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マイルストーンコレクター

マイルストーンコレクター

概要と主要な概念

マイルストーンコレクターは、モデル内のフローを進むオブジェクトの進捗状況を追跡するとき役立つ統計コレクターです。

マイルストーンコレクターには、ツールボックスからアクセスできます。

マイルストーンコレクターを使用するときは、一連のマイルストーンを定義します。各マイルストーンには、追跡対象のオブジェクトがモデルのキーポイントに到達したことを示すイベントが1つ以上含まれています。たとえば、倉庫では在庫のピッキング、輸送、梱包、出荷の際に在庫を追跡するニーズが生じることがあります。この場合、この処理を構成する部分ごとに1つ、合計4つのマイルストーンがあります。各マイルストーンは、それぞれアイテムのピッキング、輸送、梱包、出荷を示すイベントをリッスンします。

マイルストーンを定義すると、マイルストーンコレクターでマイルストーンごとに1列を含むテーブルが作成されます。このテーブルが作成されるとき、最後に更新された列を追跡する列も1つ追加されます。マイルストーンでイベントが発生すると、次の一連のステップが発生します。

  1. マイルストーンコレクターでは、一度も表示されたことのないオブジェクトがあると、そのオブジェクトの行を追加します。
  2. その行でどの列を更新するかをマイルストーンコレクターが決定します。
  3. マイルストーンコレクターがその列に現在時刻を記録します。
  4. どの列が最後に更新されたかをマイルストーンコレクターが記録します。
モデルを実行すると、このテーブルの表示は次のようになります。

上のテーブルには、フローアイテムごとに1行が割り当てられています。各アイテムが各マイルストーンに達した時間を確認できます。末尾に近い行の一部の列には、NULL値があります。このNULL値は、その行のアイテムがまだこれらのマイルストーンに達していないことを示しています。

場合によっては、マイルストーンの達成時間に加えて、各エンティティに関する追加データも記録できます。列を追加すると、そのような追加データを記録できます。こうした追加の列は

イベント

マイルストーンコレクターは統計コレクターであるため、同一イベントが含まれます。詳細については、「統計コレクターイベント」トピックを参照してください。

プロパティ

統計コレクターには、さまざまなプロパティを含む3つのタブがあります。これらのタブのプロパティについては、次のセクションで詳しく説明します。

[マイルストーン]タブ

このタブでは、マイルストーンのリストを作成できます。このタブから、マイルストーン別のイベントリストを編集したり、個々のイベントを構成したりすることもできます。

[マイルストーン]タブには、以下のプロパティがあります。

マイルストーンリスト

このマイルストーンコレクターのマイルストーンを一覧表示します。リストのマイルストーンをどれか選択すると、リストの右側エリアに現在のマイルストーンに関する最新の詳細情報が表示されます。

次のテーブルは、マイルストーンリストのボタンについて説明しています。

アイコン 説明
リストに新しいマイルストーンが追加されます。
[マイルストーン]リストで選択したマイルストーンが複製されます。
マイルストーンリストから、選択したマイルストーンが削除されます。
マイルストーンリストで選択したマイルストーンが並べ替えられます。

名前

このマイルストーンの名前を編集できます

イベントリスト

選択したマイルストーンに適用されるイベントが一覧表示されます。マイルストーンコレクターは以下をリッスンできます。

  • 3Dオブジェクト
  • 処理フローアクティビティと共有アセット
  • グループ

次の表は、イベントリストのボタンについて説明しています。

アイコン 説明
新しいイベントをリストに追加するためのメニューが開きます。
3Dモデル内のオブジェクト、処理フロー、ツールボックスをサンプリングしてイベントリストに追加します。
イベントリストから選択したイベントを複製します。
イベントリストから選択したイベントを削除します。
イベントリストから選択したイベントの順序を変更します。

イベントの詳細

これらのプロパティを使用して、現在イベントリストで選択されているイベントの詳細を編集できます。次のプロパティは、イベントリストでオブジェクトイベントが選択されている場合にのみ表示されます。

  • 名前 - このボックスを使用して、イベントの名前を編集します。
  • オブジェクト - リッスンされるオブジェクトの名前とパスを表示します。
  • イベント - 現在リッスンしているオブジェクトのイベントを一覧表示します。このメニューをクリックすると、別のイベントを選択できます。
  • パラメータ - このテーブルには、このイベントが起動したときに使用可能なパラメータが表示されます。すべてのパラメータがイベントデータオブジェクトに自動で割り当てられます。
  • 条件 - 発生するイベントがテーブルを更新するかどうかを決定します。これは関数です。関数から1(デフォルト)が返された場合、統計コレクター処理が通常どおり続行します。0を返す場合は実行が停止し、イベントはテーブルを更新しません。
  • 関連 - 進行状況を追跡するオブジェクトを指定します。

[データ]タブ

このタブでは、マイルストーンの達成時間の列以外にも列を追加できます。たとえば、各アイテムのタイプを記録できます。

[データ]タブには次のプロパティがあります。

追加の列

このインターフェイスは、通常の統計コレクターに列を追加するときとほぼ同一ですが、次の2つの点で異なります。

  • 列セットを追加できません
  • [イベント依存関係]に更新モードを設定できません
詳細については、統計コレクターのドキュメントの「」セクションを参照してください。

追跡されていない行を再利用する

その行の関連アイテムが追跡されなくなった場合に、マイルストーンコレクターで新しい行を追加する代わりにその行を再利用できるようにするには、このチェックボックスをオンにしておきます。この設定で、このテーブルの行数を大幅に削減できます。

[一般]タブ

[一般]タブは、統計コレクタープロパティの[一般]タブと同様です。詳細については、統計コレクタープロパティの[一般]タブのトピックを参照してください。