Animation

説明

オブジェクトアニメーションを表すクラスです。

メソッド

resume アニメーションの途中のあるポイントから、アニメーションを再開します。
start アニメーションを開始します。
stop アニメーションを停止します。
update アニメーションを更新します。

詳細

削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

Animation.resume()

void resume( int resumeAtType = 0 , double resumeAtVal = 0 )

パラメータ

resumeAtType

resumeAtValと組み合わせて使用することで、アニメーションの再開する位置を定義します。次のいずれかの値を指定できます。

  • RESUME_AT_SAME_POS: (デフォルト)最後に停止したポイントからアニメーションを再開します。
  • RESUME_AT_NEXT_KEYFRAME: 最後に停止したポイントから次のキーフレームへアニメーションを進めた上で再開します。
  • RESUME_AT_TIME: 指定したアニメーション時間でアニメーションを再開します。
resumeAtVal

resumeAtTypeがRESUME_AT_TIMEに設定されている場合にのみ使用され、再開する時間をこの値で定義します。

説明

アニメーションの途中のあるポイントから、アニメーションを再開します。

current.animations["Walk"].resume();
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

Animation.start()

void start( int speedType = 0 , double speedValue = 0 , int repeatType = 0 , double repeatValue = 0 )

パラメータ

speedType

speedValueと組み合わせて使用することで、アニメーションの実行速度を操作します。次のいずれかの値を指定できます。

  • SPEED_TYPE_DEFAULT: アニメーションを標準速度で実行します。
  • SPEED_TYPE_DURATION: アニメーションを、その合計期間がspeedValueと等しくなるように実行します。
  • SPEED_TYPE_MULTIPLIER: アニメーションを、speedValueを乗じた速度で実行します。言い換えると、speedValueが2の場合にアニメーションは2倍速で実行されます。
speedValue

speedTypeを参照してください。

repeatType

repeatValueと組み合わせて使用することで、アニメーションの繰り返し方法を定義します。REPEAT_TYPE_DEFAULTに設定されていない場合、アニメーションクリエーターで指定された繰り返しタイプおよび値をオーバーライドします。有効な値は次のとおりです。

  • REPEAT_TYPE_DEFAULT: アニメーションは、アニメーションクリエーターで定義されたデフォルトの繰り返し情報を使用します。
  • REPEAT_TYPE_NONE: アニメーションを一度だけ実行します。
  • REPEAT_TYPE_NR_ITERATIONS: アニメーションを(repeatValue)回繰り返してから終了します。
  • REPEAT_TYPE_USE_TIME: アニメーションを無限に繰り返しますが、(repeatValue)の時間に達した時点で、途中であっても、最初に戻ってアニメーションを再実行します。
  • REPEAT_TYPE_TIME_AFTER_END: アニメーションを無限に繰り返しますが、1回のアニメーションが終了した後、(repeatValue)の時間単位だけ待機してから、再実行します。
  • REPEAT_TYPE_LAST_FRAME: アニメーションは一度しか実行しませんが、アニメーションの最後のフレームを無限に繰り返します。
repeatValue repeatTypeを参照してください。

説明

アニメーションを開始します。

current.animations["Walk"].start();
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

Animation.stop()

void stop( )

説明

アニメーションを停止します。

current.animations["Walk"].stop();
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

Animation.update()

void update( double updateTime = -1 )

パラメータ

updateTime

更新の基準となるシミュレーション時間です。この時間が経過していない場合、現在のシミュレーション時間に基づいて更新されます。

説明

アニメーションを更新します。

このメソッドは、アニメーションで定義した更新時間とキーフレームに基づいて、オブジェクトのアニメーションコンポーネントのすべての位置を更新します。FlexSimのエンジンは、3Dウィンドウを再描画する際、アクティブなアニメーションを自動的に更新します。そのため、通常は、このメソッドを明示的に呼び出す必要はありません。ただし、シミュレーションロジックが依存しているサブコンポーネントの位置がアニメーションの途中で変化する場合、それらの位置を取得する前にupdate()を呼び出す必要があります。そうしない場合、ウィンドウの最終描画時点でのデータが取得されるため、シミュレーションの実行ごとに異なる結果になります。

current.animations["Walk"].update();