明
このコマンドは、forobjectlayerunder()やforobjecttreeunder()など特定のflexscriptコマンドの繰り返しにおいて、オブジェクトを参照するため使用されます。このコマンドには括弧は必要なく、C++でのみ使用できます。
forobjecttreeunder()を参照してください。
acos (num ratio)
廃止されました。Math.acos()を使用してください。
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.acos()を使用してください。

角度のarccosをラジアン単位で取得します。
activateview (obj viewnode)
説明
開発者向けです。このコマンドは、GUIウィンドウをアクティブにし、画面に表示します。ビューツリー内に格納されているウィンドウを、アクティブツリー内にビューのコピーを作成せずに開くには、このコマンドを使用します。これにより行われた直接的な変更は、ウィンドウを閉じた時に削除されず、ビューツリーに保存されます。通常、GUIウィンドウを開くにはcreateview()コマンドを使用します。既に開いているビューをアクティブ(上端の)ウィンドウにするにはmakeactive()を使用します。
activateview(views.find("standardviews/other/FindReplace"));

ビューツリー内のstandardviews/otherというフォルダに、FindReplaceという名前のノードを開きます。
activedocumentnode ()
現在アクティブなドキュメントウィンドウを取得する
説明
現在アクティブなドキュメントウィンドウを返します。アクティブなドキュメントウィンドウがタブ付きウィンドウの場合、アクティブなタブページのノードを返します。
treenode activedoc = activedocumentnode();
activedocumentview ()
現在アクティブなドキュメントウィンドウをHWNDとして取得する
説明
現在アクティブなドキュメントウィンドウをHWNDとして返します。ウィンドウに関連付けられているノードを取得するには、activedocumentnode()を使用します。
treenode activedoc = nodefromwindow(activedocumentview());
activeview ()
現在アクティブなウィンドウをHWNDとして取得する
説明
現在アクティブなウィンドウをHWNDとして返します。ウィンドウに関連付けられているノードを取得するには、nodefromwindow()を使用します。
treenode viewnode = nodefromwindow(activeview());
add (num value1, num value2)
廃止されました。+オペレーターを使用してください。
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに+オペレーターを使用してください。

value1をvalue2に加算します。value1+value2の数値演算式の結果が返されます。
double sum = add(1,2);
addbundleentry (node datanode[, field1val, field2val, ...])
バンドルに新しいエントリを追加する(0から開始)
説明
バンドルに新しいエントリを追加します(0から開始)。エントリを追加する前に、すべてのフィールドを追加する必要があります。オプションフィールドの値は、指定された順序でフィールドに追加されます。最大で29のフィールドの値を指定できます。これよりフィールドの多いバンドルについては、setbundlevalueを使用してください。
int lastentry = addbundleentry(x, time(), current.subnodes.length);
addbundlefield (node datanode, str fieldname, num type[, num maxstrsize])
バンドルにフィールドを追加する
説明
バンドルにフィールドを、与えられたフィールド名で追加します。追加されたフィールドのフィールドランク(0から開始)を返します。エントリを追加する前に、バンドルのすべてのフィールドを追加する必要があります。フィールドの種類はビット単位のフラグで、次のいずれかの値です。

BUNDLE_FIELD_TYPE_DOUBLE:64ビットの倍精度浮動小数点数を格納します。
BUNDLE_FIELD_TYPE_FLOAT:32ビットの浮動小数を格納します。
BUNDLE_FIELD_TYPE_INT:32ビットの整数を格納します。
BUNDLE_FIELD_TYPE_STR:文字列を格納します。使用する場合、文字列の最大サイズも定義します。これは各文字列エントリに割り当てられる容量です。maxstrsizeが指定されない場合、デフォルトは32バイトです。このフィールドは、最低でも指定された長さの文字列を格納でき、それより長い文字列は切り捨てられます。
BUNDLE_FIELD_TYPE_VARCHAR:文字列を格納します。このフィールドタイプでは、文字列の長さの制限はありません。文字列の長さが可変の場合、または文字列が頻繁に繰り返される場合、このフィールドタイプをお勧めします。
BUNDLE_FIELD_TYPE_NODEREF:ノードへの参照を格納します。
BUNDLE_FIELD_TYPE_BINARY:1または0を単一のビットとして格納します。ビットは32のブロック単位で割り当てられるため、1つのバイナリフィールドには32ビットが必要です。ただし、32のバイナリフィールドは1つのブロックを共有できます。

オプションとして、上記の値のどれでも(BUNDLE_FIELD_TYPE_BINARYを除く)BUNDLE_FIELD_INDEX_MAPとビット単位で組み合わせることができます。このタイプのフィールドに含まれるすべての値は、getbundleindexentries()を使用して迅速にルックアップ(O(log n))できるようインデックス付けされます。

オプションとして、BUNDLE_FIELD_TYPE_INT、BUNDLE_FIELD_TYPE_STR、BUNDLE_FIELD_TYPE_VARCHAR、またはBUNDLE_FIELD_TYPE_NODEREFをBUNDLE_FIELD_INDEX_HASHと組み合わせることができます。このタイプのフィールドに含まれるすべての値は、getbundleindexentries()を使用して迅速にルックアップ(O(1))できるようインデックス付けされます。このタイプのフィールドは、モデルの実行中にバンドルのサイズが変更することがほとんど、またはまったくない場合のみ使用することをお勧めします。

オプションとして、上記のどの値でも(BUNDLE_FIELD_TYPE_BINARYを除く)BUNDLE_FIELD_NULLABLEと組み合わせることができ、それによってフィールドにnull値を格納可能になります。フィールドにnull値が許可される場合、setbundlevalue()にnullバリアントを渡すことができ、getbundlevalue()からもnullバリアントが得られることがあります。
addbundlefield(x, "Object Name", BUNDLE_FIELD_TYPE_STR | BUNDLE_FIELD_NULLABLE, 64);
addcommand (obj codenode, str commandname, str description, str parameters, str example [, str cppprefix, str shortdescription])
説明
開発者向けです。現在利用可能なコマンドのリストにFlexscriptコマンドを追加します。新しいコマンドは、次にコンパイルを行うときまで利用可能です。エンドユーザーが独自のコマンドを作成するには、[ツール]|[ユーザーコマンド]メニューを使用できます。
addcommand(...)
addfullhistorymoverecord (num flowitemid, num time, obj origin, obj destination, num itemtype)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。移動テーブルに新しいエントリを追加します。このエントリは、全履歴が有効なときに記録されます。この新しいエントリは、flowitemidで識別されるフローアイテムが原点オブジェクトから目的地オブジェクトへ、指定した時間に移動したことを記録します。このエントリは、移動時点のフローアイテムのアイテムタイプが、3番目のパラメータとして渡されたitemtypeであることも記録します。ユーザーがこのコマンドを使用する必要があるのは非常に稀な状況のみです。
addfullhistorymoverecord(getnodenum(uniqueid(item)), time(), current, current.outObjects[1], item.type);
addfullhistorystaterecord (num time, num state, obj object)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。状態テーブルに新しいエントリを追加します。このエントリは、全履歴が有効なときに記録されます。この新しいエントリは、3番目のパラメータで渡された指定のオブジェクトが、最初のパラメータで入力された時間に、指定の状態に変化したことを記録します。このコマンドを呼び出す必要があるのは、setstate()以外のsoemコマンドでオブジェクトの状態が変化する場合のみです。
addfullhistorystaterecord(time(), STATE_IDLE, current);
addkinematic (node infonode, num x, num y, num z, num targetspeed, num acc, num dec, num startspeed, num endspeed, num starttime, num type )
キネマティクスの組に1つのキネマティクス演算を追加する
説明
キネマティクスの組に1つのキネマティクス演算を追加します。詳細については、キネマティクスのユーザーマニュアルのドキュメントを参照してください。
addkinematic(current.labels["kinematics"], 1, 0, 0, 5,0,0, 0,0, time(), KINEMATIC_TRAVEL);
addlabel (obj object, str labelname [, num/str value])
廃止、treenode.LabelNameを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.LabelNameまたはtreenode.labels.assert()を使用してください。

オブジェクトにラベルを追加します。
addsphere (obj object, num x, num y, num z, num radius)
説明
開発者向けです。指定されたオブジェクトに、そのオブジェクトに相対的なx、y、z位置で、指定された半径の衝突球を追加します。TaskExecutersでは、ユーザーが衝突球を追加し、オブジェクトの[パラメータ]ウィンドウから衝突球を描画できますが、他のオブジェクトに必要に応じて衝突球を追加し、描画するにはコマンドが必要です。
addsphere(Processor1, 2, -1.25, .75, 1);
addsystemcontrolleritem (obj systemcontroller, num productid, num linenum, num target, num starttime [, num newcolumn1, num newcolumn2, num newcolumn3, num newcolumn4])
Dynamoで使用
説明
Dynamoで使用します。モデルの実行時に、SystemControllerのスケジュールに新しいラインアイテムを追加します。テーブルに実際に新しい行が追加されるわけではありません。パラメータは、SystemControllerのスケジュールに必要なものと同じデータです。各newcolumnパラメータは、SystemControllerのスケジュールテーブルの各行に追加されている数値です。
addsystemcontrolleritem(current.centerObjects[1],0,1,1,0);
addtablecol (str/num/node table [, num column, num datatype])
廃止、Table.addCol()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.addCol()を使用してください。

テーブルに列を追加します。
addtablerow (str/num/node table [, num row, num datatype])
廃止、Table.addRow()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.addRow()を使用してください。

テーブルに行を追加します。
addtoeventtypelegend (str name, num parameter, num value, str legendname)
説明
eventtypeの凡例では、そのeventtypeで特定のパラメータに与えられた値と、文字列とを関連付けできます。「parameter」に負の数値を渡すと、パラメータの説明として、前に指定した文字列を追加できます。「parameter」が負の値で「value」が-1なら、その数値はノードへのポインターと見なされ、ノードのパスが文字列として表示されます。
addtoeventtypelegend(index,-1,-1,"resource: "); // p1について「resource: 」というテキストを表示し、オブジェクトのパスを表示する
addtoeventtypelegend(index,-2,0,"covermode: "); // p2について、「covermode: 」というテキストを表示する
addtoeventtypelegend(index,2,1,"YellowToGreen"); // p2について、値が1なら数値の1ではなく「YellowToGreen」と表示される
addtoeventtypelegend(index,2,2,"RedToGreen"); // p2について、値が2なら数値の2ではなく「RedToGreen」と表示される
addtoeventtypelegend(index,3,0,""); // p3について、0を空白にする
addtoeventtypelegend(index,4,0,""); // p4について、0を空白にする
addviewtext (node view, string text)
説明
開発者向けです。指定されたウィンドウにテキストを追加します。
addviewtext(sv(),"Hello")
agvaddlistener (obj agv, node listenernode, num flags[, ...])
説明
agvにイベントリスナーを追加する
agvaddlistener(agv, c, AGV_LISTEN_PRE_ARRIVAL);
agvinfo (obj agv, num what[, p1, p2, p3, p4])
説明
廃止されました。AGVクラスを使用してください。
パラメータに応じて、agvについての各種の情報を取得します。
AGV_CURRENT_CP - agvの現在のコントロールポイントを返します。
AGV_ORIGIN_CP - agvの元のコントロールポイントを返します。
AGV_INTERMEDIATE_DEST_CP - agvの中間目的地コントロールポイントを返します。
AGV_DEST_CP - AGV_INTERMEDIATE_DEST_CPと同じです。
AGV_FINAL_DEST_CP - agvの最終目的地のコントロールポイントを返します。
AGV_DEST - agvの目的地オブジェクトを返します。
AGV_BATTERY_LEVEL - agvの現在のバッテリーレベルをバッテリー容量のパーセンテージ(0~100)で返します。
AGV_AMP_HOURS - agvの現在のバッテリーレベルをアンペア時で返します。
AGV_START_RECHARGE - agvの再充電を開始します。最大容量まで再充電するため必要な時間を返します。
AGV_RECHARGE_TO_LEVEL - agvのバッテリーレベルをp1(0~100)に明示的に設定します。
AGV_ADD_ALLOC_POINT - 移動初期化トリガーから呼び出します。割り当てのコントロールポイント/コントロールエリアを手動で追加します。これらは、agvの現在の移動パスの一部として割り当てる必要がないコントロールポイント/コントロールエリアです。コントロールポイント/コントロールエリアはp1として渡され、どの距離で割り当てる必要があるかがp2として渡されます。このコマンドは、その割り当てを表すノードへの参照を返します。その割り当てポイントについてさらにデータを指定するには、AGV_SET_ALLOC_POINT_DEALLOC_DISTとAGV_SET_CAN_STOP_AT_ALLOC_POINTを使用します。
AGV_SET_ALLOC_POINT_DEALLOC_DIST - 追加された手動の割り当てポイントについて、agvがオブジェクトを割り当て解除できる移動距離を設定します。オブジェクトが正しく割り当て解除されるよう、割り当ての追加後にいずれかの時点でこのコマンドを呼び出します。p1はAGV_ADD_ALLOC_POINTにより返される割り当てポイントノードへの参照、p2は割り当て解除距離です。
AGV_SET_CAN_STOP_AT_ALLOC_POINT - agvが、手動で追加された割り当てポイントで停止可能かどうかを設定します。デフォルトはnoで、agvは停止距離では停止せず、オブジェクトの割り当てを試みる前に次の停止可能なポイントまで続行します。これを1に設定すると、agvは手動の割り当てポイントで停止し、先の割り当てを行います。p1はAGV_ADD_ALLOC_POINTにより返される割り当てポイントノードへの参照、p2は1または0です。
AGV_ATTACH_TRAILER - AGVに手動でトレーラーを追加します。p1は追加するオブジェクト、p2は適用するトレーラーギャップです。p3が1の場合はトレーラーがAGVの後ろ(AGVの末尾)に追加され、0の場合はトレーラーがAGVの前(AGVの先頭)に追加されます。p4が1の場合、オブジェクトがAGVから出るときにトレーラーが自動的にデタッチされ、0の場合、トレーラーのデタッチは手動で行います。
AGV_DETACH_TRAILER - AGVからトレーラーを手動でデタッチします。p1は、トレーラーとして追加されているオブジェクトです。
AGV_SPEED - agvの現在の速度を返します。
AGV_PROXIMITY_STATE - agvが累積パスの近接性によりブロックされている場合は1を、そうでない場合は0を返します。
AGV_ACCUM_AHEAD_AGV - 累積パスで、このagvの前に別のagvが存在する場合、そのagvを返します。
agvinfo(agv, AGV_DEST_CP);
agvreassigncp (obj agv, obj controlpoint)
説明
廃止されました。AGVクラスを使用してください。
指定されたコントロールポイントにagvを再割り当てします。
agvreassigncp(agv, controlpoint);
agvredirect (obj agv, obj object/controlpoint, num mode)
説明
廃止されました。AGVクラスを使用してください。
指定されたobject/controlpointにagvをリダイレクトします。modeは次のいずれかの値です。
REDIRECT_AND_WAIT - 到着前にリダイレクトされていない場合、agvはリダイレクトされるまで目的地で待機します。
REDIRECT_AS_FINAL - 目的地がagvの新しい最終目的地になります。REDIRECT_AND_CONTINUE_ON_ARRIVAL - agvは中間目的地に到着した後で、最終目的地に移動を続けます。
REDIRECT_AND_CONTINUE_ON_PRE_ARRIVAL - agvは中間目的地に事前に到着した後で、最終目的地に移動を続けます(減速して停止しません)。
agvredirect(agv, controlpoint, 1);
and (num/node condition1, num/node condition2)
廃止、&&オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに&&オペレーターを使用してください。
angle (num dx, num dy)
廃止、Math.atan2()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.atan2()を使用してください。

角度を度単位で返します。角度はベクトル(dx, dy)について、x軸の正方向から時計回りに計算されます。angle(dx, dy)を呼び出すのは、-Math.degrees(Math.atan2(dy, dx))を呼び出すのと同じです。
double myangle = angle(distx, disty)
anode (thing)
廃止、tonode()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtonode()を使用してください。

タイプをノードポインターとしてアサートします。
anode(so())
anum (thing)
廃止、tonum()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtonum()を使用してください。

タイプを数値としてアサートします。
anum(so())
apchar (str string)
文字列とchar*としてアサートする
説明
タイプをC形式の文字列(例:char*)としてアサートします。stringtopcharのエイリアスです。
apchar("hello")
applicationcommand (str name[, p1, p2, p3, ...])
説明
開発者向けです。名前で指定されたコマンドを実行します。このコマンドは、VIEW:/nodefunctions、MAIN:/project/exec/globals/nodefunctions、VIEW:/commands、最後にFlexSimエンジンの順で名前付きノードを検索します。切り替え済みノードが見つかった場合、そのノードのnodefunctionを呼び出し、最大10の数値パラメータを渡します。切り替えられていないノードが見つかった場合、そのノードのexecutefsnode()を呼び出し、n1をc、n2をi、n3をeventcodeとして渡します。
applicationcommand("outputconsole");
applyalleditstonodes ([obj view])
説明
開発者向けです。すべてのビュー編集を適用します。この動作はコンパイルまたは保存の前に行われます。
applyalleditstonodes
applyeditstonode (obj view, obj editednode)
説明
開発者向けです。ノードにビュー変更を適用します。この動作は通常はテーブルビューでのみ必要なもので、テーブルの現在アクティブなセル以外の場所をクリックするのと本質的に同じです。このコマンドはapplytoeditsの逆の動作を行います。
applyeditstonode(ownerview(c), current)
applyshapefactors (obj object)
すべての形状係数をオブジェクトに適用する
説明
このコマンドは、オブジェクトに形状係数が存在すれば、そのオブジェクトにすべての形状係数を適用します。
applyshapefactors(item);
applytoedits (obj view, obj editednode)
説明
開発者向けです。ノードがビューで選択されていれば、そのノードにプログラムによる変更を適用します。このコマンドは通常、テーブルビューでのみ必要になります。このコマンドはapplyeditstonode()の逆の動作を行います。
applytoedits(ownerview(c), current)
aptr (thing)
廃止、toptr()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtoptr()を使用してください。

タイプをポインターとしてアサートします。
aptr(so())
arraysize (var array)
廃止、array.lengthを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArray.lengthを使用してください。

配列の要素数を取得します。
asciistr (str string [, num index])
説明
このコマンドは、文字列の指定されたインデックス(0から開始)にある文字のascii値を返します。indexが指定されていない場合、文字列の最初の文字が使用されます。
asciistr("fred",1)は、「r」のascii値である114を返します。
asin (num ratio)
廃止、Math.asin()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.asin()を使用してください。

角度のarcsinをラジアン単位で取得します。
assertattribute (obj object, str attributename, num datatype)
廃止、Object.attrs.assert()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。Object.attrs.assert()を使用してください。

オブジェクトの属性attributenameへの参照を取得します。属性が存在しない場合は作成します。
assertlabel (obj object, str labelname, num datatype)
廃止、treenode.labels.assert()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.labels.assert()を使用してください。

ラベルlabelnameへの参照を取得します。ラベルが存在しない場合は作成します。
assertsubnode (node containernode, str name[, num datatype])
廃止、treenode.subnodes.assert()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.subnodes.assert()を使用してください。
assertvariable (obj object, str variablename, num datatype)
オブジェクトの変数variablenameへの参照を取得します。変数が存在しない場合は作成します。
説明
このコマンドは、与えられた名前の変数への参照を返します。変数が存在しない場合、定義されたデータタイプで作成されます。
treenode newvar = assertvariable(Model.find("/Processor1"),"MyVariable", DATATYPE_NUMBER);
atan (num ratio)
廃止、Math.atan()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.atan()を使用してください。

角度のarctanをラジアン単位で取得します。
atan2 (num dy, num dx)
廃止、Math.atan2()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.atan2()を使用してください。

att (obj object, num index)
廃止、getvarnode()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにvar()、var_s()、getvarnode()を使用してください。
att(current,1)
att_s (obj object, str name)
廃止、getvarnode()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにgetvarnode()を使用してください。

オブジェクトの属性ノードを名前で取得します。属性ノードは、オブジェクトの構造の「変数」ノード内に存在するものです。この関数は、オブジェクトの変数ノード内にある、nameで指定された名前のノードへのポインターを返します。このコマンドはvar_sに置き換えられました。
att_s(current,"myatt")
autoloadallmedia ([node thenode])
説明
開発者向けです。このコマンドは、現在のビュー、ライブラリ、モデルに必要なすべてのメディア(画像と形状)をロードします。画像は.bmpまたは.jpgグラフィックスファイルです。形状は.3dsまたは.wrlファイルです。このコマンドは、多くの画像や形状をロードする必要があると、完了に多少の時間を要することがあります。このコマンドは、C++では使用できません。
autoloadallmedia();

現在のモデルに必要なすべてのメディアを再ロードします。
autoloadimages ()
説明
開発者向けです。このコマンドは、現在のビュー、ライブラリ、モデルに必要なすべての画像をロードします。画像は.bmpまたは.jpgグラフィックスファイルです。このコマンドは、多くの画像をロードする必要があると、完了に多少の時間を要することがあります。このコマンドは、C++では使用できません。
autoloadimages();

現在のモデルに必要なすべての画像を再ロードします。
autoloadshapes ()
説明
開発者向けです。このコマンドは、現在のビュー、ライブラリ、モデルに必要なすべての3D形状をロードします。形状は.3dsまたは.wrlファイルです。このコマンドは、多くの形状をロードする必要があると、完了に多少の時間を要することがあります。このコマンドは、C++では使用できません。
autoloadshapes();

現在のモデルに必要なすべての形状を再ロードします。
autoloadsounds ()
説明
開発者向けです。このコマンドは、現在のビュー、ライブラリ、モデルに必要な、オブジェクトの「sound」属性で宣言されているすべてのサウンドをロードします。このコマンドは、多くのサウンドをロードする必要があると、完了に多少の時間を要することがあります。このコマンドは、C++では使用できません。
autoloadsounds();

現在のモデルに必要なすべてのサウンドを再ロードします。
avi (int cmd, str filename, num tex, num frame)
完全に実装されていない
説明
現在のところ完全に実装されていません。将来的に、3dオブジェクトのテクスチャとしてaviビデオが使用可能になる予定です。
aviadd (node viewnode)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに動画レコーダーを使用してください。
avifinish (node viewnode)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに動画レコーダーを使用してください。
avistart (str filename, node viewnode, num fps)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに動画レコーダーを使用してください。
backupfile (str filepath)
説明
開発者向けです。指定されたファイルの名前に!を追加し、ファイルをバックアップします。ファイルのコピーは行われないことに注意してください。ファイルを上書きする前に使用します。
backupfile(modeldir() + "mydocument.htm");
bcgetitemkinematics (obj basicconveyor, obj item, num kinematictype {0 - メインキネマティクス、1 - 時間に依存、2 - 搬送に依存})
廃止、レガシーコンベヤのサポートは終了
説明
廃止されました。レガシーコンベヤのサポートは終了しました。

このコマンドは、BasicConveyorオブジェクトと組み合わせて使用されます。

bcgetitemkinematicsコマンドは、BasicConveyorのフローアイテム移動に関連付けられている3つのキネマティクスのいずれかへの参照を取得するため使用されます。

0 = メインコンベヤ状態キネマティクス。これからキネマティクス情報を取得できますが、キネマティクスに追加や初期化の変更を加えることはできません。

1 = ユーザー定義可能なキネマティクスで、シミュレーション時間に依存します。

2 = ユーザー定義可能なキネマティクスで、コンベヤ上のフローアイテムの搬送位置に依存します。

2つのユーザー定義可能なキネマティクスは、ユーザーがコンベヤの長さに応じた移動に加え、カスタマイズされたキネマティクス動作をセットアップするため使用できます。bcgetitemkinematicsを使用して目的のキネマティクスノードへの参照を取得してから、標準のinitkinematics()およびaddkinematic()コマンドを通常に使用します。代替のinitkinematicsパラメータリストとして、initkinematics(node, x, y, z, rx, ry, rz, managerots, localcoords)を使用する必要があります。また、タイプ2の搬送依存のキネマティクスノードにキネマティクスを追加する場合、そのキネマティクス用の時間単位はどれも、実際のシミュレーションの時間単位には適用されないことに注意してください。代わりに、それらの時間単位は「搬送単位」と解釈されます。たとえば、速度5は時間単位当たり5単位とは解釈されず、搬送単位ごとに5単位と解釈されます。加速は時間あたりの距離の二乗ではなく、搬送単位ごとの距離の二乗です。開始時間はキネマティクスを開始する時間ではなく、コンベヤに沿った位置がキネマティクスを開始する時間です。例として、「start time」 5および「max speed」 0.5を使用して、搬送依存のキネマティクスノードに、y方向へ1単位移動するキネマティクスを追加したとします。搬送依存のキネマティクスでは、アイテムがコンベヤに沿って5単位に到達してから、y方向に移動を開始すると解釈されます。また、コンベヤの長さに沿って移動するすべての単位について、y方向に0.5単位移動します(搬送単位ごとに0.5 y単位)。このため、コンベヤに沿って7単位移動すると、yキネマティクスは終了します。アイテムが累積によって中間、たとえば搬送位置6でブロックされた場合、yキネマティクスも停止して、アイテムがコンベヤに沿った移動を再開するまではキネマティクスも再開されません。

ベーシックコンベヤオブジェクトの一般的な説明については、bcsetitemconveystateコマンドのドキュメントを参照してください。
treenode kin = bcgetitemkinematics(current, item, 2);
treenode kin2 = bcgetitemkinematics(current, item, 1);

initkinematics(kin, 0,0,0, 0,0,0, 0,0);
addkinematic(kin, 0,1,1,0.5,1,1,0,0, 5, KINEMATIC_TRAVEL);
initkinematics(kin2, 0,0,0, 0,0,0, 0,0);
addkinematic(kin2, 0,0,720,360,0,0,0,0, time()+5.0, KINEMATIC_ROTATE);
bcgetitemposition (obj basicconveyor, obj item)
廃止、レガシーコンベヤのサポートは終了
説明
廃止されました。レガシーコンベヤのサポートは終了しました。

このコマンドは、BasicConveyorオブジェクトと組み合わせて使用されます。

bcgetitempositionコマンドは、BasicConveyorオブジェクト上のアイテムの現在位置を返します。この位置は、コンベヤの長さに沿って、コンベヤの頭部から、フローアイテムでコンベヤの頭部から最も離れたエッジまで測定されます。

ベーシックコンベヤオブジェクトの一般的な説明については、bcsetitemconveystateコマンドのドキュメントを参照してください。
bcgetitemposition(current,current.first);
bcsetdirection (obj basicconveyor, num direction)
廃止、レガシーコンベヤのサポートは終了
説明
廃止されました。レガシーコンベヤのサポートは終了しました。

このコマンドは、BasicConveyorオブジェクトと組み合わせて使用されます。

bcsetdirectionコマンドは、コンベヤ上のすべてのフローアイテムを停止し、移動方向を1=順方向および0=逆方向に設定します。すべてのフローアイテムは、再度移動を開始する前にbcsetitemconveystate()コマンドで搬送状態をリセットする必要があります。次の例は、コンベヤを停止してから、すべてのフローアイテムを逆方向に速度1まで加速する方法を示しています。すべての追加アイテムキネマティクスは、方向の変更後もアクティブのままです。

ベーシックコンベヤオブジェクトの一般的な説明については、bcsetitemconveystateコマンドのドキュメントを参照してください。
bcsetdirection(so(),0);
for(int i = 1; i <= so().subnodes.length; i++)
{
treenode item = so().subnodes[i];
bcsetitemconveystate(so(), item, bcgetitemposition(so(), item), 0, 1, 0.2);
}
bcsetitemconveystate (obj basicconveyor, obj item, num startpoint, num startspeed, num targetspeed, num accdec)
廃止、レガシーコンベヤのサポートは終了
説明
廃止されました。レガシーコンベヤのサポートは終了しました。

このコマンドは、BasicConveyorオブジェクトと組み合わせて使用されます。

ベーシックコンベヤオブジェクトを使用すると、フローアイテムをどの時点、どの位置でもコンベヤの中に、またはコンベヤから外に移動できます。ベーシックコンベヤの各フローアイテムに独自のキネマティクスプロファイルを割り当ておよび再割り当てし、フローアイテムがコンベヤに沿ってどのように移動するかを定義できます。1つのフローアイテムが、コンベヤ上で停止または低速で移動している他のフローアイテムに追い付くと、そのフローアイテムの速度に合わせてただちに減速されます。フローアイテムはコンベヤに沿ってどちらの方向にも移動する可能性がありますが、特定の時点で見ると、すべてのフローアイテムが同じ方向に移動します。コンベヤの移動方向はbcsetdirection()コマンドで設定されます。フローアイテムがコンベヤの中に、またはコンベヤから外に移動するとき、コンベヤ上の他のフローアイテムはコンベヤ上で利用可能な空間が増加または減少したことを認識し、自然に集積を行います。フローアイテムがコンベヤに進入した後で、receiveitem()コマンドで間接的に、またはmoveobject()コマンドで直接的に、フローアイテムの初期キネマティクスプロファイルを定義する必要があります。このプロファイルはフローアイテムの「搬送状態」と呼ばれ、bcsetitemconveystate()コマンドで設定されます。フローアイテムの搬送状態は、必要に応じて何回でも設定できます。フローアイテムの搬送状態を定義するため使用されるパラメータの定義は次のとおりです。

basicconveyor = コンベヤへの参照。

item = フローアイテムへの参照。

startpoint = フローアイテムの開始位置。コンベヤの先頭から、コンベヤの長さ方向に沿って、コンベヤの頭から最も離れたフローアイテムのエッジまで測定されます(コンベヤの方向が順方向なら前縁、逆方向なら後縁)。

startspeed = フローアイテムの移動開始時の速度。

targetspeed = フローアイテムが到達を試みる目標速度。targetspeedがstartspeedよりも大きい場合、フローアイテムは目標速度まで加速します。そうでない場合、目標速度まで減速します。startspeedとtargetspeedが両方とも0に設定されている場合、フローアイテムはstartpointのまま移動しません。

accdec = 時間の経過とともに目標速度に到達するため使用される、加速度または減速度。値が0なら、無限大の加速度/減速度を意味します。言い換えれば、フローアイテムは一瞬でtargetspeedに達します。

フローアイテムは、コンベヤの終端に到達する、別のフローアイテムに衝突する、または搬送状態が再度変更されるまでコンベヤに沿って移動を続けるため、目的地や終端速度は必要ありません。ベーシックコンベヤでは、長さ方向に沿って複数の「決定点」を定義できます。これらのトリガーポイントは、フローアイテムの搬送状態を更新するため便利な場所です。フローアイテムには、bcsetitemconveystate()コマンドで割り当てられたメイン搬送状態キネマティクスに加え、2つの別のキネマティクス構造が関連付けられており、コンベヤに沿った移動の動作だけでなく、カスタムのキネマティクス動作(平行移動または回転)も適用できます。キネマティクス構造の1つはシミュレーションの時間単位に基づいており、もう1つはコンベヤの長さ方向に沿った距離単位に基づいています。これらのキネマティクス構造にアクセスするには、bcgetitemkinematics()コマンドを使用してからinitkinematics()およびaddkinematic()コマンドを使用して、必要なカスタムキネマティクス動作を作成します。詳細については、bcgetitemkinematics()コマンドのドキュメントを参照してください。
bcsetitemconveystate(current, item, position, 0, 60, 0);
beginaggregatedundo (obj view, str description)
説明
指定されたビューについて、集計された元に戻すレコードを開始します。このコマンドが実行されてから、次にendaggregatedundo()コマンドまでに実行された、元に戻せるコマンドはすべて、単一の元に戻せる操作としてカプセル化されます。作成されたレコードのidを返します。詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
int id = beginaggregatedundo(c.find("@/TheTable"),"Name Change");
beginignoreundo ()
説明
beginaggregatedundo()およびendaggregatedundo()と組み合わせて使用します。beginignoreundo()とendignoreundo()の間に呼び出されたコマンドは、集計された元に戻すレコードに、元に戻せるコマンドとして追加されません。詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
beginignoreundo();
bernoulli (num prob, num succeed-value, num fail-value[, num stream])
与えられた確率に基づいて、2つの可能な値のいずれかを返す
説明
bernoulli( p, a, b, stream )は離散確率分布です。

入力:
pは、aが返される確率です。ここでp∈ ( 0, 100 )
100 −pは、bが返される確率です。
a∈ ( - ∞, ∞ )
b∈ ( - ∞, ∞ )
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}の1つへの参照です。

出力:
範囲 = { a , b }
平均値 = ( ap + b(100−p) ) 100
分散 = (p100)(1 −p100) a=1かつb=0の場合

可能な用途:
合格/失格テストなど、2つの結果が存在し得るランダムな状況をモデル化するため使用されます。bernoulliコマンドをネストして、2つより多くの値を生成できますが、その場合は経験的分布を使用する方が適切です。

コメント:
bernoulli(p, 1, 0)とbinomial(1, p)の分布は同一です。
treenode curoperator = current.centerObjects[bernoulli(90,1,2,1)];

この例のbernoulliコマンドは、乱数ストリーム1を使用して90%の確率で1を、それ以外は2を返します。centerObject参照の中で使用され、curoperatorは90%の確率でcurrentオブジェクトのセンターポート1に接続されたオブジェクトを、残りの確率でセンターポート2に接続されたオブジェクトを参照します。
beta (num min, num max, num shape1, num shape2[, num stream])
ベータ分布からランダムなサンプルを返す
説明
beta( a, b, α1, α2, stream )は有界の連続した確率分布です。

入力:
aは下限パラメータ ∈ ( - ∞, ∞ )
bは上限パラメータ( b > a )
α1は1番目の形状パラメータ( 0, ∞ )
α2は2番目の形状パラメータ( 0, ∞ )
streamはFlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}の1つへの参照

出力:
範囲 = ( a , b )
平均値 = a + α1(ba) (α1 + α2)
分散 = α1α2(ba (α1 + α2)²(α1 + α2 + 1)

確率密度関数:



可能な用途:
ベータ分布は多くの場合、実際のデータが存在しない場合にタスクの期間をモデル化するため使用されます。この分布は必ず最小値と最大値の間に収まり、使用される2つの形状パラメータによって多くの異なる確率密度形状が得られるためです。ほとんどの現実世界でのタスク期間について、密度の形状は左側よりも右側のテールが長くなるため、平均値μとモード(ほとんどの場合は値)mが判明していれば、次の式を使用して適切な形状パラメータを逆計算できます。

α1 ≅ ( μa)(2mab) (mμ)(ba)

α2α1(bμ) (μa)

コメント:
beta( a, b, 1, 1)とuniform( a, b)の分布は同一です。
密度は(a + b) 2に対して対称です(α1 = α2のとき)。
α2 > α1 > 1のときは、密度に突出部があり、右側のテールが長くなります。
α1 = α2 > 1のとき、平均値とモードは等しくなります。
double ptime = beta(8, 12, 1.3, 3, 5);

変数ptime variableはベータ分布と等しい値に設定され、最小値は8、最大値は12で、α1α2にはそれぞれ形状係数1.3と3が使用されます。分布から変量を生成するため、FlexSimの5番目の乱数ストリームが使用されます。分布密度には突出部の曲線があり、右側のテールが長くなります。
bindtexture (num textureid)
説明
この関数は、OpenGL呼び出しシーケンスで使用されます。シーンを描画するためOpenGLコマンドが使用されるとき、このコマンドはFlexSimにロードされるテクスチャをインデックスtextureidとバインドします。バインドされたテクスチャは、以後に描画されるポリゴンをレンダリングするため使用されます。テクスチャマッピングは、画像(またはテクスチャ)から、ポリゴンや他のグラフィックスプリミティブの表面への適用(またはマッピング)です。
bindtexture(10)

以後のポリゴンをレンダリングするため、インデックス番号10のロード済みテクスチャを使用します。
binomial (num trials, num prob[, num stream])
二項分布からランダムなサンプルを返す
説明
binomial( t, p, stream )は離散確率分布で、t回の独立したベルヌーイ試行を、試行ごとの成功確率pで行った場合の成功回数を表すために使用されます。

入力:
tは独立した試行の回数{ 1, 2, ..., ∞ }
pは各試行の成功確率(0, 100)
streamは、FlexSimの乱数ストリームの1つへの参照{0,1,2,...}

出力:
範囲 = { 0, 1, 2, ..., t }
平均値 = tp 100
分散 = t ( p 100 )( 1 −p 100 )

可能な用途:
二項分布は、サイズtのバッチに含まれる不良部品の数、ランダムなサイズのグループに含まれる実際の人数、在庫から発注されたアイテムの数などをモデル化するために便利です。

コメント:
binomial(1, p )とbernoulli( p, 1, 0 )分布は同一です。
binomial( t, p )分布は、p = 50%のとき対称形になります。
int fparts = binomial(item.batchsize, 10, 5);

「batchsize」という名前のフローアイテムのラベルに定義されているバッチ数量内の部品の不良率が10%として、不良部品の数が変数fpartsに書き込まれます。分布から変量を生成するため、FlexSimの5番目の乱数ストリームが使用されます。
bitwiseand (num a, num b)
廃止、&オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに&オペレーターを使用してください。

2つの32ビット整数値のビット単位AND演算の結果を返します。
int bwa = bitwiseand(0x460, 0x040);
この例は、bwaを値0x020に設定します。
bitwisenot (num a)
廃止、~オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに~オペレーターを使用してください。

32ビット整数値のビット単位NOTの結果を返します。
int bwn = bitwisenot(0x0);
この例は、bwnを値0xffffffffに設定します。
bitwiseor (num a, num b)
廃止、|オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに|オペレーターを使用してください。

32ビット整数値のビット単位ORの結果を返します。
int bwa = bitwiseand(0x15, 0x01);
この例は、bwoを値0x15に設定します。
bitwisexor (num a, num b)
廃止、^オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに^オペレーターを使用してください。

32ビット整数値のビット単位XORの結果を返します。
int bwxo = bitwisexor(0x15, 0x01);
この例は、bwxo を値0x14に設定します。
break
説明
switchステートメント{}のループまたはcaseを抜け出す
break;
buildall ()
説明
開発者向けです。このコマンドは、Flexscriptノードとして割り当てられているツリー内のすべてのノードについて、Flexscriptツリーを構築します。Flexscriptノードを実行する前に、Flexscriptツリーを作成する必要があります。このオプションは、メインメニューの[構築]->[すべてのFlexScriptを構築]で使用できます。モデルのどこかにFlexscriptが記述されている場合、そのモデルを実行する前にこの操作を行う必要があります。また、GUIに変更を加えた後もこの操作を行います。
buildall();

ツリー内のすべてのFlexscriptノードにFlexscriptツリーを構築します。
buildnodeflexscript (node codenode)
説明
開発者向けです。このコマンドは、ノードとして指定されたノードがFlexscriptノードとして割り当てられているなら、そのノード用のFlexscriptツリーを構築します。Flexscriptノードを実行する前に、Flexscriptツリーを作成する必要があります。
buildnodeflexscript(Table("mytable").cell(1,2));

「mytable」という名前のGlobalTableの行1、列2にあるノードがFlexscriptノードなら、そのノード用のFlexscriptツリーを構築します。
c <括弧なし>
説明
このコマンドは、関数の実行中にアクティブノードを参照するため使用されます。関数がnodefunction()を使用して呼び出された場合、cは関数が書き込まれているノードへの参照を返します。関数がイベント関数なら、cはイベントを含むオブジェクトへの参照を返します。
treenode current = ownerobject(c);
calculateconfidence (num stddev, num nrofdatapoints, num confidence)
説明
開発者向けです。与えられたデータポイントの標準偏差と数について、信頼区間を計算します。戻り値は、サンプルの平均値から、区間の片端までの距離です。信頼区間の計算にt分布を使用します。信頼度の値は90、95、99のいずれかです。実験ツールで、各シナリオのパフォーマンス指標の平均値について信頼区間を計算するために使用されます。
calculateconfidence(5.82, nrofsamples, 90)
callwebscriptmethod (obj view, str domid, str methodname, int type [, num/str data ...])
説明
HTMLビューのHTMLドキュメントに含まれるDOM要素のメソッドを呼び出します。メソッドに渡すパラメータのデータタイプを定義する必要があります。次のタイプを使用できます。
CWSM_DOUBLE
CWSM_STRING
CWSM_NODE
CWSM_BUNDLE
CWSM_BUNDLE_HEADER
CWSM_BUNDLE_DATA
CWSM_JSON
メソッドに渡す最後のパラメータはCWSM_ENDの必要があります。
CWSM_JSONタイプを使用する場合、json文字列は「json:」で始まる必要があります。たとえば、「json:{"title":"My Title"}」のようにします。
callwebscriptmethod(view, "chart", "updateData", CWSM_DOUBLE, time(), CWSM_NODE, getvarnode(current, "data"), CWSM_STRING, "My Title", CWSM_END);
この例は、id「chart」を持つ要素のupdateDataというメソッドを呼び出します。
case value:
説明
switchステートメント{}のcaseの1つ。
case 5: { msg("case statement",""); }
cauchy (num location, num scale[, num stream])
コーシー分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、コーシー分布から連続的なランダム変量を生成します。
cdir ()
説明
FlexSimのインストールディレクトリのパスを文字列として返します。
string userpath = cdir(); 標準のインストールなら、C:\Program Files\Flexsim3\を返します。
ceil (num num)
廃止、Math.ceil()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.ceil()を使用してください。

numよりも小さくない、最小の整数値を返します。
cell (node table, num col, num row)
廃止、Table.cell()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.cell()を使用してください。
cellrc (obj object, num row, num col)
廃止、Table.cell()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.cell()を使用してください。

テーブルのセルへの参照を取得します。
double val = getnodenum(cellrc(reftable("MyTable"),2,3));
cellrowcolumn (node table, num row, num col)
廃止、Tableクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTableクラスを使用してください。
cempirical (str/node/num table[, num stream])
連続的な経験的分布からランダムなサンプルを返す
説明
連続的な経験的分布で、割合と値は指定の表で定義されます。

経験的分布は、ユーザーにより作成されたテーブルを参照し、このテーブルには値のリストと、それぞれの値に関連付けられた確率の割合が含まれています。確率の割合はテーブルの行1から開始される列1に、関連付けられている値は列2に入力する必要があります。テーブルには必要なだけ多くの値を定義でき、行数に制限はありません。割合には0~100の数値を入力し、合計は100%になるようにします。100%にならない場合、累積の割合が100を超えた後に定義される数値は決して返されません。

FlexSimには、テーブルで定義された経験的分布からランダムなバリアントを生成するため使用できるコマンドが3つあります。その3つのコマンドは、dempirical()、empirical()、およびcempirical()です。最初のコマンドは離散分布で、テーブルにリストされている明示的な値を返します。次の2つは有界の連続分布で、ある範囲内の連続した数値を返します。連続分布の場合、表の隣接する2つの値の間で値の補間が行われるため、列2の値は昇順にする必要があります。

テーブルに4つの行と2つの列があると想定します。列1は割合を表し、10、20、30、40で、合計は100%です。列2は値0.1、0.2、0.3、0.4です。離散的な経験的分布のコマンドと、2つの連続的な経験的分布のコマンドの違いについて考えてみます。離散的なコマンドでは、テーブルの列2に入力された値と正確に一致するランダムな変量のみが生成されます。連続的なコマンドでは、テーブルの列2で2つの隣接する数値の間で均等に分布する実数が、ランダムな変量として生成されます。2つの連続的なコマンドの間の相違は、均等な範囲の境界がどのように定義されるかです。

コマンドdempirical("mytable")は、サンプルのセットが非常に大きいと仮定して、サンプルの10%について数値0.1を、20%について0.2を、30%について0.3を、40%について0.4を返します。

コマンドempirical("mytable")は、サンプルの10%について0.1と0.2の間、20%について0.2と0.3の間、30%について0.3と0.4の間、40%について0.4と0.4の間で、それぞれ均等に分布する数値を返します。最後の40%を0.4ではなく、0.4と0.5の間の値にするには、5番目の行を追加し、列1に値0、列2に0.5(または希望する上限)を指定します。

コマンドcempirical("mytable")は、サンプルの10%について0.0と0.1の間、20%について0.1と0.2の間、30%について0.2と0.3の間、40%について0.3と0.4の間で、それぞれ均等に分布する数値を返します。最初の10%について0.0以外の下限を定義するには、行の先頭に行(行1)を追加し、列1に値0、列2に0.05(または希望する下限)を指定します。

3つの分布関数のそれぞれについて、可能な戻り値(「x」)の要約を表形式で次に示します。



「ダミーの」最初の行を追加し、cempirical()が0.0の代わりに0.05から始まるようにする例を次に示します(行1の割合は0%であることに注意してください)。



「ダミーの」最後の行を追加し、empirical()が最後の値を含むそれぞれの値の間の範囲を使用するようにする例を次に示します(最後の行の割合はどのような数値でもかまいません。前の行までで既に割合の合計が100%に達しているので、この割合は無視されます)。



ExpertFitを使用してデータに一致する経験的分布を判定するときは、データが整数として定義されているならExpertFitはdempirical()で使用するようデータを適合させ、データが実数として定義されているならempirical()で使用するようデータを適合させることに注意してください。データセットが実数で構成される場合、ExpertFitは最後の値について、最後の1つ前の値と同じ割合を表示しますが、最後の1つ前のエントリで確率の合計が100%に達していることが分かります。
cempirical("mytable", 5);

「mytable」という名前のグローバルテーブルで定義されている連続的な経験的分布から、乱数ストリーム5を使用して、ランダムな変量を返します。

cempirical(current.labels["ptime"] 5);

currentオブジェクトの「ptime」という名前のラベルで定義されるノードテーブルで定義されている、連続的な経験的分布から、乱数ストリーム5を使用してランダムな変量を返します。
centerobject (obj object, num centerportnum)
廃止、Object.centerObjects[]を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.centerObjects[]を使用してください。

オブジェクトのセンターポートに接続されているオブジェクトを参照します。
changeconveyorspeed (obj conveyor, num newspeed )
廃止、conveyor.targetSpeedを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。レガシーコンベヤのサポートは終了しました。代わりにConveyor.targetSpeedを使用してください。

コンベヤの速度をnewspeedに変更します。
changeconveyorspeed(current, 4);
この例は、コンベヤの速度を4に変更します。
changedisplay (num width, num height, num depth, num fullscreen, num test)
解像度を変更する
説明
解像度を変更します。
changedisplay(1024,768,0,0,0)
changetask (obj tasksequence, num taskrank, num type [, obj involved1, obj involved2 , num var1, num var2, num var3, num var4] )
タスクシーケンスのタスクを動的に変更する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、TaskSequenceおよびTaskSequence.Taskのクラスメソッドとプロパティを使用してください。このコマンドを使用して、タスクを動的に変更できます。たとえば、オペレーターがオブジェクトAの代わりにオブジェクトBに移動するよう変更が必要で、そのオペレーターがオブジェクトAに移動するタスクが既に作成済みの場合、このコマンドを使用してタスクを変更できます。

最初のパラメータ(tasksequence)は、タスクを含むタスクシーケンスを指定します。2番目のパラメータ(taskrank)は、タスクシーケンス内でのタスクのランクを指定します。他のすべてのパラメータはinserttaskコマンドと同じです。

このコマンドは、そのタスクがタスクシーケンス内で現在アクティブなタスクでないときのみ実行できます。
changetask(gettasksequence(current, 0), 4, TASKTYPE_TRAVEL, current.centerObjects[5]);

この例は、currentオブジェクトのアクティブなタスクシーケンスに含まれる4番目のタスクを、currentオブジェクトの5番目のセンターポートに接続されたオブジェクトに移動する移動タスクに変更します。
checkdllconnection (node dllnode, num force)
ノードがdll関数と正しく接続されていれば、1を返す
説明
ノードがdll関数と正しく接続されていれば、1を返します。それ以外の場合は0を返します。forceが1なら、ノードが接続されていない場合はdll関数へのバインドを試み、成功すれば1を、失敗すれば0を返します。ノードはDLLに切り替えられており、dllへのパスと関数名を指定する正しいデータが存在する必要があります。
if(!checkdllconnection(getvarnode(current, "exittrigger"), 1)) msg("DLL Error","Error connecting to dll.")

オブジェクトのexit triggerノードとdll関数との接続を試み、失敗した場合はメッセージを表示します。
checkforexistingview (obj view [, num mode])
説明
開発者向けです。このウィンドウと一致する、現在アクティブなウィンドウが存在するかどうかをチェックします。
アクティブなビューノード内にある各ウィンドウの名前の先頭を、指定されたビューの名前の先頭と比較します。
名前の先頭とともに、それぞれのobjectfocusも比較します。
modeが指定され、0以外の場合、objectfocusの代わりにviewfocusを比較します。
checkforexistingview(c)
classobject (obj object)
インスタンスのクラスオブジェクトを返す
説明
インスタンスのクラスオブジェクトを返します。
if(classobject(current) == library().find("?Processor"))
{
pt("Processor1 is an instance of the Processor class.");pr();
}

currentがProcessorなら、出力コンソールにメッセージを表示します。
cleannodeflexscript (node startnode)
説明
開発者向けです。このコマンドは、指定されたノードから始めて、Flexscriptツリーを再帰的に削除します。
cleannodeflexscript(model());

モデル内のすべてのFlexscriptノードを削除します。
clearbundle (node datanode[, num resetflags = 0])
すべてのバンドルデータをクリアする
説明
datanodeに関連付けられているバンドルデータをクリアします。これにより、バンドルのすべてのエントリと、すべてのフィールドがクリアされます。resetflagsは、バンドルの初期化に使用されるflagsのビット単位マスクです。有効な値は次のとおりです。
BUNDLE_FLAG_UNPAGED = 0x1 - バンドルのエントリは、ページなしの連続的なメモリブロックに格納されます。
BUNDLE_FLAG_IR_OPT = 0x10 - バンドルの中間に行を挿入/削除するときのパフォーマンス向上のため、追加メモリ(行ごとに32ビット)が使用されます。
clearbundle(x);
clearconsole ()
出力コンソールをクリアする
説明
このコマンドは、出力コンソールが開いているなら、クリアします。出力コンソールは、pt()、pf()、pr()コマンドの出力が表示される場所です。
if (v_printerror == 1)
{
clearconsole();
pt("An Error occurred");
}

出力コンソールをクリアし、変数printerrorが1の場合は簡単なエラーメッセージを表示します。
clearcontents (node thenode)
廃止、treenode.subnodes.clear()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.subnodes.clear()を使用してください。

ノードの下にあるすべてのオブジェクト/ノードを破棄します。
clearfullhistory (int resetuniqueid)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。全履歴システムにより収集されたすべてのデータを削除します。resetuniqueidが1なら、このコマンドが呼び出された後で作成されるフローアイテムの固有IDは、また1から始まります。このパラメータは通常は0で、以前のフローアイテムと新しいフローアイテムの混同がないよう、番号付けがリセットされずに続けられます。
clearfullhistory(0);
clearglobaltable (str/node/num table)
廃止、Tableクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTableクラスを使用してください。
clearundohistory ([obj view])
説明
指定されたviewのundohistoryにある、すべての元に戻すレコードを削除します。ビューが指定されない場合、3Dおよびツリーウィンドウで使用されるグローバルな元に戻す履歴がクリアされます。
clearundohistory(view);
clickcode ()
説明
開発者向けです。ビューのクリックのタイプを返します。OnClickイベントで使用されます。

DOUBLE_CLICKは1を返します。
LEFT_PRESSは2を返します。
LEFT_RELEASEは3を返します。
RIGHT_PRESSは4を返します。
RIGHT_RELEASEは5を返します。
if(clickcode()==2)
{
pt("Clicked!!");pr();
}

マウスの左ボタンが押されたとき、出力コンソールに「Clicked!!」という文を表示します。
clientclose (num socket)
クライアントソケットを閉じる
説明
このコマンドは、socketで指定されたクライアントソケットを閉じます。
clientcreate()の後、いずれかの時点で呼び出す必要があります。ソケットが閉じると、読み取りや書き込みは一切できなくなります。
ソケット番号は、後でclientcreate()を呼び出すときに再利用できます。この関数は、ソケットが正常に閉じられた場合に真を返します。
clientclose(1);
clientconnect (num socket, str hostname, num port)
クライアントソケットへの接続を試みる
説明
このコマンドは、socketにより指定されたソケットから、hostnameの名前を持つマシンで実行中の、指定されたポートをリッスンしているサーバーへ接続を試みます。

socketとして渡される数値は、clientcreate()により以前に返された数値です。hostnameとして渡される文字列は、コンピュータの名前(クライアントと同じネットワークに存在する場合)またはIPアドレスです。このコマンドは、clientcreate()呼び出しが成功した後で使用します。ソケットが接続できなかった場合はソケットが閉じ、clientcreate()を再度呼び出して開く必要があります。この関数は、ソケットが正常に接続された場合に真を返します。
clientconnect(1,"localhost",1880);
clientcreate ()
TCP/IPプロトコルで新規クライアントソケットを作成する
説明
このコマンドは、TCP/IPプロトコルで通信を行うように設定された、新しいクライアントソケットを作成します。FlexSimは、同時に50までのクライアントソケットを作成できます。

各クライアントは、別のサーバーに接続できます。この関数は数値を返し、モデルは作成されたソケットを参照するために数値を保存する必要があります。

エラーが発生した場合、この関数は0を返します。
int socknum = clientcreate();
clientreceive (num socket, str buffer, num buffersize, num noblock[1/0])
ソケットへ送信されたデータを受信する
説明
このコマンドは、socketで指定されるソケットに送信されたデータを受信します。socketの値は、clientcreate()により返された数値です。このコマンドは、flexscriptとc++で動作が異なります。c++では、bufferはchar*デスティネーションへの有効なポインターの必要があり、読み取られたバイトはこのバッファにコピーされます。戻り値は、受信した合計バイト数です。クライアントのメッセージから最大でbufsizeまでのバイトが読み取られ、bufという名前の事前に割り当てられた文字配列に格納されます。これに対してflexscriptでは、bufferにNULLを渡し、戻り値は受信された実際の文字列です。noblocking = 1のとき、このコマンドはFlexSimプログラムの実行をブロックしません。noblocking = 0のとき、クライアントから何かが受信されるまでFlexSimプログラムの実行はブロック(フリーズ)されます。
c++: int bytes = clientreceive(1,Buf,15,0);
flexscript: string readstr = clientreceive(1, NULL, 15, 0);
clientsend (num socket, str message[, num charlength])
ソケットからメッセージを送信する
説明
このコマンドは、socketで指定されるソケットからメッセージを送信します。socketとして渡される数値は、clientcreate()により返された数値です。charlengthは渡される文字列の長さで、通常は省略可能です。送信される文字列にNULL文字が含まれている場合のみ必須となります。
clientsend(1,"REQ:service");
closeallip (obj object)
オブジェクトのすべての入力ポートを閉じる
説明
オブジェクトのすべての入力ポートを閉じます。オブジェクトのすべての入力ポートを閉じると、オブジェクトへの進入がブロックされます。モデラーは、流体オブジェクトを操作するときのみこのコマンドを使用します。離散オブジェクトの内部動作はポートの開閉をコントロールするため、このコマンドはオーバーライドされることがあります。離散オブジェクトの場合、モデラーはcloseinput()およびstopinput()で参照されます。
closeallip(current)
closeallop (obj object)
オブジェクトのすべての出力ポートを閉じる
説明
オブジェクトのすべての出力ポートを閉じます。オブジェクトのすべての出力ポートを閉じると、オブジェクトからの退出がブロックされます。モデラーは、流体オブジェクトを操作するときのみこのコマンドを使用します。離散オブジェクトの内部動作はポートの開閉をコントロールするため、このコマンドはオーバーライドされることがあります。離散オブジェクトの場合、モデラーはcloseoutput()およびstopoutput()で参照されます。
closeallop(current)
closeinput (obj object)
廃止、Object.input.close()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.input.close()を使用してください。

このコマンドは、オブジェクトの入力をブロックします。エントリをブロックするには、入力ポート自体、または一般的な入力のみを閉じる必要があります。ポート接続がビューウィンドウに十分なサイズで表示されているとき、オブジェクトの入力ポート(正方形)すべてにわたって小さな赤色のバーが描画され、入力ポートがブロックされていることを示します。個別のポートを開くことはでき、開いているポートは緑色で表示されますが、赤いバーのためにオブジェクトへの進入はブロックされます。このコマンドをstopinput()と比較してください。
if (current.subnodes.length == getvarnum(current,"maxcontent")
closeinput(current);

current内のオブジェクトが多すぎる場合、currentの入力ポートをブロックします。
closeip (obj object, num inputportnum)
オブジェクトの1つの入力ポートを閉じる
説明
オブジェクトのinputportnumだけを閉じます。オブジェクトの入力ポートを閉じると、そのポートからオブジェクトへの進入がブロックされます。モデラーは、流体オブジェクトを操作するときのみこのコマンドを使用します。離散オブジェクトの内部動作はポートの開閉をコントロールするため、このコマンドはオーバーライドされることがあります。離散オブジェクトの場合、モデラーはcloseinput()およびstopinput()で参照されます。
closeip(current,1)
closenodeedge (obj object, num edgenum)
ネットワークノードのエッジへのエントリを閉じる
説明
ネットワークノードの指定されたエッジ番号へのエントリを閉じます。
エッジの色がオレンジに変わり、閉じたことを示します。
エッジが開いている/閉じているのステータスは、移動者が
ノードから次のノードへ移動するときのみチェックされます(オフセットからノードに進入するときではなく)。
closenodeedge(current.centerObjects[1], 3);
closeop (obj object, num outputportnum)
オブジェクトの1つの出力ポートを閉じる
説明
オブジェクトのoutputportnumだけを閉じます。オブジェクトの出力ポートを閉じると、オブジェクトからそのポートへの退出がブロックされます。モデラーは、流体オブジェクトを操作するときのみこのコマンドを使用します。離散オブジェクトの内部動作はポートの開閉をコントロールするため、このコマンドはオーバーライドされることがあります。離散オブジェクトの場合、モデラーはcloseoutput()およびstopoutput()で参照されます。
closeop(current,1)
closeoutput (obj object)
廃止、Object.output.close()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.output.close()を使用してください。

このコマンドは、オブジェクトの出力をブロックします。出口をブロックするには、出力ポート自体、または一般的な出力のみを閉じる必要があります。ポート接続がビューウィンドウに十分なサイズで表示されているとき、オブジェクトの出力ポート(正方形)すべてにわたって小さな赤色のバーが描画され、出力ポートがブロックされていることを示します。個別のポートを開くことはでき、開いているポートは緑色で表示されますが、赤いバーのためにオブジェクトからの出口はブロックされます。このコマンドをstopoutput()と比較してください。
if (current.subnodes.length == current.mincontent)
closeoutput(current);

current内のオブジェクトが少なすぎる場合、currentの出力ポートをブロックします。
closeview (node viewnode)
説明
開発者向けです。このコマンドは、viewnodeに指定されたビューを閉じます。viewnodeがビューウィンドウやGUIでない場合、このコマンドは何もしません。ただし、ビューはアクティブなビューのフォルダから削除されません。削除するにはdestroyobject()を使用します。
treenode activewindows = views().find("active");
while (activewindows.subnodes.length != 0)
{
closeview(activewindows.first);
}

ビューツリーのアクティブノード内にあるすべてのウィンドウを閉じます。通常はこれで、現在開いているすべてのウィンドウが閉じます。
cm (num centimeters)
センチメートル単位の数値をメートル単位の数値に変換する
説明
指定されたセンチメートル単位の数値に対応する、メートル単位の数値を返します。
cm(3)
cmdcompile ()
説明
開発者向けです。

プロジェクトをコンパイルします。
cmdcompile()
cmddelete (node thenode)
説明
開発者向けです。destroyobject()を使用してください。

thenodeを削除します。
cmddelete(model().subnodes[4]))
cmdexit ()
説明
開発者向けです。

FlexSimを閉じます。
cmdexit()
cmdloadbyextension (str filename, num silent)
説明
開発者向けです。

名前と拡張子により指定されるファイルをロードします。次のファイルが認識されます:プロジェクト(fsp)、セッション(fss)、モデル(fsm)、ビューレイアウト(fsv)。silentが0なら、ユーザーは開くファイルが正しいことを確認するよう求められます。
cmdloadbyextension("c:/mysession.fss",0)
cmdloadsession (str filename)
説明
開発者向けです。

名前で指定されたセッションをロードします。
cmdloadsession("c:/mysession.fss")
cmdloadtree (obj desttree, str filename [, num nobuild])
説明
開発者向けです。

ファイルパスで指定されたツリーをdesttreeにロードします。デフォルトでは、ロード後にすべてのflexscriptが構築されます。nobuildが1なら、flexscriptは構築されません。flexscriptとして切り替えられるスクリプトノードからこのコマンドを実行する場合、nobuildに1を設定します。これを行わない場合、スクリプトは正常に終了しません。
cmdloadtree(node("MAIN:/project/model/2"),"c:/mytree.t"))
cmdnew ()
説明
開発者向けです。

新しいモデルを開始します。このコマンドは、モデルのすべてのオブジェクトを削除し、モデルの内容をクリアします。
cmdnew()
cmdopen ()
説明
開発者向けです。

新しいモデルを開きます。このコマンドにより[モデルを開く]ダイアログボックスが表示され、開くモデルファイルを選択できます。
cmdopen()
cmdsaveas ()
説明
開発者向けです。

モデルを保存します。このコマンドにより[名前を付けてモデルを保存]ダイアログボックスが表示され、保存するモデルのファイル名を指定できます。
cmdsaveas()
cmdsavesession (str filename)
説明
開発者向けです。

名前を指定してセッションを保存します。
cmdsavesession("c:/mysession.fss")
cmdsavetree (obj tree, str filename)
名前を指定してツリーを保存する
説明
名前を指定してツリーを保存します。
cmdsavetree(node("MAIN:/project/library/1"),"c:\\mytree.t"))
codetotemplate (obj code, obj edit)
説明
開発者向けです。

C++/Flexscriptコードをテンプレートコードに変換し、編集のビューテキストをテンプレートコードに設定します。codeパラメータは、C++/Flexscriptコードのテキストを含むノードを参照します。ピックリストのテンプレートコードのドロップダウンで、実際のC++/Flexscriptコードからテンプレートコードを作成するために使用されます。
codetotemplate(so(),sv())
codetotemplatetext (node codeobject, node toobjecttext [, num firstcommentonly])
説明
開発者向けです。C++/Flexscriptコードをテンプレートコードに変換します。toobjecttextのテキストを、codeobjectのテキストにあるコードのテンプレートコードに設定します。
coloraqua (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.aquaに設定してください。

オブジェクトの色を水色に設定します。
colorarray (obj object, num colornumber)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.byNumber()に設定してください。

オブジェクトの色をカラーインデックスに基づいて設定します。
colorblack (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.blackに設定してください。

オブジェクトの色を黒色に設定します。
colorblue (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.blueに設定してください。

オブジェクトの色を青色に設定します。
colorbrown (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.brownに設定してください。

オブジェクトの色を茶色に設定します。
colorgray (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.grayに設定してください。

オブジェクトの色をグレーに設定します。
colorgreen (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.greenに設定してください。

オブジェクトの色を緑色に設定します。
colorlightblue (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.lightBlueに設定してください。

オブジェクトの色を明るい青色に設定します。
colorlime (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.limeに設定してください。

オブジェクトの色をライム色に設定します。
colororange (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.orangeに設定してください。

オブジェクトの色をオレンジ色に設定します。
colorpink (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.pinkに設定してください。

オブジェクトの色をピンクに設定します。
colorpurple (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.purpleに設定してください。

オブジェクトの色を紫色に設定します。
colorrandom (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.random()に設定してください。

オブジェクトの色をランダムな色に設定します。
colorred (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.redに設定してください。

オブジェクトの色を赤色に設定します。
colorrgb (obj object, num red, num green, num blue)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor()に設定してください。

赤、緑、青色のコンポーネントを使用してオブジェクトの色を設定します。
colorsilver (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.silverに設定してください。

オブジェクトの色を銀色に設定します。
colorteal (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.tealに設定してください。

オブジェクトの色を青緑色に設定します。
colorwhite (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.whiteに設定してください。

オブジェクトの色を白色に設定します。
coloryellow (obj object)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.colorColor.yellowに設定してください。

オブジェクトの色を黄色に設定します。
combocurrentnode (obj combonode)
説明
開発者向けです。指定されたピックリストのコンボボックスの現在のノードを返します。
createview(
"VIEW:/standardviews/picklisttemplate","",
combocurrentnode(c.find("../pickoptions").getPath(0, 1)
);
comborefresh (obj combonode)
説明
開発者向けです。ピックリストのコンボボックスのコンテンツを更新します。
comborefresh(current);
commandlineparam (str param)
説明
FlexSimがコマンドラインから実行されている場合、渡された指定のコマンドラインパラメータを返します。
commandlineparam("nrofops");

この例は、「nrofops」コマンドラインパラメータを返します。
次の行を使用してバッチでFlexSimが開かれた場合
flexsim.exe myfile.fsm -nrofops 8
FlexSim内でcommandlineparam("nrofops")は「8」を返します。コマンドラインパラメータは、unix形式のハイフン(-)、またはWindows形式のスラッシュ(/)を使用して定義できます。
comparetext (str text1, str text2[, int ignorecase])
廃止、==オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに==オペレーターを使用してください。myStr == "Hello"

で文字列が等しいかどうかテストできます。
comparetrees (obj tree1, obj tree2)
説明
開発者向けです。ツリーが同一かどうかテストします。
comparetrees(node("MAIN:/project/model/1"),node("MAIN:/project/model/2"))
concat (str text1, str text2 [, str text3, ...])
廃止、+オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに+オペレーターを使用してください。"a" + "b" + "c"

文字列を互いに連結します。
connect (obj object1, num port1, obj object2, num port2)
廃止、contextdragconnection()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにcontextdragconnection()を使用してください。

2つのオブジェクトのポートを接続します。2つのオブジェクトを接続するため、該当のオブジェクトにポートが存在するかどうかチェックしてから、接続が行われます。最初のオブジェクトの出力ポートは、2番目のオブジェクトの入力に接続されます。ポートが存在しない、または既に接続済みのとき、このコマンドは中断されます。2つのオブジェクトを、ポートを追加して自動的に接続するには、objectconnect()コマンドを参照してください。
connect(model().subnodes[2],1,model().subnodes[3],2)
consoleexecutefs (HWND input, HWND output)
説明
開発者向けです。

コンソールコードをFlexscriptとして実行します。
containerentry (obj container, obj item)
廃止、追跡変数または処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。カスタム統計を追跡するには、追跡変数、処理フロー、または両方を使用してください。
containerexit (obj container, obj item)
廃止、追跡変数または処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。カスタム統計を追跡するには、追跡変数、処理フロー、または両方を使用してください。
content (node parent)
廃止、treenode.subnodes.lengthを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.subnodes.lengthを使用してください。

親ノードに存在する子ノードの数を取得します。
contentobj (obj container)
廃止、Object.attrs.lengthを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.attrs.lengthを使用してください。

オブジェクトの属性サブツリーのコンテンツを取得します。
contentunder (node thenode [, num objectsonly)
説明
このコマンドは、thenodeで指定されたノード内のツリーのノード数と、そのレイヤーから始まるサブツリーに含まれているノードの数の合計を返します。thenodeに他のノードが含まれていない場合、このコマンドは0を返します。objectsonlyが指定されていない、または0なら、FlexSimツリー内の任意のノードをthenodeとして渡すことができます。objectsonlyが0以外なら、オブジェクト以外のノードがthenodeとして渡された場合は0が返されます。
if (contentunder(current) >= getvarnum(current,"maxcontent"))
{
current.input.close;
}

currentの下に含まれているオブジェクトの数が、thisobjectdataにより参照されるオブジェクトのmaxcontentという変数と同じか、より大きい場合、currentの入力を閉じます。
contextdragconnection (obj fromobject, obj toobject, str/num characterpressed)
オブジェクト間にAまたはS接続を作成する
説明
このコマンドは、キーボードで指定の文字のキーが押されたまま、マウスでfromobjectをクリックしてtoobjectへドラッグする操作を模倣します。
このコマンドが実行されると、実際にキーボードとマウスで操作したときと同じコンテキスト依存のアクションが行われます。
このコマンドは、FlexscriptとC++のどちらでも使用できます。
contextdragconnection(model().subnodes[5], model().subnodes3], "A");
continue
説明
forまたはwhileループについて、現在のループにおける残りのコードを実行せず、ただちに次の繰り返しに移行します。
if(thisloopnotneeded) continue;
controlpressed ()
説明
開発者向けです。CTRLキーが押されているかどうかをテストします。
controlpressed()
convert (var value, var from, var to)
指定された値(時間)を、ある時間形式から別の時間形式に変換する
説明
指定された値(時間)を、ある時間形式から別の時間形式に変換します。fromおよびto引数には、次の値のみを使用できます。

FS_DATETIME
XL_DATETIME
MODEL_TIME
DATE_STR
TIME_STR
DATETIME_STR

FS_DATETIME - 1601年1月1日から計算した秒数。getmodelunit(START_TIME)はFS_DATETIME単位で数値を返します。

XL_DATETIME - 1900年1月1日を1として順に計算した日数。2025年2月10日の午後1時30分は、XL_DATETIME単位では45698.5625です。この形式は、Microsoft Excelで日付に使用されます。

MODEL_TIME - モデル開始時間から後のモデル単位数。

DATE_STR - datetime値の日付部分を表す文字列。結果として得られるテキストは、モデル設定で指定された日付形式によって異なります。この形式から変換する場合、それらの設定に従って値の書式を設定する必要があります。

TIME_STR - datetime値の時刻部分を表す文字列。結果として得られるテキストは、モデル設定で指定された時刻形式によって異なります。この形式から変換する場合、それらの設定に従って値の書式を設定する必要があります。

DATETIME_STR - datetime値の日付と時刻の部分を表す文字列。結果として得られるテキストは、モデル設定で指定された日時と時刻の形式によって異なります。この形式から変換する場合、それらの設定に従って値の書式を設定する必要があります。時刻部分が先で、1つのスペースによって日付部分と区切る必要があります。

このコマンドでは、3000年およびそれ以後はサポートされないことに注意してください。
convert(42308, XL_DATETIME, MODEL_TIME) // Excelの日付を有効なモデル時間に変換する
conveyorgetmotor (obj conveyor)
説明
廃止されました。Conveyorクラスを使用してください。
conveyorgetmotor(conveyor);
conveyorinfo (obj conveyor, num info[, p1, p2, p3, p4, p5])
説明
廃止されました。Conveyorクラスを使用してください。
conveyorinfo(conveyor, CONV_INFO_ESTIMATE_CONVEY_TIME);
conveyorresumeitem (obj item[, num force])
説明
廃止されました。Conveyorクラスを使用してください。
conveyorresumeitem(item);
conveyorsenditem (obj item, obj dest)
説明
廃止されました。Conveyorクラスを使用してください。
conveyorsenditem(item, outobject(current, 1));
conveyorsetspeed (obj conveyor, num toSpeed)
説明
廃止されました。Conveyorクラスを使用してください。
conveyorsetspeed(conveyor, 1);
conveyorstopitem (obj item)
説明
廃止されました。Conveyorクラスを使用してください。
conveyorstopitem(item);
copyattributes (obj destination, obj source, num mask)
説明
開発者向けです。オブジェクトから別のオブジェクトに属性をコピーします。maskパラメータを使用して、特定のグループを有効にできます(最下位ビットから)。
ATTCOPY_ALL
ATTCOPY_SPATIAL
ATTCOPY_OFFSETS
ATTCOPY_VISUAL
ATTCOPY_MEDIA ATTCOPY_LABELS
ATTCOPY_VARIABLES
ATTCOPY_DESCRIPTIVE
ATTCOPY_TABLES

ORオペレーター(|)を使用すると、これらの値をmaskパラメータの1つの値として組み合わせできます。
copyattributes(library().subnodes[1],model().subnodes[1],ATTCOPY_SPATIAL | ATTCOPY_VISUAL)
copycolor (obj highlightedobj)
説明
開発者向けです。強調表示されたオブジェクトの色を、選択したオブジェクトすべてにコピーします。
copycolor(current)
copylabel (obj highlightedobject, str/obj labelnamenode)
説明
開発者向けです。パラメータ2で指定された名前、またはパラメータ2のノードの文字列データに保存されている名前のラベルを、パラメータ1のオブジェクトから、モデルで選択されたすべてのオブジェクトにコピーします。
copylabel(selectedobject(ownerview(c)), c.find(">labelname"))
copylabels (obj highlightedobj[, num mode])
説明
開発者向けです。パラメータ1のオブジェクトから、すべてのラベルを、モデルで選択されているすべてのオブジェクトにコピーします。デフォルトでは既存のラベルがすべてクリアされ、パラメータ1のオブジェクトのラベルで置き換えられます。modeが1なら、既存のラベルと同じ名前のラベルがコピーされた場合、既存のラベルが上書きされますが、それ以外の場合は変更されません。modeが2なら、選択されたオブジェクトに存在しないラベルのみがコピーされます。
copylabels(selectedobject(ownerview(c)), c.find(">labelname"))
copyvariable (obj fromobject, obj variablenamenode)
説明
開発者向けです。パラメータ2で指定されたノードに保持されている名前の変数を、パラメータ1のオブジェクトから、モデルで選択されているすべてのオブジェクトにコピーします。
copyvariable(selectedobject(ownerview(c)), c.find(">variablename"))
copyvariables (obj fromobject)
説明
開発者向けです。パラメータ1のオブジェクトから、すべての変数を、モデルで選択されているすべてのオブジェクトにコピーします。
copyvariables(selectedobject(ownerview(c)))
copyvisuals (obj highlightedobj [, num copyshapefactorsalso])
説明
開発者向けです。パラメータ1のオブジェクトから、すべてのビジュアルを、モデルで選択されているすべてのオブジェクトにコピーします。
copyvisuals(selectedobject(ownerview(c)),1)
cos (num angle)
廃止、Math.cos()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.cos()を使用してください。

角度のcosをラジアン単位で取得します。
count ()
説明
repeat()、findmatch()、findmin()、findmax()などのコマンドに使用される反復子の値。countの値は、現在どの反復が実行されているかによって異なります。
findmax(Table("MyTable").numRows, Table("MyTable")[count][5])
テーブルMyTableのすべての行について、列5の最大値を返します。
cp (obj/str object_or_name)
説明
AGVコントロールポイントへの参照を返します。
cp("CP547");
cpaddlistener (obj rootObj, str connectionPath, node listenerNode, num flags[, ...])
説明
1つ以上のコントロールポイントのイベントに、リスナーを追加します。
cpaddlistener(current, "Location > LoadPoints", c, CP_LISTEN_EXIT | CP_LISTEN_AVAILABLE);
cpallocate (obj controlPoint, obj allocator, num force)
説明
要求オブジェクトにコントロールポイントを割り当てます。成功した場合、割り当てを表す結合ノードへの参照が返されます。
cpallocate(controlPoint, current, 1);
cpconnection (obj controlpoint/object, num/str connection, num rank)
説明
コントロールポイント接続を返します。また、connectionが文字列で、controlpointとrankの両方が0の場合、このコマンドは与えられた接続のインデックスを返します。このコマンドは、以後のコマンドで接続の番号を使用し迅速化を行うためのものです。
cpconnection(cp, "ForwardTo", 1) cpの最初のForwardTo接続を返します。
cpconnection(cp, "LookForWork>NextLookForWork", 1) オブジェクトを見つけるため、2つの接続を横断します。これは、cpconnection(cpconnection(cp, "LookForWork", 1), "NextLookForWork", 1) と同じです。
cpconnection(cp, "LookForWork:2>NextLookForWork", 1) cpconnection(cpconnection(cp, "LookForWork", 2), "NextLookForWork", 1) と同じです。
int connIndex = cpconnection(0, "LookForWork", 0);
treenode obj = cpconnection(cp, connRank, 1);
接続のインデックスを取得し、名前の代わりにインデックスを使用します。
cpcpno (obj object, num port)
説明
このコマンドは、objectの指定されたセンターポート番号に接続されているセンターポート番号を返します。
int otherport = cpcpno(current,1);

otherportを、currentの最初のセンターポートが接続されている先のポートの番号に設定します。
cpdeallocate (obj controlPoint, obj allocator)
説明
要求オブジェクトからコントロールポイントを割り当て解除します。成功した場合は1、失敗した場合は0が返されます。
cpdeallocate(controlPoint, current);
cpdistance (obj fromControlPoint, obj toControlPoint)
説明
2つのコントロールポイント間のagvネットワーク距離を返します。
cpdistance(cp1, cp2)
cpisavailable (obj controlpoint)
説明
指定されたコントロールポイントが利用可能な場合、1を返します。byCriterionは現在は使用されず、将来の使用のため予約されています。
if (cpisavailable(cp)) {
...
}
cpnumconnections (obj controlpoint, num/str connection)
説明
コントロールポイントに存在する接続の数を返します。
cpnumconnections(cp, "ForwardTo")
cppgettoken (obj textblock, num tokenindex)
廃止、使用しないこと
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。
cppsettoken (obj textblock, num tokenindex, str insertiontext)
廃止、使用しないこと
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。
cptasksequencequeue (obj controlpoint)
説明
コントロールポイントに関連付けられているタスクシーケンスキューへの参照を返します。
treenode tsQueue = cptasksequencequeue(cp);
createcoordinatedtasksequence (obj dispatcher)
新しい空白の調整されたタスクシーケンスを作成する
説明
指定されたディスパッチャーに、新しい空白の調整されたタスクシーケンスを作成します。以後のいずれかの時点で、dispatchcoordinatedtasksequenceを使用する必要があります。
createcoordinatedtasksequence(current.centerObjects[1]);
createcopy (node thenode, node container [, num samename, num inobject, num cached, num replace])
thenodeを指定のコンテナにコピーする
説明
containerで指定されるノードにthenodeをコピーします。このコマンドはcreateinstance()と異なり、thenodeとどのクラスとの間にもリンクの確立を試みません。インスタンスの作成が必要な場合は、この代わりにcreateinstance()を使用してください。

samenameが1なら、コピーはthenodeと同じ名前になります。

samenameが0なら、新たに作成されるノードの名前は、thenodeの名前の末尾にランダムな番号を付加したものになります。

inobjectが1なら、コンテナのオブジェクトデータ部分にコピーが作成されます。コンテナにオブジェクトデータが存在しない場合、このコマンドは何もしません。

cachedが1なら、ノードの事前キャッシュされたバージョンがコピーされます。一般に、こちらの方が高速です。

replaceが1なら、コピーはコンテナの内側に配置される代わりに、コンテナを上書きします。

これらのパラメータを指定しない場合、デフォルトは0です。
createcopy(Model.find("Tools/FlowItemBin/7/1"), current)
createcoupling (node container1, node container2)
2つのコンテナノード内にポインター結合を作成する
説明
2つのコンテナノード内にポインター結合を作成します。
createcoupling(current.labels["items"], item.labels["owner"]);
createdelaytask (obj dispatcher, num delaytime, num state, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、dispatcherにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、現在のタスクはdelaytime秒だけ一時停止されます。遅延時間の間は、stateで指定される状態に維持されます。タスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createdelaytask(current.centerObjects[1], 25, SCHEDULED_DOWN, 1, PREEMPT_NOT);
createemptytasksequence (obj dispatcher, num priority, num preempting)
ディスパッチャーのキューに新しいタスクシーケンスを作成し、そのタスクシーケンスへの参照を返す
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTaskSequence.create()を使用してください。dispatcherのタスクシーケンスキューに、空白のタスクシーケンスを作成します。タスクシーケンスの作成後に、inserttaskコマンドを使用してタスクを追加します。タスクシーケンスは、dispatchtasksequenceコマンドでディスパッチされます。このコマンドは、新たに作成されたタスクシーケンスノードへのポインターを返します。preemptingの値は次のいずれかです。

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createemptytasksequence(current.centerObjects[1], 1, PREEMPT_NOT);
createevent (obj object, num time, num code[, str data, node involved])
説明
開発者向けです。このコマンドは、以後のモデルの実行中に発生するイベントを作成します。このイベントは、objectで指定されるオブジェクト用に作成されます。イベントは、このコマンドが呼び出されてからtime秒後に発生します。イベントが、作成されたのと同じシミュレーション時間で発生する必要がある場合、timeを0にします。イベントが発生すると、オブジェクトのクラスのOnTimerEventイベント関数が呼び出されます。この関数にはcode、data、involvedが渡されます。これらの値は、OnTimerEventでeventcode、eventdata、iとしてアクセスできます。一般に、作成または実行されたイベントのタイプを判定するにはeventcodeが使用されます。eventdataはイベントの説明で、ユーザーの利便性のため使用されます。通常、OnTimerEventの実行には重要でありません。イベントに関係するオブジェクト、たとえば進入や退出を行うフローアイテムなどはinvolvedとして渡され、OnTimerEventでiとして参照されます。コード用に次の値が定義済みで、ユーザーが使用できます。

1 - EVENT_OPENINPUTS
2 - EVENT_OPENOUTPUTS
3 - EVENT_PROCESSFINISH
4 - EVENT_CREATEPART
5 - EVENT_DESTROYPRODUCT
6 - EVENT_CONVEYEND
7 - EVENT_BEGINLOADTIME
8 - EVENT_BEGINUNLOADTIME
9 - EVENT_ENDLOADTIME
10 - EVENT_ENDUNLOADTIME
11 - EVENT_ENDDELAYTIME
12 - EVENT_BEGINDOWNTIME
13 - EVENT_ENDDOWNTIME
14 - EVENT_ENDWAITTIME
15 - EVENT_MEETBATCHQTY
16 - EVENT_ENDTRAVELTIME
17 - EVENT_ENDSETUP

ユーザーが独自のイベントタイプを作成する場合、100より大きな値をコードとして使用します。eventcodeとeventdataも参照してください。
if (current.subnodes.length >= current.mincontent)
{
createevent(current,5,EVENT_OPENOUTPUTS,"openoutputs",involved);
}

シミュレーションで5秒後に、currentのコンテンツがcurrentで参照されるオブジェクトのmincontentという名前のラベルより少なければ、currentとして指定されたオブジェクトの出力ポートを、involvedで指定されたフローアイテム用に開きます。
createglobaltasksequence (str name, obj dispatcher [, obj dp1, obj dp2, obj dp3, obj dp4, obj dp5])
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

与えられた動的パラメータ1~5を使用して名前付きグローバルタスクシーケンスのインスタンスを作成し、指定のディスパッチャーに送付します。作成されたグローバルタスクシーケンスへの参照が返されます。このコマンドはタスクシーケンスを送付しないことに注意してください。送付はdispatchtasksequence()を使用して行う必要があります。
treenode ts = createglobaltasksequence("GlobalTS", current.centerObjects[1])
dispatchtasksequence(ts)
createinstance (obj class, obj location)
説明
開発者向けです。

このコマンドは、classで指定されたクラスのインスタンスを作成し、locationで指定されたオブジェクト内に配置します。インスタンスには、クラスの名前の後に番号が続いた名前が付けられます。インスタンスは、クラスおよびそのスーパークラスのすべての変数および属性を持ちます。動作ノード内のノードは、クラスのすべてのインスタンスに適用されるため、インスタンスにコピーされません。クラスとして渡されるオブジェクトは、ライブラリに存在する必要があります。一般に、locationはモデルです。ライブラリとモデルは、library()およびmodel()コマンドを使用して簡単に参照できます。
createinstance(library().find("?Source"), model());
Sourceクラスのインスタンスをモデル内に作成します。
createloadtask (obj taskexecuter, obj destination, obj flowitem, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、フローアイテムがロードされます。オフジェクトは、フローアイテムをロードする前に、フローアイテムへ移動しません。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createloadtask(current.centerObjects[1],current.centerObjects[2],item, 1, PREEMPT_NOT);
createpopup (str viewpath, str objectfocus, str viewfocus, obj relativeto, num x, num y, num sx, num sy)
新しいポップアップウィンドウを作成する
説明
createviewコマンドと同様に新しいウィンドウを作成します。ただし、このウィンドウはFlexSimが管理し、ユーザーがウィンドウの外側をクリックすると、ウィンドウが閉じられます。コードテンプレートのポップアップは、このコマンドを使用して、テンプレートコードを編集するためのドロップダウンを作成します。ポップアップビューにはスタイル属性が含まれ、WS_POPUPスタイルが指定される必要があります。またビューノードは、ポップアップが設定される場所(通常は、コードの作成に使用するビュー)に対して「相対的に」指定します。また、オフセット場所をrelativetoの左上隅からピクセル単位で指定し、ポップアップのサイズも指定します。
treenode combobox = c.find("../pickoptions");
createpopup(
"VIEW:/standardviews/picklisttemplate",
combobox.find(">pickprimary+").getPath(0,1),
combocurrentnode(combobox).getPath(0,1),
combobox,
0,20,combobox.location.x, 150
);
このコードは、FlexSimの編集フィールドの多くでテンプレートコードのポップアップを作成するため使われるのと同様のものです。
createsendmessagetask (obj taskexecuter, obj receiver, num priority, num preempting , num param1, num param2, num param3)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、dispatcherにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、receiverで指定されたオブジェクトにメッセージが送信されます。受信側オブジェクトのOnMessageトリガーは、メッセージの送信時に実行されます。param1、param2、param3で渡される値は、param()コマンドを使用してトリガー関数で使用可能です。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createsendmessagetask(current, current.centerObjects[1],1,PREEMPT_NOT,5, 6, 7);
createstandardtask (obj taskexecuter, obj origin, obj destination, obj flowitem, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これによりオブジェクトは原点に移動し、フローアイテムをロードして、目的地に移動してから、フローアイテムをアンロードします。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createstandardtaskcurrent.centerObjects[1],current.centerObjects[2],current.centerObjects[3],item, 1, PREEMPT_NOT);
createtickevent (obj fluidobject)
fluidobject、およびそのティッカーに割り当てられたすべてのオブジェクト用のティックイベントを作成する
説明
渡された流体オブジェクト、および同じティッカーでコントロールされる他のすべての流体オブジェクト用に、ティックイベントを作成します。これによりユーザーは、ティッカーの通常のティック時間とは異なる時間に流体物質を移動できます。ユーザーは、特定のティッカーをパラメータとしてこのコマンドに渡すこともできます。
createtickevent(current);
createtoken (obj instanceObject, obj/str activity, int start)
説明
廃止されました。Token.createを使用してください。
treenode token = createtoken(node("Operator1", model()), "Start", 0);
setlabel(token, "type", 1);
releasetoken(token);
createtravelloadtask (obj taskexecuter, obj destination, obj flowitem, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、オブジェクトは目的地に移動してフローアイテムをロードします。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createtravelloadtask(current.centerObjects[1],current.centerObjects[2],item, 1, PREEMPT_NOT);
createtraveltask (obj taskexecuter, obj destination, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、オブジェクトは目的地に移動します。オブジェクトは、前端が目的地に到達するまで移動します。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createtraveltask( current.centerObjects[1], current.centerObjects[2], 1, PREEMPT_NOT);
createtraveltolocandwaittask (obj taskexecuter, num relativeloc, num x, num y, num z, num endspeed, num state, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、オブジェクトはxlox、y、zにより指定されたポイントに移動します。オブジェクトがそのポイントに到達すると、stateで指定された状態のまま、endwaittask()がそのオブジェクトに対して発行されるまで待機します。有効な状態のリストについては、setstate()を参照してください。relativelocが1なら、指定されたポイントはディスパッチャーの原点に対する相対位置です。relativelocが0なら、指定されたポイントは

モデルの中でディスパッチャーの移動先となる正確なポイントです。オブジェクトは、前端が指定されたポイントに到達するまで移動します。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createtraveltolocandwaittask(current.centerObjects[1], 1, 5.15, 2.5, 0, 0, STATE_IDLE, 1, PREEMPT_NOT);
createtraveltoloctask (obj dispatcher, num relativeloc, num x, num y, num z, num endspeed, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、オブジェクトはxlox、y、zにより指定されたポイントに移動します。relativelocが1なら、指定されたポイントはディスパッチャーの原点に対する相対位置です。relativelocが0なら、指定されたポイントはモデルの中でディスパッチャーの移動先となる正確なポイントです。オブジェクトは、前端が指定されたポイントに到達するまで移動します。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createtraveltoloctask(current.centerObjects[1], 1, 5.15, 2.5, 0, 0, 1, PREEMPT_NOT);
createtravelunloadtask (obj taskexecuter, obj destination, obj flowitem, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、オブジェクトは目的地に移動してフローアイテムをアンロードします。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createtravelunloadtask(current.centerObjects[1],current.centerObjects[2],item, 1, PREEMPT_NOT);
createundorecord (obj view, obj object, num undocode[, num p1, num p2, num p3])
説明
指定されたビューについて、元に戻すレコードを作成します。作成されたレコードのuniqueidを返します。

元に戻すコードは次のとおりです。
UNDO_AGGREGATED 1
UNDO_MOVE_SIZE_ROTATE 2
UNDO_MOVE_SIZE_ROTATE_GROUP 3
UNDO_SELECTION_CHANGE 4
UNDO_CREATE_OBJECT 5
UNDO_DELETE_OBJECT 6
UNDO_CHANGE_DATA 7
UNDO_CHANGE_RANK 8
UNDO_CHANGE_NAME 9
UNDO_MOVE_OBJECT 10
UNDO_DELETE_COUPLING 11
UNDO_AGGREGATED_FIRST_RECORD 12
UNDO_DESTROY_BRANCH 13
UNDO_CHANGE_FLAGS 14
UNDO_REPLACE_OBJECT 15
UNDO_CUSTOM 16
UNDO_CALLBACK 17
詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
int id = createundorecord(ownerobject(c), selectedobject(ownerobject(c)), UNDO_CUSTOM);
createunloadtask (obj dispatcher, obj destination, obj flowitem, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーにより指定されるオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、destinationで指定されたオブジェクトにフローアイテムがアンロードされます。オブジェクトはアンロードの前に、指定場所に移動しません。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createunloadtask(current.centerObjects[1],current.centerObjects[2],item, 1, PREEMPT_NOT);
createuserlibrary ()
説明
開発者向けです。このコマンドは、新しいユーザーライブラリを作成します。
createuserlibrary();
createview (str viewpath[, str objectfocus, str viewfocus])
説明
開発者向けです。このコマンドは、ビューツリーのアクティブノードに新しいGUIウィンドウを作成します。このウィンドウは、viewpathで与えられたパスを持つウィンドウのコピーです。このウィンドウのオブジェクトフォーカスはobjectfocus、ビューフォーカスはviewfocusに設定されます。ほとんどのGUIウィンドウで、objectfocusとviewfocusは一般に同一です。これらは、そのGUIウィンドウが表すノードのパスです。
createview("VIEW:/standardviews/other/FindReplace","MAIN:/project/model/Tools/precision","MAIN:/project/model/Tools/precision");

検索置換のGUIを作成します。
createwaittask (obj taskexecuter, num state, num priority, num preempting)
廃止、代わりに処理フローを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに処理フローを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーとして指定されたオブジェクトのタスクシーケンスを作成します。これにより、オブジェクトはリリースされるまで、与えられる新しいタスクシーケンスを実行しません。オブジェクトはendwaittask()コマンドでリリースできます。オブジェクトは待機中、stateで指定される状態に維持されます。可能な状態のリストについては、setstate()コマンドを参照してください。このタスクシーケンスの優先度はpriorityで、プリエンプト値はpreemptingで与えられます。preemptingの値は次のいずれかです:

0 - PREEMPT_NOT
1 - PREEMPT_ONLY
2 - PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE
3 - PREEMPT_AND_ABORT_ALL
createwaittask(current.centerObjects[1], STATE_IDLE, 1, PREEMPT_NOT);
cubemap (int cmd, int FACEa, int FACEb, int FACEc, int FACEd, int FACEe, int FACEf)
3Dモデルの頂点に2D画像を追加する
説明
このコマンドは、3Dモデルの頂点に2D画像を追加するため使用されます。テクスチャ画像は3Dモデルのジオメトリに壁紙のように貼り付けられます。6つの表面はFACEa、FACEb、FACEc、FACEd、FACEe、FACEfにより定義されます。メディアファイルにインポートした後で、参照テクスチャの番号を直接使用できます。OpenGLの呼び出しシーケンスを作成するとき、cmdパラメータに使用できるのは次の値です。

1- CUBEMAP_INIT:以前に定義されていなければ、テクスチャを初期化します。
2- CUBEMAP_BEGIN:テクスチャの生成を有効にし、マップを開始します。
3- CUBEMAP_END:テクスチャの生成を無効にし、マップを終了します。
4- CUBEMAP_SHUT:マップを削除します。
cubemap(2, 39,39,39,39,39,39);
current <括弧なし>
説明
このコマンドは廃止されました。このコマンドは、今後setcurrentコマンドとともに特殊コマンドとして使用してはいけません。代わりに、treenode変数タイプをcurrentとして宣言し、コード内で他の変数タイプと同様にcurrentを使用してください。
treenode current = model().subnodes[3];
pt(current.name);

モデル内で3にランクされるオブジェクトをcurrentに設定し、出力コンソールにその名前を表示します。
currentfile ()
現在開いているモデルのパスを取得する
説明
現在開いているモデルのパスを返します。
currentfile();
cursorinfo (obj/num view, num operation, num x/y/z, num pos/move)
説明
開発者向けです。このコマンドは、多くの機能を1つのコマンドとしてまとめたものです。ウィンドウコントロールを行う目的で、マウスの位置と状態に関する情報を取得するため使用されます。

view:関連付けられているビュー、たとえば正投影や平面ビュー。これはHWNDのこともあります(doubleに格納されます)。

operation:行うオペレーションのタイプ。
    1 - 平面ビューでカーソルのxまたはy位置を取得します。
    2 - 正投影または透視ビューの座標を取得します。
    3 - マウスボタンの現在の状態を取得します。
             戻り値は次の通りです。
             0:ボタンが押されていない
             1:左ボタンが押されている
             2:右ボタンが押されている
             3:左右のボタンが押されている
             4:左ボタンがダブルクリックされた
    4 - カーソル位置を更新します。
    5 - ビューに相対的なカーソルのxまたはy位置を取得します。
    6 - 画面座標上のカーソルのxまたはy位置を取得します。
    7 - カーソルのxまたはy位置を設定します。

xyz:1(x)、2(y)、3(z)のいずれか。オペレーション3では使用しません。オペレーション4の場合、xyz=1なら、オブジェクトの描画時にカーソル位置が更新されます。xyz=2なら、床の描画時にのみ更新されます。

pos/move:1(pos)または2(move)のいずれかです。1ならマウスの絶対位置が取得され、2なら最後の更新以後の変化が取得されます。オペレーション1~2でのみ使用されます。

この機能の使い方は、自分で色々と試して習熟してください。正投影ビューにOnMouseMove属性を追加してから(追加した後で[構築]|[オブジェクトの属性を再バインドする]を使用してビューの属性を必ず再バインドしてください)、出力コンソールに情報を表示します。
cursorinfo(c,2,1,1)
daemonstate (num thing)
説明
開発者向けです。

次の状態を返します:
1 - クロック
2 - フライスルー
3 - ティッカー
daemonstate(1)
dataplot (obj tree, num type, num action, num x, num y, num z)
説明
開発者向けです。このコマンドを使用して、ヒストグラム、x/yチャート、または連続したデータの作成、リセット、データの追加を行えます。最初の3つのパラメータは、ツリー内の関連するノードや、行うべき動作を定義します。最後の3つのパラメータx、y、zは、動作に使用される適切なデータを定義します。最初のパラメータは、グラフやヒストグラムのデータを保持するツリーのメインノードです。2番目のパラメータは1、2、3のいずれかで、ノードの保持するデータタイプを定義します。1はgraphxデータを意味します。このデータタイプでは、ノードにサブノードのリストが含まれ、各サブノードには連続したデータの固有のポイントである数値が含まれます。2はgraphxyを意味します。このデータタイプでも、ノードには同様にサブノードのリストが含まれますが、サブノードはx/yペアとして組み合わせられます。ランク1および2のノードには1つのデータポイントのxとyの値が保持され、3と4には次のデータポイントのxとyの値が保持され、以下同様にデータが保持されます。typeパラメータが3なら、ヒストグラムデータを意味します。ここでは、ノードにはヒストグラムに関連付けられているデータが保持されます。actionパラメータは1、2、3のいずれかで、行うべきアクションを定義します。1は作成操作です。この操作は、ノードのサブツリー構造のセッアップが必要な、ヒストグラムタイプのデータでのみ必要となります。ヒストグラムプロットを作成するには、ヒストグラムの最小値をx、最大値をy、分割数(バケット数)をzのパラメータとして渡します。actionパラメータの値が2なら、データのリセットを行います。これにより、graphxまたはgraphxyデータではノードのコンテンツがクリアされ、ヒストグラムデータではヒストグラムの値がリセットされます。actionパラメータの値が3なら、データポイントを追加します。graphxおよびヒストグラムデータでは、データポイントをxパラメータとして渡します。graphxyデータでは、xおよびyパラメータとして渡します。要約すると次のようになります。タイプ:1-graphx/2-graphxy/3-ヒストグラム
アクション:1-作成(ヒストグラムデータでのみ必要)/2-リセット/3-ポイントの追加
データ:xとyはデータポイント(ヒストグラム作成の場合、x=開始、y=終了、z=分割数)
dataplot(stats_contentgraph(model.find("Processor2")),2,3,8.6,5,0); Processor2のコンテンツグラフに、timeが8.6、contentが5のポイントを追加します。この例は、使用法を紹介するためだけのものです。Processorはコンテンツグラフを自動的に保守するため、実際にこのコマンドを使用する必要はありません。
days (num days)
与えられた日数内のモデル時間単位数を取得する
説明
与えられた日数に含まれるモデル時間単位数を返します。
days(1)は

86400秒を返します。
dbchangetable (str tablename)
ODBCデータベースに、tablenameで指定される名前のテーブルを開く
説明
このコマンドは、tablenameで指定される名前のテーブルをデータベースに開きます。データベースがSQLモードで開いている場合、このコマンドは何もしません。このコマンドが呼び出されたとき開いていたテーブルは閉じられます。新しいテーブルのみが読み取り可能です。これにより、ユーザーはデータベース全体を閉じて再度開く必要なしに、テーブルモードで複数のテーブルを読み取ることができます。
dbchangetable("Inventory");
現在開いているテーブルを閉じ、Inventoryという名前のテーブルを開きます。
dbclose ()
現在開いているODBCデータベースを閉じる
説明
このコマンドは、現在開いているODBCデータベースを閉じます。同時に開くことのできるデータベースは1つだけです。このコマンドは、dbopen()よりも前に呼び出された場合は何も行いません。SQLの「INSERT」コマンドの後に呼び出されると、エラーメッセージが返されます。dbclose()を呼び出す前に、通常の「SELECT」ステートメントを使用してください。
if (current.donegatheringdata == 1)
dbclose();

ラベルdonegatheringdataが現在1に設定されていれば、現在のデータベースが閉じられます。
dbexportnode (obj tablenode, num startrow, num startcol, num numrows, num numcols)
説明
指定されたノードから始まるテーブルを、現在開いているデータベーステーブルにエクスポートします。
テーブルの開始の行と列、およびエクスポートする行と列の数を指定します。
dbexportnode(so(),1,1,4,5);
dbexporttable (str tablename, num startrow, num startcol, num numrows, num numcols)
グローバルテーブルtablenameを、現在開いているODBCテーブルにエクスポートする
説明
指定されたグローバルテーブルを、現在開いているデータベーステーブルにエクスポートします。
テーブルの開始の行と列、およびインポートする行と列の数を指定します。
dbexportnode("MyTable4",2,2,3,3);
dbgetfieldname (num column)
開いているODBCデータベースのフィールド名を取得する
説明
このコマンドは、現在開いているODBCデータベースで、fieldnumにより指定されるフィールドまたは列の名前を返します。データベースが現在開いていない場合、空の文字列が返されます。存在しないフィールド番号を指定すると、例外が発生します。
string ColName = dbgetfieldname(1);

現在のデータベースにある最初の列の名前を、ColNameに設定します。
dbgetmetrics ()
開いているODBCデータベースのテーブルの寸法を取得する
説明
開いているODBCデータベースのテーブルの寸法を取得します。
dbgetmetrics()
dbgetmode ()
開いているODBCデータベースの現在のモードを取得する
説明
このコマンドは、現在開いているODBCデータベースのモードを返します。戻り値は次のとおりです。
DBMODE_CLOSED - 0 - データベースが開いていない
DBMODE_SQL - 1 - データベースがSQLモードで開いている
DBMODE_TABLE - 2 - データベースがテーブルモードで開いている
if (dbgetmode() != DBMODE_CLOSED)
ColName = dbgetfieldname(1);

データベースが開いていれば、データベースにある最初の列の名前が、ColNameに設定されます。
dbgetnumcols ()
開いているODBCデータベースの列数を取得する
説明
このコマンドは、現在開いているODBCデータベースの列数を返します。データベースが開いていなければ、0が返されます。
for (int x=1; x<=dbgetnumcols(); x++)
Table("MyTable")[1][x] = stringtonum(dbgettablecell(1,x));

データベースの列の値を、GlobalTableの列にコピーします。
dbgetnumrows ()
開いているODBCデータベースの行数を取得する
説明
このコマンドは、現在開いているODBCデータベースの行数を返します。データベースが開いていなければ、0が返されます。
for (int x=1; x<=dbgetnumrows(); x++)
Table("MyTable")[x][1] = stringtonum(dbgettablecell(x,1));

データベースの行の値を、GlobalTableの行にコピーします。
dbgettablecell (num row, num col)
開いているODBCデータベースの行および列と関連付けられている文字列を取得する
説明
このコマンドは、現在開いているODBCデータベースでrowおよびcolにより指定されるセルの情報を含む文字列を返します。データベースが開いていない場合、この関数はnull文字列(値0)を返します。
double tablevalue = stringtonum(dbgettablecell(1,1));

tablevalueを、データベースの最初の行、最初の列に格納されている数値に設定します。
dbgettablenum (num row, num col)
現在開いているODBCテーブルの行、列の数値を取得する
説明
現在のデータベーステーブルで、指定されたrowおよびcolにある数値を返します。
double val = dbgettablenum(2,3);
dbgettablestr (num row, num col)
現在開いているODBCテーブルの行、列の文字列を取得する
説明
現在のデータベーステーブルで、指定された行および列にある文字列を返します。
注意:FlexScriptのみのフィールドで使用された場合は数値が返され、tostring()を使用して明示的に文字列に変換する必要があります。
string val = dbgettablenum(2,3);
dbimportnode (obj tablenode, num startrow, num startcol, num numrows, num numcols)
現在開いているODBCテーブルからtablenodeにインポートする
説明
現在開いているデータベーステーブルを、指定されたノードから始まるテーブルにインポートします。
テーブルの開始の行と列、およびインポートする行と列の数を指定します。
dbimportnode(so(),1,1,4,5);
dbimporttable (str tablename, num startrow, num startcol, num numrows, num numcols)
現在開いているODBCテーブルからグローバルテーブルtablenameにインポートする
説明
現在開いているデータベーステーブルを、指定されたグローバルテーブルにインポートします。
テーブルの開始の行と列、およびインポートする行と列の数を指定します。
dbimportnode("MyTable4",2,2,3,3);
dbopen (str databasename, str command {SQL string or Tablename}, num usetable [, num showlogin])
ODBCデータベースを開く
説明
このコマンドは、ODBCデータベースを開く動作を試みます。成功した場合は1、失敗した場合は0が返されます。データベースを開く前に、ODBCエイリアス(またはデータソース名DSN)が定義されている必要があります。この操作は、Windowsコントロールパネルの[データソース]オプションを使用して行います。エイリアス名はdatabasenameとしてコマンドに渡されます。データベースのファイル名は渡しません。データベースは2つの異なるモードで開くことができます。これらのモードは、動作および使用可能なコマンドが多少異なります。SQLモードとテーブルモードがあります。パラメータtablemodeが1ならデータベースはテーブルモードで開き、commandには開くデータベースのテーブル名を使用します。テーブルが正しく開かれると、テーブル全体を読み取れるようになります。テーブルモードでは各セルを編集できます。データベースがテーブルモードのとき、SQLコマンドは呼び出せません。tablemodeが0ならデータベースはSQLモードで開き、commandには最初のSQLクエリを使用します。クエリが正しく実行されると、クエリの結果のみを読み取ることができます。SQLモードでは各セルを編集できません。ただし、データベースが開くとSQL更新クエリを呼び出すことができます。showloginが1なら、データベースへの接続を行う前に標準のログインプロンプト(ユーザー名/パスワード)が表示されます。
dbopen("itemdrive","timetable",1);

データベースをエイリアス「itemdrive」で開き、「timetable」という名前のテーブルをテーブルモードで開きます。

dbopen("warehouse","select * from inventory",0);

データベースをエイリアス「warehouse」で開き、SQLクエリを実行します。データベースはSQLモードで開きます。
dbsettablecell (num row, num col, str value)
開いているODBCデータベースの行、セルの値を設定する
説明
このコマンドは、現在開いているODBCデータベースで、rowおよびcolで指定されるセルの値をvalueに設定します。データベースがSQLモードで開いている場合、このコマンドは何もしません。データベースのエイリアスが読み取り専用に設定されている場合、このコマンドは例外を引き起こします。エイリアスは、Windowsコントロールパネルの[データソース]オプションで読み取り専用に設定されます。関数に数値を渡す必要がある場合は、strintonum()コマンドを使用します。
for (int x=1; x<= model().subnodes.length; x++)
dbsettablecell(x,1,model().subnodes[x].name);

モデルのすべてのオブジェクトの名前を、現在のデータベースの最初の列に置きます。
dbsettablenum (num row, num col, num val)
現在開いているODBCテーブルの行、列の数値を設定する
説明
現在のデータベーステーブルで、指定されたrowおよびcolの値を、与えられた数値に設定します。
dbsettablenum(2,3,56.5);
dbsettablestr (num row, num col, str val)
現在開いているODBCテーブルの行、列に文字列を設定する
説明
現在のデータベーステーブルで、指定されたrowおよびcolの値を、与えられた文字列に設定します。
dbgettablestr(1,1,"John");
dbsqlquery (str query[, num forwardOnlyCursor])
開いているODBCデータベースにSQLクエリを実行する
説明
このコマンドは、現在開いているデータベースに対して、queryにより指定されたSQLクエリを実行します。結果は現在のテーブルとなります。データベースがテーブルモードのとき、このコマンドは何もしません。クエリによりテーブルが返された場合、dbgettablecell()コマンドを使用してテーブルを読み取ることができます。クエリにより更新が行われた場合、dbgettablecell()コマンドを実行すると例外が引き起こされます。
このコマンドでUPDATEステートメントを実行した場合はテーブルが返されないため、直後にSELECTを呼び出します。このコマンドはSQLモードでのみ使用できます。forwardOnlyCursorが1の場合、結果は順方向のみのカーソルの結果と想定されます。順方向のみのカーソルにはdbgetnumrows()を使用できません。その代わりに、dbsqlquery()の後でdbnextrow()を呼び出してください。このコマンドはアクティブ化された行を返します。テーブルの末尾に到達すると、-1を返します。
dbsqlquery("select processtime from timetable where type='1'");

渡されたSQLクエリに基づく新しいテーブルを返します。

dbsqlquery("update timetable set processtime=type*2");

渡されたクエリに基づいてデータベースを更新します。
dbusername (str username, str password)
dbopen()でODBCデータベースにアクセスするため使用するユーザー名とパスワードを設定する
説明
このコマンドは、次にdbopen()を呼び出すときデータベースにアクセスするため使用する、ユーザー名とパスワードを設定します。これにより、モデル作成者はdbopen()で提供されるユーザー名とパスワードのプロンプトを使用せず、データベースに要求されるログインパラメータを使用できます。このコマンドで設定されるユーザー名とパスワードは、再度dbusername()を呼び出して変更されるまで、dbopen()呼び出しのたびに使用されます。ユーザー名、パスワード、または両方を空の文字列に設定することもできます。
dbusername("user1","abc123XYZ");

ユーザー名を「user1」、パスワードを「abc123XYZ」に設定します。これらの値は、次にdbopen()が呼び出されるときデータベースにアクセスするため使用されます。

dbusername("","");

最後に設定したユーザー名とパスワードをクリアします。dbopen()が次に呼び出されたとき、データベースはユーザー名とパスワードなしでアクセスされます。
dbviewtable ()
読み取り専用ダイアログボックスを開き、現在ロードされているODBCテーブルを表示する
説明
ダイアログボックスを開き、現在ロードされているデータベーステーブルを表示します。このダイアログからはテーブルを編集できません。
dbviewtable();
dbwritechanges ()
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。

変更内容でデータベースを更新してください。
dbwritechanges()
deactivatekinematics (node kinematicsnode)
updatekinematics()が呼び出されたときキネマティクスが何も行わないようにする
説明
以後にupdatekinematics()が呼び出されたとき、キネマティクスがオブジェクトを更新する代わりに、何も行わないようにします。オブジェクトのリセットトリガーでこのコマンドを呼び出すと、オブジェクトは正投影ビューで自由に移動できるようになります。
deactivatekinematics(current.labels["kinLabel"]);
debug ([num operation, num/obj p2, num/obj p3])
Flexscriptでデバッグを開始するブレイクポイントとして機能する
説明
開発者向けです。このコマンドは、Flexscriptのステップデバッガーをコントロールするため使用されます。このコマンドをパラメータなしで呼び出すと、コードのその行にブレイクポイントが存在するかのように動作します。

operationは次のいずれかです。
DEBUG_STOP 0
DEBUG_STEP 1
DEBUG_CONTINUE 2
DEBUG_IS_STOPPED 3
DEBUG_GET_LINE_NR 4
DEBUG_DUMP_VARIABLES 5
DEBUG_STOP_SIMULATION 6
DEBUG_REFRESH_BREAK_POINTS 7
DEBUG_ADD_BREAK_POINT 8
DEBUG_DELETE_BREAK_POINT 9
DEBUG_GET_WATCH_VARIABLE 10
DEBUG_ENABLE_CODE_PROFILING 11
DEBUG_PRINT_CODE_PROFILING_INFO 12
DEBUG_RESET_CODE_PROFILING 13
debug();
default :
説明
switchステートメントのデフォルトのcase。
default: { msg("case statement",""); }
defaultdragconnection (obj fromobject, obj toobject, char characterpressed)
廃止、contextdragconnection()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにcontextdragconnection()を使用してください。

指定されたcharacterpressedに応じて、fromobjectとtoobjectとの間のポートを接続または接続解除します。このコマンドは、オブジェクトのポートを接続/切断するため使用されるキーボートおよびマウスの操作を模倣します。たとえば、「A」はキーボードの「A」を押し下げたまま、fromobjectをクリックしてtoobjectにドラッグする操作に相当します。「A」および「Q」なら、出力ポートを入力ポートに接続および接続解除します。「S」および「W」なら、セントラルポートを接続および接続解除します。C++でのみ使用でき、flexscriptでは使用できません。
defaultdragconnection(model().subnodes[count], model().subnodes[2], 'A')
degreestoradians (num degrees)
廃止、Math.radians()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.radians()を使用してください。

度をラジアンに変換します。
delayednodefunction (node thenode, double timeDelay[, par1, par2, ... par10])
説明
開発者向けです。このコマンドは、thenodeに定義されている関数を、定義された遅延時間の後で実行します。nodefunction()コマンドと同様ですが、与えられた遅延時間だけノードの起動を遅延する点が異なります。
delayednodefunction(current.myFunc, tonum(item));
delayevents (num value)
説明
開発者向けです。eventlistのすべてのイベントを遅延させます。eventlistのすべてのイベントについて、時間がvalueだけ増やされます。
delayevents(20)
delayeventsofobject (obj object, num value)
説明
開発者向けです。オブジェクトのイベントを遅延させます。オブジェクトの時間付きイベントがvalueだけ増やされ、eventlistが並べ替えされます。valueには正と負のどちらも使用できます。
delayeventsofobject(model().subnodes[2],20)
deleteselected ()
説明
開発者向けです。モデル内で選択されたすべてのオブジェクトを削除します。
deleteselected()
deletetablecol (str/num/node table, num column)
廃止、Table.deleteCol()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.deleteCol()を使用してください。

テーブルから列を削除します。
deletetablerow (str/num/node table, num row)
廃止、Table.deleteRow()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.deleteRow()を使用してください。

テーブルから行を削除します。
dellabel (obj object, str/num label)
廃止、treenode.labels["LabelName"].destroy()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.labels["LableName"].destroy()を使用してください。

指定されたobjectで、「labels」で指定されたノードから、指定されたlabelを削除します。
labelの指定は文字列のラベル名、またはラベルのランクを示す数値です。
そのノードにラベルが存在しない場合、このコマンドは何もしません。
dellabel(current,"MyLabel")
dempirical (str/node/num table[, num stream])
離散的な経験的分布からランダムなサンプルを返す
説明
離散的な経験的分布。

参照されるテーブルには、値と、それぞれの値に関連付けられている確率の割合のリストが含まれている必要があります。確率の割合はテーブルの行1から開始される列1に、関連付けられている値は列2に入力する必要があります。テーブルには必要なだけ多くの値を定義でき、行数に制限はありません。割合には0~100の数値を入力し、合計は100%になるようにします。100%にならない場合、累積の割合が100を超えた後に定義される数値は決して返されません。

FlexSimでは3つの経験的分布が使用されます。それらの相違点と詳細については、cempirical()コマンドの説明を参照してください。
int ptype = dempirical("prodtypes", 5);

「prodtypes」という名前のグローバルテーブルで定義されている離散的な経験的分布を使用し、乱数ストリーム5を使って、変数ptypeに値を割り当てます。

dempirical(current.labels["route"], 5);

currentオブジェクトの「route」という名前のラベルに定義されているノードテーブルで定義される離散的な経験的分布から、乱数ストリーム5を使用して、ランダムな変量を返します。
deselectall ()
説明
開発者向けです。モデル内のすべてのオブジェクトを選択解除します。
deselectall()
destroyevent (node event)
説明
開発者向けです。イベントリストの特定のイベントを破棄します。
destroyevent(node("MAIN:/1/exec/events").last)
destroyeventsofobject (obj object [, num simtime, num code, str data, node involved])
オブジェクトに関連付けられているイベントを破棄する
説明
与えられたオブジェクトに関連付けらわれているイベントを破棄します。必須パラメータは、最初のパラメータobjectのみです。他のパラメータはオプションで、次に示すように、破棄するイベントを選択するフィルタとなります。

time:コマンドが呼び出された時間と等しいか、より大きければ、このパラメータはイベントを時間でフィルタリングします。イベントの時間が渡されたtimeと等しくなければ、イベントは破棄されません。フィルタとして使用しない場合、-1を渡します。

code:このパラメータが0より大きい場合、イベントコードでイベントをフィルタリングします。イベントのコードが渡されたcodeと等しくなければ、イベントは破棄されません。

data:NULL以外なら、このパラメータを使用し、イベントに関連付けられているデータ文字列でイベントがフィルタリングされます。イベントのデータ文字列が渡された文字列と等しくなければ、イベントは破棄されません。

involved:NULL以外なら、このパラメータにより、関係するノードやオブジェクトでイベントがフィルタリングされます。イベントの関連ノードが渡されたノードと等しくなければ、イベントは破棄されません。
destroyeventsofobject(model().subnodes[2])
destroymessageevents (obj object, num time, obj fromobj[, num param1, num param2, num param3])
オブジェクトに関連付けらわれているメッセージイベントを破棄する
説明
与えられたオブジェクトに関連付けられているメッセージイベントを破棄します。

メッセージパラメータが含まれていなければ、すべてのメッセージイベントが破棄されます。
destroymessageevents(current, time(), NULL, 8)
destroyobject (node thenode)
廃止、treenode.destroy()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenodedestroy()を使用してください。

ノードを破棄します。
diffsign (num value1, num value2)
廃止、Math.sign()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.sign()を使用してください。
dispatchcoordinatedtasksequence (obj tasksequence)
調整されたタスクシーケンスをディスパッチする
説明
指定の、調整されたタスクシーケンスをディスパッチします。createcoordinatedtasksequence()の後で、必ず呼び出す必要があります。
dispatchcoordinatedtasksequence(newts);
dispatchtasksequence (obj tasksequence)
タスクシーケンスをディスパッチし、タスクシーケンスの取り扱い/実行を開始する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTaskSequence.dispatch()を使用してください。特定のタスクシーケンスを取り扱うdispatcher/taskexecuterに対して、そのタスクシーケンスがどこに存在するかを通知します。createemptytasksequenceコマンドを使用してタスクシーケンスを作成してから、inserttaskコマンドを使用してタスクを追加した後で、dispatchtasksequenceコマンドを使用してタスクシーケンスの処理を開始します。
dispatchtasksequence(newtasksequence);
distancetotravel (obj traveler, obj destination)
移動者が目的地に到達するため必要な移動距離を取得する
説明
移動者(オペレーター、トランスポーターなど)が与えられた目的地に到達するため必要な移動距離を返します。オブジェクトがネットワークに接続されている場合、ネットワークに沿った移動距離を返します。
distancetotravel(current.centerObjects[1], current);
distcutoff (num radius)
オブジェクト描画にグローバルに適用されるカットオフ半径を設定する
説明
オブジェクト描画にグローバルに適用されるカットオフ半径(視点から)を設定します。
discutoff(10)
distfromviewpoint (obj object, obj view)
ウィンドウビューでオブジェクトが視点からどれだけ離れているか
説明
viewで指定されたビューウィンドウで、objectで指定されたオブジェクトが視点からどれだけ離れているかを返します。この値は、viewが透視投影ウィンドウを参照している場合のみ意味を持ちます。
double dist = distfromviewpoint(model().subnodes[2],sv());

distを、視点から、モデル内の最初のオブジェクトまでの距離に設定します。
div (num value1, num value2)
廃止、/オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに/オペレーターを使用してください。

value1をvalue2で除算します。value2のとき計算は中断され、0が返されます。
div(10,2)
divide (num value1, num value2)
廃止、/オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに/オペレーターを使用してください。

これはdiv()のエイリアスです。
divide(10,2)
documentsdir ()
現在アクティブなユーザーのMy Documents内にあるFlexSim Projectsフォルダのフルパスを取得する
説明
現在アクティブなユーザーのMy Documents内にあるFlexSim Projectsフォルダのフルパスを返します。
documentsdir()
documentusercommands ()
説明
開発者向けです。現在のモデルのコマンドドキュメントにアクセスし、ユーザーコマンドがコマンドのドキュメントに含まれるよう、usercommands.xmlという名前のファイルを更新します。
documentusercommands();
draginfo (num operation[, num val])
マウスのドラッグに関連する値を取得または設定する
説明
マウスのドラッグに関連する値を取得または設定します。

operationは次のいずれかです。
    DRAG_INFO_DX 1 - dxを取得する
    DRAG_INFO_DY 2 - dyを取得する
    DRAG_INFO_DZ 3 - dzを取得する
    DRAG_INFO_MDX 4 - mdxを取得する
    DRAG_INFO_MDY 5 - mdyを取得する
    DRAG_INFO_BUTTON_STATE 6 - ボタンの状態を取得する
    DRAG_INFO_SET_DX 7 - dxをvalに設定する
    DRAG_INFO_SET_DY 8 - dyをvalに設定する
    DRAG_INFO_SET_DZ 9 - dzをvalに設定する
    DRAG_INFO_SET_MDX 10 - mdxをvalに設定する
    DRAG_INFO_SET_MDY 11 - mdyをvalに設定する
    DRAG_INFO_SET_BUTTON_STATE 12 - ボタンの状態をvalに設定する
double dx = draginfo(DRAG_INFO_DX);
draw3dtext (str text[, num asBitmap])
3dビューにテキストを描画する
説明
このコマンドはdrawtext()と似ていますが、3Dビューでのみ使用でき、テキストのレンダリングプロシージャに直接アクセスできるようパラメータセットが削られています。drawtext()では現在のオブジェクトや、一部のOpenGL状態の変化に基づいて多少の自動スケーリングが行われるのに対して、draw3dtext()はテキスト描画プロシージャを直接呼び出すため、位置設定、スケーリング、色設定などはすべて、glTranslated()、glScaled()、glColor3d()などのOpenGLコマンドで行います。
draw3dtext(current.name);
drawbox (num x, num y, num z, num sx, num sy, num sz, num glbegin)
単純なボックスを描画する
説明
単純なボックスを描画します。glbeginが1なら、描画前にglBeginを呼び出します。このコマンドは、OpenGLタイプの立方体を描画するための早い方法で、ライティング、色、テクスチャをdrawcube()コマンドより細かく指定できます。
drawbox(5,0,0, 2,1,3, 1);
drawcolumn (num x, num y, num z, num totalsides, num baseradius, num topradius, num height, num rx, num ry, num rz, num red {0-255}, num green {0-255}, num blue {0-255} [, num opacity {0-1}, num textureindex, num textureXrepeat, num textureYrepeat])
3Dの列を描画する
説明
複数の辺と高さを持つ、正方形、五角形、ピラミッドなど任意の形状を描画できる非常に多用途なコマンドで、円筒(辺の総数が多い場合)も描画できます。

x、y、zの位置を原点(基部の中央)として、列を描画します。この列は、辺の数、下端の半径、上端の半径、高さで定義されます。列はrx、ry、rzにより各軸の周囲で度単位に回転できます。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~255)で定義されます。

オプションのopacityパラメータにより、列は透明(0)から不透明(1)まで変化します。有効なtextureindex番号が入力された場合、関連付けられている画像が列の各面に沿ってtextureXrepeatおよびtextureYrepeat回だけ繰り返されます。

列の位置、サイズ、回転はデフォルトで、描画の基礎となるオブジェクトに相対です。角括弧[]内に示されているパラメータは、すべて使用するか、どれも使用しないか、どちらかにする必要があります。textureindexは、gettextureindex()コマンドか、[ツール]|[メディアファイル]メニューを使用して得られる数値です。
drawcolumn(0,0,0, 5 ,4,2, 6 ,0,0,0, 175,175,175, .6, 3, 5,1);
drawcube (num x, num y, num z, num sx, num sy, num sz, num rx, num ry, num rz, num red {0-255}, num green {0-255}, num blue {0-255} [, num opacity {0-1}, num textureindex, num textureXrepeat, num textureYrepeat])
3D立方体を描画する
説明
x、y、zの位置を原点(左下コーナー)として、立方体を描画します。長さ、幅、高さはそれぞれsx、sy、szで定義されます。rx、ry、rzを使用して、それぞれx、y、z軸の周囲に度単位で回転できます。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~255)で定義されます。

オプションのopacityパラメータにより、立方体は透明(0)から不透明(1)まで変化します。有効なtextureindex番号が入力された場合、関連付けられている画像が立方体の各面に沿ってtextureXrepeatおよびtextureYrepeat回だけ繰り返されます。

立方体の位置、サイズ、回転はデフォルトで、描画の基礎となるオブジェクトに相対です。角括弧[]内に示されているオプションパラメータは、すべて使用するか、どれも使用しないか、どちらかにする必要があります。textureindexは、gettextureindex()コマンドか[ツール]|[メディアファイル]メニューを使用して得られる数値です。
drawcube(0,0,0, 5,3,2, 0,0,0, 175,175,175, .6, 3, 1,1);
drawcylinder (num x, num y, num z, num baseradius, num topradius, num height, num rx, num ry, num rz, num red {0-255}, num green {0-255}, num blue {0-255} [, num opacity {0-1}, num textureindex])
3Dの円柱を描画する
説明
このコマンドは、x、y、zの位置を原点(基部の中央)として、中空の円柱を描画します。円柱の寸法は、基部の半径、上端の半径、高さで定義されます。円筒の先端を飾るには、drawdisk()コマンドを使用します。円柱は、rx、ry、rzを使用して、それぞれx、y、z軸の周囲に度単位で回転できます。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~255)で定義されます。

オプションのopacityパラメータにより、円柱は透明(0)から不透明(1)まで変化します。有効なtextureindexの数値が入力された場合、関連付けられている画像が円柱の外周に沿ったテクスチャとして使用されます。

円柱の位置、サイズ、回転はデフォルトで、描画の基礎となるオブジェクトに相対です。角括弧[]内に示されているオプションパラメータは、すべて使用するか、どれも使用しないか、どちらかにする必要があります。textureindexは、gettextureindex()コマンドか[ツール]|[メディアファイル]メニューを使用して得られる数値です。
drawcylinder(0,0,0, 1,1, 5, 0,0,0, 175,175,175, .6,3);
drawdisk (num x, num y, num z, num innerradius, num outerradius, num startangle, num sweepangle, num rx, num ry, num rz, num red {0-255}, num green {0-255}, num blue {0-255} [, num opacity {0-1}, num textureindex])
3Dの円盤を描画する
説明
x、y、zの位置を原点(半径の中央)として、平坦な円盤を描画します。円盤の寸法は内側の半径、外側の半径、開始角度、掃引角度で定義されます。掃引角度が360なら、完全な円が描画されます。innerradiusが0より大きいなら、円盤の中央に穴が開けられます。円盤は、rx、ry、rzを使用して、それぞれx、y、z軸の周囲に度単位で回転できます。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~255)で定義されます。

オプションのopacityパラメータにより、円盤は透明(0)から不透明(1)まで変化します。有効なtextureindexの数値が入力された場合、関連付けられている画像が円盤の表面に沿ったテクスチャとして使用されます。

円盤の位置、サイズ、回転はデフォルトで、描画の基礎となるオブジェクトに相対です。角括弧[]内に示されているオプションパラメータは、すべて使用するか、どれも使用しないか、どちらかにする必要があります。textureindexは、gettextureindex()コマンドか[ツール]|[メディアファイル]メニューを使用して得られる数値です。
drawdisk(0,0,0, .5,2, 90,270, 0,0,0, 175,175,175, 1,3);
drawflattext (str text)
説明
このコマンドは、3Dビューでのみ使用できます。テクスチャマッピングされたテキスト文字列を描画します。下のオブジェクトの名前と統計情報を描画するのと同じ機能が使用されます。正しくスケーリングされれば、非常に鮮明で読み取りやすいテキストが描画されます。このコマンドをsetdrawnamefunction()と組み合わせて使用すると、オブジェクトの下のボックスに描画されるデータをカスタマイズできます。drawtext()とは異なり、このコマンドのパラメータセットは大幅に削られているため、テキストを描画する前に場所、サイズ、レンダリング設定をセットアップするにはglコマンド(fglTranslate()、fglScale()、fglColor()など)を使用します。
オブジェクトのカスタム描画コードトリガーに、次のコードを追加します。

if(!param(2)) {
	setdrawnamefunction(80, 15, c, param(1), 1);
} else {
	fglTranslate(-40, -15, 0);
	drawflattext("Hello World");
}
	
これにより、オブジェクトの下の表示ボックスに「Hello World」というテキストが描画されます。
drawfont (num font)
drawtext()で使用するフォントを指定する
説明
drawtextを呼び出す前に、描画するフォントを定義します。drawtextを呼び出した後で、フォントはデフォルトにリセットされます。現在使用できるフォントタイプは12(番号0から11まで)です。
drawfont(2)
drawimage (obj view, str imagepath, num x, num y, num width, num height, num scaling)
画像を描画する
説明
ビューのimagepathに画像を描画します。scalingの値は、画像をどのように配置およびスケーリングするかを指定します。
NO_SCALE(または0):画像のサイズと同じ幅と高さで、場所x、yに画像を描画します。
SCALE_DOWN:x、y、width、heightにより作成される長方形に画像を描画します。必要なら、この長方形に収まるように比率を維持して画像を縮小します。
SCALE_UP_DOWN:x、y、width、heightにより作成される長方形に画像を描画します。必要なら、この長方形に収まるように比率を維持して画像を拡大縮小します。
SCALE_INDEPENDENT:x、yの場所に、widthとheightのサイズの画像を描画します。
drawimage(c, "buttons\\visible_eye.png", 0, 10, 0, 0, 0);
drawline (obj view, num x1, num y1, num z1, num x2, num y2, num z2, num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1})
平面ラインを描画する
説明
このコマンドは、開始位置がxloc1、yloc1、zloc1で、終了位置がxloc2、yloc2、zloc2の平面ラインを描画します。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~1)で定義されます。
fglDisable(GL_LIGHTING);
drawline(view, 0, 0, 0, 2, 2, 2, 1, 0, 0);
fglEnable(GL_LIGHTING);

この例は、ポイント(0,0,0)からポイント(2,2,2)にラインを描画します。ラインの色は赤です。
drawobject (obj view, num shapeindex, num textureindex[, num animation, treenode shapedata])
3D形状を描画する
説明
指定された形状とテクスチャインデックスを使用して3dオブジェクトを描画します。
drawtomodelscale(current);
drawobject(view,getshapeindex("fs3d//texturebox.wrl"),gettextureindex("flexsim.bmp"));


描画スケールをモデルのものに設定してから、flexsim.bmpをテクスチャとして使用し、texturebox.wrl形状を描画します。
drawpie (obj view, num x, num y, num z, num x2, num y2, num z2, num startangle, num endangle, num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1})
平坦な扇形を描画する
説明
[x1,y1,z1]と[x2,y2,z2]の中点を原点(半径の中心)として、平坦な扇形を描画します。角度は正のx軸から反時計回りに、度単位で測定されます。負の角度は時計回りに測定されます。扇形は、開始角度から反時計回りに終了角度までを占めます。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~1)で定義されます。

drawpie(view,3,3,0,0,0,0,45,90,0.5,0,0);
drawquad (obj view, num x1, num y1, num z1, num x2, num y2, num z2, num x3, num y3, num z3, num x4, num y4, num z4, num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1})
平坦な四辺形を描画する
説明
このコマンドは、x1、y1、z1、x2、y2、z2、x3、y3、z3、x4、y4、z4により定義される頂点を持つ平坦な四辺形を描画します。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~1)で定義されます。結果として得られる形状と照明は、頂点が定義される順序やシーケンスによって異なります。頂点がすべて同じ平面に属する場合、drawrectangle()コマンドの使用を検討してください。
drawquad(view, 0, 0, 1, 0, 0, 0, 2, 2, 2, 4, 5, 6, 1, 0, 0);

この例は、(0,0,0)、(1,0,0)、(2,2,2)、(4,5,6)の4つのポイントで定義された頂点を持つ四辺形を描画します。四辺形の色は赤です。
drawrect (obj view, num x1, num y1, num z1, num x2, num y2, num z2, num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1})
平坦な長方形を描画する
説明
このコマンドは、x1、y1、z1およびx2、y2、z2で定義された対角のコーナーを持つ、平坦な長方形を描画します。どちらのポイントも、xy平面と平行な平面に存在する必要があります。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~1)で定義されます。このコマンドは、平面、3D、グラフ、パネルのビューから呼び出すことができます。drawquad()も参照してください。
drawrect(view, 0,0,.5, 1, 1, .5, 1, 0, 0);

対角コーナー(0,0,.5)および(1,1,.5)を使用して赤色の長方形を描画します。
drawrectangle (num x, num y, num z, num length, num width, num rx, num ry, num rz, num red {0-255}, num green {0-255}, num blue {0-255} [, num opacity {0-1}, num textureindex, num textureXrepeat, num textureYrepeat])
3Dの長方形を描画する
説明
ユーザー定義の場所、長さ、幅、回転、色を使用して、平坦な長方形を描画します。x、y、z平面と並行でない長方形を描画するには、drawquad()コマンドを使用する必要があります。

オプションのopacityパラメータにより、長方形は透明(0)から不透明(1)まで変化します。有効なtextureindex番号が入力された場合、関連付けられている画像が長方形の表面にテクスチャとして、textureXrepeatおよびtextureYrepeat回だけ繰り返されます。

長方形の場所、サイズ、回転はデフォルトで、描画の基礎となるオブジェクトに相対です。角括弧[]内に示されているオプションパラメータは、すべて使用するか、どれも使用しないか、どちらかにする必要があります。textureindexは、gettextureindex()コマンドか[ツール]|[メディアファイル]メニューを使用して得られる数値です。
drawrectangle(0,0,0, 2,3, 0,0,0, 175,175,175, .6, 1, 2,3);
drawshadow (num phase (1,2,3))
OnDraw内でシャドーボリュームを描画する
説明
OnDraw内でシャドーボリュームを描画します。
drawshadow(1);
drawsphere (num x, num y, num z, num radius, num red {0-255}, num green {0-255}, num blue {0-255} [, num opacity {0-1}, num textureindex])
3Dの球を描画する
説明
x、y、zの場所を原点(球の中央)として、中空の球を描画します。球の寸法は、単一の半径により定義されます。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~255)で定義されます。

オプションのopacityパラメータにより、球は透明(0)から不透明(1)まで変化します。有効なtextureindex番号が入力された場合、関連付けられている画像が球の表面にテクスチャとして貼り付けられます。

球の場所、サイズ、回転はデフォルトで、描画の基礎となるオブジェクトに相対です。角括弧[]内に示されているオプションパラメータは、すべて使用するか、どれも使用しないか、どちらかにする必要があります。textureindexは、gettextureindex()コマンドか[ツール]|[メディアファイル]メニューを使用して得られる数値です。
drawsphere(0,0,0,5,175,175,175,1,3);
drawspheres (obj object, obj view)
説明
開発者向けです。指定されたオブジェクトに割り当てられている衝突球を描画します。TaskExecutersでは、ユーザーが衝突球を追加し、オブジェクトの[パラメータ]ウィンドウから衝突球を描画できますが、他のオブジェクトに必要に応じて衝突球を追加し、描画するにはコマンドが必要です。
drawspheres(current,view);
drawtext (obj view, str text, num x, num y, num z [, num width, num height, num thickness, num rx, num ry, num rz, num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1} , num opacity {0-1}, num flags])
テキストを描画する
説明
このコマンドは、x、y、zにより定義される場所にテキストを描画します。widthパラメータは使用されません。テキストの幅と高さは、heightパラメータにより決定されます。回転はrx、ry、rzにより定義されます。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~1)で定義されます。flagsパラメータは次のように定義できます:0x1 = 太字、0x2 = 斜体、0x4 = 下線。flagsパラメータは3d以外のビューにのみ適用されます。opacityが使用される場合、0(完全に透明)から1(不透明)までの数値です。必要なら、drawtext()の前にdrawfont()コマンドを呼び出してフォントタイプを変更できます。このコマンドは、平面、3D、グラフ、パネルのビューで使用できます。
drawtext(view, "Hello", 0,0,0, 0,.3,.1, 90,0,0, 1,0,0, .8);

この例は、場所(0,0,0)にサイズ0.3、太さ0.1、回転(90,0,0)、rgb色(1,0,0)、不透明度0.8で「Hello」と描画します。
drawtomodelscale (obj object)
モデルの現在の描画スケールを取得する
説明
以前にdrawtoobjectscale()を呼び出してモデルに設定された、現在の描画スケールを返します。これは、次のOpenGL関数と同じです。

    glScalef(1/object.location.x,1/object.location.y,1/object.location.z);
drawtomodelscale(current);
drawtoobjectscale (obj object)
以後の描画コマンドをオブジェクトのサイズに応じてスケーリングする
説明
このコマンドを使用すると、以後のすべての描画コマンドは、オブジェクトのサイズに応じてスケーリングされます。これは、次のOpenGL関数と同じです。

    glScalef(object.location.x,object.location.y,object.location.z);

デフォルトでは、最初はオブジェクトのスケールに設定されます。
drawtoobjectscale(current);
drawtriangle (obj view, num x1, num y1, num z1, num x2, num y2, num z2, num x3, num y3, num z3, num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1})
平坦な三角形を描画する
説明
このコマンドは、xloc1、yloc1、zloc1、xloc2、yloc2、zloc2、xloc3、yloc3、zloc3により定義される頂点を持つ平坦な三角形を描画します。色は赤、緑、青の色コンポーネント(0~1)で定義されます。
drawtriangle(view, 0, 0, 0, 1, 0, 0, 0, 1, 0, 1, 0, 0);

この例は、(0,0,0)、(1,0,0)、(0,1,0)の3つのポイントで定義された頂点を持つ三角形を描画します。三角形の色は赤です。
dropnodefrom ()
説明
開発者向けです。ノードがドロップされた元のビューを返します。
dropnodefrom()
dropnodeto ()
説明
開発者向けです。ノードがドロップされた先のビューを返します。
dropnodeto()
dropuserlibraryobject (obj object [, obj ontoobject, num x, num y, num z, obj ontoview, num viewalreadyset])
説明
開発者向けです。指定されたオブジェクトを、ユーザーライブラリからモデルにドラッグされたのと同様にドロップします。
dropuserlibraryobject(node("MAIN:/project/userlibrary/1/1"));
dropx ()
ドロップアクションのx位置を取得する
説明
ドロップアクションのx位置を取得します。
dropx()
dropy ()
ドロップアクションのy位置を取得する
説明
ドロップアクションのy位置を取得します。
dropy()
dropz ()
ドロップアクションのz位置を取得する
説明
ドロップアクションのz位置を取得します。
dropz()
dumpquery (node dumpNode[, num asTable])
廃止、Table.query()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.query()を使用してください。

最後に呼び出されたquery()について、完全な結果テーブルをノードにダンプします。asTableが1なら、結果はテーブルデータとしてダンプされます。asTableが0なら、結果はバンドルデータとしてダンプされます。
duniform (num min, num max[, num stream])
minとmaxの間のランダムな整数を返す
説明
duniform( a, b, stream ) は有界な離散的確率分布です。

入力:
aは下限を指定するパラメータです。
bは上限を指定するパラメータです。
abは整数で、a < bです。
baはスケーリングのパラメータとなります。
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}のいずれかへの参照です。

出力:
範囲 = { a, a+1, ..., b }
平均値 = ( a + b ) 2
分散 = ( (ba + 1)²− 1 ) 12

可能な用途:
abとの間でランダムに分布し、ほかの特性がほぼ未知の数量を概算するため使用されます。

コメント:
ab、またはその間に存在する任意の離散的な(整数の)数値が等しい確率で返されます。
duniform(1, 6, 3);

最小値が1、最大値が6の離散的な一様分布から、乱数ストリーム3を使用してランダムな変量を生成します。これは、サイコロを振った結果をシミュレートします。
duplicateselected ()
説明
開発者向けです。モデル内で選択されたすべてのオブジェクトを複製します。
duplicateselected()
dynamicsplineall (node starttree)
説明
開発者向けです。starttreeの下のオブジェクトについて、すべてのスプラインをキャッシュから消去します。モデル内のスプラインはすべて、編集可能または「ロック解除」になります。編集可能モードでは、スプラインのレンダリングが遅くなります。編集可能モードでは、スプラインを動的に編集できます。
dynamicsplineall(model())
else { }
説明
「if」ステートメントと組み合わせて使用され、「if」の条件が偽のときに実行すべきコードを(存在するなら)宣言します。
if( item.Weight < 100 )
{
msg("TRUE","");
}
else
{
msg("FALSE","");
}

この例は、アイテムのWeightラベルの値が100よりも小さい場合はTRUEのメッセージを、それ以外の場合はFALSEのメッセージを表示します。
embedfile (num mode, str projectpath, str filepath)
ノードにファイルを埋め込む
説明
このコマンドは、ノードにファイルを埋め込むために使用します。modeは1=埋め込み、2=抽出、3=削除のいずれかです。
empirical (str/node/num table[, num stream])
説明
連続的な経験的分布。

参照されるテーブルには、値と、それぞれの値に関連付けられている確率の割合のリストが含まれている必要があります。確率の割合はテーブルの行1から開始される列1に、関連付けられている値は列2に入力する必要があります。テーブルには必要なだけ多くの値を定義でき、行数に制限はありません。割合には0~100の数値を入力し、合計は100%になるようにします。100%にならない場合、累積の割合が100を超えた後に定義される数値は決して返されません。

FlexSimでは3つの経験的分布が使用されます。それらの相違点と詳細については、cempirical()コマンドの説明を参照してください。
empirical("mytable", 5);

「mytable」という名前のグローバルテーブルで定義されている連続的な経験的分布から、乱数ストリーム5を使用して、ランダムな変量を返します。

empirical(current.labels["ptime"], 5);

currentオブジェクトの「ptime」という名前のラベルで定義されるテーブルで定義されている、連続的な経験的分布から、乱数ストリーム5を使用してランダムな変量を返します。
emptyfluidobject (obj object)
流体オブジェクトのコンテンツを0に設定する
説明
流体オブジェクトのコンテンツを0に設定します。
emptyfluidobject(current);
enablecode (node codenode [, num mode])
ノードをflexscriptまたはC++に切り替える
説明
グローバル設定に基づいて、ノードをflexscriptまたはc++に切り替えます。modeが0なら、グローバル設定を使用してflexscriptまたはc++に切り替えます。ノードが既にflexscriptまたはc++に切り替えられており、modeが0なら、ノードには何も行われません。modeが0以外なら、次のように強制的な切り替えが行われます:1-flexscript、2-c++、3-dll。

このコマンドは、コード編集ウィンドウでノードをflexscript、c++、またはdllに切り替えるため使用されます。
enablecode(var_s(current, "exittrigger"));
enablefullhistory (num on/off)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。全履歴収集をオン/オフします。渡されたパラメータが1なら、全履歴がオンになります。0ならオフになります。このコマンドは直接呼び出しません。代わりに、[全履歴を有効にする]メニューオプションを使用して全履歴をオン/オフしてください。
enablefullhistory(1); // 全履歴収集をオンにする
endaggregatedundo (obj view, num id)
説明
指定されたビューについて、集計された元に戻すレコードを終了します。このコマンドと、前のbeginaggregatedundo()コマンドの間に実行された、元に戻せるコマンドはすべて、単一の元に戻せる操作としてカプセル化されます。beginaggregatedundo()関数から返されたidを渡します。詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
endaggregatedundo(c.find("@/TheTable"),id);
endignoreundo ()
説明
beginaggregatedundo()およびendaggregatedundo()と組み合わせて使用します。beginignoreundo()とendignoreundo()の間に呼び出されたコマンドは、集計された元に戻すレコードに、元に戻せるコマンドとして追加されません。詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
endignoreundo();
endoffile ()
現在開いているファイルの末尾に到達した場合に1を返す
説明
現在開いているファイルの末尾に到達した場合に1を返します。fileopen()とともに使用されます。
while(!endoffile()){string nextline = filereadline();}
endreplication (num onlyifexperimenting)
現在の実験ツールの複製を終了する
説明
現在の実験ツールの複製を終了します。実験ツールの終了時間が設定されておらず、特定の条件が真になることで終了する場合に使用します。onlyifexperimentingに1を指定すると、実験の実行中のみ停止が行われます。
if(current.stats.output >= 5000) endreplication(1);
endwaittask (obj taskexecuter)
廃止、処理フローまたはfreeoperators()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、処理フローまたはfreeoperators()コマンドを使用してください。

このコマンドは、ディスパッチャーとして指定されたオブジェクトを、createwaittask()により発行された待機タスクからリリースします。オブジェクトがリリースされると以前の状態に戻り、タスクシーケンスキューに存在するタスクシーケンスの実行を開始します。
endwaittask(current.centerObjects[1]);
eq (num/node value1, num/node value2)
廃止、==オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに==オペレーターを使用してください。
erlang (num location, num scale, num shape[, num stream])
アーラン分布からランダムなサンプルを返す
説明
erlang( γ, β, m, stream )は非負の連続的な確率分布です。

入力:
γは位置パラメータです ∈ ( - ∞, ∞ )。
βはスケーリングパラメータです( β > 0 )。
mは形状パラメータです ∈ {1, 2, ...}。
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}のいずれかへの参照です。

出力:
範囲 = ( γ , ∞ )
平均値 = γ + mβ
分散 = mβ²

可能な用途:
組み立て、顧客サービス、機械の修理などのタスクが完了するまでの時間をモデル化するために使用されます。

コメント:
γ = 0のとき、この分布はm-Erlang(β)分布と呼ばれます。
exponential( γ, β )とerlang( γ, β, 1 )分布は同一です。
正の整数mについて、gamma( γ, β, m )とerlang( γ, β, m )分布は同一です。
double servicetime = erlang(60, 2, 4, 5);

変数servicetimeは、locationパラメータが60、scaleパラメータが2、shapeパラメータが4のアーラン分布に従い、5番目の乱数ストリームを使用して設定されます。平均値は100 + (2*4) = 108です。
evaluatepullcriteria (obj fixedresource, obj item, num portnr[, num bypassflags])
FixedResourceオブジェクトのプル要件を再起動する
説明
FixedResourceに対して、入力ポートportnr経由で渡されたオブジェクトのアイテムのプル要件を評価するよう通知します。このコマンドは、アイテムがプル可能な場合、プル要件のフィールドにより返される値を返します。理由にかかわらずアイテムをプルできない場合(ポートが閉じている、アイテムがリリースされていないなど)、このコマンドは0を返します。bypassflagsパラメータは、BYPASS_で始まるマクロのビット単位の組み合わせで、アイテムが利用可能かどうかを判定するときに特定の基準を無視するよう指定します。
evaluatepullcriteria(current, item, 1); // [ベストアイテムからプル]ピックリストオプションも参照
eventcode <no parentheses>
説明
開発者向けです。このコマンドは、createevent()コマンドにコードとして渡された数値を返します。ライブラリオブジェクトのOnTimerEvent関数でのみ使用されます。通常は、発生しているイベントのタイプを識別するために使用されます。このコマンドを呼び出すときは括弧を付けません。createevent()とeventdataも参照してください。
if (eventcode == EVENT_OPENINPUTS)
thisobjectdata->openinputs();

createevent()関数にEVENT_OPENINPUTSという値が渡された場合、thisobjectdataで参照されるオブジェクトのopeninputs()というメソッドを呼び出します。
eventdata <no parentheses>
説明
開発者向けです。このコマンドは、createevent()コマンドにデータとして渡された文字列値を返します。ライブラリオブジェクトのOnTimerEvent関数でのみ使用されます。通常は、発生しているイベントタイプのユーザー向け説明として使用されます。速度の理由から、OnTimerEvent関数の実行時には一般に使用されません。このコマンドを呼び出すときは括弧を付けません。createevent()とeventcodeも参照してください。
if (comparetext(eventdata,"openinputs"))
{
thisobjectdata->openinputs();
}

createevent()に渡された文字列値が「openinputs」と等しい場合、thisobjectdataで参照されるオブジェクトのopeninputsというメソッドを呼び出します。
eventget (num index, num thing)
インデックスのイベントのイベント属性
説明
MAIN:/project/exec/eventsの指定されたインデックスにあるイベント属性を返します。
thingは次のいずれかです。
1 = クライアント
2 = 時間
3 = コード
4 = データ
5 = 関係
6 = イベントノード
eventget(2,3)
eventlisten (obj object, str eventName, node relayNode[, num flags, par1, par2, ... par10])
説明
このコマンドはリスニングメカニズムを作成し、定義されたイベントがオブジェクトで呼び出されると、relayNodeも実行されるようにします。flagsは次に示す値のいずれかのビット単位マスクです。
EVENT_PRE_LISTEN:リスニング関数は、theNodeより前に呼び出されます。
EVENT_LISTEN:(デフォルト)リスニング関数は、theNodeの後で呼び出されます。
EVENT_PERSIST:リスナーは、モデルがリセットされても継続します。
EVENT_PASS_THROUGH_PARAMS:theNodeが呼び出されるときイベントに渡されるパラメータは、リスニングノードにも「引き継ぎ」で渡されます。この場合、par1、par2などのパラメータは使用されません。
EVENT_LISTEN_ONCE:最初のイベントが起動した後で、リスニングメカニズムは自動的に削除されます。
リスニングノードが呼び出され、EVENT_STOP_LISTENINGを返した場合、リスナーメカニズムは削除され、それ以後リスニングノードは呼び出されません。戻り値は、リスニングに関連付けられているノードへの参照です。このノードが後で削除されると、リスニングメカニズムは停止します。

オブジェクトでリッスンできるイベントのリストを取得するには、function_s(object, "enumerateEvents", destNode)を呼び出します。オブジェクトがdestNodeにダンプするテーブルには、そのオブジェクトでリッスンできるすべてのイベントに関する情報が含まれています。

一部のイベントには「要件」が存在します。そのイベントを正しくバインドするには、追加パラメータを渡す必要があります。列挙テーブルには、要件の数とそれらの名前についての情報が含まれています。要件が必要な場合、par1、par2などに置き換わり、パラメータの順序がずれることになります。たとえば、イベントに2つの要件が存在する場合、それらの要件がeventlisten()呼び出しのpar1とpar2を占め、par3がrelayNodeのコードでparam(1)になります。
eventlisten(current, "OnEntry", current.entrylistener);
eventloginfo (num operation, num n1)
説明
開発者向けです。イベントログに関係する何かを記述する文字列値を返します。

operationは次のいずれかです。
ELI_GET_OBJECTPATH 1 - objectpaths配列から、インデックスn1にあるオブジェクトのパスを返します。
ELI_GET_INVOLVEDPATH 2 - involvedpaths配列から、インデックスn1にあるオブジェクトのパスを返します。
ELI_GET_OTHERPATH 3 - objectpaths配列から、インデックスn1にあるオブジェクトのパスを返します。
ELI_EVENTTYPE_NAME 4 - eventtypes配列から、インデックスn1にあるeventtypeの名前を返します。
ELI_LOGGEDEVENTTYPE_NAME 5 - loggedeventtypes配列から、インデックスn1にあるlogged eventtypeの名前を返します。

イベントログに関係し、数値を返す他のオペレーションには、applicationcommand()関数でアクセスできます。
「seteventlogging」- eventtype n1のログ記録を有効または無効にします。
「geteventlogging」- eventtype n1についてログ記録が有効かどうかを返します。
「getobjectpathslistsize」- objectpaths配列のサイズを返します。
「getinvolvedpathslistsize」- involvedpaths配列のサイズを返します。
「getotherpathslistsize」- objectpaths配列のサイズを返します。
「geteventtypeslistsize」- eventtypes配列のサイズを返します。
「getloggedeventtypeslistsize」- loggedeventtypes配列のサイズを返します。
「geteventtypecode」- n1として渡された名前のeventtypeのインデックスを返します。
string objectpath = eventloginfo(ELI_GET_OBJECTPATH,1);
eventqty ()
現在保留中のイベントの番号を取得する
説明
現在保留中のイベントの番号を返します。
eventqty()
excelclose (num save [1/0])
現在開いているExcelワークブックを閉じる
説明
このコマンドは、現在開いているExcelワークブックを閉じます。saveが1なら、ワークブックは閉じる前に保存されます。saveが0なら、ワークブックに加えられた変更内容は破棄されます。
excelopen()の例を参照してください。
excelcreatesheet (str name)
現在開いているExcelワークブックに新しいワークシートを作成します。
説明
新しいワークシートを作成します。新しいシートにはnameで指定した名前が付けられます。
excelcreatesheet("MyNewSheet");
excelcreateworkbook ()
Excelワークブックを作成する
説明
このコマンドは、Excelでワークブックを作成します。同時に開くことのできるワークブックは1つだけです。ユーザーは、別のワークブックを開くまたは作成する、新しいモデルを開く、現在のモデルをコンパイルする、またはFlexSimを閉じる前に、excelclose()を呼び出す必要があります。開いているファイルから読み取りを行う前には、excelsetsheet()も呼び出す必要があります。
excelcreateworkbook();
excelsetsheet("Sheet1");
excelwritenum(1,1,1);
excelsave("NewWorkBook.xlsx");
excelclose(0);

最初にFlexSimと新しいExcelワークブックとの間にリンクを作成し、ワークブックのアクティブなシートを「Sheet1」に設定し、行1列1に1を書き込み、ワークブックを保存して、ワークブックを閉じます。
exceldeleterange (str rangename)
現在開いているExcelワークブックの指定範囲を削除します。
説明
指定範囲を削除します。範囲内のデータには影響しません。
このコマンドは、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(FlexSimのデフォルト設定ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は何もしません。
exceldeleterange("MyRange");
exceldeletesheet (str name [, int allowwarning])
現在開いているExcelワークブックのワークシートを削除します。
説明
指定されたワークシートを削除します。allowwarningが1なら、データのあるシートを削除する前に警告が与えられます。
exceldeletesheet("MyNewSheet");
excelexportnode (node table, num startrow, num startcol, num numrows, num numcols [, num rowchar, num colchar])
廃止、excelexporttable()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにexcelexporttable()を使用してください。
excelexportnode(reftable("Table1"),1,1,5,3);
excelexporttable (str/node/num table, num startrow, num startcol, num numrows, num numcols [, num rowchar, num colchar])
FlexSim内のテーブルから、現在開いているExcelワークブックにデータをエクスポートする
説明
FlexSim内のテーブルから、Excelにデータをエクスポートします。テーブルはGlobalTableの名前で参照することも、テーブルノードへのツリーノード参照を使用することもできます。エクスポートされるデータタイプ(文字列または数値)は、FlexSimテーブルのセルのデータタイプにより決定されます。ユーザーは、Excelの開始行および列番号と、エクスポートする行および列の総数を指定します。
excelexporttable("Table1",1,1,5,3);
excelgetrangeparam (str rangename, num param)
現在開いているExcelワークブックの名前付き範囲についての位置パラメータを取得する
説明
名前付き範囲についての位置パラメータを取得します。パラメータの有効な値は次のとおりです。
1 = 開始行番号
2 = 開始列番号
3 = 終了行番号
4 = 終了列番号
5 = 幅
6 = 高さ
このコマンドは、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(FlexSimのデフォルト設定ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は何もしません。
int width = excelgetrangeparam("MyRange",5);
excelgetrangesheet (str rangename)
現在開いているExcelワークブックの範囲名と関連付けられているワークシートの名前を取得する
説明
指定された範囲が位置するワークシートの名前を返します。
このコマンドは、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(FlexSimのデフォルト設定ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は何もしません。
pt(excelgetrangesheet("MyRange"));
excelimportnode (obj node, num startrow, num startcol, num numrows, num numcols [, num rowchar, num colchar])
廃止、excelimporttable()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにexcelimporttable()を使用してください。
excelimportnode(so(),1,1,5,3);
excelimporttable (str/node/num table, num startrow, num startcol, num numrows, num numcols)
現在開いているExcelワークブックから、FlexSimのテーブルにデータをインポートします。
説明
Excelから、FlexSimのテーブルにデータをインポートします。テーブルはGlobalTableの名前で参照することも、テーブルノードへのツリーノード参照を使用することもできます。エクスポートされるデータタイプ(文字列または数値)は、FlexSimテーブルのセルのデータタイプにより決定されます。ユーザーは、Excelの開始行および列番号と、エクスポートする行および列の総数を指定します。
excelimporttable("MyTable",1,1,5,3);
excellaunch ([str launchdir])
Microsoft Excelを開始する
説明
このコマンドは、Microsoft Excelを開き、FlexSimからアクセスできるようにします。launchdirが指定されていない場合、[ツール]|[Excel]|[グローバル設定]で定義されているパスが使用されます。それ以外の場合、launchdirはハードドライブ上でEXCEL.EXEが置かれている場所を指す正確なパスの必要があります。一般には"C:/Program Files/Microsoft Office/Office10"のような形式ですが、インストールされているExcelのバージョンによって異なる可能性があります。通常、Excelとの通信を行う前にExcelを開始する必要はありません。ただし、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(デフォルト動作ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は、通信を行う前にExcelが実行されている必要があります。通信の開始時にexcellaunch()を呼び出しれた場合、ユーザーが新しいモデルを開く、現在のモデルをコンパイルする、またはFlexSimを閉じる前に、excelquit()を呼び出す必要があります。
excellaunch(" C:/Program Files/Microsoft Office/Office10");
excelopen("C:/mybook.xls");
excelsetsheet("Sheet1");
double thenum = excelreadnum(1,1);
excelclose(true);
excelquit();

Excelを開始し、「mybook」という名前のワークブックを開き、そのワークブックの行1、列1から読み取った値を保存して、ファイルとExcelを閉じます。
excelmacro (str macro)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。このコマンドは、ユーザーがExcel 4.0のマクロコマンドをExcelに送信するためのものです。この言語はMicrosoftでのサポートが終了しており、Excelの将来のバージョンでは削除される可能性があります。
excelmacro("select(\"r1c1:r5c5\")");

ワークブックの行1、列1から行5、列5までのセクションを選択します。
excelmultitableimport ()
ExcelからFlexSimテーブルにデータの自動インポートを開始する
説明
[ツール]|[Excel]|[複数テーブルのインポート]ウィンドウでのセットアップに従い、ExcelシートからFlexSimテーブルにデータの自動インポートを開始します。
excelmultitableimport()
excelopen (str workbook)
Excelワークブックを開く
説明
このコマンドは、workbookで指定される名前のファイルをExcelで開きます。同時に開くことのできるワークブックは1つだけです。ユーザーは、別のワークブックを開く、新しいモデルを開く、現在のモデルをコンパイルする、またはFlexSimを閉じる前に、excelclose()を呼び出す必要があります。開いているファイルから読み取りを行う前には、excelsetsheet()も呼び出す必要があります。
excelopen("mydata.xls");
excelsetsheet("Sheet1");
double myvalue = excelreadnum(1,2);
excelclose(0);

最初にFlexSimと、「mydata.xls」という名前のExcelワークブックとの間にリンクを作成し、ワークブックのアクティブなシートを「Sheet1」に設定し、行1列2から読み取られた数値をmyvalueという名前のローカル変数に設定して、保存せずにワークブックを閉じます。
excelquit ()
Microsoft Excelを閉じる
説明
このコマンドは、Microsoft Excelが開いていれば、閉じます。このコマンドを呼び出した後は、Excelへの他のコマンドは呼び出せません。開いているExcelファイルは、このコマンドを呼び出す前に閉じる必要があります。開いているワークブックについて、変更の保存を求めるExcelプロンプトが表示されることがあります。これを回避するにはexcelclose()を使用します。以前にexcellaunch()を呼び出した場合、このコマンドを呼び出す必要があります。
excellaunch()を参照してください。
excelrangeread (str rangename[treenode target], num row, num col[, num numRows, num numCols, num flags])
Excelの範囲を読み込み、ツリーノードにダンプする
説明
この関数は、渡された引数に応じて2つの関数にオーバーロードされます。最初の関数(文字列を渡した場合)は廃止されました。代わりにexcelrangereadnum()とexcelrangereadstr()を使用してください。

2番目の関数(ツリーノードを渡した場合)はExcelのある範囲を読み込み、その範囲に含まれるすべてのデータをターゲットのツリーノードに割り当てます。ツリーノードにバンドルデータが存在する場合、Excelデータはバンドルに設定されます。それ以外の場合、ターゲットのツリーノードの下にサブノードが挿入されます。Excelのデータはこのサブノードに文字列または数値データとして、グローバルテーブルと同じ形式で設定されます。

範囲の原点は渡されたrowおよびcolにより指定され、2番目の数値のペアは範囲のサイズを指定します。これらのいずかに0が渡された場合、FlexSimはその方向のExcel範囲について、データが存在する範囲の境界を自動的に選択します。

flagsを渡すことで、Excelから正確に何を読み込むかを変更できます。flagsはEXCEL_DATA_AUTOMATIC、EXCEL_DATA_NUMBER、EXCEL_DATA_STRING、EXCEL_DATE_AS_NUM、EXCEL_USE_COLUMNHEADERS、EXCEL_USE_ROWHEADERSのいずれかです。

EXCEL_DATA_AUTOMATICは、Excelセルのデータタイプに応じて文字列または数値データを割り当てます。これはデフォルトの動作です。

EXCEL_DATA_NUMBERは、すべてのExcelデータを数値として読み込みます。

EXCEL_DATA_STRINGは、すべてのExcelデータを文字列として読み込みます。

EXCEL_DATE_AS_NUMは、Excel日付を、FlexSimで日付として読み込み可能な数値として読み込みます。それ以外の場合、データは文字列となります。

EXCEL_USE_COLUMNHEADERSは、データの最初の行をデータではなくテーブルの列の名前として使用します。

EXCEL_USE_ROWHEADERSは、データの最初の列をデータではなくテーブルの行の名前として使用します。

treenode myTable = node ("Tools/GlobalTables/GlobalTable1>variables/data", model());

excelrangeread(myTable, 1, 1, 5, 0, EXCEL_DATA_AUTOMATIC | EXCEL_USE_COLUMNHEADERS);

アクティブなシートのセルA1からデータを読み込みます。最初の5行について、データが存在する列をすべて読み込みます。最初の行は、書き込み先のグローバルテーブルの列名に使用されます。したがって、Excelシートにデータの存在する列が10存在するなら、グローバルテーブルのデータ変数の下に合計40のノードが挿入されます。これらの各ノードは、対応するExcelセルのデータタイプになります。
excelrangereadnum (str rangename, num row, num column)
現在開いているExcelワークブックの指定範囲のセルから数値を読み取る
説明
指定された名前付き範囲の、行および列により定義されたセルから数値を読み取ります。範囲の左上のセルが行1、列1です。
このコマンドは、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(FlexSimのデフォルト設定ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は何もしません。
excelreadnum("MyRange",5,1)
excelrangereadstr (str rangename, num row, num column [, num rowchar, num colchar])
現在開いているExcelワークブックの指定範囲のセルからテキスト値を読み取る
説明
指定された名前付き範囲の、rowおよびcolumnにより定義されたセルからテキスト値を読み取ります。範囲の左上のセルが行1、列1です。
このコマンドは、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(FlexSimのデフォルト設定ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は何もしません。
excelreadstr("MyRange",5,1)
excelrangewrite (treenode source, num row, num col, num flags)
ソーステーブルノードからデータを読み込み、アクティブなExcelシートに置き込む
説明
この関数は、ソーステーブルノードのすべてのデータを、アクティブなExcelシートに書き込みます。ツリーノードにバンドルデータが存在する場合、バンドルデータを読み込んでシートに書き込みます。それ以外の場合、グローバルテーブルと同様に、データの存在する子ノードを探します。渡されるrowとcolは、Excelシートのどこからデータの書き込みを開始するかを指定します。常に、ソースノードのすべてのデータが書き込まれます。flagsを渡すと、ヘッダーの使用方法を変更できます。flagsに使用できるのは、EXCEL_USE_COLUMNHEADERSとEXCEL_USE_ROWHEADERSです。

EXCEL_USE_COLUMNHEADERSを使用すると、既存の列ヘッダーをExcelテーブルの別の行として書き込みます。

EXCEL_USE_ROWHEADERSを使用すると、既存の行ヘッダーをExcelテーブルの別の列として書き込みます。
treenode myTable = node("Tools/GlobalTables/GlobalTable1>variables/data", model());

excelrangewrite(myTable, 1, 1, EXCEL_USE_ROWHEADERS | EXCEL_USE_COLUMNHEADERS);

GlobalTable1のすべてのデータを取得し、アクティブなExcelシートのA1から始まるセルに書き込みます。実際のデータを書き込む前に、列ヘッダーの行と行ヘッダーの列があります。
excelrangewritenum (str rangename, num row, num column, num value)
現在開いているExcelワークブックの指定範囲のセルに数値を書き込む
説明
指定された名前付き範囲の、rowおよびcolumnにより定義されたセルに数値を書き込みます。範囲の左上のセルが行1、列1です。
このコマンドは、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(FlexSimのデフォルト設定ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は何もしません。テーブル全体の値をExcelに書き込むには、excelrangewriteを使用します。
excelwritenum("MyRange",5,1,99.87)
excelrangewritestr (str rangename, num row, num column, str value)
現在開いているExcelワークブックの指定範囲のセルに文字列値を書き込む
説明
指定された名前付き範囲の、rowおよびcolumnにより定義されたセルに文字列値を書き込みます。範囲の左上のセルが行1、列1です。
このコマンドは、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(FlexSimのデフォルト設定ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は何もしません。テーブル全体の値をExcelに書き込むには、excelrangewriteを使用します。
excelwritestr("MyRange",5,1,"My String")
excelread (num row, num col)
廃止、excelreadnum()、excelreadstr()、excelreadcell()のいずれかを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにexcelreadnum()、excelreadstr()、excelreadcell()のいずれかを使用してください。
excelreadcell (num row, num col[, num flags])
アクティブなワークシートのセルの値をバリアントとして返す
説明
アクティブなワークシートのセルの値をバリアントとして返します。Excelから何を返すかを正確に指定するため、flagsを指定できます。使用できるフラグはEXCEL_DATA_NUMBER、EXCEL_DATA_STRING、EXCEL_DATE_AS_NUMです。

EXCEL_DATA_NUMBERは、Excelデータを数値として読み取ります。

EXCEL_DATA_STRINGは、Excelデータを文字列として読み取ります。

EXCEL_DATE_AS_NUMは、Excelの日付をFlexsimで読み取り可能な日付数値として解釈します。
Variant value = excelreadcell(1, 5, EXCEL_DATA_NUMBER | EXCEL_DATE_AS_NUM);

最初の行に含まれる5つの列の値を数値として返します。その値が日付の場合、Flexsimで日付として読み取り可能な数値が返されます。
excelreadnum (num row, num column [, num rowchar, num colchar])
現在開いているExcelワークブックのアクティブなシートのセルから数値を読み取る
説明
現在開いているExcelワークブックのアクティブなシートのrowおよびcolumnで定義されるセルから、数値を読み取ります。
excelreadnum(5,1)
excelreadstr (num row, num column [, num rowchar, num colchar])
現在開いているExcelワークブックのアクティブなシートのセルからテキスト値を読み取る
説明
現在開いているExcelワークブックのアクティブなシートのrowおよびcolumnで定義されるセルから、テキスト値を読み取ります。
excelreadstr(5,1)
excelsave ([str filename])
現在開いているExcelファイルを保存する
説明
現在開いているExcelファイルを保存します。このコマンドにfilenameが渡された場合、その名前でファイルが保存されます。これは、Excelの[ファイル]メニューで[名前を付けて保存]を選択するのと同じです。このコマンドにパラメータが渡されない場合、ファイルは現在の名前で保存され、元のファイルが上書きされます。これは、Excelの[ファイル]メニューで[上書き保存]を選択するのと同じです。
excelsave("runresults_001.xls")
excelsetrange (str rangename, num startrow, num startcolumn, num endrow, num endcolumn)
現在開いているExcelワークブックの名前付き範囲を作成または変更する
説明
名前付き範囲を作成または変更します。この範囲はアクティブなシート上のものです。範囲の左上のセルがstartrowとstartcolumnにより定義されます。右下のセルはendrowとendcolumnにより定義されます。
このコマンドは、FlexSimがDDEを使用してExcelと通信を行うよう設定されている(FlexSimのデフォルト設定ではなく、maintenance(1000,1)を呼び出して)場合は何もしません。
excelsetrange("MyRange",5,5,10,15);
excelsetsheet (str sheetname)
現在開いているExcelワークブックのアクティブなワークシートの設定
説明
このコマンドは、現在開いているExcelワークブックのアクティブなワークシートを設定します。excelreadnum()またはexcelreadstr()が呼び出されるたびに、値はアクティブなワークシートから読み取られます。開いている同一のワークブックについて、アクティブなワークシートは何回でも設定できます。
excelopen()の例を参照してください。
excelupdatepreferences ()
システム使用のみ
説明
システム使用のみ - ユーザー設定と一致するよう、グローバル変数を更新します。startupRT.txt、およびExcelユーザー設定GUIのOnSelectで呼び出されます。
excelupdatepreferences()
excelversion ()
Microsoft Excelのバージョンを取得する
説明
Excelインターフェイスのバージョンを含む文字列を返します。
excelversion()
excelwrite (str data, num row, num col)
廃止、excelwritenum()およびexcelwritestr()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにexcelwritenum()とexcelwritestr()を使用してください。
excelwritenum (num row, num column, num value [, num rowchar, num colchar])
現在開いているExcelワークブックのアクティブなシートのセルに数値を書き込む
説明
現在開いているExcelワークブックのアクティブなシートのrowおよびcolumnで定義されるセルに、数値を書き込みます。
excelwritenum(5,1,99.87)
excelwritestr (num row, num column, str value [, num rowchar, num colchar])
現在開いているExcelワークブックのアクティブなシートのセルに文字列値を書き込む
説明
現在開いているExcelワークブックのアクティブなシートのrowおよびcolumnで定義されるセルに、文字列値を書き込みます。
excelwritestr(5,1,"My String")
executefsfile (str filename, num direct)
説明
開発者向けです。ファイルのFlexscriptコードを実行します。指定されたファイルがロードされ、コンテンツが実行されます。ファイルのコンテンツは有効なFlexscriptコードと見なされます。directが0なら、FlexSimのプログラムディレクトリがファイル名の前に連結されます。0でない場合、ファイル名がそのまま使用されます。
executefsfile("c:/myscript.fs",1)
executefsnode (node thenode, node c[, node i, node/num/str eventdata, int nobuild])
ノードをFlexscriptとして実行する
説明
ノードをFlexscriptとして動的に実行します。ノードがまだFlexscriptでない場合、nobuildパラメータを0にします。文字列データをFlexscriptとして解析して実行するもので、たとえばグローバルテーブルやラベルから使用します。cおよびiパラメータは、関数内でcおよびiとしてアクセスできます。eventdataは、文字列であればeventdataとして、数値であればeventcode(整数)としてアクセスできます。eventdataがノードであれば、関数内でtonode(eventdata)を使用してアクセスできます。
executefsnode(current.labels["myFunc"],NULL,NULL,NULL,0)

currentのmyFuncラベルにあるスクリプトを実行し、関数のc、i、eventdataにNULLを渡します。
executestring (str thestring[, node c, node i, obj eventdata])
文字列をflexscriptとして実行する
説明
与えられた文字列をflexscriptとして実行します。パラメータ2~4はexecutefsnodeと同じです。
executestring("profileevents()");
executesubflow (obj/str processFlow [, obj instanceObject, str startActivity, str finishActivity])
説明
処理フローのサブフローに、そのサブフローを開始するトークンを作成します。作成されたトークンがFinish Activityに到達すると、[戻り値]フィールドから評価された値を返します。
instanceObject:instanceObjectが指定された場合、サブフローのアクティビティで、instanceObjectにアクセスするためcurrentを使用できます。この機能は、複数のオブジェクトが同じサブフローを実行しながら、オブジェクト固有のデータを必要とする場合に便利です。
Start Activityが指定されていない場合、サブフローのアクティビティが検索され、最初のStart Activityが使用されます。
サブフローに複数のFinish Activityが含まれている場合、トークンが到達したFinish Activityから戻り値が評価されます。ただし、内部的なサブフローにより他のトークンがFinish Activityに到達する場合、正しい戻り値が評価されるようにFinish Activity名を指定することが必要な場合があります。

注:サブフローで使用されるアクティビティが遅延や待機を引き起こさないことが重要です。トークンが遅延や待機で中断された場合、executesubflow関数の終了時にトークンがFinish Activityに到達しません。
return executesubflow("SubFlow1", processor);
executetablecell (str/node/num table, num row, num column)
廃止、Table.executeCell()またはTableの[]オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.executeCell()またはTableクラスの[]オペレーターを使用してください。

テーブルセルのテキストをFlexscriptとして実行します。
exp (num value)
廃止、Math.exp()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.exp()を使用してください。

(e ^ value)を返します。ここでeは2.7183です。
exponential (num location, num scale [, num stream])
指数分布からランダムなサンプルを返す
説明
exponential( γ, β, stream)は非負の連続的な確率分布です。

入力:
γは位置パラメータです ∈ ( - ∞, ∞ )。
βはスケールパラメータです( 0, ∞ )。
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}のいずれかへの参照です。

出力:
範囲 = ( γ, ∞ )
平均値 = γ + β
分散 = β²

可能な用途:
多くの場合、顧客や、顧客からシステムへの注文の連続的なストリームの到着間の時間をモデル化するために使用されます。また、機械的機器の故障の間隔をモデル化するための一般的な分布でもあります。

コメント:
平均値より小さい変量は、平均値より大きい変量よりもはるかに頻繁に発生します。
指数分布は、メモリなしのプロパティで完全に独立した変量を生成する唯一の連続分布です。
位置パラメータ(γ)が0に設定されている場合、βは平均値となり、分布の範囲は0と無限大の間になります。
exponential( γ, β )とgamma( γ, β, 1 )分布は同一です。
exponential(0, 10, 5);

位置0、スケール10(平均値 = 10)の指数分布です。分布から変量を生成するため、FlexSimの5番目の乱数ストリームが使用されます。
exportdataset (node datatree, str filename, num format)
説明
ツリーデータセットを.CSV(カンマ区切り値)形式にエクスポートします。
formatパラメータは次のいずれかです。
1 = テーブル
2 = グラフ
3 = graphxy
これは、importdataset()の逆の機能です。詳細については、importdataset()を参照してください。
exportdataset(so(),"mydataset.csv",1)
exportfullhistory ([str filename, num scenario, num replication])
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。実行中に収集された全履歴データをデータベース(.mdbファイル)に書き込みます。このコマンドにファイル名が渡された場合、その名前がデータベースに使用されます。ファイル名が渡されない場合、データの保存先のファイルを指定するようユーザーに求められます。ファイル(コマンドに渡された、またはダイアログで選択されたもの)が存在しない場合、新たに作成されます。
exportfullhistory("myrundata.mdb");
exporttable (node table, str filename [, num exportcolumnnames, num exportrownames] )
テーブルを.CSV形式でエクスポートする
説明
テーブルを.CSV(カンマ区切り値)形式でエクスポートします。
exporttable(so(),"mytable.csv",1, 1)

so()に割り当てられたテーブルを、行や列のヘッダーも含めてエクスポートします。
extremevalue1a (num location, num scale[, num stream])
extremevalue1a分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、extremevalue1a分布から連続的なランダム変量を生成します。
extremevalue1b (num location, num scale[, num stream])
extremevalue1b分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、extremevalue1b分布から連続的なランダム変量を生成します。
fabs (num value)
廃止、Math.fabs()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.fabs()を使用してください。

引数の絶対値を返します。
factorial (num value)
廃止、Math.factorial()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.factorial()を使用してください。

valueの階乗を返します。
familycreate (obj familycontainer, str name)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroupクラスを使用してください。

新しいファミリー(リレーショナル情報の編成に使用されるノードのリスト)を作成します。
familycreate(item,"family1")
familydelete (obj familycontainer, str name)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroupクラスを使用してください。

ファミリーを削除します。
familydelete(item,"family1")
familymember (obj familycontainer, str name, num index)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroupクラスを使用してください。

指定されたファミリーのメンバーへのポインターを返します。
familymember(item,"family1",2)
familymemberadd (obj familycontainer, str name, obj member)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroupクラスを使用してください。

指定されたfamilycontainerに新しいファミリーメンバーを追加します。
familymemberadd(item,"family1",item.subnodes[1])
familymemberdel (obj familycontainer, str name, obj member)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroupクラスを使用してください。

指定されたfamilycontainerからファミリーメンバーを削除します。
familymemberdel(item,"family1",item.subnodes[2])
familymemberqty (obj familycontainer, str name)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroupクラスを使用してください。

指定されたファミリーのサイズを返します。
familymemberqty(item,"family1")
fastforward ()
説明
開発者向けです。現在の実行速度を保存し、実行速度を最大に設定して、描画を一時停止してから、次の停止時間まで実行します。次の停止時間に達すると、描画が再開され、実行速度が元に戻されます。
fastforward()
fastspline (obj spline, num perc [0-1])
説明
開発者向けです。キャッシュされているスプラインからスプラインマッピングを取得します。このコマンドは、以後のsplinex()、spliney()、splinez()、splinerx()、splinery()、splinerz()、splinelength()、splineposobject()コマンドへの呼び出しにより返される値を設定します。splineで与えられるスプラインオブジェクトについて、事前に計算された値を使用します。パラメータpercは、対象のスプラインに沿った場所です。事前に計算された値は、fastsplineall()またはfastsplineupdate()コマンドが使用されたとき評価されます。
fastspline(splinestartnode,1)

最も離れたポイント(スプラインに沿って100%)でsplinestartnodeを指すスプラインをアクティブにします。
fastsplineall (obj starttree {model}, num res)
説明
開発者向けです。すべてのスプラインを同時にキャッシュします。スプラインジオメトリのレンダリングと評価を高速化するため、モデルのすべてのスプラインについて、ジオメトリが評価され「ロック」されます。このコマンドは、fastspline()を呼び出したとき、以後のsplinex()、spliney()、splinez()、splinery()、splinery()、splinery()、splinelength()、splineposobject()コマンドへの呼び出しにより返される値を設定します。
fastsplineall(model(),20)
fastsplineupdate (obj spline, num res)
説明
開発者向けです。高速化のため、スプラインの形状をキャッシュします。スプラインジオメトリのレンダリングと評価を高速化するため、モデルのすべてのスプラインについて、ジオメトリが再評価され「ロック」されます。このコマンドは、fastspline()を呼び出したとき、以後のsplinex()、spliney()、splinez()、splinerx()、splinery()、splinerz()、splinelength()、splineposobject()コマンドへの呼び出しにより返される値を設定します。
fastsplineupdate(so(),20)
fglColor (num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1}[, num alpha {0-1}])
OpenGLでメッシュを描画する色を設定する
説明
OpenGLでメッシュを描画する色を設定します。rgbの色コンポーネントは0~1です。オプションのalphaコンポーネントは、0(透明)から1(不透明)までです。
fgldebuglevel (num level [0-3])
説明
開発者向けです。OpenGLのデバッグレベルを設定します。数値が大きいほどシステムが精密に調査され、多くの報告が行われます。0は調査なし、3は最大の精査です。
fgldebuglevel(3)
fglDisable (num setting)
OpenGLの描画設定を無効にする
説明
OpenGLの描画設定を無効にします。描画設定のリストについては、glEnable()を参照してください。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglDisable(GL_LIGHTING);
fglEnable (num setting)
OpenGLの描画設定を有効にする
説明
OpenGLの描画設定を有効にします。FlexSimの描画エンジンは最適化のため、与えられた設定の有効/無効の状態を自動的に復元しないので、描画機能を実行した後でこのコマンドを使用し、設定をデフォルトに戻す必要があることに注意してください。設定をデフォルトに戻さないと、モデルの他のオブジェクトが正常にレンダリングされません。

OpenGLの一般的な描画設定には次のものがあります。
GL_LIGHTING
    照明をオン/オフにします。
    ポリゴンがビューアから離れても色が変わらない場合は、オンにします。
    デフォルトは有効です。
GL_CULL_FACE
    背面の除外をオン/オフにします。
    ポリゴンの両面(前面と背面)を描画する場合はオフにします。
    デフォルトは無効です。
GL_TEXTURE_2D
    テクスチャ処理をオン/オフにします。
    テクスチャが必要ない場所に表示されている場合はオフにします。
    デフォルトは有効です。

さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントでglEnable()を参照してください。
fglEnable(GL_LIGHTING);
fglinfo (num operation, obj view)
3Dビューの描画状態についての情報を取得する
説明
このコマンドを使用して、3dビューの描画状態について各種の情報にアクセスできます。実行されるロジックや、返されるデータは、動作パラメータに基づき、次のように決定されます。

FGL_INFO_SHADERTYPE - 描画パスのどの部分が実行されているか、たとえばシャドーマップのレンダリング(SHADERTYPE_RENDER_SHADOWS)、シャドーマップのぼかし処理(SHADERTYPE_BLUR)、オブジェクトの画面へのレンダリング(SHADERTYPE_DEFAULT)などを返します。

/*シャドーマップをレンダリングするときはこのオブジェクトを描画しないこと*/
if (fglinfo(FGL_INFO_SHADERTYPE, view) == SHADERTYPE_RENDER_SHADOWS)
    return 0;
fglLoadIdentity ()
説明
現在のOpenGL描画コンテキストに識別マトリクスをロードします。言い換えると、現在のマトリクスを識別マトリクスに置き換えます。マトリクスは、n次元変換を1つのパッケージで指定する方法です。識別マトリクスをロードすることで、指定を原点にリセットし、回転、平行移動、スケーリングを解除できます。デフォルトの位置は(0,0,0)で、デフォルトの方向はz軸の負の方向です。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglLoadIdentity()
fglMatrixMode (num mode)
以後のマトリクス演算について、どのマトリクススタックが対象かを指定する
説明
以後のマトリクス演算について、どのマトリクススタックが対象かを指定します。マトリクスは、n次元変換を1つのパッケージで指定する方法です。受け付けられる値は、GL_MODELVIEW、GL_PROJECTION、GL_TEXTUREの3つです。初期値はGL_MODELVIEWで、シーン内でオブジェクトを移動するとき使用されます。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglMatrixMode(GL_MODELVIEW);
fglNormal (num x, num y, num z)
OpenGLで以後の頂点のシェーディングを行うための法線ベクトルを設定する
説明
OpenGL描画で以後の頂点のシェーディングを行うための法線ベクトルを設定します。ポリゴンは、法線が適用されない限りフラットシェーディングされます。法線はポリゴンに対して垂直なベクトルで、ポリゴンの向いている方向を指すものです。頂点が反時計回りの順序で定義されているポリゴンは、「右手の法則」に従って前方を指すことに注意してください。ポリゴンのシェーディングは、法線と光源の間の角度に基づいて行われます。法線はそれぞれの頂点に対して、色と同様な方法で適用されますが、通常は単に各ポリゴンの定義の最初で定義されます。ポリゴンの法線が光源に直接向いている場合は明るくシェーディングされ、角度が傾斜している場合は暗くシェーディングされます。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglNormal(1,0,0);
fglPopMatrix ()
マトリクススタックから現在のOpenGL描画コンテキストをポップする
説明
マトリクススタックから現在のOpenGL描画コンテキストをポップします。すなわち、スタックの一番上にある空間に戻ります。OpenGLスタックでは、空間マトリクスがLIFOの順序で保存されます。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglPopMatrix();
fglPushMatrix ()
現在のOpenGL描画コンテキストをマトリクススタックにプッシュする
説明
現在のOpenGL描画コンテキストをマトリクススタックにプッシュします。プッシュしたコンテキストは、後でglPopMatrix()を使用して取得できます。複数のオブジェクトを描画するとき、glTranslated、glRotated、glScaledが次のオブジェクトに影響することが望ましくない場合は、glPushMatrixとglPopMatrixを使用します。OpenGLスタックでは、空間マトリクスがLIFOの順序で保存されます。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglPushMatrix();
fglRotate (num degrees, num x, num y, num z)
現在のOpenGL描画コンテキストを、x、y、z軸の周囲でdegreesだけ回転する
説明
現在のOpenGL描画コンテキストを、頂点(x,y,z)により定義される軸の周囲でdegreesだけ回転します。回転後は、すべてが軸の新しい回転に基づいて描画されます。OpenGLのxyz座標系の定義については、glVertex3dを参照してください。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglRotate(90,1,0,0);
fglScale (num x, num y, num z)
現在のOpenGL描画コンテキストをx、y、z方向にスケーリングする
説明
現在のOpenGL描画コンテキストを、与えられたスケールパラメータに従ってスケーリングします。OpenGLのxyz座標系の定義については、glVertex3dを参照してください。このコマンドの後では、すべてが変更後の軸のスケールに基づいて描画されます。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglScale(2,4,1);
fglTranslate (num x, num y, num z)
現在のOpenGL描画コンテキストをx、y、zだけ平行移動する
説明
現在のOpenGL描画コンテキストを、与えられた平行移動パラメータに従って変更移動します。OpenGLのxyz座標系の定義については、glVertex3dを参照してください。平行移動後は、すべてが軸の新しい場所に基づいて描画されます。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
fglTranslate(15, 4, 0);
filebrowse (str extension, str description, str startpath)
ファイル選択ダイアログを開く
説明
ファイル選択ダイアログを開き、ユーザーが指定のファイルタイプを選択できるようにします。複数のタイプはセミコロン(;)で区切ります。ダイアログのデフォルトディレクトリは、指定されたパスです。pdir()およびcdir()コマンドは、C++のpathパラメータとしてのみ渡すことができます。
string filename = filebrowse("*.fsm; *.fsp; *.fsv; *.fss","FlexSim Files",pdir());
fileclose ()
FlexSimファイルインターフェイスを閉じる
説明
FlexSimファイルインターフェイスを閉じ、ファイルが開いていた間に書き込まれたデータを保存します。
fileclose()
fileexists (str filepath)
ファイルが存在するなら1を、存在しなければ0を返す
説明
ファイルが存在するなら1を、存在しなければ0を返します。
if(fileexists("C:/myfile.txt"))
{
    fileopen("C:/myfile.txt");
    fpt("Hello World");
    fileclose();
}
fileisreadonly (str filename)
説明
開発者向けです(Dynamo)。指定されたファイルのPROPERTY_COMMENTSから、「READONLY」という文字列を探します。
fileisreadonly(pdir() + "\\flexsim.exe")
fileopen (str filename [, str opentype])
FlexSimファイルインターフェイスを開く
説明
FlexSimファイルインターフェイスを開きます。成功した場合は1を返します。エラーが発生した場合は0を返します。

パラメータ2は書き込みなら「w」、読み取りなら「r」、追記なら「a」です。デフォルトは「w」です。開いたテキストファイルに書き込むには、fpt()、fpr()、fpf()などのコマンドを使用します。ファイルから行を読み取るには、filereadline()を使用します。このコマンドを使用して同時に開けるファイルは1つだけです。複数のファイルを同時に開くには、C標準のfopen/fcloseコマンド、C++標準のfstreamクラス、またはdllを使用してください。

書き込みモードでは、ファイルのコンテンツがクリアされ、ファイルポインターがファイルの先頭に設定されます。ファイルに書き込まれたデータを保存するには、ファイルを閉じる必要があります。
fileopen("C:/myfile.txt", "w");
filereadline ()
現在開いているファイルから行を読み取る
説明
現在開いているファイルから行を読み取ります。fileopen()とともに使用されます。
string nextline = filereadline();
fillarray (array thearray, num/treenode/string val1[, num/treenode/string val2, ...])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。配列リテラルを使用して配列を構築するには、Arrayクラスを使用してください。Array arr = [1, 2, 3];

ローカル配列に値を入力します。
fillwithatts (obj object, num attgroup)
説明
開発者向けです。属性グループからの属性をobjectに入力します。
fillwithatts(so(),1)
findmatch (num nr, num matchexpression[, returnexpression = count, num reverseorder = 0])
説明
定義された回数だけ一致テストを実行し、一致が見つかった場合は、その一致と関連付けられたユーザー定義可能な値を返します。一致の式と戻り値の式では、チェックの反復の何回目かを「count」を使用して判定できます。これを使用して、何かのリストを検索し、一致するアイテムや条件を探すことができます。呼び出しにreturnexpressionが含まれていない場合、findmatch()は一致の式に関連付けられているcountを返します。一致が見つからなかった場合、findmatch()は0を返します。reverseorderが1なら、countにnrを最初に代入し、次にnr - 1を代入し、以下1まで逆順にカウントします。returnexpressionが指定されていない場合、findmatchは見つかった一致に関連付けられているcountを返します。
int portNr = findmatch(current.outObjects.length, current.outObjects[count].subnodes.length < 5);
この例は、currentの出力ポートに接続されている、コンテンツが5より小さい最初のオブジェクトに対応する出力ポート番号を返します。

treenode object = findmatch(current.outObjects.length, current.outObjects[count].subnodes.length < 5, current.outObjects[count]);
この例は前の例とほぼ同じですが、関連付けられているポート番号ではなくオブジェクト自体を返します。

int item2Rank = findmatch(current.subnodes.length, current.subnodes[count].type == 2);
この例は、currentのキューで見つかった、アイテムタイプが2である最初のアイテムのランク番号を返します。

findmax (num nr, num valueexpression[, returnexpression = maxvalue, num criterion = true, num reverseorder = 0])
説明
式を繰り返し評価し、見つかった最大値、またはその最大値に関連付けられているユーザー定義可能な戻り値を返します。値の式、戻り値の式、および基準では、チェックの反復の何回目かを「count」を使用して判定できます。戻り値の式が定義されていない場合、見つかった最大値が返されます。また、無効な値を除外するための基準を指定できます。基準が定義されており、基準を満たす値が存在しない場合、0が返されます。
double latestCreation = findmax(current.subnodes.length, getcreationtime(current.subnodes[count]));
この例は、currentに含まれるすべてのアイテムの最大作成時間を返します。

int largestQueuePortNr = findmax(current.inObjects.length, current.inObjects[count].subnodes.length;
この例は、アイテムの最も大きなキューを持つオブジェクトに関連付けられている入力ポート番号を返します。

int largestQueuePortNr = findmax(current.inObjects.length, current.inObjects[count].subnodes.length, count, getitemstate(current.inObjects[count].first) == FR_STATE_READY);
この例は前の例とほぼ同じですが、上流オブジェクトの最初のアイテムがリリースされているという条件が追加されています。

findmin (num nr, num valueexpression[, returnexpression = maxvalue, num criterion = true, num reverseorder = 0])
説明
式を繰り返し評価し、見つかった最小値、またはその最小値に関連付けられているユーザー定義可能な戻り値を返します。findmin()はfindmax()とほぼ同じですが、最大値ではなく最小値を探します。詳細については、findmax()のドキュメントを参照してください。
findmax()を参照
findownerobject (node thenode)
説明
このコマンドはownerobject()と同様に、thenodeを含むオブジェクトノードを返します。ownerobject()とは異なり、結果をキャッシュせず、ツリーで「所有者」ノードを検索します。たとえば、TaskExecuterがネットワークパス上でネットワークノードから別のネットワークノードに転送されたとき、TaskExecuterの現在のノードを把握するため、結合ノードは新しいノードに転送され、正しい「所有者」ノードにアクセスするためfindownerobject()が使用されます。
findownerobject(c)
findundorecordbyid (obj view, num id)
説明
指定されたビューについて、指定のidを持つ元に戻すレコードを返します。詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
int id = createundorecord(ownerobject(c), selectedobject(ownerobject(c)), UNDO_CUSTOM);
treenode record = findundorecordbyid(ownerobject(c),id);
finishundorecord (obj view, num uniqueid)
説明
指定されたビューについて、元に戻すレコードを終了します。詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
finishundorecord(view, getundorecordid(record));
firecreateevent (obj object, num x, num y, num z, num iscopy [, num libraryfunctiononly])
説明
開発者向けです。指定のオブジェクト作成イベントを起動します。x、y、およびzは、オブジェクトがドロップされたrzです。
firevalue of 0 islast(model()),0,0,0, 1);
first (node container)
廃止、treenode.firstを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenodefirstを使用してください。

親ノードの最初の子ノードを参照します。
flipselected (num firstX, num firstY, num secondX, num secondY[, node roottree])
選択されたオブジェクトを軸に対して反転する
説明
選択されたオブジェクトを、2つの渡されたxyポイントで定義される軸に対して反転します。
flipselected(1, 5, 2, 7)

この例は、選択されたオブジェクトをポイント(1, 5)および(2, 7)で定義される軸に対して反転します。
floor (num num)
廃止、Math.floor()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.floor()を使用してください。

numよりも大きくない、最大の整数値を返します。
fluidcontent (obj fluidobject)
流体オブジェクトの現在の流体コンテンツを取得する
説明
指定されたfluidobjectの現在の流体コンテンツを返します。オブジェクトの「curcontent」変数を読み出すのと同じ動作です。離散オブジェクトが渡された場合、このコマンドは意味を持ちません。
double objcontent = fluidcontent(current.outObjects[1]);
fluidmaxcontent (obj fluidobject)
流体オブジェクトの最大の流体コンテンツを取得する
説明
指定されたfluidobjectに定義された最大の流体コンテンツを返します。オブジェクトの「maxcontent」変数を読み出すのと同じ動作です。離散オブジェクトが渡された場合、このコマンドは意味を持ちません。
double objmaxcontent = fluidmaxcontent(current.outObjects[1]);
flyactive ()
フライパスが存在するなら1を、存在しなければ0を返す
説明
現在実行されているフライパスが存在するなら1を、存在しなければ0を返します。
flyactive()
flyendnode (node x)
現在のフライパスの停止ポイントを表すノードへの参照を取得する
説明
現在のフライパスの停止ポイントを表す、ツリー内のノードへの参照を返します。
プレゼンテーションビルダーGUIで使用されます。
flypath (obj view, num pathno [, num singlerun])
説明
開発者向けです。このコマンドは、viewで指定されたビューの、番号がpathnoの定義済みフライパスを開始します。任意のビューウィンドウをviewとして渡すことができます。
flypath(ownerview(c),1);

イベントのコードを含むビューウィンドウで、番号1のフライパスを実行します。
flypathadd (obj view, num pathno)
説明
開発者向けです。このコマンドは、viewで指定されたビューの、番号がpathnoのフライパスに、フライパスを追加します。任意のビューウィンドウをviewとして渡すことができます。
flypathadd(ownerview(c),1);

イベントのコードを含むビューウィンドウで、フライパス番号1にフライパスを追加します。
flypathreset (obj view, num pathno)
説明
開発者向けです。このコマンドは、viewで指定されたビューの、番号がpathnoのフライパスからポイントをクリアします。ポイントがクリアされると、フライパスポイントの新しいセットを生成できます。
flypathreset(ownerview(c),1);

イベントのコードを含むビューで、フライパス1のフライパスポイントをクリアします。
flystart (obj view)
説明
開発者向けです。フライモードを開始します。
flystart(ownerview(c))
flystop ()
説明
開発者向けです。このコマンドは、アクティブなフライパスを停止します。
flystop();

現在アクティブなすべてのフライパスの移動を停止します。
flyto (obj view, num endtime, num x, num y, num z, num rx, num ry, num rz)
説明
開発者向けです。指定されたビューポイントに時間をかけて移動します。
flyto(sv(),10000,0,0,20,-50,0,-30);
flyupdate ()
現在アクティブなフライパスを更新する
説明
現在アクティブなフライパスが存在するなら更新します。
fmod (num value1, num value2)
廃止、Math.fmod()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.fmod()を使用してください。

value1/value2の剰余をdoubleで返します。
for (initalstatement; whiletrueexpression ; countstatement)
説明
多くの回数のループを実行します。initialstatementは、ループの開始前に1回実行されます。whiletrueexpressionは各ループの実行前に評価され、この式が真になるとループは停止します。countstatementは各ループの終了時に実行され、通常はカウンターを増やします。詳細については、「FlexSimでロジックを記述する」の下にあるヘルプマニュアルを参照してください。
for(int i = 1; i <= 5; i++)
{
    msg("for loop","");
}
forobjecthighlightedin (obj view) { }
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにselectedobject()を使用してください。

選択されたビューで、選択された(赤色)および強調表示された(黄色)ノードについて繰り返し処理を行います。ループ内で「a」を使用し、選択および強調表示されたノードを参照します。
forobjecthighlightedin(sv())
{
pt(a.name); pr();
}

モデルの最初のレベルに存在する、選択および強調表示されたノードの名前を出力コンソールに表示します。
forobjectlayerunder (node container) { }
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfor()またはwhile()コマンドを使用してください。

containerとして指定されたノードの直下にあるツリーレイヤーの各ノードに対して、コードブロックを実行します。ループ内で現在アクティブなノードにアクセスするため、「a」コマンドが使用されます。forobjectlayerunder()コマンドはflexscriptでのみ使用でき、C++では使用できません。
forobjectlayerunder(model())
{
pt(a.name); pr();
}

モデルの最初のレベルに存在するすべてのオブジェクトの名前を、出力コンソールに表示します。
forobjectsbefore (node thenode) { }
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfor()またはwhile()コマンドを使用してください。

thenodeとして指定されたオブジェクトと同じレイヤーに属し、オブジェクトのランクと同じ、またはより小さいランク値を持つ各ノードに対して、コードブロックを実行します。ループ内で現在アクティブなノードにアクセスするため、「a」コマンドが使用されます。forobjectsbefore()コマンドはflexscriptでのみ使用でき、C++では使用できません。
forobjectsbefore(model.subnodes[5]))
{
    pt(a.name); pr();
}

モデルの最初にある5つのオブジェクトの名前を、出力コンソールに表示します。
forobjectsbehind (node thenode) { }
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfor()またはwhile()コマンドを使用してください。

thenodeとして指定されたオブジェクトと同じレイヤーに属し、オブジェクトのランクと同じ、またはより大きいランク値を持つ各ノードに対して、コードブロックを実行します。ループ内で現在アクティブなノードにアクセスするため、「a」コマンドが使用されます。forobjectsbehind()コマンドはflexscriptでのみ使用でき、C++では使用できません。
forobjectsbehind(model.subnodes[5])
{
pt(a.name); pr();
}

モデルの6番目から始めて、それ以後のオブジェクトの名前を、出力コンソールに表示します。
forobjectselectionset (node container) { }
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに次のコードを使用してください。

for(int i =1; i<= container.subnodes.length; i++)
{
if(switch_selected(container.subnodes[i]))
{
pt(container.subnodes[i].name); pr();
}
}

container内で選択された各オブジェクトに対して、コマンド以後のブロックが一回ずつ実行されます。「a」コマンドの値は、繰り返し実行が行われる対象のオブジェクトへのポインターを返します。このコマンドは、C++では使用できません。
forobjectselectionset(library()) { pt(a.name); pr(); }

ライブラリツリーで現在選択されているすべてのオブジェクトの名前を、出力コンソールに表示します。
forobjecttreeunder (node container) { }
説明
ツリー内でコンテナとして指定されたノードの下にある各ノードのコードブロックを実行します。サブツリーもすべて含まれます。ループ内で現在アクティブなノードにアクセスするため、「a」コマンドが使用されます。forobjecttreeunder()コマンドはflexscriptでのみ使用でき、C++では使用できません。
forobjecttreeunder(model())
{
pt(a.name); pr();
}

モデル内のすべてのオブジェクト(他のオブジェクト内にあるものも含む)の名前を出力コンソールに表示します。
fpc (num value)
開いているファイルにASCII文字を書き込む
説明
開いているファイルにASCII文字を書き込みます。一般的な値には次のものがあります:TAB = 9、LF = 10、CR = 13
fpc(9)
fpd (num value)
開いているファイルに整数値を書き込む
説明
開いているファイルに整数値を書き込みます。浮動小数点数値は切り捨てられます。
fpd(3)は3を書き込みます。
fpd(3.23)は3を書き込みます。
fpd(3.954)は3を書き込みます。
fpd(4)は4を書き込みます。
fpf (num value)
開いているファイルに浮動小数点数値を書き込む
説明
開いているファイルに浮動小数点数値を書き込みます。
fpf(1.234)
fpm (num feetperminute)
フィート/分に含まれるモデル長/時間単位数を取得する
説明
指定された数のフィート/分に含まれるモデル長/時間単位の数を返します。
fpm(9)
fpr ()
開いているファイルに復帰(改行)を書き込む
説明
開いているファイルに復帰(改行)を書き込みます。
fpr()
fps (num feetpersecond)
フィート/分に含まれるモデル長/時間単位数を取得する
説明
指定された数のフィート/秒に含まれるモデル長/時間単位の数を返します。
fps(9)
fpt (str text)
開いているファイルに文字列を書き込む
説明
開いているファイルに文字列を書き込みます。
fpt("Hello")
frac (num value)
廃止、Math.frac()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.frac()を使用してください。

値の小数部分を取得します。
freeoperators (obj taskexecuter, obj involved)
involvedに対して動作しているtaskexecuterに接続されているすべてのオペレーターをリリースする
説明
involvedオブジェクトに対して現在動作している、指定されたディスパッチャーに接続されている、すべてのオペレーターをリリースします。このコマンドは、requestoperatorsコマンドまたはutilizeタスクを使用してプロセスに対して呼び出したオペレーターをリリースするとき、トリガーから実行します。最初のパラメータは、解放するオペレーターに接続されているディスパッチャー、またはオペレーター自体です。2番目のパラメータは、適切なオペレーターをリリースするためのキーです。requestoperatorsコマンドを使用してオペレーターを呼び出した場合、freeoperatorsコマンドの2番目のパラメータは、requestoperatorsコマンドの3番目のパラメータと一致する必要があります。オペレーターにutilizeタスクを与えた場合、freeoperatorsコマンドの2番目のパラメータは、utilizeタスクのinvolved1パラメータと一致する必要があります。このコマンドは通常、OnProcessFinishやOnSetupFinishなどのトリガーから実行します。詳細については、ユーザーマニュアルのタスクシーケンスについてのセクションを参照してください。
freeoperators(current.centerObjects[1], item);
fscheckall (node startingnode)
説明
開発者向けです。このコマンドは、指定されたstartingnodeより下(それ自体も含む)にあるすべてのflexscriptノードのエラーをチェックし、最低1つのエラーが見つかればコンパイラーコンソールに結果を出力します。
fscheckall(main());
ft (num feet)
フィート数内のモデル長単位数を取得する
説明
指定された数のフィートに含まれるモデル長単位の数を返します。
ft(3)
function_n (obj object, num index [, num param_a,...])
説明
開発者向けです。指定されたイベントコードを持つオブジェクトのeventfunctionsグループにあるノードと関連付けられているコードを実行します。イベントコードはeventfunctionsグループのノードのランクではなく、次に示す定義済みFlexSimイベントのいずれかに対応します:

OnReset 1
OnMessage 2
OnEvent 3
OnDraw 4
OnInopen 5
OnOutopen 6
OnReceive 7
OnSend 8
OnEntering 9
OnExiting 10
OnCompile 11
OnCreate 12
OnDestroy 13
OnLoad 14
OnCollision 15
OnClick 16
OnRunend 17
OnRunstart 18
OnInterrupted 19
OnCaptured 20
OnListen 21
OnPredraw 22
OnDrawplanar 23
OnPredrawplanar 24
OnPreListen 25
function_n(current,1,1,2,3)

currentオブジェクトに定義されているOnResetイベント関数を実行します。
function_s (obj object, str name [, num param_a,...])
説明
開発者向けです。指定された名前を持つオブジェクトのeventfunctionsグループにあるノードと関連付けられているコードを実行します。FlexSimで定義済みのシステムレベルイベントのリストについては、function_n()コマンドのドキュメントを参照してください。
function_s(current,"OnReset",1,2,3)

currentオブジェクトに定義されているOnResetイベント関数を実行します。
gamma (num location, num scale, num shape[, num stream])
ガンマ分布からランダムなサンプルを返す
説明
gamma( γ, β, α, stream )は非負の連続的な確率分布です。

入力:
γは位置パラメータです ∈ ( - ∞, ∞ )。
βはスケールパラメータです( β > 0 )。
αは形状パラメータです( α > 0 )。
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}のいずれかへの参照です。

出力:
範囲 = ( γ , ∞ )
平均値 = γ + αβ
分散 = αβ²

確率密度関数:



可能な用途:
組み立て、顧客サービス、機械の修理などのタスクが完了するまでの時間をモデル化するために使用されます。

コメント:
exponential( γ, β )とgamma( γ, β, 1 )分布は同一です。
正の整数mについて、gamma( γ, β, m )とerlang( γ, β, m )分布は同一です。
1より小さいshapeの値はほとんど使用されません。
double repairtime = gamma(60, 2, 3.4, 5);

変数repairtimeは、位置パラメータが60、スケールパラメータが2、形状パラメータが4のガンマ分布に従い、5番目の乱数ストリームを使用して設定されます。平均値は100 + (2*3.4) = 106.8です。
ge (num value1, num value2)
廃止、>=オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに>=オペレーターを使用してください。
geometric (num prob[, num stream])
幾何分布からランダムなサンプルを返す
説明
幾何分布に従い、指定されたパラメータを使用して、離散的な乱数を生成します。
get (node thenode)
廃止、treenode.valueを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.valueを使用してください。

数値データを持つノードの値を取得します。
getactiverole (treenode person)
説明
人のアクティブな役割を返します。
getactiverole(token.Person)
getactivity (node/obj/str token/processFlow [, str activityName])
説明
最初のパラメータが処理フローオブジェクトの場合、アクティビティ名に文字列を指定する必要があります。トークンの現在のアクティビティを取得するには、Token.activityを使用してください。
treenode activity = getactivity(processFlow, "Delay");
getallocatedfromkey (obj coordtasksequence, num key)
与えられたキーについて、allocateタスクに割り当てられたオブジェクトへの参照を取得する
説明
与えられたキーにより指定されたallocateタスクに割り当てられている、オブジェクトへの参照を返します。
treenode allocatedobj = getallocatedfromkey(getcoordinatedtasksequence(current.centerObjects[1], 0), mykey);
getanimationvar (obj object, num/str animation, str varName)
アニメーション変数の現在の値を取得する
説明
アニメーション変数の現在の値を取得します。アニメーション変数の詳細については、setanimationvar()を参照してください。
treenode curItem = getanimationvar(current, "Animation1", "Item1");
getapplicationtitle ()
説明
開発者向けです。現在のアプリケーションのタイトルを文字列として返します。
msg(getapplicationtitle(),"Hello world.");
getbatch (obj/str tokenOrBatch[, obj instanceObject, obj/str/num group])
説明
トークンまたは[グループ化の基準]値を使用して、バッチアクティビティ内のバッチを取得します。パラメータ1にトークンが渡された場合、instanceObjectおよびgroupパラメータは使用されません。
treenode batch = getbatch(token);
treenode batch = getbatch("Batch", current, 3);
getbundlefieldname (node datanode, num fieldnr)
バンドル内のn番目のランク付きフィールド(0から開始)の名前を取得する
説明
バンドル内のn番目のランク付きフィールド(0から開始)の名前を取得します。
string fieldname = getbundlefieldname(x, 5);
getbundlefieldnr (node datanode, str fieldname)
バンドルのフィールドのランクを取得する(0から開始)
説明
バンドルのフィールドのランクを取得します(0から開始)。バンドルのフィールドが存在しない場合、-1を返します。
int index = getbundlefieldnr(x, "Field Name");
getbundlefieldtype (node datanode, num fieldnr)
ランクfieldnr(0から開始)にあるバンドルフィールドのデータタイプを取得する
説明
ランクfieldnr(0から開始)にあるバンドルフィールドのデータタイプを取得します。利用可能な戻り値は次のとおりです。
BUNDLE_FIELD_TYPE_DOUBLE
BUNDLE_FIELD_TYPE_FLOAT
BUNDLE_FIELD_TYPE_INT
BUNDLE_FIELD_TYPE_STR
BUNDLE_FIELD_TYPE_VARCHAR
BUNDLE_FIELD_TYPE_NODEREF
int type = getbundlefieldtype(x, 5);
getbundleindexentries (node datanode, str/num field, str/num value)
与えられたフィールドの値が一致するすべての行を取得する
説明
このコマンドが成功した場合、与えられたフィールドに指定の値が含まれているすべてのエントリ(0から開始)を含むintまたはintarrayを返します。失敗した場合、-1を返します。datanodeがバンドルでない、与えられたフィールドがインデックス付きフィールドでない、またはどのフィールドの値も指定された値と一致しない場合、このコマンドは失敗します。インデックス付きフィールドを作成する方法については、addbundlefieldコマンドを参照してください。
int entryNr = getbundleindexentries(data, "SKU", "FS2016-BLU");
getbundlenrentries (node datanode)
バンドル内の合計エントリ数を取得する
説明
バンドル内の合計エントリ数を返します。
int nrentries = getbundlenrentries(x);
getbundlenrfields (node datanode)
バンドル内の合計フィールド数を取得する
説明
バンドル内の合計フィールド数を返します。
int nrfields = getbundlenrfields(x);
getbundlevalue (node datanode, num entrynr, str/num field)
バンドル内で定義されたエントリ(0から開始)およびフィールド(0から開始)の値を取得する
説明
バンドル内で定義されたエントリ(0から開始)およびフィールド(0から開始)の値を返します。
string name = getbundlevalue(x, 5, "Object Name");
getcensus ([obj model/group/location])
説明
モデル、場所グループ、個別の場所に存在する人の数を取得する
int census = getcensus(Group("PodA"));
getchecked (obj window)
説明
開発者向けです。ボタンのチェック済み状態を返します。
getchecked(c)
getchildtoken (node parentToken [, int childIndex])
説明
廃止されました。Token.children[]、またはToken.children.lengthを使用してください。
treenode childToken = getchildtoken(token, 3);
int numChildren = getchildtoken(token);
getchildtokenrank (node childToken)
説明
廃止されました。Token.childRankを使用してください。
int childRank = getchildtokenrank(token);
getcolorcomponent (obj object, num index)
廃止、Colorクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、Color.rColor.gColor.bColor.aのいずれかを使用してください。

objectのrgb色コンポーネントを取得します。
getcoordinatedtasksequence (obj dispatcher, num tasksequencerank)
調整されたタスクシーケンスへの参照を取得する
説明
指定されたディスパッチャーのタスクシーケンスキューに含まれている、指定されたランクの割り当て要求と関連付けられている、
調整されたタスクシーケンスへの参照を返します。指定されたランクが0なら、ディスパッチャーが実際にはTaskExecuterであると見なされ、現在割り当てられている、
調整されたタスクシーケンスへの参照を返します。
treenode coordtasksequence = getcoordinatedtasksequence(current.centerObjects[1], 5);
getcreationtime (obj object)
フローアイテムが作成された時間を取得する
説明
フローアイテムが最初に作成された時間を返します。
time() - getcreationtime(item)
getcurrentundorecord (obj view)
説明
指定されたviewのundohistoryにある現在の元に戻すレコードと関連付けられている、ツリーノードへのポインターを返します。詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
treenode record = getcurrentundorecord(view);
getcurtask (node tasksequence)
タスクシーケンスの現在のタスク番号を取得する
説明
tasksequenceの現在のタスク番号を返します。
if(getcurtask(ts) > 5)
pt("The operator has finished the first five tasks");
getdashboardcontrol (str id [, node startnode])
idと関連付けられているダッシュボードコントロールへの参照を返す
説明
ID値がidであるダッシュボードコントロールへの参照を返します。このコマンドは、IDが一致するコントロールを見つけるまで、開いているすべてのダッシュボードを検索します。startnodeに値を渡すと、startnodeを含むダッシュボードのみが検索されます。ダッシュボードコントロールには、編集フィールド、ボタン、コンボボックスなどが含まれます。
treenode accelEdit = getdashboardcontrol("accelEdit", c); //現在のダッシュボードのみを検索する
getdatastat (num stat, num/node nrSamples/parentNode, num sampler [, num p1, num p2, num p3])
説明
データセットの特定の統計を計算して返します。
stat - 次のいずれかの値を指定します。
STAT_MEAN - セットのサンプルの平均を計算します。
STAT_MIN - 定義された値の範囲における最小値を計算します。p1は範囲内の最初の要素(デフォルトはセットの最初の要素)、p2は範囲内の最後の要素(デフォルトはセットの最後の要素)、p3は幅を表し、n番目ごとの値を調べるようにします(デフォルトは1)。p1、p2、p3のいずれかが0なら、それぞれの値のデフォルトが使用されます。
STAT_MAX - 定義された値の範囲における最大の要素を計算します。p1、p2、p3の意味はSTAT_MINの場合と同じです。
STAT_VARIANCE - データセットの不偏分散を計算します。
STAT_STD_DEV - 設定の不偏標準偏差を計算します。
STAT_SUM - セットの合計を計算します。
STAT_CONF_INTERVAL_HALF_WIDTH - セットの信頼区間の片側分の幅を計算します。希望する信頼水準はp1で定義できます。FlexSimでは、80%、90%、95%、98%、99%、99.8%の信頼水準、およびサンプルサイズの自由度が100以下の場合に正確な値が返されます。このセットに含まれていない信頼水準については、渡された割合より高い、最も小さい割合への切り上げが行われます。したがって、75%を渡した場合は80%の信頼区間が返されます。80%の信頼区間の方が区間が広いため、安全な側として切り上げが行われます。99.8よりも高い信頼区間については0が返されます(有効ではない)。自由度が100を超える場合、100と見なされます。
nrSamples - セットのサンプル数を定義します。
注意:パラメータ2のparentNodeは廃止されました。nrSamplesオプションを使用してください。このオプションは他のものを包含し、より柔軟です。次の機能は廃止されました。getdatastat(STAT_MEAN, myNode, 0, 0, 0, 0)は、新しいオプションを次のものと併用して表現できます。getdatastat(STAT_MEAN, myNode.subnodes.length, myNode.subnodes[count].value, 0, 0, 0)
sampler - サンプルのn番目の値を取得する表現。
どの値が取得されるかを判定するには、countを使用します。いくつかの例を次に示します。
グローバルテーブルGT1の列5にあるすべての値の平均値を計算するには、次のように指定します。
getdatastat(STAT_MEAN, Table("GT1").numRows, Table("GT1")[count][5])
バンドルの「Time」フィールドにあるすべての値の合計を計算するには、次のように指定します。
getdatastat(STAT_SUM, Table("MyBundle").numRows, Table("MyBundle")[count]["Time"])
getdatatype (thing)
廃止、treenode.dataTypeを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenodedataTypeを使用してください。

ノードのデータタイプを取得します。
getdatatype(so())
getdirbrowse (str initialdir, str message, node result)
ディレクトリ選択用のブラウザーウィンドウを開く
説明
ディレクトリ選択用のブラウザーウィンドウを開きます。destnodeには文字列データが必要で、ディレクトリのパスはそのテキストに書き込まれます。
getdirbrowse(documentsdir, "A folder", destnode)
getdrawtextmetric (str text, num fontsize, num metric[, num a])
説明
テキストについての情報を返します。metricが1なら、テキストの幅が返されます。metricが2なら、テキストの高さが返されます。metricが3なら、「a」を最大範囲として、収められるテキストの最大の長さが返されます。
getdrawtextmetric("Hello",12,1,0);
getedgedist (obj netnode, num edgenum)
ネットワークノードのエッジの距離を取得する
説明
ネットワークノードの指定されたエッジの距離を返します。
getedgedist(current, 1)
getedgespeedlimit (obj netnode, num edgenum)
ネットワークノードのエッジの制限速度を取得する
説明
ネットワークノードの指定されたエッジの制限速度を返します。
getedgespeedlimit(current, 1)
getentrytime (obj object)
フローアイテムが現在のオブジェクトに進入した時間を取得する
説明
アイテムの最後の入力時間(フローアイテムが最後に別のオブジェクトに進入した時間)を返します。
time() - getentrytime(item)
geteventtime (str EventName, num mode[1/2/3])
UserEventのイベント時間を取得する
説明
UserEventのイベント時間を返します。modeは次の意味です。1 - 繰り返しの時間間隔、2 - イベントの正確な時間、3 - イベントが起動するまでの時間
double remainingtime = geteventtime("myevent",3);
getfilebrowse (str extension, str extensiondescription[, str defaultreturn, str location, num savemode, node filelist])
標準のWindowsファイルブラウザーダイアログウィンドウを開く
説明
このコマンドは、標準のWindowsファイルブラウザーダイアログウィンドウを開きます。ウィンドウに表示されるファイルの拡張子は、extensionで定義されます。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロン(;)で区切ります。descriptionで渡されるテキストは、ファイルブラウザーで開くファイルのタイプの説明として使用されます。このコマンドは、選択されたファイルのパスを文字列として返します。ファイルが選択されていない場合、または[キャンセル]が押された場合、空の文字列を返します。filebrowse()コマンドを参照してください。
string shapefile = getfilebrowse("*.3ds; *.wrl","3D shape files");

変数shapefileを、ファイルブラウザーで選択されたファイルのパスに設定します。ブラウには拡張子が.3dsおよび.wrlのファイルが表示されます。
getfilesindirectory (str directory, str extension, node destnode)
説明
指定されたディレクトリで、指定の拡張子と一致するすべてのファイルを取得し、一致する各ファイルへのパスを保持しているノードを、destnodeのコンテンツに書き込みます。このコマンドは、見つかった一致ファイルの数を返します。extensionパラメータは、取得するファイルを指定する3文字(場合によっては4文字)の拡張子です。たとえば、.fsmモデルファイルをすべて取得するなら、文字列「fsm」を指定します。また、extensionパラメータに「directories」を渡すと、ディレクトリ内のディレクトリのリストが取得されます。拡張子にかかわらずすべてのファイルを取得するには、extensionパラメータに「*」を渡します。ファイルパスは、destnodeに挿入されるノードの文字列データ(名前ではなく)に設定されます。

treenode destnode = Model.find("Tools").subnodes.assert("Files");
int nrfiles = getfilesindirectory(documentsdir(), "*", destnode);
for(int i = 1; i <= nrfiles; i++)
{
	mpt("file: ");
	mpt(destnode.subnodes[i].value);
	mpr();
}
getframe (obj object)
オブジェクトに描画される現在の形状フレームを取得する
説明
オブジェクトについて描画される現在の3D形状フレームを返します。オブジェクトに割り当てられている3D形状がmyshape.3dsという名前で、myshape.3dsと同じディレクトリにmyshapeFRAME1.3dsおよびmyshapeFRAME2.3dsというファイル名の2つの追加3D形状が存在するなら、myshape.3dsがロードされると同時に、2つの追加ファイルが自動的にFlexSimにロードされ、オブジェクトのフレーム0、1、2の設定により、オブジェクトの形状が、3つのファイルにより定義されるそれぞれの形状に変更されます。
if(getframe(current) == 3)) setframe(current, 5);
getinput (obj involved)
廃止、Object.stats.input.valueを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、Object.stats.input.valueを使用してください。

関連オブジェクトの入力統計を返します。
double inval = getinput(current.centerObjects[1]);
getiteminvolved (obj item)
アイテムのFixedResource関連の変数に保存されているオブジェクト参照を取得する
説明
アイテムのFixedResource関連の変数に保存されているオブジェクト参照を返します。
FixedResourceクラスでは、各フローアイテムに関連する1つの変数をサブクラスに保存できます。これらの変数の意味は、クラスのタイプによって異なります。
たとえば、プロセッサがプロセスまたは設定時間にオペレーターを使用するよう設定されている場合、プロセッサは関連変数を使用して、フローアイテム用に呼び出されるディスパッチャーへの参照を保存します。
モデルのオブジェクトとして明示的なFixedResourceクラスを使用している場合、このコマンドをsetitemvar、getitemvar、setiteminvolvedコマンドとともに使用して、オブジェクトが受け取るアイテムの変数を保存できます。
getiteminvolved(current.first)
getitemsendto (obj item)
アイテムについて評価されたsendtoの値を取得する
説明
itemがFixedResource内に存在し、リリースされていれば、そのアイテムについて評価されたsendtoの値を返します。
getitemsendto(item)
getitemstate (obj item)
フローアイテムのFixedResource状態を取得する
説明
フローアイテムのFixedResource状態を返します。これは、次に示す3つの値のいずれかです。
FRSTATE_INQUEUE:フローアイテムは処理中で、まだリリースされていません。
FRSTATE_READY:フローアイテムはリリース済みですが、それを受け取る準備の整った下流オブジェクトが見つかっていません。
FRSTATE_MOVEREQUESTED:フローアイテムはリリース済みで、下流オブジェクトの受け取り準備が整っていますが、アイテムは輸送によるピックアップ待ちです。
詳細については、FixedResourceのドキュメントを参照してください。
getitemstate(so())
getitemtype (obj object)
廃止、ラベルを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにラベルを使用してください。

フローアイテムのitemtype値を返します。
getitemtype(so())
getitemvar (obj item, num var)
アイテム用のFixedResource変数の値を取得する
説明
アイテム用のFixedResource変数の値を返します。varパラメータは1、2、3のいずれかです。FixedResourceクラスでは、各フローアイテムについて3つの数値変数をサブクラスに保存できます。これらの変数の意味は、クラスのタイプによって異なります。
たとえば、プロセッサは変数1にアイテムの処理開始時間を、変数2にアイテムの処理時間を保存できます。
モデルのオブジェクトとして明示的なFixedResourceクラスを使用している場合、このコマンドをsetitemvar、getiteminvolved、setiteminvolvedコマンドとともに使用して、オブジェクトが受け取るアイテムの変数を保存できます。
getitemvar(current.first, 3)
getkinematics (node infonode, num querytype[, num kinematicindex, num updatetime/traveldist])
指定されたキネマティクス演算から情報を取得する
説明
指定されたキネマティクス演算から情報を取得します。詳細については、キネマティクスのヘルプドキュメントを参照してください。
getkinematics(current.labels["kinematics"], KINEMATIC_ARRIVALTIME, 1, current.size.x);
getlabel (obj node, str/num label)
廃止、treenode.LabelNameを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.labelPropertiesを使用してください。

オブジェクトのラベルの値を設定します。
getlabelnum (obj node, str/num label)
廃止、treenode.LabelNameを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.labelPropertiesを使用してください。

オブジェクトのラベルの数値を取得します。
getlabelstr (obj node, str/num label)
廃止、treenode.LabelNameを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.labelPropertiesを使用してください。

オブジェクトのラベルの文字列値を取得します。
getlastacquiredresource (node resource, node token)
説明
resourceからtokenにより取得された最後のオブジェクトを取得します。
treenode operator = getlastacquiredresource(operatorResource, token);
getlastfiletype ()
説明
開発者向けです。最後に保存されたファイルのタイプを返します。1 = モデルファイル、2 = プロジェクトファイル、3 = ビューファイル、4 = セッションファイル、0 = その他のファイル
if (getlastfiletype()) {pt("Known file type"); pr(); }
getlinecontrollerdata (obj linecontroller, num datatype, num column)
Dynamoで使用
説明
Dynamoで使用します。LineControllerの現在のジョブに関するデータを返します。1 = ProdID、2 = LineNum、3 = Target、4 = StartTime、5 = Extra Column
getlinecontrollerdata(current,1,0);
getmodelunit (num querytype)
説明
モデルの単位設定についての情報を返します。
FlexSimの標準的な単位は、時間 - 1秒、長さ - 1m、容量 - 1リットル、重量 - 1kgです。現在のモデルの単位について名前または略語を返すこともできます。
querytypeは次のいずれかの値です。
TIME_MULTIPLEは、現在のモデルの1時間単位が何秒を表すかを返します。
LENGTH_MULTIPLEは、現在のモデルの長さ単位が何メートルを表すかを返します。
FLUID_MULTIPLEは、現在のモデルの液量単位が何リットルを表すかを返します。
FLUID_TYPEは、液量単位が容積を表す場合は0、質量を表す場合は1を返します。
DATE_TIME_NODEは、モデルの単位ツリーにある日付/時刻ノードへの参照を返します。
START_TIMEは、開始時間を1601年1月1日からの秒数で返します。
START_TIME_NODEは、モデルの単位ツリーにある開始時間ノードへの参照を返します。
CURRENT_TIMEは、現在時間を1601年1月1日からの秒数で返します。
CURRENT_TIME_NODEは、モデルの単位ツリーにある現在時間ノードへの参照を返します。
STOP_TIMEは、次の停止時間を1601年1月1日からの秒数で返します。
STOP_TIME_NODEは、モデルの単位ツリーにある停止時間ノードへの参照を返します。
START_YEARは、開始時間に関連付けられている年を数値として返します。
START_MONTHは、開始時間に関連付けられている月を1(1月)から12(12月)までの値で返します。
START_DAYは、開始時間に関連付けられている日を返します。1が月の最初の日を示します。
START_DAYOFWEEKは、開始時間に関連付けられている曜日を返します。0が日曜日です。
START_HOURは、開始時間に関連付けられている時間を0~23の数値で返します。
START_MINUTEは、開始時間に関連付けられている分を0~59の数値で返します。
START_SECONDは、開始時間に関連付けられている秒を0~59の数値で返します。
START_MILLISECONDは、開始時間に関連付けられているミリ秒を0~999の数値で返します。
CURRENT_YEARは、モデルの開始時間からの年数を返します。
CURRENT_DAYは、モデルの開始時間からの日数を返します。
CURRENT_HOURは、モデルの開始時間からの時間数を返します。
CURRENT_MINUTEは、モデルの開始時間からの分数を返します。
CURRENT_SECONDは、モデルの開始時間からの秒数を返します。
CURRENT_MILLISECONDは、モデルの開始時間からのミリ秒数を返します。
CURRENT_YEAR_OF_TIMEは、現在の時刻に関連付けられている年を数値として返します。
CURRENT_MONTH_OF_YEARは、現在の時刻に関連付けられている月を1(1月)から12(12月)までの値で返します。
CURRENT_DAY_OF_MONTHは、現在の時刻に関連付けられている日を返します。1が月の最初の日を示します。
CURRENT_DAY_OF_WEEKは、現在の時刻に関連付けられている曜日を返します。0が日曜日です。
CURRENT_HOUR_OF_DAYは、現在の時刻に関連付けられている時間を0~23の数値で返します。
CURRENT_MINUTE_OF_HOURは、現在の時刻に関連付けられている分を0~59の数値で返します。
CURRENT_SECOND_OF_MINUTEは、現在の時刻に関連付けられている秒を0~59の数値で返します。
CURRENT_MILLISECOND_OF_SECONDは、現在の時刻に関連付けられているミリ秒を0~999の数値で返します。
TIME_NAMEは、モデルの時間単位の名前を返します。
TIME_PLURAL_NAMEは、モデルの時間単位の複数名を返します。
TIME_ABBREVIATIONは、モデルの時間単位の略語を返します。
LENGTH_NAMEは、モデルの長さ単位の名前を返します。
LENGTH_PLURAL_NAMEは、モデルの長さ単位の複数名を返します。
LENGTH_ABBREVIATIONは、モデルの長さ単位名の略語を返します。
FLUID_NAMEは、モデルの液量単位の名前を返します。
FLUID_PLURAL_NAMEは、モデルの液量単位の複数名を返します。
FLUID_ABBREVIATIONは、モデルの液量単位名の略語を返します。
START_TIME_STRは、開始時間を日付と時刻の形式で文字列として返します。
CURRENT_TIME_STRは、現在の時刻を日付と時刻の形式で文字列として返します。
STOP_TIME_STRは、次の停止時間を日付と時刻の形式で文字列として返します。
TIME_FORMATは、日付と時刻の文字列のフォーマットに使用される時間形式を返します。
DATE_FORMATは、日付と時刻の文字列のフォーマットに使用される日付形式を返します。
getmodelunit(LENGTH_MULTIPLE)
getmodelunitnum (num querytype)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにgetmodelunit()を使用してください。
getmodelunitstr (num querytype)
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにgetmodelunit()を使用してください。

現在のモデル単位の名前または略語を返します。
getmoverecord (num record)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。全履歴レポート用に記録された移動レコードを返します。全履歴が有効な場合、フローアイテムがオブジェクトから別のオブジェクトに移動するごとに、移動レコードが作成されます。この関数に渡されるパラメータは、ユーザーが取得するレコードの番号(1から開始)です。このコマンドがC++で呼び出された場合、戻り値はMoveRecord*です。このコマンドがFlexScriptで呼び出された場合、戻り値はintに代入できます。
getnummoverecords()の例を参照してください。
getmoverecordvalue (num record, num value)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。関数の最初のパラメータとして渡された移動レコードから、値の1つを返します。このレコードは、getmoverecord()への呼び出しで返される戻り値です。この関数の2番目のパラメータとして渡される値は、移動レコードのどの値をユーザーが取得するかを示します。
0 = レコードID。これは、移動テーブルのレコードの行番号です。
1 = レコードに移動が記録されたフローアイテムのItemID。
2 = フローアイテムが移動した時間。
3 = フローアイテムの移動元のオブジェクト。この値はintとして返され、tonode()を使用してtreenodeに変換する必要があります。
4 = フローアイテムの移動先のオブジェクト。この値はintとして返され、tonode()を使用してtreenodeに変換する必要があります。
5 = フローアイテムが移動した時点でのアイテムタイプ。
getnummoverecords()の例を参照してください。
getname (node thenode)
廃止、treenode.nameを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.nameを使用してください。

ノード/オブジェクトの名前を取得します。
getnetnode (obj object, num nodenr)
A接続ラインを持つオブジェクトに接続されている、n番目のネットワークノードを取得する
説明
「青」または「ステーション」接続ラインを持つオブジェクトに接続されている、n番目のネットワークノードを返します。
getnetnode(current, 1)
getnetnodespline (obj netnode, num edgenr)
netnodeのエッジedgenrのスプラインヘッドへの参照を取得する
説明
ネットワークノードの指定されたエッジのスプラインヘッドへの参照を返します。その後でspline()コマンドを使用し、そのスプラインの場所データにアクセスできます。スプラインヘッドは、渡されるネットワークノードの中にある必要はなく、エッジの反対側のネットワークノードに存在していてもかまわないことに注意してください。isedgeforward()コマンドを使用して、スプラインがネットワークノード内に存在するかどうかを照会できます。存在しない場合、spline()コマンドに渡されるスプラインのパーセンテージ距離は逆方向になります。
treenode splinehead = getnetnodespline(netnode, 2);
getnetworkdistance (num fromnetnoderank, num tonetnoderank)
2つのネットワークノード間のネットワーク距離を取得する
説明
ネットワークノード間のネットワーク距離を返します。ネットワークノードは、ネットワークノードへのポインターではなくメンバーランクで参照されることに注意してください。ネットワークノードのメンバーランクを取得するには、rankfromnetnode()を使用してください。
getnetworkdistance(rankfromnetnode(current), rankfromnetnode(current.outObjects[1]));
getnextnetnode (num fromnn, num tonn)
fromnnからtonnに到達するための、次のネットワークノードのランクを取得する
説明
あるネットワークノードから目的地のネットワークノードへ移動するための、次のネットワークノードのランクを返します。戻り値とパラメータはすべて、ネットワークノードのメンバーランクです。ネットワークノードのメンバーランクを取得するにはrankfromnetnode()を、メンバーランクからネットワークノードを取得するにはnetnodefromrank()を使用してください。
treenode nextnode = netnodefromrank(getnextnetnode(rankfromnetnode(current), rankfromnetnode(Model.find("NN5"))));
getnextnetnodeoutport (num fromnn, num tonn)
ネットワークノードfromnnからtonnに到達するための出力ポートを取得する
説明
ソースネットワークノードから目的地ネットワークノードに到達するため使用される出力ポート、またはエッジ番号を返します。
int outport = getnextnetnodeoutport(rankfromnetnode(current), rankfromnetnode(Model.find("NN5")));
getnextparametersobject (obj startobject, str guifocus, num doguifocusclass, num searchforward)
説明
開発者向けです。パラメータウィンドウで、[次へ]ボタンが押されたとき、次のオブジェクトにアクセスするため使用されます。
ビューツリーのオブジェクトパラメータプロパティのウィンドウを参照します。
getnodename (node thenode)
廃止、treenode.valueを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.nameを使用してください。

ノード/オブジェクトの名前を取得します。
getnodenum (node thenode)
廃止、treenode.valueを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.valueを使用してください。

数値データを持つノードの値を取得します。
getnodestr (node thenode)
廃止、treenode.valueを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.valueを使用してください。

文字列データを持つノードの値を取得します。
getnroftasks (obj tasksequence)
タスクシーケンスの未完のタスク数を取得する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、TaskSequenceおよびTaskSequence.Taskのクラスメソッドとプロパティを使用してください。タスクシーケンスでまだ完了していないタスクの数を返します(現在のタスクも含みます)。
if(getnroftasks(mytasksequence) > 5)
pt("There are more than 5 tasks in the tasksequence queue.");
getnummoverecords ()
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。全履歴レポート用に収集された移動レコードの数を返します。モデルがリセットされるとレコードは削除されるため、モデルの実行前は0が返されます。全履歴が有効でない場合、0が返されます。
// 記録された移動レコードを出力する
for (int rec = 1; rec <= getnummoverecords(); rec++)
{
int record = getmoverecord(rec);
pd(getmoverecordvalue(record,0)); pt(" ");
pd(getmoverecordvalue(record,1)); pt(" ");
pf(getmoverecordvalue(record,2)); pt(" ");
pt(getmoverecordvalue(record,3).name); pt(" ");
pt(getmoverecordvalue(record,4).name); pt(" ");
pd(getmoverecordvalue(record,5)); pt(" ");
}
getnumpeopleresources (obj group [, num availability{0=available/1=acquired}, num priority])
説明
ピープルリソースグループで利用可能な/取得済みのオブジェクトの数を取得します。priority値が渡された場合、その優先度のリクエストがリソースをプリエンプトできる場合も、リソースは利用可能と見なされます。
int numAvailable = getnumpeopleresources(Group("PodA"));
getnumstaterecords ()
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。全履歴レポート用に収集された状態変化レコードの数を返します。モデルがリセットされるとレコードは削除されるため、モデルの実行前は0が返されます。全履歴が有効でない場合、0が返されます。
// 記録された状態変化レコードを出力する
for (int rec = 1; rec <= getnumstaterecords(); rec++)
{
int record = getstaterecord(rec);
pd(getstaterecordvalue(record,0)); pt(" ");
pf(getstaterecordvalue(record,1)); pt(" ");
pd(getstaterecordvalue(record,2)); pt(" ");
pt(getstaterecordvalue(record,3).name); pr();
}
getobjectimageindex (obj object)
廃止、使用しないこと
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。

objectのベースに現在割り当てられているbmpまたはjpeg画像のインデックス番号を返します。
getobjectimageindex(item);
getobjectshapeindex (obj object)
オブジェクトに割り当てられている3D形状のインデックス番号を取得する
説明
オブジェクトに現在割り当てられている3D形状のインデックス番号を返します。
getobjectshapeindex(item);
getobjecttextureindex (obj object)
オブジェクトの3D形状のテクスチャとして割り当てられている画像のインデックス番号を取得する
説明
オブジェクトの3D形状のデフォルトテクスチャとして現在割り当てられている、bmpまたはjpeg画像のインデックス番号を返します。
getobjecttextureindex(item);
getoutput (obj involved)
廃止、Object.stats.output.valueを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、Object.stats.output.valueを使用してください。

関連オブジェクトの出力統計を返します。
double outval = getoutput(current.centerObjects[1]);
getparenttoken (node token)
説明
廃止されました。Token.parentを使用してください。
treenode parentToken = getparenttoken(token);
getparentwindow (HWND window)
説明
開発者向けです。指定されたウィンドウの親ウィンドウを返します。この関数に渡すパラメータとして、windowfromnodeを使用します。
getpath (str truncatedpath)
切り捨てられたパスのフルファイルパスを返す
説明
切り捨てられた、または相対のファイルパスを受け取り、フルファイルパスを返します。
string fullpath = getpath("fs3d\\texturebox.wrl");
getpeopleresourceutilization (obj object/group[, num mode{0=ByState/1=ByAcquires}])
説明
人オブジェクトの使用率割合、またはピープルグループのすべてのメンバーの平均値を返します。
double utilization = getpeopleresourceutilization(Group("PodA"));
getpickingdrawfocus (obj theview, num whattoget, num pickedid)
ピッキング描画フォーカスを取得する
説明
ピッキング描画フォーカスを取得します。OnClick内で、何がクリックされたのか判定するため使用されます。whattogetパラメータはPICK_TYPE、PICK_OBJECT、PICK_SECONDARY_OBJECTのいずれかです。pickedidは「pressed」ピックではPICK_PRESSED、「hovered」ピックではPICK_HOVERED、「released」ピックではPICK_RELEASED、「mouse moved」ピックではPICK_MOVEDです。
int picktype = getpickingdrawfocus(view, PICK_TYPE, 0);
getpickingmode (obj view)
ビューのピッキングモードを取得する
説明
指定されたビューのピッキングモードを取得します。
int isselectionmode = getpickingmode(view);
getpreempt (node tasksequence)
タスクシーケンスのプリエンプト値を取得する
説明
タスクシーケンスのプリエンプト値を返します。
可能な値は次のとおりです。
PREEMPT_NOT、
PREEMPT_ONLY、
PREEMPT_AND_ABORT_ACTIVE、
PREEMPT_AND_ABORT_ALL
if(getpreempt(mytasksequence) == PREEMPT_ONLY)
pt("This tasksequence is a preempting task");
getpriority (node tasksequence)
タスクシーケンスの優先度の値を取得する
説明
タスクシーケンスの優先度の値を返します。
if(getpriority(mytasksequence) > 5)
pt("This tasksequence has a priority greater than 5.");
getprocessflowvar (obj/str processFlow, str varname[, node token])
説明
処理フロー変数の値を取得します。processflowパラメータは、ツール内の処理フローオブジェクトへの参照、または処理フローオブジェクトの名前です。
double processTime = getprocessflowvar(processflow, "processTime"); treenode processor = getprocessflowvar(processflow, "processor", token);
getproperty (str filename, num property)
説明
開発者向けです。指定されたファイルの、指定されたプロパティの値を取得します。
getproperty(modeldir() + "MyModel.fsm",1);
getquerycolcount ()
廃止、Table.query()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.query()を使用してください。

query()を最後に呼び出したときの結果テーブル内の列数を返します。
getquerymatchcount ()
廃止、Table.query()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.query()を使用してください。

query()を最後に呼び出したときの結果テーブル内の合計行数を返します。
getquerymatchtablerow (str/num table, num matchRow)
廃止、Table.query()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.query()を使用してください。

最後のquery()結果で一致する行に関連付けられている、ソーステーブルの行番号を返します。

table - 文字列の場合、FROMステートメントで定義されたテーブルの名前です。エイリアスを使用した場合、テーブルのエイリアスを使用します。数値の場合、FROMステートメントのテーブルの1から始まるインデックスです。クエリにテーブルが1つしか存在しない場合、1を使用します。複数のテーブルの場合、FROMの最初のテーブルが1、2番目が2の順序です。
matchRow - クエリの結果テーブルの行で、1から始まります。

SELECT句の中でMIN()、MAX()、AVG()などの集計関数を使用している場合、このコマンドは動作しないことに注意してください。集計関数が使用されている場合、このコマンドは単にソーステーブル内の行数を返します。
getqueryvalue (num row, num/str col)
廃止、Table.query()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.query()を使用してください。

query()を最後に呼び出したときの結果テーブルの値を返します。

row - 結果テーブルの1から始まる行番号。
col - 結果テーブルの1から始まる列番号、または結果の列の名前。selectステートメントでエイリアスを定義している場合、列名にはエイリアスを使用します。
getrank (node thenode)
廃止、treenode.rankを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.rankを使用してください。

親ノードのサブツリーにある子ノードのランクを取得します。
getreportnum (node report, int column, int rowsback)
Dynamoで使用
説明
Dynamoで使用します。Reportオブジェクトの指定された列にある値を返します。行は、テーブル内の行数からrowsbackパラメータを減算して求められます。
double myval = getreportnum(current,3,0);
getrunstate ([int checkProcessingEvent])
モデルが現在実行中なら1を、そうでなければ0を返す
説明
モデルが現在実行中なら1を、そうでなければ0を返します。真の値を渡すと、イベントが現在実行中かどうかを返します。
if(!getrunstate()){msg("Model Stopped", "The model is not running right now.",1);}

スクリプトウィンドウから実行すると、モデルが停止している場合のみメッセージが表示されます。
gets (node thenode)
廃止、treenode.valueを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.valueを使用してください。

文字列データを持つノードの値を取得します。
getsdtvalue (node sdtNode, str valName)
開発者向け
説明
主に開発者専用です。「SimpleDataType」データを持つノードの名前付きクラスメンバーの値を返します。前方互換性を失う危険があるため、モデルコードでこのコマンドを使用することはお勧めしません。将来のバージョンではクラスメンバーとその名前が再定義される可能性があるため、これらの値に名前でアクセスするモデルコードは将来のバージョンで動作しない可能性があります。
getshapeindex (str name)
ロード済み3D形状のインデックスを取得する
説明
ロード済み形状のインデックスを、ファイルのパス名で取得します。このコマンドで使用するファイルパス名は、例に示すように二重のバックスラッシュを使用する必要があります。現在ロード済みの形状と、それぞれに関連付けられているファイルパス名およびインデックスの完全なリストは、[ビュー]->[メディアファイル]で表示できます。
getshapeindex("fs3d\\Operator\\BasicOperator\\Chest.3ds");
getsoundindex (str name)
ロード済みサウンドのインデックスを取得する
説明
project/media/soundsフォルダにあり、nameと関連付けられているロード済みサウンドのインデックスを返します。
getsoundindex("C:/My Sounds/APPLAUSE.WAV");
getstat (node object, str name, int flag [, var p1, var p2, var p3])
与えられたオブジェクトの統計値を返す
説明
この代わりにObject.statsを使用することをお勧めします。与えられたオブジェクトから指定された統計を取得します。
name - 統計の名前。function_s(object, "enumerateStatistics", targetNode)を使用して、有効な名前のリストを得られます。オブジェクトで提供される各種の統計の意味は、それぞれのオブジェクトのドキュメントに記載されています。ドキュメントでは、読みやすくするため統計の名前にスペースが含まれていることがあります。これらをgetstat()のnameパラメータとして渡すときは、すべての空白を削除してください。
flag - 次のいずれかの値を指定します。
STAT_CURRENT - この統計の現在の値を返します。
STAT_MIN - この統計の最小値を返します。
STAT_MAX - この統計の最大値を返します。
STAT_AVERAGE - この統計の平均値を返します。
STAT_TIME_AT_VALUE - 統計が与えられた値であった合計シミュレーション時間を返します(目的の値を指定するため、p1、p2、p3パラメータを追加する必要があります)。この指定は、統計が履歴またはプロファイルデータ、たとえばオブジェクトの標準「State」統計を追跡している場合のみ有効です。詳細については、次を参照してください。

p1p2p3は、正しい統計を解決するための「要件」を提供します。たとえば、リストには複数のパーティションごとの統計があります。パーティションの統計を取得するには、パーティションIDをp1として渡す必要があります。要件は、取得される統計によって異なります。

また、いくつかの特別な統計名も使用できます。このような名前として、「State」、「Output」、「Input」、「Content」、「Staytime」があります。これらの名前のいずれかを使用すると、オブジェクトの対応する標準の統計がコマンドにより返されます。次に例を示します。
getstat(object, "Output", STAT_CURRENT)- オブジェクトの現在の(合計)出力を返す(object.stats.outputと同じ)
getstat(object, "Content", STAT_AVERAGE) - オブジェクトの平均コンテンツを返す
getstat(object, "State", STAT_CURRENT, 0) - オブジェクトの現在の状態を返す(object.stats.state().valueと同じ)
getstat(object, "State", STAT_TIME_AT_VALUE, 0, STATE_IDLE) - オブジェクトの合計アイドル時間を返す(0は状態プロファイル、すなわちデフォルト状態プロファイルを示す)
getstat(object, "Staytime", STAT_MAX) - オブジェクトで記録された最大滞在時間を返す
平均状態、平均出力など一部の統計は意味をなさないため、有効な値が返されないことに注意してください。

STAT_TIME_AT_VALUE
STAT_TIME_AT_VALUEにアクセスするには、統計が履歴またはプロファイルデータを追跡している必要があります。これがオブジェクトの標準の「State」統計である場合、FlexSimによってプロファイルデータが自動的に追跡されるため、それ以上の操作は必要ありません。しかし他の統計では、プロファイルや履歴のデータを追跡するため、統計を明示的に「サブスクライブ」する必要があります。履歴データは、値が変更されるごとに、その変更と、変更に対応するシミュレーション時間を記録します。プロファイルデータは、変数がそれぞれの値であった合計時間を記録します。プロファイルデータに有効なのは非負の整数値のみです。

追跡変数をサブスクライブするには、最初にツリー内で追跡変数の統計を見つけます。たとえば「Content」統計なら、通常はobject>stats/stats_contentにあります。次に、function_s(statNode, "addSubscriber", needsHistory, needsProfile, persist)コマンドを呼び出します。needsHistoryおよびneedsProfileパラメータはブール値で、どのデータを追跡するかを指定します。persistはブール値で、それらの統計を以後無期限に追跡するのかどうかを指定します。追跡変数は、必要がない限り余分なデータの追跡を継続しないよう試みます。データへの「継続的な」サブスクライブがある程度の期間存在しなければ、データの記録は一時的に停止されます(サブスクライバーが存在しないままモデルが5回程度リセットされた場合)。

履歴データを記録することで、STAT_TIME_AT_VALUEにアクセスできるようになります。ただし、STAT_TIME_AT_VALUEを取得するため履歴データを使用するのは、プロファイルデータを追跡するより低速です。履歴データでは、STAT_TIME_AT_VALUEを計算するため履歴の全体を走査する必要があります。これに対してプロファイルデータを追跡すると、値に対応する合計時間がプロファイルデータに直接格納されます。
getstatenum (obj object [, num stateprofilenr])
廃止、Object.stats.state().valueを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.stats.state().valueを使用してください。

オブジェクトの状態を数値形式で返します。
getstatenum(current);
getstaterecord (num record)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。全履歴レポート用に記録された状態変化レコードを返します。全履歴が有効なとき、オブジェクトの状態が変化するごとに状態変化レコードが作成されます。この関数に渡されるパラメータは、ユーザーが取得するレコードの番号(1から開始)です。このコマンドがC++で呼び出された場合、戻り値はStateRecord*です。このコマンドがFlexScriptで呼び出された場合、戻り値はintに代入できます。
getnumstaterecords()の例を参照してください。
getstaterecordvalue (num record, num value)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。関数の最初のパラメータとして渡された状態変化レコードから、値の1つを返します。このレコードは、getstaterecord()への呼び出しで返される戻り値です。この関数の2番目のパラメータとして渡される値は、状態変化レコードのどの値をユーザーが取得するかを示します。
0 = レコードID。これは、移動テーブルのレコードの行番号です。
1 = 状態変化の時間。
2 = オブジェクトの変化後の状態。
3 = 状態が変化したオブジェクト。この値はintとして返され、tonode()を使用してtreenodeに変換する必要があります。
getnumstaterecords()の例を参照してください。
getstatestr (obj object)
廃止、Object.stats.state().valueStringを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.stats.state().valueStringを使用してください。

オブジェクトの状態をテキスト文字列として返します。
getstatestr(current);
getstatetableutilization (Table stateTable, TrackedVariable stateProfile)
説明
与えられた状態テーブルについて、状態プロファイルの使用率を返します。状態テーブルの作成と修正の方法については、「状態テーブル」を参照してください。
getstatetableutilization(Table("StateTable1"), Model.find("Processor1").as(Object).stats.state())
getstream (node object)
オブジェクトと関連付けられている固有のランダムストリームを返す
説明
オブジェクトと関連付けられている固有のランダムストリームを返します。

オブジェクトのstream属性に格納されている数値を返します。オブジェクトにまだ独自のstream属性が存在しない場合、またはstream属性が0の場合、FlexSimは属性をアサートし、固有のストリーム番号を割り当てます。関数に渡されたオブジェクトにオブジェクトデータが存在しない場合、サブノードに固有のストリームを格納します。このサブノードはモデルのリセット時に破棄され、モデルの実行時に必要に応じて再割り当てされます。

割り当てられたストリームはストリーム101から始まり、割り当てごとに番号が増やされます。
uniform(0, 1, getstream(current))
getsystemmetric (num metric[, HWND win])
説明
開発者向けです。システム画面のメトリックを返します。metricに指定する値と、返される値は次のとおりです(特に記載がなければ、値はすべて論理単位です)。

1:デスクトップの幅
2:デスクトップの高さ
3:カーソルの下にあるモニターの作業領域の左端の位置
4:カーソルの下にあるモニターの作業領域の右端の位置
5:カーソルの下にあるモニターの作業領域の上端の位置
6:カーソルの下にあるモニターの作業領域の下端の位置
7:ウィンドウwinのピクセル単位の幅
8:ウィンドウwinのピクセル単位の高さ
9:カーソルの下にあるモニターの左端の位置
10:カーソルの下にあるモニターの右端の位置
11:カーソルの下にあるモニターの上端の位置
12:カーソルの下にあるモニターの下端の位置
13:ウィンドウwinの幅
14:ウィンドウwinの高さ
getsystemmetric(1)
gettablecell (str/node/num table, num row, num column)
廃止、Table.cellを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。Table.cell()を使用してください。
gettablecols (str/node/num table)
廃止、Table.numColsを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.numColsを使用してください。

テーブル内の列数を取得します。
gettableheader (string/num/node table, num row/col, num rowcolnr)
廃止、Table.getColHeader()またはTable.getRowHeader()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.getColHeader()またはTable.getRowHeader()を使用してください。

テーブルのヘッダーフィールドの値を取得します。
gettablenum (str/node/num table, num row, num col)
廃止、Tableの[]オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTableクラスの[]オペレーターを使用してください。

テーブルのセルの数値を取得します。
gettablerows (str/node/num table)
廃止、Table.numRowsを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.numRowsを使用してください。

テーブル内の行数を取得します。
gettablestr (str/node/num table, num row, num col)
廃止、Tableの[]オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTableクラスの[]オペレーターを使用してください。

テーブルのセルのテキスト値を取得します。
gettableviewselection (obj tableview, num val)
説明
開発者向けです。テーブルビューの青色の選択範囲に基づいて値を返します。valが1なら開始行、2なら開始列、3なら終了行、4なら終了列を返します。
int startrow = gettableviewselection(c,1);
gettaskinvolved (obj tasksequence, num taskrank, num involvednum)
タスクシーケンスのタスクに関連する最初または2番目のオブジェクトへの参照を取得する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、TaskSequenceおよびTaskSequence.Taskクラスを使用してください。指定されたtasksequenceで、ランクがn番目のタスクに関連する、最初または2番目のオブジェクトへの参照を返します。
ランキングは、タスクシーケンスが最初に作成されタスクが追加されたときの、タスクの初期ランキングに
基づきます。シミュレーションの特定時点におけるランキングには基づきません。タスクが既に完了し、その後で破棄されている
可能性があるためです。3番目のパラメータは、関連オブジェクトのどちらを取得するかを定義します(1または2)。


最初のパラメータとしてTaskExecuterへの参照を、2番目のパラメータとして値0を渡すこともでき、
この場合はオブジェクトの現在アクティブなタスクの関連が取得されます。
treenode loaditem = getinvolved(gettasksequence(current.centerObjects[1], 0), 2, 1);
gettasksequence (obj dispatcher, num tasksequencerank)
タスクシーケンスへの参照を取得する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、DispatcherおよびTaskExecuterのクラスメソッドとプロパティを使用してください。指定されたdispatcherのタスクシーケンスキューにある、指定されたランクを持つタスクシーケンスへの参照を返します。
指定されたランクが0なら、このコマンドはディスパッチャーが実際にはTaskExecuterであると想定し、
現在アクティブなタスクシーケンスへの参照を返します。
treenode mytasksequence = gettasksequence(current.centerObjects[1], 5);
gettasksequencequeue (obj dispatcher)
ディスパッチャーのタスクシーケンスキューへの参照を返す
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにDispatcherクラスのプロパティを使用してください。指定されたdispatcherのタスクシーケンスキューへの参照を返します。
treenode tsqueue = gettasksequencequeue(current.centerObjects[1]);
gettaskstate (obj tasksequence, num taskrank)
タスクシーケンスのランクがtaskrankであるタスクの状態を取得する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、TaskSequenceおよびTaskSequence.Taskのクラスメソッドとプロパティを使用してください。tasksequenceの、ランクがtaskrankであるタスクの状態を取得します。タスクの状態には次のものがあります。
TASKSTATE_UNFINISHED
TASKSTATE_ACTIVE
TASKSTATE_FINISHED
TASKSTATE_COORDINATED
if(gettaskstate(gettasksequence(current.centerObjects[1], 0), 2) == TASKSTATE_ACTIVE)...
gettasktype (obj tasksequence, num taskrank)
tasksequenceの、ランクがtaskrankであるタスクのタスクタイプを取得する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、TaskSequenceおよびTaskSequence.Taskのクラスメソッドとプロパティを使用してください。指定されたtasksequenceの、ランクがn番目であるタスクのタスクタイプを返します。
ランキングは、タスクシーケンスが最初に作成されタスクが追加されたときの、タスクの初期ランキングに
基づきます。シミュレーションの特定時点におけるランキングには基づきません。タスクが
既に完了し、その後で破棄されている可能性があるためです。

最初のパラメータとしてTaskExecuterへの参照を、2番目のパラメータとして値0を渡すこともでき、
この場合はオブジェクトの現在アクティブなタスクのタスクタイプが取得されます。
if(gettasktype(gettasksequence(current.centerObjects[1], 0), 2) == TASKTYPE_LOAD)...
gettaskvariable (obj tasksequence, num taskrank, num variablenum)
タスクシーケンスの、ランクがtaskrankであるタスクのタスクシーケンス変数を取得する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、TaskSequenceおよびTaskSequence.Taskのクラスメソッドとプロパティを使用してください。指定されたtasksequenceの、ランクがn番目のタスクについて、4つのタスク変数のいずれかへの参照を返します。
ランキングは、タスクシーケンスが最初に作成されタスクが追加されたときの、タスクの初期ランキングに
基づきます。シミュレーションの特定時点におけるランキングには基づきません。タスクが既に完了し、その後で破棄されている
可能性があるためです。3番目のパラメータは、どのタスク変数を取得するかを定義します(1~4)。


最初のパラメータとしてTaskExecuterへの参照を、2番目のパラメータとして値0を渡すこともでき、
この場合はオブジェクトの現在アクティブなタスクのタスク変数が取得されます。
double myvar = gettaskvariable(gettasksequence(current.centerObjects[1], 0), 2, 1);
gettenavigator (obj taskexecuter)
taskexecuterが現在接続されているナビゲータを取得する
説明
taskexecuter(TE)が現在接続されているナビゲータを返します。これはDefaultNavigatorまたはDefaultNetworkNavigatorです。
treenode navigator = gettenavigator(current);
gettenetnode (obj taskexecuter)
taskexecuterがA接続によってアタッチされている現在のネットワークノードを取得する
説明
taskexecuter(TE)が赤い線によってアタッチされている現在のネットワークノードを返します。
treenode netnode = gettenetnode(current);
gettenetworkinfo (obj taskexecuter, obj destobj, num info)
ノードネットワークのtaskexecuterの現在の状態に関する情報を取得する
説明
ノードネットワークのtaskexecuterの現在の状態に関する情報を返します。有効なクエリは次のとおりです。

NETWORK_INFO_DEST_NET_NODE_RANK - TEがdestobjへの移動タスクを与えられたとき、移動する目的地のネットワークノードの列/ランクを返します。これは通常はdestobjにアタッチされているネットワークノードですが、複数のネットワークノードがdestobjにアタッチされている場合、このコマンドは最も近いものを返します。
NETWORK_INFO_ORIGIN_NET_NODE_RANK - TEがdestobjへの移動タスクを与えられたとき、開始点となるネットワークノードの列/ランクを返します。これは通常はTEが置かれている現在のネットワークノードですが、そのネットワークに仮想出口が存在する場合、このコマンドは移動距離が最も短くなる仮想出口を返します。
NETWORK_INFO_DISTANCE - ネットワーク経由で目的地オブジェクトへの最も短い移動距離を返します。
NETWORK_INFO_CUR_DIST_ALONG_EDGE - TEが移動タスクをアクティブに実行中のときのみ有効です。TEが現在のネットワークエッジに沿って移動した現在の距離を返します。このクエリでは、destobjにNULLを指定します。
NETWORK_INFO_CUR_TRAVEL_ORIGIN_RANK - TEが移動タスクをアクティブに実行中のときのみ有効です。TEが現在の移動オペレーションを開始した元のノードのランクを返します。このクエリでは、destobjにNULLを指定します。
NETWORK_INFO_CUR_TRAVEL_DEST_RANK - TEが移動タスクをアクティブに実行中のときのみ有効です。TEが現在の移動オペレーションにより移動する目的地のノードのランクを返します。このクエリでは、destobjにNULLを指定します。
int destrank = gettenetworkinfo(current, NULL, NETWORK_INFO_CUR_TRAVEL_DEST_RANK);
gettextureindex (str name)
ロード済み画像のインデックスを取得する
説明
ロード済み画像のインデックスを名前で取得します。FlexSimのメディアリストは、ロードされたすべてのテクスチャ(画像)のリストを保持します。それぞれのテクスチャには、対応する名前とインデックスが存在します。このコマンドは、テクスチャの名前に対応するインデックスを返します。
gettextureindex("myimage")
gettoken (obj instanceObject, obj/str activity, num index)
説明
与えられた所有者オブジェクト(インスタンス)用のアクティビティのインデックスにあるトークンを取得します。
treenode token = gettoken(fixedResource, activity, 3);
treenode token = gettoken(processor3, "Wait for Conveyor", 2);
gettokenbyid (num id [, obj/str processFlow])
説明
廃止されました。Token.byIDを使用してください。
treenode token = gettokenbyid(54);
treenode token = gettokenbyid(23, "ProcessFlow2");
gettokenid (node token)
説明
廃止されました。Token.idを使用してください。
int tokenID = gettokenid(token);
gettokens (obj instanceObject, obj activityOrAsset[, num flags])
説明
アクティビティまたは共有アセットの「内部」にあるすべてのトークンを取得します。アクティビティの場合、そのアクティビティ内にあるトークンの現在のセットです。リソースの場合、そのリソースを取得したトークンのセットです。ゾーンの場合、そのゾーンに進入したトークンのセットです。リストの場合、そのリストにプッシュされたトークンのセットです。結果を含む配列を返します。

instanceObject - 目的の処理フローインスタンスと関連付けられているオブジェクト。一般的な処理フローの場合、処理フロー自身と同じです。オブジェクトの処理フローの場合、3Dオブジェクト、すなわち処理フローインスタンスと関連付けられているタスク実行者または固定リソースです。処理フローアクティビティのロジックから実行された場合、通常は単に「current」です。ここにNULLを渡すと、すべてのインスタンスのトークンが得られます。

activityOrAsset - 対象アクティビティまたは共有アセット。NULLの場合、このコマンドは処理フローインスタンス全体に含まれる、すべてのアクティブなトークンを返します。

flags - オプションフラグを定義します。共有アセットについてGET_TOKENS_REQUESTSが渡された場合、共有アセットを要求しているトークンのセットが返されます(ゾーン進入の待機中のトークン、リストでバックオーダーのトークンなど)。
Array tokensInActivity = gettokens(current, getactivity(processFlow, "Wait For Exit")); Array resourceOwners = gettokens(current, getactivity(processFlow, "Resource1"));
gettotalnroftasks (obj tasksequence)
タスクシーケンスに追加されたタスクの総数を取得する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、TaskSequenceおよびTaskSequence.Taskのクラスメソッドとプロパティを使用してください。tasksequenceに追加されたタスクの総数を返します。
gettotalnroftasks(mytasksequence)
gettrackedvariable (str/node trackedvar [, num valtype] )
廃止、TrackedVariableクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTrackedVariableクラスを使用してください。
gettreedrawposition (node destnode, node roottree)
説明
開発者向けです。
getundorecordid (obj record)
説明
指定された元に戻すレコードのidを返します。詳細については、「その他の概念」 > 「元に戻す詳細機能」を参照してください。
int id = getundorecordid(getcurrentundorecord(view));
getutilizedobject (obj dispatcher, obj involved, obj station, num utilizednr)
utilizeタスクを現在実行しているオペレーターへの参照を取得する
説明
特定のinvolvedおよびstation変数を持つutilizeタスクを現在実行しているオペレーターへの参照を検索して返します。複数のオペレーターが使用されている場合、utilizednrを使用して、どのオペレーターを参照するのかを指定できます。
treenode op = getutilizedobject(current.centerObjects[1], item, current, 1);
getvarnode (obj object, str/num var)
オブジェクトの変数へのノード参照を取得する
説明
指定されたオブジェクトの、指定された変数のノードへの参照を返します。
treenode schedule = getvarnode(current,"schedule");
getvarnum (obj object, str/num var)
オブジェクトの数値変数の値を取得する
説明
指定されたオブジェクトの、指定された変数に格納されている数値を返します。
double speed = getvarnum(current,"speed");
getvarstr (obj object, str/num var)
オブジェクトの文字列変数の値を取得する
説明
指定されたオブジェクトの、指定された変数に格納されている文字列データを返します。
pt(getvarstr(model().subnodes[2],"creationtrigger"));
getvartype (var)
廃止、Variant.typeを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにVariant.typeを使用してください。

getvartype(myVar)
getviewhwnd (obj view, int windowtype)
ビューの特定ウィンドウのHWNDハンドルを取得する
説明
viewの特定ウィンドウのwindows HWNDハンドルを返します。各ビューは、データを正しく表示するため複数のウィンドウを使用することがあります。たとえば、ツリービューにはツリーを表示するメインウィンドウに加えて、ノードの文字列や数値データを編集用に表示するウィンドウや、ノード名を表示/編集するウィンドウが含まれます。windowtypeパラメータは、どのウィンドウハンドルを返すのかを次のように指定します。

1 - メインコントロール(windowfromnode()と同じ)
2 - データコントロール - scintillaコードコントロールで、ツリーおよびスクリプトビュー内のノードのデータを表示する
3 - コントロール - ツリー内で強調表示されたノードの名前を表示/編集するコントロール
4 - ステータスバー - ビューにステータスバーが存在する場合
5 - ツールチップ - ビューのツールチップコントロール
6 - ポインターコントロール - リストのヘッドを表示するツリーでのみ使用
sendwindowmessage(getviewhwnd(treeview,2), SCI_SETSEL, 4, 8);
getviewmenu (obj view, int menutype)
説明
開発者向けです。menutypeに基づいて、メニューのHMENU参照を返します。

menutypeの値は次のとおりです。
1:floatingtreemainmenubar
2:custommenu
3:popupmenu
4:thecustompopupmenu
var menu = menubelow(getviewmenu(c, 4), 0);
getviewscale (obj view)
説明
開発者向けです。ビューのスケール係数を返します。
getviewscale(sv())
getviewtext (obj/num window)
説明
開発者向けです。ウィンドウのテキストを返します。
getviewtext(sv())
glBegin (num primitive)
廃止、mesh() APIを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。代わりにmesh() APIを使用してください。
glColor3d (num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1})
廃止、fglColor()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglColor()を使用してください。
glColor4d (num red {0-1}, num green {0-1}, num blue {0-1}, num alpha {0-1})
廃止、fglColor()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglColor()を使用してください。
glDisable (num setting)
廃止、fglDisable()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglDisable()を使用してください。
glEnable (num setting)
廃止、fglEnable()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglEnableを使用してください。
glEnd ()
廃止、mesh() APIを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。代わりにmesh() APIを使用してください。
glIsEnabled (num setting)
OpenGL設定が有効なら1を、そうでなければ0を返す
説明
OpenGL設定が有効なら1を、そうでなければ0を返します。描画設定のリストについては、fglEnable()を参照してください。この操作は非常に低速で、推奨されないことに注意してください。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
glIsEnabled(GL_LIGHTING)
glLineWidth (num linewidth)
OpenGLで以後に描画されるラインの線幅を指定する
説明
OpenGLで以後に描画されるラインの線幅を指定します。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
glLineWidth(3);
glLoadIdentity ()
廃止、fglLoadIdentity()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglLoadIdentity()を使用してください。
glMatrixMode (num mode)
廃止、fglMatrixMode()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglMatrixMode()を使用してください。
glNormal3d (num x, num y, num z)
廃止、fglNormal()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglNormal()を使用してください。
glNormal3d(1,0,0);
globallist (str listName)
廃止、List("GlobalListName")を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにList("GlobalListName")を使用してください。

グローバルリストを名前で参照します。
glPointSize (num pointsize)
OpenGLで以後に描画される頂点のポイントサイズをピクセル単位で指定する
説明
OpenGLで以後に描画される頂点のポイントサイズを、ピクセル単位で指定します。さらに詳細な情報が必要な場合は、標準のOpenGLドキュメントを参照してください。
glPointSize(5);
glPopAttrib ()
廃止、使用しないこと
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。
glPopMatrix ()
廃止、fglPopMatrix()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglPopMatrix()を使用してください。
glPushAttrib (num attribsetting)
廃止、使用しないこと
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。
glPushMatrix ()
廃止、fglPushMatrix()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglPushMatrix()を使用してください。
glRotated (num degrees, num x, num y, num z)
廃止、fglRotate()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglRotate()を使用してください。
glScaled (num x, num y, num z)
廃止、fglScale()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglScale()を使用してください。
glTexCoord2d (num x 0-1, num y 0-1)
廃止、mesh() APIを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。代わりにmesh() APIを使用してください。
glTranslated (num x, num y, num z)
廃止、fglTranslate()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfglTranslate()を使用してください。
glVertex3d (num x, num y, num z)
廃止、mesh() APIを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。使用してはいけません。代わりにmesh() APIを使用してください。
go ([num fast])
シミュレーションの実行を開始する
説明
このコマンドは、シミュレーションの実行を開始します。イベントキューにイベントが存在する場合、クロックがそのイベントに到達したときに発生します。キューにイベントがなければ、クロックは停止します。このコマンドはシミュレーションをリセットしません。fastが1なら、開始前にオブジェクトをバインドしません。これにより、シミュレーションの停止と開始を頻繁に行うときに速度が向上します。runfunction()も参照してください。
stop();
if (msg("Model Stopped","Continue?")==1)
{
go();
}

モデルを停止してから、再開するかどうかの入力をユーザーに求めます。ユーザーが[OK]を押すと、モデルは停止した場所から続行されます。
graphtohistogram (obj graph, obj histogram, num start, num end, num res, num xyformat)
説明
開発者向けです。値のリストからヒストグラムデータを生成します。このコマンドは、グラフにより与えられる出現テーブルに基づいて、ノードのヒストグラム内にヒストグラムを生成します。主に、オブジェクトによって内部的に使用されます。ヒストグラムの開始値はstartで指定されます。ヒストグラムの終了値はendで指定されます。ヒストグラムのバケットの数はresで指定されます。xyformatが0なら、グラフはy形式の出現テーブルと想定されます。xyformatが1なら、グラフはxy形式の出現テーブルと想定されます。makehisto()と同様です。これらの類似性の詳細については、makehisto()を参照してください。
graphtohistogram(so(),so().next,1,10,5,0)
groupaddmember (str group, obj member)
廃止、Group.addMember()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroup.addMember()を使用してください。

グループにオブジェクトを追加します。
groupconnectfrom (obj object, str character)
説明
開発者向けです。param(1)で渡されたオブジェクトを、param(2)で渡された文字を使用して、モデル内で選択されているすべてのオブジェクトと接続します。
一般にGUIで使用されます。
groupconnectfrom(selectedobject(ownerview(c)),"A");
groupconnectto (obj object, str character)
説明
開発者向けです。モデル内で選択されているすべてのオブジェクトを、param(2)で渡された文字を使用して、param(1)で渡されたオブジェクトと接続します。
一般にGUIで使用されます。
groupconnectto(selectedobject(ownerview(c)),"A");
groupcopyconnections (obj object)
説明
開発者向けです。param(1)で渡されたオブジェクトの接続を、モデル内で選択されているすべてのオブジェクトにコピーします。
一般にGUIで使用されます。
groupcopyconnections(selectedobject(ownerview(c)));
groupmember (str group, num member)
廃止、Group[]を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroup[]を使用してください。

グループメンバーへの参照を取得します。
groupnummembers (str group)
廃止、Group.length()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroup.lengthを使用してください。

グループのメンバー数を取得します。
groupremovemember (str group, num/obj member)
廃止、Group.removeMember()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにGroup.removeMember()を使用してください。

グループからオブジェクトを削除します。
groupsetnames (node namenode, num startnum, num append)
説明
開発者向けです。モデル内で選択されたすべてのオブジェクトの名前を、namenodeの文字列データに設定します。appendが1なら、それぞれの名前の末尾に数値が付加されます。この数値はstartnumから始まり、オブジェクトごとに1ずつ増やされます。
groupsetnames("WeldStation",1,1);
gt (num value1, num value2)
廃止、>オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに>オペレーターを使用してください。
help ()
説明
開発者向けです。ヘルプシステムのウィンドウを表示します。
help()
helpcommands (node destnode, num what, str command)
説明
開発者向けです。コマンドについての情報の取得に使用します。パラメータ3にコマンド名を入力します。戻り値はdestnodeの文字列データにコピーされます。
「what」は、どの情報が必要なのかを次のように定義します。
1 - コマンドのドキュメントを含むxmlフラグメント文字列を返します。
helpcommands()
hidelabel (obj object[, num off/on])
廃止、switch_hidelabel()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにswitch_hidelabel()を使用してください。

このコマンドは、指定されたobjectについて、名前と基本統計を画面上で表示/非表示にします。値が1なら表示、0なら非表示になります。オブジェクトの名前と統計が非表示のとき、どのビューウィンドウにも表示されません。ビューウィンドウには、ビューのすべてのオブジェクトについて、このコネクタ表示を制御する属性もあります。
Hidelabel(current,0);

currentで参照されるオブジェクトの名前と統計を表示しないよう設定します。
hideports (obj object[, num off/on])
廃止、switch_hideconnectors()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにswitch_hideconnectors()を使用してください。

このコマンドは、指定されたobjectについて、ポートと接続を表示/非表示に設定します。値が1なら表示、0なら非表示になります。オブジェクトのポートと接続が非表示のとき、どのビューウィンドウにも表示されません。
hideports(current,1);

currentオブジェクトのポートと接続をすべてのビューウィンドウに表示するよう設定します。
hideprogressbar ()
説明
開発者向けです。進行状況バーを非表示にします。
hideprogressbar();
highestconnection ()
番号が最も大きいサーバー接続インデックスを取得する
説明
番号が最も大きいサーバー接続インデックスを返します。
int highconn = highestconnection();
highlightviewtext (node view, num pos, num span, num mode span/lines)
コード編集ウィンドウのテキストを強調表示する
説明
scintillaコード編集ウィンドウのテキストを強調表示します。flexscript構文チェッカーで、コード編集ウィンドウの構文エラーを強調表示するために使用されます。行全体でも、個別の文字でも強調表示できます。個別の文字を強調表示するには、modeに2を指定します。行の場合はmodeに1を指定します。行の場合、強調表示の開始行をposに指定し(最初の行が1)、強調表示する行数をspanに指定します。個別の文字の場合、開始位置をposに指定し、強調表示する文字数をspanに指定します(左端の文字が0)。
highlightviewtext(c, 0, 5, 2)

scintillaテキスト編集の最初の5文字を強調表示します。
highlightviewtext(c, 1, 1, 1)
scintillaテキスト編集の最初の行を強調表示します。
holditem (obj item)
アイテムがリリース済みなら保持する
説明
指定されたアイテムがリリース済みなら、それを保持します。このコマンドは実質的にアイテムを「リリース取り消し」し、退出を防止します。アイテムがFixedResource内に存在し、リリース済みで、下流オブジェクトに「割り当て」されていない(輸送待ちでない)場合のみ適用されます。
holditem(item)
hours (num hours)
時間数内のモデル時間単位数を取得する
説明
与えられた数の時間に含まれるモデル時間単位の数を返します。
hours(1)は

3600秒を返します。
howmanyattributes ()
説明
開発者向けです。属性の数を返します。
howmanyattributes()
howmanycommands ()
説明
開発者向けです。コマンドの数を返します。
howmanycommands()
hypergeometric (num trials, num successes, num size[, num stream])
超幾何分布からランダムなサンプルを返す
説明
hypergeometric( t, m, n, stream )は離散的な確率分布で、サイズnの集団に成功状態が正確にm個含まれている場合、その集団から置き換えなしにt回引き出しを行った時の成功の数を表すために使用されます。

i <括弧なし>
説明
開発者向けです。このコマンドは、イベント関数でのみ使用されます。値として渡されたオブジェクトを参照するために使用されます。値が0なら、コマンドが関連オブジェクトです。
string involvedname = i.name;

involvednameを、値として渡されたオブジェクトの名前に設定します。値が0なら、関連オブジェクトとします。
if (num condition) { }
説明
条件が真(条件式が1を返す)なら、閉じ括弧の直後にあるステートメントが実行されます。閉じ括弧の直後にあるのがブレース({ })なら、条件が真のとき、ブレース内のコードブロックが実行されます。条件が偽(0を返す)なら、「else」が定義されていない限りは何も実行されません。詳細については、ユーザーマニュアルを参照してください。
if (item.Weight < 100)
    msg("TRUE", "");

この例は、アイテムのWeightラベルの値が100より小さければ、「TRUE」というポップアップメッセージを表示します。
importdataset (obj datatree, str filename, num format)
説明
カンマ区切り値(CSV)ファイルからツリーデータセットをインポートします。datatreeはデータをインポートする先のノードです。インポートが可能な形式は3つです。formatが1なら、データはテーブルとしてインポートされ、datatreeの各サブノードはテーブルの行、各行のサブノードはテーブルのセルとなります。これは、importtable()コマンドを使用するのと同じ動作です。formatが2なら、データは単純な連続データとしてインポートされます。csvファイルは1列と見なされ、各行の値はdatatreeのサブノードにインポートされます。formatが3なら、データはx、yペアの連続としてインポートされます。csvファイルは2列と見なされます。csvファイルの行1列1はdatatreeのサブノード1、行1列2はサブノード2、行2列1はサブノード3の順にインポートされます。
importdataset(so(),"C:\\mydataset.csv",1)
importtable (node importnode, str filepath, num importcolheaders, num importrowheaders)
csvファイルからimportnodeにテーブルデータをインポートします。行および列ヘッダーをインポートする場合、ファイルの最初の値がスキップされます。バンドルテーブルにインポートする際には、各フィールドは最初にインポートされたセル(列1)のデータタイプを使用します。
説明
csv(カンマ区切り値)ファイルからノードに、テーブルデータをインポートします。
importtable(current.labels["data"], "C:/modeldata.csv", 1, 1)
in (num inches)
インチ数内のモデル長単位数を取得する
説明
指定された数のインチに含まれるモデル長単位の数を返します。
in(8)
inc (node thenode, num amount)
廃止、+=オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに+=オペレーターを使用してください。myNode.value += 2;

ノードの値を定義された数値だけ増やします。
inc(current.mylabel,1)
inheritcode ()
説明
開発者向けです。このコマンドは、サブクラス関数の継承に使用されます。イベント関数でこれを呼び出すと、オブジェクトのclassobjectで同じイベント関数が呼び出されます。C++またはDLLコードでは、_inheritcode(callpoint);を呼び出します。
Flexscript:        inheritcode();
C++またはDLL:        _inheritcode(callpoint);
inititem (obj item)
フローアイテムのFixedResource変数を初期化する
説明
フローアイテムのFixedResource変数を初期化します。通常は、フローアイテムが初めて固定リソースに進入したときに行われます。この動作は通常は自動的に行われますが、独自のBasicFRオブジェクト動作を開発するとき、例外的なケースで使用できます。
inititem(item)
initkinematics (node infonode, obj/num object/x[, num flags/y, num z, num rx, num ry, num rz, num flags, num unused])
キネマティクス演算を初期化する
説明
キネマティクス演算を初期化します。
infonodeは、キネマティクス情報を保持できる空白のノードです。
objectは、キネマティクスを実行する対象のオブジェクトです。
flagsは、動作を定義する各種のフラグです。
unusedパラメータは廃止されました。これはflagsパラメータで定義できます。
詳細については、ユーザーマニュアルにあるキネマティクスのドキュメントを参照してください。
initkinematics(current.labels["kinematics"], current)
inittrackedvariable (node theNode, num type[, num startValue, num flags])
廃止、TrackedVariableクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTrackedVariableクラスを使用してください。
inobject (obj object, num inputportnum)
廃止、Object.inObjects[]を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにObject.inObjects[]を使用してください。

下流オブジェクトの入力ポートに接続されている上流オブジェクトを参照します。
inputopen (obj object)
オブジェクトの入力が開いていれば1を、開いていなければ0を返す
説明
オブジェクトの入力が開いていれば1を、開いていなければ0を返します。closeinput()、stopinput()、openinput()、resumeinput()コマンドは、このコマンドの戻り値に影響を及ぼします。closeip()やcloseallip()などのコマンドは戻り値に影響しません。
if(inputopen(current)) current.input.close;
insertallocatetask (obj tasksequence, obj dispatcher, num priority, num preempt [, num noblock] )
割り当てタスクを、調整されたタスクシーケンスに挿入する
説明
割り当てタスクを、指定の調整されたタスクシーケンスに挿入します。デフォルトでは、割り当てタスクはブロッキングタスクですが、noblockが1なら、タスクシーケンスの以後の実行は割り当てによりブロックされません。
insertallocatetask(newts, current.centerObjects[2], 0, 0);
insertcopy (obj originalobject, obj containerobject)
フローアイテムのコピーを作成し、コンテナオブジェクトに移動する
説明
フローアイテムのコピーを作成し、コンテナオブジェクトに移動します。これにより、コンテナのOnReceiveイベントが実行されます。
insertcopy(item, current);

フローアイテムの複製を作成し、currentオブジェクトに移動します。
insertdeallocatetask (obj tasksequence, num allocationkey [, num noblock] )
割り当て解除タスクを、調整されたタスクシーケンスに挿入する
説明
割り当て解除タスクを、指定の調整されたタスクシーケンスに挿入し、allocationkeyで指定されたリソースを割り当て解除します。デフォルトではこのタスクはブロックを行いますが、noblockが1ならブロックを行いません。
insertdeallocatetask(newts,forkkey);
insertproxytask (obj tasksequence, num executerkey, num type [, num/obj involved1, num/obj involved2 , num var1, num var2, num var3, num var4])
プロキシタスクを、調整されたタスクシーケンスに挿入する
説明
プロキシタスクを、指定の調整されたタスクシーケンスに挿入します。
insertproxytask(newts, dispatchkey, TASKTYPE_TRAVEL, current.centerObjects[1], NULL,0,0,0,0);
insertsynctask (obj tasksequence, num taskkey)
同期タスクを、調整されたタスクシーケンスに挿入する
説明
同期タスクを、調整されたタスクシーケンスの指定されたタスクに挿入します。
insertsynctask(newts, travelkey);
inserttask (obj tasksequence, num type [, obj involved1, obj involved2 , num var1, num var2, num var3, num var4] )
新規タスクをタスクシーケンスに挿入する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTaskSequence.addTask()を使用してください。指定されたtypeの指定されたtasksequenceに、タスクを挿入します。他のパラメータは、タスクタイプに応じて意味が異なります。各タスクタイプに対応するパラメータの説明については、ユーザーマニュアルの「タスクタイプクイックリファレンス」ガイドを参照してください。
inserttask(ts, TASKTYPE_TRAVEL, current, NULL);
installpackage (str path+filename)
廃止、ユーザーライブラリを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにユーザーライブラリを使用してください。

サービスパック(.fpk)をインストールします。
installpackage("C:/mypak.fpk")
integrityscan (obj class, obj start)
説明
開発者向けです。モデルのオブジェクトから属性が削除されていないかを、クラスオブジェクトに基づいてチェックします。与えられた開始ノードから検索が実行されます。
integrityscan(rank(library(1)),model())
inversegaussian (num location, num scale, num shape[, num stream])
逆ガウス分布からランダムなサンプルを返す
説明
inversegaussian( γ, β, α, stream )は非負の連続的な確率分布です。

入力:
γは位置パラメータです ∈ ( - ∞, ∞ )。
βはスケールパラメータです( β > 0 )。
αは形状パラメータです( α > 0 )。
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}のいずれかへの参照です。

出力:
範囲 = ( γ , ∞ )
平均値 = γ + β
分散 = β³α

確率密度関数:



可能な用途:
一部のタスクを完了するための時間をモデル化するために使用されます。

コメント:
inversegaussian( γ, 1, α )とwald( γ, α )分布は同一です。
γが無限大に近づくと、分布は正規(ガウス)分布に近くなります。
βパラメータは傾斜と尖度(幅)に影響するため、shapeパラメータの要素を持ちます。
double repairtime = inversegaussian(60, 2, 4, 5);

変数repairtimeは、位置パラメータが60、スケールパラメータが2、形状パラメータが4の逆ガウス分布に従い、5番目の乱数ストリームを使用して設定されます。
inverseweibull (num location, num scale, num shape[, num stream])
逆ワイブル分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、逆ワイブル分布から連続的なランダム変量を生成します。
invertedweibull (num location, num scale, num shape[, num stream])
逆ワイブル分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、逆ワイブル分布から連続的なランダム変量を生成します。
ip <括弧なし>
説明
開発者向けです。「関連ポート」を意味するノードポインター。「eventdata」のエイリアスです。
ipavailable (obj object, num inputportnum)
説明
上流のオブジェクトが、指定されたオブジェクトの入力ポートを経由して利用可能なら、1を返します。具体的には、上流のオブジェクトが存在するか、停止しているか、出力が開いているか、接続されている出力ポートが開いているかをチェックします。この関数は、上流のオブジェクトが利用不能な場合は0を返します。
ipavailable(current,1)
ipopen (object object, num inputportnum)
説明
objectのinputportnumが開いていれば1を返します。開いていない場合、0を返します。
ipopen(current,1)
ipopno (obj object, num inputportnum)
objectのinputportnumに接続されている出力ポート番号
説明
このコマンドは、objectのinputportnumに接続されている出力ポート番号を返します。
int otherport = ipopno(current,1);

otherportを、currentオブジェクトの最初の入力ポートが接続されている先の出力ポートのポート番号に設定します。
ipready (obj object, num inputportnum)
説明
オブジェクトのinputportnumが開いており、接続している他のオブジェクトの出力ポートも開いているなら1を返します。それ以外の場合、0を返します。このコマンドでは、このオブジェクトの入力や、接続先オブジェクトの出力が現在開いているかどうかは考慮されません。
ipready(current,1)
isclasstype (obj object, num/str classtype)
objectをclasstypeと比較し、yesなら1、noなら0を返す
説明
オブジェクトが与えられたclasstypeかどうかを返します。1はyesを、0はnoを意味します。classtype に使用可能なパラメータは
CLASSTYPE_FLEXSIMOBJECT
CLASSTYPE_FIXEDRESOURCE
CLASSTYPE_TASKEXECUTER
CLASSTYPE_NETWORKNODE
などです。
isclasstype(current, CLASSTYPE_DISPATCHER);
isedgeforward (obj netnode, num edgenr)
ネットワークノードのエッジが順方向なら1を、そうでなければ0を返す
説明
ネットワークノードのエッジが「順方向」、すなわち作成時に接続がこのネットワークノードから他のネットワークノードに向けてドラッグされた場合、1を返します。エッジが順方向の場合、スプラインヘッドはこのネットワークノードに含まれ、スプライン距離の値はこのネットワークから順方向に計算されます。
isedgeforward(current, 2)
iskeydown ([num key])
説明
開発者向けです。キーボードの指定されたキーが押し下げられている場合、1を返します。最初のパラメータが渡されない場合、いずれかのキーが押し下げられていれば1を返します。そうでない場合、0を返します。
iskeydown(74)
isprojectcompiled ()
説明
開発者向けです。プロジェクトがコンパイル済みなら1を返します。
isprojectcompiled()
item <括弧なし>
説明
このコマンドは廃止されました。このコマンドは、今後setitemコマンドとともに特殊コマンドとして使用してはいけません。代わりに、treenode変数タイプをアイテムとして宣言し、コード内で他の変数タイプと同様にアイテムを使用してください。
treenode item = model().subnodes[3];
pt(item.name);

モデル内で3にランクされるオブジェクトをitemに設定し、出力コンソールにその名前を表示します。
iterate (num start, num end, num step) {}
廃止、for()またはwhile()コマンドを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにfor()またはwhile()コマンドを使用してください。

カウンターの値をstartからendまで、step単位で増やしながら、次に続く{}ブロックを繰り返し実行します。countコマンドを使用して、繰り返しごとに現在のカウンターの値にアクセスできます。countの戻り値は、現在何回目の反復が実行されているかによって異なります。
iterate(1,9,2)
{
pd(count);pr();
}

次の数値を出力コンソールに表示します:1,3,5,7,9
johnsonbounded (num min, num max, num shape1, num shape2[, num stream])
ジョンソン有界分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、ジョンソン有界分布から連続的なランダム変量を生成します。
johnsonunbounded (num location, num scale, num shape1, num shape2[, num stream])
ジョンソン非有界分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、ジョンソン非有界分布から連続的なランダム変量を生成します。
keyboardfocus ([HWND/node focus])
キーボードのフォーカスを取得/設定する
説明
GUI開発で使用されます。キーボードのフォーカスを取得/設定します。focusパラメータが指定されない場合、現在のキーボードフォーカスへの参照をHWNDハンドルとして返します。それ以外の場合、キーボードのフォーカスを渡されたパラメータに設定します。ビューノードのHWNDハンドルへのアクセスを取得するには、windowfromnode()またはgetviewhwnd()を使用します。
keyboardfocus(windowfromnode(edit));
keyedclick (obj object, num key[, obj view])
説明
開発者向けです。オブジェクトのキー付きクリック機能(X、C、V)を実行します。
keyedclick(model().last, 88)
label (obj object, str/num label)
廃止、treenode.labels[]を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.labels[]を使用してください。

オブジェクトのラベルへのノード参照を取得します。
laplace (num location, num scale[, num stream])
ラプラス分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、ラプラス分布から連続的なランダム変量を生成します。
last (node container)
廃止、treenode.lastを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにtreenode.lastを使用してください。

親ノードの最後の子ノードを参照します。
lastclickednode ()
説明
開発者向けです。最後にクリックされたノードへのポインターを返します。
lastclickednode()
lastkey ()
説明
開発者向けです。OnKeyPressイベントで押されたキーのキーコードを返します。
lastkey()
lastkeydown ()
説明
開発者向けです。OnKeyPressイベントで押されたキーのキーコードを返します。
lastkeydown()
lastkeyup ()
説明
開発者向けです。OnKeyPressイベントで押されたキーのキーコードを返します。
lastkeyup()
le (num value1, num value2)
廃止、<=オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに<=オペレーターを使用してください。
library ()
メインツリーのライブラリノードへの参照
説明
このコマンドは、メインツリーのライブラリノードへの参照を返します。ライブラリを参照する高速な方法として使用されます。
treenode SourceObj = library().find("?Source");

変数SourceObjを、ライブラリ内のSourceという名前のノードを参照するよう設定します。
license ()
現在のライセンスタイプを取得する
説明
現在のライセンスタイプを取得します。
licenseactivation (num operation[, str buffer, var p1, node callback])
説明
開発者向けです。各種のライセンス操作を行います。
licenseactivation(LA_SET_ACTIVATION_SERVER_PARAMS,"@localhost",0);
listbackorders (obj list[, var partitionId])
廃止、List.backOrders()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにList.backOrders()を使用してください。

リストのバックオーダーへの参照。
listboxrefresh (obj listbox)
リストボックスのコンテンツを更新する
説明
リストボックスのコンテンツを更新します。
listboxrefresh(c.find("../Collision Members"))
listenerinfo (int info)
説明
開発者向けです。このコマンドは、OnListenおよびOnPreListenイベント関数内で使用するための情報を返します。
返される情報は、リッスンしているイベントに渡された情報です。
infoが1なら、エンジンイベントコードを返します。エンジンイベントコードには、SM_MESSAGEやSM_DRAWなどのマクロがあります。
infoが2および3なら、関連付けられているツリーノードへのポインターを返します。

リスニングを設定するには、リッスン先のオブジェクト(オブジェクトA)に「listeners」属性を追加します。listeners属性は、リッスン元のオブジェクト(オブジェクトB)に結合されているサブノードを持つ必要があります。オブジェクトAでイベントが起動する前に、オブジェクトBのOnPreListenイベント関数が起動します。オブジェクトAの最初のイベントの後、オブジェクトBのOnListenイベント関数が起動します。また、オブジェクトBの結合ノードの下に数値データを持つサブノードを追加し、イベントをフィルタリングすることもできます。数値データには、リッスンするビットシフトされたイベントコードの、ビット単位の合計を使用します。結合にサブノードがない場合、オブジェクトはデフォルトですべてのイベントをリッスンします。

treenode current = c;
treenode involved = i;
int code = listenerinfo(1);
treenode associated = tonode(listenerinfo(2));
treenode coupling = tonode(listenerinfo(3));

print("OnListen");
print("current: ", current);
print("involved: ", involved);
print("code: ", code);
print("associated: ", associated);
print("coupling: ", coupling);
listentries (obj list[, var partitionId])
廃止、List.entries()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにList.entries()を使用してください。

リストのプッシュされたエントリへの参照。
listinlist (num qty, num val [, num a,...])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArrayクラスを使用してください。

リストに値が出現する場所のインデックス。この関数は長さqtyのリストを検索し、値valが出現する位置を返します。
listinlist(5,3,2,1,2,3,4)

5つの数値のリストで、3は4番目の数値なので、インデックス番号4が返されます。
listmax (num qty, num val [, num a,...])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArrayクラスを使用してください。

最も大きな値のインデックス。この関数は長さqtyのリストを検索し、最も大きな値が出現する位置を返します。
listmax(5,2,1,2,3,4)

5つの数値のリストで、4が最も大きな値なので、5が返されます。
listmaximum (num qty, num val [, num a,...])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArrayクラスを使用してください。

最大値。この関数は長さqtyのリストを検索し、最も大きな値を返します。
listmaximum(5,2,1,2,3,4)

リストで最も大きな値が4なので、4が返されます。
listmean (num qty, num val [, num a,...])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArrayクラスを使用してください。

値の平均値。この関数は、長さqtyのリストから値の平均値を返します。
listmean(5,2,1,2,3,4)

2.5が返されます。
listmin (num qty, num val [, num a,...])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArrayクラスを使用してください。

最も小さな値のインデックス。この関数は長さqtyのリストを検索し、最も小さな値が出現する位置を返します。
listmin(5,2,1,2,3,4)

リストで最も小さな値が1で、2番目の値なので、2が返されます。
listminimum (num qty, num val [, num a,...])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArrayクラスを使用してください。

最小値。この関数は長さqtyのリストを検索し、最も小さな値を返します。
listminimum(5,2,1,2,3,4)

リストで最も小さな値が1なので、1が返されます。
listmul (num qty, num val [, num a,...])
廃止、*オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに*オペレーターを使用してください。

リストの積。この関数は、長さqtyのリストに含まれるすべての値の積を返します。
listmul(5,2,1,2,3,4)

値48を返します。
listpull (str/obj list, str/node query, num requestNum [, num requireNum, str/node/num puller, str/node/num partitionId, num flags])
廃止、List.pull()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにList.pull()を使用してください。

リストから1つ以上のエントリをプルします。
listpush (str/obj list [, str/node/num pushVal, str/node/num partitionId, ...])
廃止、List.push()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにList.push()を使用してください。

エントリをリストにプッシュします。
listremove (obj entryOrBackOrder)
廃止、List.backOrders()[backOrderNum].remove()またはList.entries()[enterNum].remove()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにList.backOrders()[backOrderNum].remove()またはList.entries()[entryNum].remove()を使用してください。

所有しているリストからエントリまたはバックオーダーを削除します。
listsub (num qty, num val [, num a,...])
廃止、-オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに-オペレーターを使用してください。

リストの減算。この関数は、長さqtyのリストについて最初の値を取得してから、以後のすべての値を減算し、結果を返します。
listsub(5,2,1,2,3,4)
listsum (num qty, num val [, num a,...])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに+オペレーターを使用してください。

値の合計。この関数は、長さqtyのリストの値すべての合計を返します。
listsum(5,2,1,2,3,4)
loadimage (str file, str name)
説明
開発者向けです。画像を直接ロードします。ディスク上の画像ファイルがFlexSimにロードされ、メディアリストに記録されます。FlexSimのメディアリストは、ロードされたすべての画像のリストを保持します。それぞれの画像には、対応する名前とインデックスが存在します。このコマンドは、ロードされた画像に対応するインデックスを返します。
loadimage("c:/myimage.bmp","myimage")
loadselectedfromfile (obj highlightedobj)
説明
開発者向けです。以前に保存されたツリーファイルを、強調表示されているオブジェクトにロードします。
loadselectedfromfile(selectedobject(ownerview(c)))
loadsound (str path+filename)
廃止、soundload()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにsoundload()を使用してください。

ディスク上のサウンドファイルがFlexSimにロードされ、メディアリストに記録されます。FlexSimのメディアリストは、ロードされたすべてのサウンドのリストを保持します。それぞれのサウンドには、対応する名前とインデックスが存在します。このコマンドは、ロードされたサウンドに対応するインデックスを返します。このサウンドは.wavファイルの必要があります。
int applauseindex = loadsound("c:/My Music/APPLAUSE.WAV");
loadstate ()
説明
開発者向けです。プロジェクトの状態をロードします。savestate()がすでに実行されている場合、モデルを再度実行する前にこのコマンドを実行する必要があります。
loadstate();
loadthreedobject (str file, str name)
説明
開発者向けです。3Dモデルを直接ロードします。ディスク上の形状ファイルがFlexSimにロードされ、メディアリストに記録されます。FlexSimのメディアリストは、ロードされたすべての形状のリストを保持します。それぞれの形状には、対応する名前とインデックスが存在します。このコマンドは、ロードされた形状に対応するインデックスを返します。
loadthreedobject("c:/myshape.wrl","myshape")
loaduserlibrary (str libfile [, obj libraryview, num reloadmedia, num changeitemcurrent, num autoinstall])
説明
開発者向けです。libfileで指定されたパスからライブラリをロードします。reloadmediaが真のとき、ライブラリのロード後にautoloadallmedia()が呼び出されます。autoinstallが真のとき、ライブラリのロードと新規モデルのautoinstallオブジェクトがモデルに追加されます。libraryviewおよびchangeitemcurrentパラメータは、現在は使用されません。
loaduserlibrary(cdir() + "libraries/mylib.fsl");
local (num index)
廃止、ローカル変数を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、treenode、int、double、stringなどのローカル変数を使用してください。

インデックス付きローカル変数をツリーノードとして、参照を取得します。いくつのローカル変数を使用するか、およびどのデータタイプを保有するかは、localarray()を使用して定義する必要があります。flexscriptでのみ使用できます。
setnodenum(local(1),4);
ローカル配列の最初の変数を4に設定します。
localarray (num qty[, num datatype])
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArrayクラスを使用してください。

指定された数のローカル変数を持つ、汎用ローカル配列を割り当てます。
タイプは次のいずれかです:1 = num、2 = str、3 = coupling、4 = objflexscriptでのみ使用できます。
localarray(1,4)
log (num value)
廃止、Math.log()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.log()を使用してください。

値の自然対数。
log10 (num value)
廃止、Math.log10()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.log10()を使用してください。

値の10を底とする対数。
logarithmic (num theta[, num stream])
対数分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、対数分布から離散的なランダム変量を生成します。
logevent (num/str index/name[, obj object, obj involved, num p1, num p2, num p3, num p4])
説明
イベントログのエントリとしてイベントをログ記録します。registereventtype()に渡された名前、またはregistereventtype()により返されたインデックスが使用されます。
logevent("MyEventType",current,item,port);
logistic (num location, num scale[, num stream])
ロジスティック分布からランダムなサンプルを返す
説明
定義されたパラメータに従い、ロジスティック分布から連続的なランダム変量を生成します。
loglaplace (num location, num scale, num shape[, num stream])
対数ラプラス分布からランダムなサンプルを返す
説明
loglaplace( γ, β, α, stream )は非負の連続的な確率分布です。

入力:
γは位置パラメータです ∈ ( - ∞, ∞ )。
βはスケールパラメータです( β > 0 )。
αは形状パラメータです( α > 0 )。
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}のいずれかへの参照です。

出力:
範囲 = ( γ , ∞ )
平均値 = γ + βα² ( α²− 1) (α > 1の場合)
分散 = β²α² ( 2α² + 1 ) ( α² - 1 )² ( α² - 4 ) (α > 2の場合)

確率密度関数:



可能な用途:
処理時間の定義に稀に使用されます。

コメント:
この分布は二重指数分布とも呼ばれます。これは、密度曲線が本質的に2つの指数曲線をつなげたものとなるためです。
loglaplace(0, 2, 8, 5);

位置パラメータが0、スケールパラメータが2、形状パラメータが8の対数ラプラス分布に従い、5番目の乱数ストリームを使用します。
loglogistic (num location, num scale, num shape[, num stream])
対数ロジスティック分布からランダムなサンプルを返す
説明
loglogistic(γ, β, α, stream)は非負の連続的な確率分布です。

入力:
γは位置パラメータです ∈ ( - ∞, ∞ )。
βはスケールパラメータです( 0, ∞ )。
αは形状パラメータです( 0, ∞ )。
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}のいずれかへの参照です。

出力:
範囲 = ( γ, ∞ )
平均値 = γ + β(πα)csc(πα) (α > 1の場合)
分散 = β²(πα){2csc(2πα) − (πα)[csc(πα)]²} (α > 2の場合)

可能な用途:
一部のタスクを実行するための時間をモデル化するために使用されます。
loglogistic(0, 1, 2, 5);

位置(シフト)が0、スケールが1、形状係数が2の対数ロジスティック分布に従い、5番目の乱数ストリームを使用します。
lognormal (num location, num normalmean, num normalstdev[, num stream])
対数正規分布からランダムなサンプルを返す
説明
lognormal()とlognormal2()は類似の関数ですが、パラメータの定義が異なります。lognormal()は、wikipediaや他のサイトで定義されているパラメータ定義を使用します。lognormal2()は、Expertfitの最新版で定義されているパラメータを使用します。本質的に、パラメータは次のように変換できます。

lognormal( location, normalmean, normalstdev ) = lognormal2( location, Math.exp( normalmean ), normalstdev )
lognormal2( location, scale, shape ) = lognormal( location, Math.log( scale ), shape ) (Math.exp(x)はeのx乗で、Math.log(x)はxの自然対数です)。

正しい分布を使用していることを確認してください。誤った分布を使用すると、不適切なシミュレーション結果が得られることがあります。

lognormal( location, normalmean, normalstdev, stream )は連続確率分布です。

入力:
location : ( - ∞, ∞ )
(Math.exp( normalmean ) > 0)となるようなnormalmean
(normalstdev > 0)となるようなnormalstdev
streamは、FlexSimの乱数ストリーム{0,1,2,...}のいずれかを参照します。

出力:
range = ( location , ∞ )
mean = location + Math.exp( normalmean + normalstdev² 2)
variance = Math.exp( 2*normalmean + normalstdev² ) [ Math.exp( normalstdev² ) − 1 ]

確率密度関数:



可能な用途:
一部のタスクを実行する時間のモデル化、および多数の他の数量の積となる数量をモデル化するため使用されます。データがない場合に概略モデルとしても使用できます。

コメント:
対数正規分布の確率密度は、normalstdev > 1についてはgamma( normalstdev, normalmean )およびweibull( normalstdev, normalmean )の密度に近い形となりますが、x=0付近で大きなスパイクが発生することがあり、多くの場合にはこれが有用です。
lognormal2 (num location, num scale, num shape[, num stream])
対数正規分布からランダムなサンプルを返す
説明
lognormal()とlognormal2()は類似の関数ですが、パラメータの定義が異なります。lognormal()は、wikipediaや他のサイトで定義されているパラメータ定義を使用します。lognormal2()は、Expertfitの最新版で定義されているパラメータを使用します。本質的に、パラメータは次のように変換できます。

lognormal( location, normalmean, normalstdev ) = lognormal2( location, Math.exp( normalmean ), normalstdev )
lognormal2( location, scale, shape ) = lognormal( location, Math.log( scale ), shape ) (Math.exp(x)はeのx乗で、Math.log(x)はxの自然対数です)。

正しい分布を使用していることを確認してください。誤った分布を使用すると、不正確なシミュレーション結果が返されることがあります。

double cycletime = lognormal2(0, 29.8, 0.31, 5);

cycletime変数を、位置パラメータが0、スケールパラメータが29.8、形状パラメータが0.31のlognormal2分布に従い、5番目の乱数ストリームを使用して設定します。
lognormalmeanstdev (num mean, num stdev[, num stream])
対数正規分布からランダムなサンプルを返す
説明
このコマンドは、データが存在しないときlognormal2コマンドの代替として使用されます。平均と標準偏差を指定でき、コマンドはこれらのパラメータからlognormal2コマンド用の正しい場所、スケール、形状のパラメータを計算し、その分布からサンプルを返します。分布の形状は鐘型の曲線で、右側に妥当な長さのテール部があるよう事前定義されていることに注意してください。したがって、このコマンドはlognormal2コマンドほど柔軟ではありません。このコマンドは三角分布と同様に、データが存在せず、分布の平均値と標準偏差が判明しており、分布が右傾斜している(右側のテールの方が長い)と想定できるが、分布に一致する実際のデータセットが存在しない場合に使用します。詳細については、lognormal2を参照してください。lognormal2の分布を記述する図に関して、lognormalmeanstdevコマンドはnormalstdev/shapeに値0.75を使用して形状を定義します。分布の形状は固定されているため、平均値と標準偏差値によっては負の値が返される場合もあることに注意してください。
double cycletime = lognormalmeanstdev(10, 2);
この例は、平均値が10、標準偏差が2の右傾斜した対数正規分布に従うランダムな値を返します。
lt (num value1, num value2)
廃止、<オペレーターを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに<オペレーターを使用してください。
main ()
廃止、maintree()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにmaintree()を使用してください。

メインツリーノードを取得します。これは、FlexSimの2つの主要なデータベースの1つです。「プロジェクトツリー」とも呼ばれます。他の主要なデータベースはビューツリーノードで、「ビューレイアウトツリー」とも呼ばれます。
main()
maintenance (num command[, num state, str strparam])
説明
開発者向けです。保守スイッチを設定します。

最初のパラメータはオペレーションを割り当てます。2番目のパラメータは、設定する状態を割り当てます。

保守スイッチには次のものがあります。
0. このリストを出力する
1. デッドリンク
2. 属性のバインド方法(0=名前、1=インデックス、2=ブートストラップ)
3. numberprecision
4. バインディングレポートの表示
5. usercollisions
6. post-onsend
7. loadsavemode
8. disablefscheck
9. disablefspreprocess
10. splinetension
11. streamalizer
12. 拡張ドキュメントをただちにロード
13. 実験終了時にレポートを保存
14. オブジェクトライブラリのコンパイルを抑制
15. グローバルコンパイルを抑制
16. ランタイム情報の設定
17. ランタイム情報の取得
18. c++関数のバインド
19. c++関数の自動再バインドのオン/オフ
20. プレゼンテーションモードの取得
21. メインメニューの更新
22. optquestが有効か
23. flypathsの単位(秒)
24. chachedポートのオン/オフ
25. リセット時バインドのオン/オフ
26. カテゴリ名の設定(ユーザーコマンドグループは22、他のものは23、24以降は利用可能)
27. オブジェクトのsizermode 0、デフォルトは1。3軸
28. 非表示ノードをツリーに表示
29. 3dカーソルの非表示
30. simclock再描画の抑制
31. パーサー2の使用
32. グリッド描画の設定:ビット単位フィールド:0x1-グリッドを自動展開、0x2-グリッドの軸を表示、0x4-グリッドの原点を表示
1000.DDE
maintenance(0)
maintree ()
メインツリーへの参照
説明
メインツリーへの参照を返します。メインツリー内のノードへの文字列パスを定義するとき、次の例に示すようにMAINを使用できます:node("MAIN:/project/exec/globals/cppfunctions");
maintree().find("project/exec/globals/cppfunctions");
makeactive (obj viewwindow)
説明
開発者向けです。指定されたウィンドウをアクティブにします。
makeactive(ownerview(c));
makearray (num qty)
廃止、Arrayクラスを使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにArray(qty)を使用してください。Array array = Array(4);

ローカル配列を初期化します。
makehisto (obj datalist, obj histocontainer, num nrofbuckets)
説明
開発者向けです。データリストからヒストグラム構造を構築し、指定された数のバケットとして宛先のコンテナノードに格納します。これはgraphtohistogram()とほぼ同じですが、このコマンドはより完全な構造を作成します。この代わりにオペレーターを示すには、FlexSimオブジェクトの属性ツリーを表示します。makehistoコマンドはobject>stats/staytime/staytimehistoの完全な構造を作成するのに対して、graphtohistogramはobject>stats/staytime/staytimehisto/dataのみを書き込みます。またmakehistoでは、標準のyデータシリーズ構造を想定し、datalistの各サブノードはそれぞれ独自のデータポイントです(x/y値としてペアになりません)。
makehisto(c.find("@>objectfocus+"), c.find(">histogram"), 20)
max (num value1, num value2)
廃止、Math.max()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.max()を使用してください。

value1とvalue2の最大値を取得します。
maxof (num value1, num value2)
廃止、Math.max()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.max()を使用してください。

value1とvalue2の最大値を取得します。
mediafile (str filename)
説明
このコマンドは指定されたfilenameのファイルを(デフォルトではfs3dフォルダから)検索し、見つかった場合はフルパスとファイル名を返します。
string fullpath = mediafile("fs3d\\queue_n_color.3ds");

この例は文字列「C:\\Program Files\\Flexsim4\\fs3d\\queue_n_color.3ds」を返します。
mediapath (str projectpath, str filepath, int mode)
説明
filepathからプロジェクトのパスファイルを取り除き、相対パスとして返します。modeは1=default、2=getfille、3=getpathです。
int mode = 1; mediapath("C:\\Program Files\\Flexsim4\\program", "C:\\Program Files\\Flexsim4\\fs3d\\operator.3ds", mode);

mode=1なら、「program」を返します。
mode=2なら、「C:\Program Files\Flexsim4\"」を返します。
mode=3なら、C:\Program Files\Flexsim4\fs3d\operator.3ds」を返します。
mediareset ()
説明
開発者向けです。すべてのメディアをアンロードします。現在ロードされているメディアすべて(画像、形状、サウンド)がFlexSimからアンロードされます。
mediareset()
memberadd (obj childobject, str parentname, num type)
説明
type = 1なら、「parentname」という名前のタイムテーブルにメンバーとしてchildobjectを追加します。
type = 2なら、「parentname」という名前のMTBFMTTRオブジェクトにメンバーとしてchildobjectを追加します。
このコマンドは、各種のシフトにオペレーターを動的に割り当てるためなどに便利です。
memberadd(model().subnodes[2],"TimeTable1",1)
memberremove (obj childobject, str parentname, num type)
説明
type = 1なら、「parentname」という名前のタイムテーブルのメンバーからchildobjectを削除します。
type = 2なら、「parentname」という名前のMTBFMTTRオブジェクトのメンバーからchildobjectを削除します。
memberadd()を参照してください。
memberremove(model().subnodes[2],"TimeTable1",1)
memberremoveall (str parentname, num type)
説明
type = 1なら、「parentname」という名前のタイムテーブルからすべてのメンバーを削除します。
type = 2なら、「parentname」という名前のMTBFMTTRオブジェクトからすべてのメンバーを削除します。
memberremove()を参照してください。
memberremoveall("TimeTable1",1)
mergegetlanestate (obj mergeController, num laneNum)
説明
廃止されました。Conveyor.MergeControllerクラスを使用してください。
mergegetlanestate(current, 5)
mergegetnumlanes (obj mergeController)
説明
廃止されました。Conveyor.MergeControllerクラスを使用してください。
mergegetnumlanes(current)
mergeislaneclear (obj mergeController, num laneNum)
説明
廃止されました。Conveyor.MergeControllerクラスを使用してください。
mergeislaneclear(current, 5)
mergereleaselane (obj mergeController, num laneNum)
説明
廃止されました。Conveyor.MergeControllerクラスを使用してください。
mergereleaselane(current, 1)
mesh (node meshnode, int pervertexattribs, int flags)
空白のメッシュを作成してmeshnodeに割り当てる
説明
空白のメッシュを作成してmeshnodeに割り当てます。pervertexattribsは、次の属性をビット単位でORした値です。
MESH_POSITION(デフォルトで追加されます)
MESH_TEX_COORD2
MESH_NORMAL
MESH_DIFFUSE
MESH_DIFFUSE4
MESH_AMBIENT_AND_DIFFUSE
MESH_AMBIENT_AND_DIFFUSE4

flagsは次のいずれかです。
MESH_STATIC_DRAW
MESH_DYNAMIC_DRAW
MESH_INDEXED
mesh(Model.find("mesh"), MESH_NORMAL | MESH_DIFFUSE, MESH_STATIC_DRAW)
meshaddindex (node meshnode, int index)
インデックス付き頂点をメッシュに追加する
説明
インデックス付き頂点を、meshnodeに関連付けられているメッシュに追加します。メッシュにMESH_INDEXEDフラグがない場合、このコマンドは無視されます。
int newindex = meshaddindex(node("/mesh",model()), 4)
meshaddvertex (node meshnode)
頂点をメッシュに追加する
説明
頂点を、meshnodeに関連付けられているメッシュに追加します。
追加された頂点のインデックスを返します。
meshaddvertex(Model.find("mesh"))
meshdraw (node meshnode, int drawmode, int offset, int count [, int stride])
メッシュを描画する
説明
meshnodeに関連付けられているメッシュを描画します。drawmodeの値は次のいずれかです。
GL_POINTS
GL_LINES
GL_LINE_LOOP
GL_TRIANGLES
GL_TRIANGLE_STRIP
GL_TRIANGLE_FAN

offsetは、頂点インデックスの開始番号を示します。countは、いくつの頂点にdrawmodeを設定するかを指定します。strideは、いくつの頂点インデックスを中間でスキップするかを指定します。

インデックス付きメッシュの場合、strideは無視されます。
meshdraw(node("/mesh",model()), GLTRIANGLES, 0, 3, 0)
meshinfo (node meshnode, int type[,int index, int param])
メッシュから指定の情報を取得する
説明
meshnodeに関連付けられているメッシュから、指定の情報を取得します。indexは、要求される頂点のインデックスです(0から開始)。typeは、メッシュについて次のいずれかを指定します(indexとparamは無視されます)。
MESH_PER_VERTEX_ATTRIBS
MESH_PER_MESH_ATTRIBS
MESH_FLAGS
MESH_NR_VERTS
MESH_GET_INDEX - 特定のインデックスについて頂点インデックスを返します(MESH_INDEXEDフラグと併用した場合のみ有効)。

次に示すのは頂点に固有のタイプです。
MESH_POSITION
MESH_TEX_COORD2
MESH_NORMAL
MESH_DIFFUSE
MESH_DIFFUSE4
MESH_AMBIENT_AND_DIFFUSE
MESH_AMBIENT_AND_DIFFUSE4

頂点を指定する場合、paramに次のものが有効です。
MESH_COLOR_RED
MESH_COLOR_GREEN
MESH_COLOR_BLUE
MESH_COLOR_ALPHA
MESH_POS_X
MESH_POS_Y
MESH_POS_Z
MESH_TEX_S
MESH_TEX_T
double xposition = meshinfo(Model.find("mesh"), MESH_POSITION, 6, MESH_POS_X)
meshsetattrib (node meshnode, int attribid, double param1 [, double param2, double param3, double param4])
attribidの値をメッシュのvertindexに追加/設定する
説明
attribidの値を、meshnodeに関連付けられているメッシュ全体に適用します。attribidには次の属性を使用できます。
MESH_NORMAL
MESH_AMBIENT
MESH_DIFFUSE
MESH_DIFFUSE4
MESH_AMBIENT_AND_DIFFUSE
MESH_AMBIENT_AND_DIFFUSE4
MESH_SPECULAR
MESH_SHININESS
MESH_EMISSIVE
meshsetattrib(Model.find("mesh"), 1, MESH_DIFFUSE4, 1, 0, 0, 1)
meshsetvertexattrib (node meshnode, int vertindex, int attribid, double param1 [, double param2, double param3, double param4])
attribidの値をメッシュのvertindexに設定する
説明
attribidの値を、meshnodeに関連付けられているメッシュのvertindexに設定します。attribidには次の属性を使用できます。
MESH_POSITION
MESH_TEX_COORD2
MESH_NORMAL
MESH_DIFFUSE
MESH_DIFFUSE4
MESH_AMBIENT_AND_DIFFUSE
MESH_AMBIENT_AND_DIFFUSE4

注意:attribidは、メッシュを作成するより前に定義されている必要があります。
mesh(Model.find("mesh"), MESH_NORMAL | MESH_DIFFUSE4, MESH_STATIC_DRAW)
meshsetvertexattrib(Model.find("mesh"), 1, MESH_DIFFUSE4, 1, 0, 0, 1)
min (num value1, num value2)
廃止、Math.min()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.min()を使用してください。

value1とvalue2の最小値を取得します。
minof (num value1, num value2)
廃止、Math.min()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにMath.min()を使用してください。

value1とvalue2の最小値を取得します。
minutes (num minutes)
分数内のモデル時間単位数を取得する
説明
指定された数の分に含まれるモデル時間単位の数を返します。
minutes(1)は

60秒を返します。
model ()
モデルのルートノードへの参照
説明
このコマンドは、メインツリー内のモデルノードへの参照を返します。モデルを参照する高速な方法として使用されます。
treenode SourceObj = Model.find("Source1");

変数SourceObjを、モデル内のSource1という名前のノードを参照するよう設定します。
modeldir ()
現在開いているモデルのディレクトリのパスを取得する
説明
現在開いているモデルのディレクトリパスを返します。
modeldir();
modeleditmode (num/str mode)
説明
開発者向けです。現在のモデル編集モードを設定します。現在のモードは-1で照会できます。
modeleditmode("AConnect");
module (num type, node libnode)
廃止
説明
このコマンドは廃止されました。代わりに、バージョン4で提供されるDLL機能を使用してください。

dllプラグインで使用されます。タイプは次のいずれかです。

MOD_LOAD (1)
MOD_UNLOAD (2)
MOD_GETFUNCTION (3)
MOD_RUNFUNCTION (4)
module(MOD_UNLOAD,main.find("project/exec/dll/1"))
moveobject (obj object, obj location[, num outport])
オブジェクトを指定の場所に移動する
説明
このコマンドは、オブジェクトを指定のポート経由で、指定の場所へ移動します。指定されたポートが実際に存在する必要はありません。この値は受信側の場所が、オブジェクトがどのポートから来たのかを参照可能にするためのものです。オブジェクトが場所に移動するとき、その場所のOnReceiveイベント関数が実行されます。これには、OnEntryトリガー関数も含まれます。イベントがキューに置かれた状態で、フローアイテムに対して明示的にこのコマンドを呼び出すと、問題が発生することがあります。移動対象のオブジェクトについて保留中のイベントが存在しないのが明らかな場合のみ使用してください。
moveobject(current.first,current.centerObjects[1]);

currentにより参照されるオブジェクト内に存在する最初のオブジェクトを、currentの最初のセンターポートに接続されているオブジェクトに移動します。
moveselectedintohighlighted (obj highlightedobj [, node selectedcontainer])
説明
開発者向けです。モデル内で選択されたすべてのオブジェクトを、強調表示されているオブジェクトに移動します。
moveselectedintohighlighted(selectedobject(ownerview(c)))
movetablecol (str/num/node table, num column, num newcolumn)
廃止、Table.moveCol()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.moveCol()を使用してください。

テーブルの列をnewcolumnに移動します。
movetablerow (str/num/node table, num row, num newrow)
廃止、Table.moveRow()を使用すること
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTable.moveRow()を使用してください。

テーブルの行をnewrowに移動します。
movetasksequence (obj tasksequence, obj dispatcher)
ディスパッチャーのタスクシーケンスキューにタスクシーケンスを移動する
説明
このコマンドは廃止されました。代わりにTaskSequence.move()を使用してください。指定されたdispatcherのタスクシーケンスキューに、指定のtasksequenceを移動します。
警告:TaskExecuterによって既に実行中のタスクシーケンスには、このコマンドを絶対に呼び出してはいけません。
movetasksequence(tasksequence, current.centerObjects[1]);
mpd (num value)
システムコンソールに整数を表示する
説明
システムコンソールに整数値を書き込みます。
mpd(6);
mpf (num value)
システムコンソールに浮動小数点数値を表示する
説明
システムコンソールに浮動小数点数値を表示します。
mpf(7.69);
mph (num milesperhour)
マイル/時間数に含まれるモデル長/時間単位数を取得する
説明
指定された数のマイル/時間に含まれるモデル長/時間単位の数を返します。
mph(9)
mpr ()
システムコンソールに改行を出力する
説明
システムコンソールに改行を出力します。
mpr();
mpt (str printvalue)
システムコンソールにテキストを表示する
説明
システムコンソールにテキストprintvalueを表示します。
mpt("System console printout");
msg (str caption, str text [, num buttontype])
メッセージダイアログを表示する
説明
このコマンドはメッセージボックスを作成し、タイトルバーにcaptionを、ボックス内にtextを表示します。メッセージボックスに表示されるボタンは、buttontypeの値に基づきます。[OK]または[はい]が押された場合、msg()は1を返します。[いいえ]が押された場合、msg()は0を返します。[キャンセル]が押されたときに返される値はbuttontypeによって異なります。buttontypeが3なら、[キャンセル]が押されると-1を返し、それ以外の場合は0を返します。buttontypeが指定されない場合は0と見なされます。

buttontypeの値は次のとおりです。
0 - [OK]、[キャンセル]
1 - [OK]
2 - [OK]、[キャンセル]
3 - [はい]、[いいえ]、[キャンセル]
4 - [はい]、[いいえ]
if (msg("Finished", "Close the database?")== 1)
dbclose();
msgparam (num param)
OnMessageトリガー内でメッセージパラメータの値を取得する
説明
sendmessage()またはsenddelayedmessage()コマンドで渡されたパラメータを返します。OnMessageトリガーでのみ使用されます。
int msgtype = msgparam(1);
treenode item = msgparam(2);
Array data = msgparam(3);
msgsendingobject ()
OnMessageトリガー内で、メッセージを送信するオブジェクトへの参照を取得する
説明
sendmessage()またはsenddelayedmessage()コマンドで定義された、メッセージを送信したオブジェクトへの参照を返します。OnMessageトリガーでのみ使用されます。
treenode sender = msgsendingobject;
mul (num value1, num value2)
廃止、*オペレーターを使用すること