FlexSimEvent

説明

CouplingDataTypeを継承します。

FlexSimEventクラスは、モジュールで独自の種類のイベントを定義できるように用意されています。FlexSimEventクラスを拡張したクラスは、FlexSimイベントリストに正しく挿入できます。イベントがリストに追加されると、リストはオブジェクトの所有権を取得し、適切な時点にその実行メソッドを呼び出して、必要がなくなるとオブジェクトをメモリから削除します。

実装

仮想メソッド

メソッド説明
void bind()SimpleDataTypeを継承します。
void execute()シミュレーションがイベントの時間に到達すると呼び出されます。

execute()メソッド

execute()メソッドは通常、エンジンに含まれているFlexSimの標準イベント処理ロジックを使用します(FlexsimObjectを参照)。FlexSimEventクラスを拡張したクラスにこのメソッドが定義されている場合、エンジンのイベントロジックは実行されず、ユーザーのロジックが実行されます。これは、シミュレーション時間がイベント時間に到達したときに行われます。

createevent(FlexSimEvent *)

createevent関数はオーバーロードされ、イベントオブジェクトを受け付けるようになります。