［ﾋﾞｼﾞｭｱﾙﾂｰﾙ］パネル
［ﾋﾞｼﾞｭｱﾙﾂｰﾙ］パネルは、平面に描画されるテクスチャを定義します。
［ﾋﾞｼﾞｭｱﾙﾂｰﾙ］パネルには、次のプロパティがあります。
ﾋﾞｼﾞｭｱﾙ表示
ビジュアルツールの形状を選択します。
- 平面
- 立方体
- 列
- 球
- ｲﾝﾎﾟｰﾄされた形状
- ﾃｷｽﾄ
- ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾃｰｼｮﾝｽﾗｲﾄﾞ
ﾋﾞﾙﾎﾞｰﾄﾞﾓｰﾄﾞ
ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄがﾋﾞﾙﾎﾞｰﾄﾞﾓｰﾄﾞであるかを選択します。いくつかのオプションを選択できます。
- ﾋﾞﾙﾎﾞｰﾄﾞなし - ビルボードモードをオフにします。
- 垂直ﾋﾞﾙﾎﾞｰﾄﾞ - 平面がZ軸を中心に回転し、常に画面を向くようにします。
- 全体ﾋﾞﾙﾎﾞｰﾄﾞ - 平面が2軸を中心に回転し、常に直接画面を向くようにします。
- ｽｸﾘｰﾝﾛｯｸ済みﾋﾞﾙﾎﾞｰﾄﾞ - モデルの中を移動するとき、オブジェクトは移動せず、画面の特定の位置にロックされます。
発光
このオブジェクトの照明効果（オブジェクト自身が発光しているように見える効果）をオフにします。
選択なし
このオブジェクトをモデル内で選択できないようにします。
ﾎﾟﾘｺﾞﾝｵﾌｾｯﾄ係数/単位
平面モード（またはモデルフロア）にのみ適用されます。平面を描画するとき使用するポリゴンオフセットを定義します。ポリゴンオフセットは、オブジェクト間のZ競合を解決するために使用されます。指定した係数と単位の値は、glPolygonOffset()に直接渡されます。
一般に、ビジュアルツールでは正のポリゴンオフセットを定義します。これは、深度バッファの値が増える、すなわちカメラから遠ざかることを意味し、フロアグリッド、コネクターなど他のジオメトリをビジュアルツール平面の上に描画できるようになります。デフォルトの係数/単位の値が1/1なのは、この理由からです。複数のビジュアルツール間でz競合を修正するには、それぞれに異なるオフセット値を与えます。たとえば、片方にはデフォルトの1/1の値、他方には2/2の値を与えます。これにより、2/2の値を指定したオブジェクトは、1/1の値のオブジェクトの背後に描画されます。
入力/出力を渡す
オブジェクトが他のオブジェクトのコンテナとして使用される場合、プロパティパネルにはオブジェクトの入力/出力接続を、その中に入っているオブジェクトに渡すためのフィールドが表示されます。ここでは、ターゲットの入っているオブジェクトの名前を定義できます。その後で、そのコンテナとの間に入力/出力接続を作成すると、入っているオブジェクトとの内部的な接続も作成されます。