場所状態履歴

概要

[場所状態履歴]テーブルには、場所グループの各メンバーの状態が変化するたびに情報が記録されます。場所の状態だけでなく、利用可能状態に関する情報も含まれます。場所の状態の詳細については、「人の設定」のトピックを参照してください。

人統計テーブル全般の詳細については、「人統計テーブル」のトピックを参照してください。

一般に、このテーブルには、場所グループのメンバーの状態(場所の状態プロファイルと利用可能性プロファイルのいずれか)が変化するたびに行が追加されます。ただし、時間0に状態が変化した場合、古い状態情報に新しい状態情報が上書きされます。つまり、時間0の状態変化はテーブルに記録されません。

テーブルには、各オブジェクトの行が15分(900秒)ごとに追加されます。つまり、この時点で各オブジェクトの状態が変化したものと見なします。そのため、各情報を発生時点に基づいて分類しやすくなります。

  • Location - この列には、この行に示す場所オブジェクトのIDが記録されます。
  • StartTime - この列には、場所オブジェクトがこの状態になった時刻が記録されます。
  • EndTime - この列には、場所オブジェクトのこの状態が終了した時刻が記録されます。
  • Duration - この列には、場所オブジェクトがこの状態にあったセクションの数が記録されます。
  • 場所の状態 - このテーブルには、PeopleSettingsオブジェクトの[場所の状態]に指定された各状態に対応する列のいずれかが表示されます。列の値は、行に示された期間、場所オブジェクトがこの列の状態にあったかどうかを示します。
  • Available/Acquired/Unavailable - これらの列は、行に示された期間、場所オブジェクトが利用可能、取得済み、使用不可のどの状態であったかを示します。
  • StateUtilized - この列は、場所オブジェクトが稼働状態にあったかどうかを示します。
  • StateExcluded - この列は、場所オブジェクトが除外状態にあったかどうかを示します。
  • AvailabilityUtilized - この列は、場所オブジェクトが稼働状態にあったかどうかを利用可能性に基づいて示します。
  • AvailabilityExcluded - この列は、場所オブジェクトが除外状態にあったかどうかを利用可能性に基づいて示します。
  • Utilized - この列は、場所オブジェクトが稼働状態にあったかどうかを状態と利用可能性に基づいて示します。どちらかに基づいて稼働状態だった場合、1になります。
  • Excluded - この列は、場所オブジェクトが除外状態にあったかどうかを状態と利用可能性に基づいて示します。どちらかに基づいて除外状態だった場合、1になります。

値の変更

[EndTime]列と[Duration]列は、同じ状態が続く限り増え続けます。他の値は、行の追加時に設定されます。

ウォームアップ時の処理

ウォームアップ時間には、完了したリクエストに該当するすべての行が、このテーブルから削除されます。残りの行については、ウォームアップ時間に場所オブジェクトが特定の状態になったと見なされ、[EndTime]列と[Duration]列の値もリセットされます。