機器状態履歴

概要

機器状態履歴テーブルには、機器グループのすべてのメンバーの状態時間情報が15分間隔で記録されます。このテーブルには、各機器状態の時間、各利用可能性状態の時間、および各機器状態と利用可能性状態の組み合わせの時間が表示されます。機器状態の詳細については、「人の設定」のトピックを参照してください。

人統計テーブル全般の詳細については、「人統計テーブル」のトピックを参照してください。

このテーブルでは、15分ごとに、機器グループのメンバーあたり1つの行が追加されます。

  • Equipment - この列には、この行に示す機器オブジェクトのIDが記録されます。
  • StartTime - この列には、開始時の時間が15分間隔で記録されます。
  • 機器の状態 - このテーブルには、PeopleSettingsオブジェクトの[機器の状態]に指定された各状態に対応する列のいずれかが表示されます。各列には、オブジェクトが時間間隔の始まりからその状態にあった合計時間(秒単位)が表示されます。
  • 利用可能性状態 - このテーブルには、利用可能性状態のぞれぞれ(利用可能、取得済み、使用不可)に対応する列のいずれかが表示されます。各列には、オブジェクトが時間間隔の始まりからその状態にあった合計時間(秒単位)が表示されます。
  • 複合状態 - このテーブルには、機器状態と利用可能性状態の一意の組み合わせのぞれぞれに対応する列のいずれかが表示されます。たとえば、Idle_Availableは、Idle_Acquiredとは異なる状態です。各列には、オブジェクトが時間間隔の始まりからその複合状態にあった合計時間(秒単位)が表示されます。
  • Duration - この列には、日付を付けるために時間間隔中に消費された合計時間が記録されます。
  • StateUtilization - この列には、機器状態に基づく、時間間隔中のオブジェクトの使用状況が表示されます。
  • AvailabilityUtilization - この列には、利用可能性状態に基づく、時間間隔中のオブジェクトの使用状況が表示されます。
  • CombinedUtilization - この列には、機器状態と利用可能性状態の組み合わせに基づく、時間間隔中のオブジェクトの使用状況が表示されます。

値の変更

[Equipment]列と[StartTime]列は、行が追加されたときに設定されます。他のすべての列には、時間間隔が終了しなかった場合には現在値が、時間間隔が終了した場合には時間間隔の最終値が表示されます。

ウォームアップ時の処理

ウォームアップ時間に、このテーブルでは、終了した時間間隔に対応する行が削除されます。時間間隔が再び始まったかのように、すべての列([Equipment]列以外)がリセットされます。ただし、時間間隔のタイミングは、相変わらず、モデル開始時間に基づきます。