[ネットワークノード]パネル

[ネットワークノード]パネルには、ネットワークノードの接続をコントロールするオプションがあります。

[ネットワークノード]パネルには、次のプロパティがあります。

最大移動者数

この数値は、ノードに常駐できる、ネットワーク上を移動していないトランスポーターの数を定義します。これは現在移動タスクを実行していないものの、ノードに「常駐」して他の処理を行っているトランスポーターを表します。

サイドオフセット

この数値は、移動者がオフセットされる発信パスの右側の距離を定義します。移動者が移動する距離には影響しません。純粋に視覚的な目的のためのものです。そのため、同じパスに沿って異なる方向に移動する移動者が交差することはありません。

パス

このコンボボックスを使用して、このノードから他のノードへの接続を個別に選択し、各接続に名前を指定できます。これらの名前は、モデル内におけるこの接続の特別な目的を説明するものでなければなりません。

接続タイプ

このドロップダウンリストでは、この接続の動作を定義できます。3つのオプションがあります。

接続なし

トランスポーターはこの接続上を移動できません。この接続は、ビューウィンドウに赤色で描画されます。

追い越し

この接続上でトランスポーターは互いに追い越し可能です。この接続はビューウィンドウに緑色で描画されます。

追い越し禁止

この接続上でトランスポーターは追い越し禁止です。ユーザーはダイアログの[間隔]フィールドで、パス上のトランスポーター間の最小距離を設定できます。これらの接続は、ビューウィンドウに黄色で描画されます。

間隔

「追い越し禁止」と指定された接続上の2つのトランスポーター間で許容される最小距離をこの数値を用いて指定します。これは、あるトランスポーターの後部から、後続のトランスポーターの前部までの距離です。

制限速度

この数値は、移動者がこの接続に沿って移動できる最大速度を決定します。

現在の距離

この数値は、その接続でシミュレーションされている現在の距離を示します。仮想距離が0と指定されている場合、それはスプラインパスの実際の距離になります。それ以外の場合は、[仮想距離]フィールドで指定した距離になります。

仮想距離

この数値には、接続の正確な距離を指定します。