遅延(タスクシーケンス)

概要と主要な概念

[遅延(タスクシーケンス)]アクティビティを使用して、タスク実行者(オペレーターやトランスポーターなど)を3Dシミュレーションモデル内で特定の時間遅延させます。たとえば、遅延はマシンのクリーニング、製品の組み立てなど一定の時間がかかるタスクを表すことがあります。

[遅延]アクティビティは、遅延タスクシーケンスを作成してタスク実行者に送付します。任意で、すでに存在するタスクシーケンスにタスクを追加できます。詳細については、「タスクシーケンスを作成」アクティビティを参照してください。

コネクター

[遅延]アクティビティでは、コネクターを1つのみ使用できます。詳細については、「アクティビティを追加および接続する」を参照してください。

プロパティ

次の画像は、[遅延]アクティビティのプロパティを示しています。

これらの各プロパティについては、次のセクションで説明します。

名前

アクティビティの名前を変更するために使用します。このプロパティの詳細については、「名前」を参照してください。

フォント

フォント]ボタン で、アクティビティの背景色プロパティとフォントプロパティを編集するウィンドウが開きます。このプロパティの詳細については、「フォント」を参照してください。

統計

統計]ボタン でアクティビティの統計ウィンドウが開きます。このプロパティの詳細については、「統計」を参照してください。

実行者/タスクシーケンス

実行者/タスクシーケンス]ボックスを使用して、タスクを受け取るタスク実行者またはタスクシーケンスを決定します。このプロパティの詳細については、「実行者/タスクシーケンス」を参照してください。

遅延時間

遅延時間]は、タスク実行者が遅延する時間を定義します。

状態

状態]ボックスを使用して、遅延タスク(アイドル、ビジー、中断など)中にタスク実行者がどの状態になるかを決定します。タスク実行者の状態は、タスク実行者が特定の状態にある期間の統計を記録する場合に有用です。[状態]ボックスの横にある矢印をクリックすると、利用可能な状態のメニューが表示され、ユーザー定義の状態を指定することもできます。

完了まで待機

完了まで待機]チェックボックスがオンの場合、このタスクが完了するまでトークンはアクティビティに保持されます。