ポートを追加、削除する
ポートを追加する
2つのオブジェクトの間にポート接続を作成する最も簡単な方法は、選択したオブジェクトのオーブにある接続アイコンを使うことです。三角形アイコンは出力ポート接続を、正方形アイコンはセンターポート接続を作成します。
ポート接続を作成するには、アイコンをクリックし、別のオブジェクトにドラッグします。
接続モード
ポート接続を作成するもう1つの方法は、FlexSimの接続モードをオンにすることです。接続モードになると、マウスポインターはチェーン記号が横に付いたプラス記号に変わります。接続モードでは、2つのオブジェクトを接続できます。
接続モードをオンにする1つの方法は、［オブジェクトの接続］ボタンを使用することです。
- ツールバーの［ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄを接続］ボタン
をクリックして、メニューを開きます。メニューから作成するポート接続のタイプを選択し、接続モードをオンにします。これらのオプションの詳細については、「ポート接続のタイプ」を参照してください。 - 接続モードになると、マウスポインターはチェーン記号が横に付いたプラス記号に変わります（
）。 - 接続モードになると、2つのオブジェクトを接続できます。モデルで接続する最初のオブジェクトをクリックします。マウスを動かすと、クリックしたオブジェクトとカーソルの間に黄色の線が表示されます。
- 2番目のオブジェクトをクリックして、2つのオブジェクト間にポート接続を作成します。注：入出力ポート接続を行う場合、FlexSimは最初にクリックするオブジェクトに出力ポートを、次にクリックするオブジェクトに入力ポートを作成します。
- 2つのオブジェクトを接続した後も接続モードは継続します。必要に応じて引き続きオブジェクトを接続できます。
接続オブジェクトツールの使用中に、いくつかの方法を使用して接続モードをオフにできます。
- Escキーを押す。
- マウスを右クリックする。
- ツールバーのポインターボタン
をクリックする。
ポートを削除する
ポート接続を削除する最も簡単な方法は、接続をクリックして選択してからDeleteキーを押すことです。
接続解除モード
ポート接続を削除するもう1つの方法は、接続解除モードをオンにすることです。接続解除モードをオンにする方法の1つは、［オブジェクト接続を解除］ツールを使用することです。
- ツールバーの［ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄ接続を解除］ボタン
をクリックして、メニューを開きます。メニューから削除するポート接続のタイプを選択します。 - 接続解除モードになると、マウスカーソルは切断されたチェーン記号が横に付いたプラス記号に変わります（
）。 - 接続解除モードにすると、2つのオブジェクト間の接続を削除できます。接続を解除する最初のオブジェクトをクリックします。マウスを動かすと、クリックしたオブジェクトとカーソルの間に黄色の線が表示されます。
- 接続先のオブジェクトをクリックします。ポート接続が消えます。
- 2つのオブジェクト間の接続を削除した後も、接続解除モードは継続します。必要に応じて引き続きオブジェクトの接続を解除できます。
接続解除オブジェクトツールの使用中に、いくつかの方法を使用して接続解除モードをオフにできます。
- Escキーを押す。
- マウスを右クリックする。
- ツールバーのポインターボタン をクリックする。
ショートカット
FlexSimに用意されているショートカットやトリックを使うと、同時に複数のオブジェクト間でポート接続を作成できます。
クイックライブラリ
クイックライブラリを使用して3Dオブジェクトをモデルに自動で追加できます（詳細については、「3Dオブジェクトをモデルに追加する」を参照）。クイックライブラリを使用して作成したオブジェクト間のポート接続を作成することもできます。
- 普通にポート接続を作成しますが、既存のオブジェクトと接続する代わりに、モデル内で新しいオブジェクトを配置する予定の、空白の場所で接続を終わらせます。
- 追加するオブジェクトのアイコンをクリックします。
1つのオブジェクトを複数のオブジェクトに接続する
1つのオブジェクトをその他の複数のオブジェクトに同時に接続するには：
- Shiftキーを押しながら下流オブジェクトの周りにボックスを描画して、接続するオブジェクトを選択します。
- 上流オブジェクトから、下流オブジェクトのいずれか1つに接続を作成します。すべての下流オブジェクトが上流オブジェクトに自動で同時に接続されます。
同じタイプのオブジェクトを接続する
同じオブジェクトの複数のコピーをモデルに追加し、それらを同時に接続できます。
- Rキーを押したままライブラリ内のオブジェクトをクリックして、オブジェクト作成モードに入ります。
- Rキーを押したまま3Dモデルの空白をクリックして、オブジェクトを追加します。
- 引き続きRキーを押したままモデル内の空白をクリックして、さらにオブジェクトを追加します。
