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システムのロジックの基本フローチャートを作成する

システムのロジックの基本フローチャートを作成する

フローチャートを作成する理由

シミュレーション処理を開始する際は、モデル化するビジネスシステムの基本フローチャートを作成することを検討します。このフローチャートには、モデル化する製品ラインまたはサービスの基本的な処理またはステーションを含めることができます。

多くのシミュレーション実践者は、以下の理由から、基本的なフローチャートから始めることを推奨しています。

  • フローチャートをFlexSimで作成すると、同じフローチャートを後で使用してシミュレーションモデルの基礎となるロジックを拡張できます。FlexSimで処理フローツールを使用してフローチャートを作成できます。FlexSimのフローチャートツールは、フローチャート専用ソフトウェアのように機能豊富ではありません。しかし、FlexSimでフローチャートを作成する主な利点は、モデルを構築する処理の後半の段階でも、同じフローチャートを使用してシミュレーションモデルのロジックを構築できることです。フローチャートにアクティビティを追加するだけで済むため、完全に機能するシミュレーションモデルをはるかに短い時間で作成できます。
  • また、ビジネスシステムのフローチャートを作成することにより、全体的な視点でビジネスシステムを把握できます。リーン生産方式のバリューストリームマッピングと同様に、フローチャートを作成すると、異なる視点、つまり、ビジネスシステムにおける製品やサービスの流れという観点からビジネスを見ることができます。また、顧客がドアを開けた瞬間から離れる瞬間まで、ビジネスシステムを顧客の目線で見るのに役立つ場合があります。
  • フローチャートの作成は、もう1つの有効なデータ収集方法です。シンプルなフローチャートを作成する処理でも、他の方法では表面化しなかった問題が見え始めるため、ビジネスシステムの改善すべき領域を明確に特定できる場合もあります。フローチャートはビジネスシステムを直に検証するのに役立つだけでなく、製品ラインで直接的に作業する他の従業員とフローチャートを共有し、ビジネスシステムを基準にして実際に起こったことをフローチャートが正確に捉えているかどうかも判断できます。

フローチャートを作成する方法

新しいフローチャートを作成するには、処理フローツールを使用して一般処理フローを作成する必要があります。その後、処理フローライブラリからフローチャートにフローチャートの形状や矢印をドラッグできます。フローチャートの作成方法の詳細については、「FlexSimの基本チュートリアル1.3 - 処理フローモデルを作成する」を参照してください。