フォトアイタイプ

概要と主要な概念

フォトアイタイプは、任意のフォトアイにインポートできるグローバル設定です。このセクションでは、コンベヤシステムツールを使用してフォトアイタイプを作成または編集する際にカスタマイズ可能な設定について説明します。これは、フォトアイタイプのグローバルリストの1つにすることも、1つの特定のフォトアイにのみ関連するカスタムのフォトアイタイプにすることもできます。デフォルトのフォトアイタイプは、カスタムとラベル付けされ、1つの特定のフォトアイにのみに割り当てられます。

フォトアイは、コンベヤ上のアイテムとやり取りする際に4つの状態(ブロック済み、クリア済み、ブロック中、クリア中)のいずれかになります。フォトアイがブロック済みとクリア済みの状態になると、トリガーが起動します。次の画像は、コンベヤ上のアイテムとやり取りする際のさまざまなフォトアイの状態とトリガーを示しています。

フォトアイがブロック済みまたはクリア済みのいずれかの状態に入ったときに実行できるカスタムの動作やアクションを割り当てることができます。フォトアイが「ブロック済み」または「クリア済み」の状態に移行する前に、「ブロック中」または「クリア中」状態である必要がある時間を定義することもできます。

プロパティ

フォトアイタイプのプロパティウィンドウには、次のプロパティがあります。

ブロック時間

ブロック中からブロック済みの状態に変わる前に、フォトアイをカバーする必要がある時間。

ブロック時

フォトアイがブロック済みの状態に入ると起動するトリガーロジック。

クリア時間

クリア中からクリア済みの状態に変わる前に、アイテムからフォトアイをクリアする必要がある時間。

クリア時

フォトアイがクリア済みの状態(ブロックされた後)に入ると起動するトリガーロジック。

オフセット角度

フォトアイビームがコンベヤ平面を横切るオフセット角度。0の場合、ビームはコンベヤを真っすぐに横切ります。

ギャップのクリアが必須

このチェックボックスをオンにすると(デフォルト)、フォトアイをクリアするにはアイテム間にギャップが必要になります。アイテム間の間隔にかかわらず、すべてのアイテムで[クリア時]トリガーを起動する場合は、このチェックボックスをオフできます。

上の各状態のフォトアイを描画する色を定義します。

リセット時

シミュレーションモデルがリセットされると起動するトリガー。モデルをリセットする場合は、これを使用してラベルや他のデータをリセットできます。