エレベーター

概要と主要な概念

エレベーターはフローアイテムを上下に移動させる特別なタイプの輸送です。フローアイテムをピックアップまたはドロップする必要があるレベルに自動で移動します。フローアイテムはエレベーターに出入りする際にアニメーション表示されます。これにより、エレベーターのロードおよびアンロード時間をより適切に把握できるようになります。

エレベーターはタスク実行者です。オフセット位置のz部分を移動するだけでオフセット移動を実行します。オフセット移動がロードまたはアンロードタスクの場合、オフセットが終了すると、ユーザーが指定したロードとアンロードの時間を使用してフローアイテムをプラットフォームに搬送、またはプラットフォームから目的地に搬送します。アイテムをエレベーターに、またはエレベーターから搬送するときに、フローアイテムはエレベーターのx軸に沿って直接移動します。

コンテキスト

エレベーターの大きい特徴は、z軸だけに沿って移動することです。そのため、このオブジェクトは、オブジェクトを1つの軸だけに沿って移動させることを目的とするあらゆる用途に使用できます。

イベント

エレベーターはすべてのタスク実行者に共通の標準イベントを使用します。これらのイベントの説明については、「タスク実行者の概念 - イベント」を参照してください。

状態

このオブジェクトはタスク実行者の状態を使用します。詳細については、「タスク実行者の概念 - 状態」を参照してください。

統計

エレベーターはすべてのタスク実行者に共通の標準統計を使用します。これらの統計情報については、「タスク実行者の概念 - 統計」を参照してください。

プロパティパネル

エレベーターオブジェクトでは、次のプロパティパネルを使用します。

プロパティ

エレベーターオブジェクトは、いくつかのプロパティを、すべてのタスク実行者と共有します。