説明
共通の数学関数を格納するクラスです。
静的プロパティ
静的メソッド
acos |
ラジアン単位の角度の逆余弦を返します。 |
asin |
ラジアン単位の角度の逆正弦を返します。 |
atan |
ラジアン単位の角度の逆正接を返します。 |
atan2 |
ラジアン単位の角度の逆正接を返します。 |
ceil |
値よりも小さくない、最小の整数値を返します。 |
cos |
ラジアン単位の角度の余弦を返します。 |
degrees |
ラジアン単位の角度を度数単位に変換します。 |
exp |
(e ^ value)を返します。ここでeは2.7183です。 |
fabs |
数値の絶対値を返します。 |
factorial |
数値の階乗を返します。 |
floor |
数値よりも大きくない、最大の整数値を返します。 |
fmod |
分子を分母で除算した余りを返します。 |
frac |
数値の小数部分を返します。 |
log |
数値の自然対数を返します。 |
log10 |
数値に対する10が底の対数を返します。 |
max |
2つの数値の大きな側、または配列の最大値を返します。 |
min |
2つの数値の小さな側、または配列の最小値を返します。 |
pow |
基数の指数べき乗を返します。 |
radians |
度数単位の角度をラジアン単位に変換します。 |
round |
値を指定した精度に丸めます。 |
sign |
数値の符号を返します。 |
sin |
ラジアン単位の角度の正弦を返します。 |
sqr |
平方した数値を返します。 |
sqrt |
数値の平方根を返します。 |
tan |
ラジアン単位の角度の正接を返します。 |
trunc |
数値の小数部を削除します。 |
詳細
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。
static double pi
説明
piの近似値を取得します。
内部表現は3.14159265358979です。
Math.cos(Math.pi) // -1
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パラメータ
戻り値
説明
ラジアン単位の角度の逆余弦を返します。
acos()はcos()メソッドの逆数となります。比率は、-1を下回ったり1を上回らないようにする必要があります。
double angle = Math.degrees(Math.acos(xdist / totaldist));
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パラメータ
戻り値
説明
ラジアン単位の角度の逆正弦を返します。
asin()はsin()メソッドの逆数となります。比率は、-1を下回ったり1を上回らないようにする必要があります。
double angle = Math.degrees(Math.asin(ydist / totaldist));
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パラメータ
戻り値
説明
ラジアン単位の角度の逆正接を返します。
atan()はtan()メソッドの逆数となります。比率は、[-pi/2,+ pi/2]の区間に収まっている必要があります。atan()メソッドでは符号があいまいなため、角度がどの象限に属するかを正接値だけで確実に判別することはできません。象限を判別する必要がある場合、atan2()メソッドを使用することができます。
double theArcTangent = Math.atan(Math.radians(45)); //0.6658
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パラメータ
dy |
直角三角形の「対」辺の長さ。 |
dx |
直角三角形の「隣」辺の長さ。 |
戻り値
説明
ラジアン単位の角度の逆正接を返します。
返された角度は、正のx軸から反時計回りに0~pi/2で増加し、時計回りに0~-pi/2で減少します。atan2のパラメータが両方とも0の場合、関数は0を返します。value1が0に等しくvalue2が0と等しくないという状態でも、atan2は原点以外のすべてのポイントに関して明確に定義されます。
double theAngle = Math.degrees(Math.atan2(-1,1.732)); // -30
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パラメータ
戻り値
説明
値よりも小さくない、最小の整数値を返します。
double myval = Math.ceil(2.3); // 3.
double myval = Math.ceil(3.8); // 4.
double myval = Math.ceil(-2.3); // -2.
double myval = Math.ceil(-3.8); // -3.
floor()も参照してください。
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パラメータ
戻り値
説明
ラジアン単位の角度の余弦を返します。
結果の精度を損なわないようにするため、角度は263ラジアン未満かつ-263ラジアンを超えている必要があります。
double theCosine = Math.cos(Math.radians(180)); //-1
acos()も参照してください。
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Math.degrees()
パラメータ
戻り値
説明
ラジアン単位の角度を度数単位に変換します。
1ラジアンは180/pi度(約57.2958)です。
double degrees = Math.degrees(Math.pi); // 180
radians()も参照してください。
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パラメータ
戻り値
説明
(e ^ value)を返します。ここでeは2.7183です。
桁あふれの場合、関数はINF(無限)を返し、下位桁あふれではexpが0を返します。
double value = Math.exp(3); // 20.0855
exp()の逆数となるlog()も参照してください。
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パラメータ
戻り値
説明
数値の絶対値を返します。
次のコードでは、オペレーターがX軸上の現在オブジェクトの5単位以内であるかを確認しています。
if(Math.fabs(current.location.x - operator.location.x) < 5)
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Math.factorial()
パラメータ
戻り値
説明
数値の階乗を返します。
double val = Math.factorial(5); // 120 = 1*2*3*4*5
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パラメータ
戻り値
説明
数値よりも大きくない、最大の整数値を返します。
double myval = Math.floor(2.3); // 2.
double myval = Math.floor(3.8); // 3.
double myval = Math.floor(-2.3); // -3.
double myval = Math.floor(-3.8); // -4.
ceil()およびtrunc()も参照してください。
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パラメータ
numerator |
除算の対象となる値。 |
denominator |
除算に使用する値。 |
戻り値
説明
分子を分母で除算した余りを返します。
分母が0.0の場合、fmodはクワイエットNaNを返します。
Math.fmod(10,3) // 1.0
このメソッドは繰り返される数値の組み合わせを取得する際に非常に有効です。分母が変わらない限り、分子を増加させてfmodを呼び出すことで、「0~1 - 分母」の繰り返しを維持する数値の組み合わせを返します。モデル内オブジェクトのOnExitで使用する場合、10番目のフローアイテムから始まって、退出するフローアイテム10個おきに、次の条件が真となります。
if(Math.fmod(current.stats.output.value,10) == 0)
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パラメータ
戻り値
説明
数値の小数部分を返します。
Math.frac(3.124) // 0.124
Math.frac(-16.12) // -0.12
Math.frac(12) // 0.0
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パラメータ
戻り値
説明
数値の自然対数を返します。
負の値の場合、この関数は不定数(クワイエットNaNと同じ)を返します。値が0の場合、INF(無限)を返します。
Math.log(9); // 2.1972
log()はexp()メソッドの逆数となります。
Math.log(Math.exp(3.2)); // 3.2
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パラメータ
戻り値
説明
数値に対する10が底の対数を返します。
負の値の場合、この関数は不定数(クワイエットNaNと同じ)を返します。値が0の場合、INF(無限)を返します。
Math.log10(1000); // 3
log10()は10が底のpow()メソッドの逆数となります。
Math.log10(Math.pow(10, 3.2)); // 3.2
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パラメータ
value1 |
比較する最初の値。 |
value2 |
比較する2番目の値。 |
array |
比較する値の配列。 |
戻り値
説明
2つの数値の大きな側、または配列の最大値を返します。
double max = Math.max(6,7); // 7
double max = Math.max([3,9,4]); // 9
次のコードでは、正規分布した0~100(両端を含む)の乱数を生成します。
double haulLoad = Math.min(Math.max(normal(55, 27), 0), 100);
min()も参照してください。
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パラメータ
value1 |
比較する最初の値。 |
value2 |
比較する2番目の値。 |
array |
比較する値の配列。 |
戻り値
説明
2つの数値の小さな側、または配列の最小値を返します。
double min = Math.min(6,7); // 6
double max = Math.min([3,9,4]); // 3
次のコードでは、正規分布した0~100(両端を含む)の乱数を生成します。
double haulLoad = Math.min(Math.max(normal(55, 27), 0), 100);
max()も参照してください。
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パラメータ
base |
べき乗される値。 |
exponent |
基数をべき乗する指数。 |
戻り値
説明
基数の指数べき乗を返します。
double myval = Math.pow(2,3); // 8.
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Math.radians()
パラメータ
戻り値
説明
度数単位の角度をラジアン単位に変換します。
1度はpi/180ラジアンです。
double radians = Math.radians(180); // 3.1415 (pi)
degrees()も参照してください。
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パラメータ
value |
端数を丸められる値。 |
precision |
丸められる小数位の数値。 |
戻り値
説明
値を指定した精度に丸めます。
0 < f < 0.5の小数部は切り捨てられます。0.5 <= f < 1.0の小数部は切り上げられます。精度0を使用した(または指定しない)場合、直近の整数値に丸められます。
int myNum = Math.round(3.6269); // 4
int myNum = Math.round(3.6269, 2); // 3.63
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パラメータ
戻り値
説明
数値の符号を返します。
int sign = Math.sign(-100); // -1
int sign = Math.sign(100); // 1
int sign = Math.sign(0); // 0
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パラメータ
戻り値
説明
ラジアン単位の角度の正弦を返します。
結果の精度を損なわないようにするため、角度は263ラジアン未満かつ-263ラジアンを超えている必要があります。
double theSine = Math.sin(Math.radians(90)); // 1
asin()も参照してください。
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パラメータ
戻り値
説明
平方した数値を返します。
int square = Math.sqr(4); // 16
sqrt()も参照してください。
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パラメータ
戻り値
説明
数値の平方根を返します。
int root = Math.sqrt(25); // 5
sqr()も参照してください。
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。
パラメータ
戻り値
説明
ラジアン単位の角度の正接を返します。
結果の精度を損なわないようにするため、角度は263ラジアン未満かつ-263ラジアンを超えている必要があります。
double theTangent = Math.tan(Math.radians(45)); // 1
atan()も参照してください。
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。
パラメータ
戻り値
説明
数値の小数部を削除します。
値を切り捨てます。
int val = Math.trunc(2.478); // 2
int sign = Math.sign(2.95); // 2
round()も参照してください。