[出力]パネル

[出力]パネルは、オブジェクトがフローアイテムを下流に送る方法を定義します。

[出力]パネルには、次のプロパティがあります。

ポートに送信

このピックリストは、フローアイテムの移動先のオブジェクトに接続されている出力ポート番号を返します。0が返されると、すべての出力が開かれ、フローアイテムは受け取ることができる下流の最初のオブジェクトに移動します。

輸送を使用

このチェックボックスをオンにすると、オブジェクトは輸送を要求し、フローアイテムを下流に移動します。チェックボックスがオフの場合は、フローアイテムは自動的に移動します。

輸送を使用]チェックボックスをオンにすると追加フィールドが有効になり、生成される輸送タスクシーケンスをどこに送付するかを定義できます。デフォルトでは、オブジェクトの最初のセンターポート(current.centerObjects[1])に接続されているタスク実行者/ディスパッチャーにタスクシーケンスが送付されますが、必要に応じてカスタム定義が可能です。

優先度

このパラメータは[輸送を使用]が選択されている場合にのみ使用できます。この値は、トランスポーターまたはディスパッチャーに送信されるタスクシーケンスの優先度を設定します。通常、トランスポーターとディスパッチャーはタスクシーケンスを並べ替え、優先度の高いシーケンスが最初に実行されるようにします。優先度が同じタスクシーケンスは、受信した順に実行されます。

プリエンプト

このパラメータは[輸送を使用]が選択されている場合にのみ使用できます。プリエンプト値のいずれかに設定されている場合、その時点でのトランスポーターの動作に関係なく、トランスポーターに送られるタスクシーケンスが自動的にプリエンプトします。これにより、容量よりも多くのフローアイテムを運ぶなど、通常は許可されないタスクをトランスポーターで実行できるようになります。