サンキーダイアグラム
概要と主要な概念
サンキーダイアグラムを使用すると、システム内のさまざまな点間の流れを視覚化できます。
このチャートは、データソースの各行に個々のリンクに関する情報が含まれると想定します。1つの列はソース値を持ち、別の列はターゲット値を持ち、3番目の列は重み値を持ちます。ターゲットとソースの値は、リンクの場所を決定するために使用されます。重み値によって太さが決まります。これは上記のチャートの表です。
[データ]タブ
[データ]タブには次のプロパティがあります。
- データソース - ドロップダウンリストから有効なデータソースを選択します。すべての統計コレクターと計算テーブルが表示されます。また、最後のオプションを選択すると、新しい統計コレクターを作成できます。付随するボタンをクリックすると、選択したデータソースのプロパティウィンドウが開かれます。
- ソース列 - 使用するソース値を含むデータソースから列を選択します。この列にはテキストデータまたは数値データを含めることができます。この列に数値データが含まれる場合、その列の表示形式は未加工またはオブジェクトのいずれかになります。テキストデータも受け入れられます。選択した列の表示形式は、ターゲット列の表示形式と一致している必要があります。数値形式の詳細については、「[統計コレクターのデータ]タブ」のトピックの「列」セクションにある表示形式に関する説明を参照してください。
- ターゲット列 - 使用するターゲット値を含むデータソースから列を選択します。この列にはテキストデータまたは数値データを含めることができます。この列に数値データが含まれる場合、その列の表示形式は未加工またはオブジェクトのいずれかになります。選択した列の表示形式は、ソース列の表示形式と一致している必要があります。
- 重み列 - 使用する重み値を含む列をデータソースから選択します。この列には数値データを含む必要があります。この列の値は、各リンクの太さを決定するために使用されます。
[設定]タブ
[設定]タブには次のプロパティがあります。
- 凡例を表示 - 凡例を表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。凡例を表示しない場合は、チェックボックスをオフにします。
- ノード幅 - ダイアグラム内の各ノードの幅(四角形で表示)を指定します。この値はゼロより大きくなければなりません。
- ノードパディング - ノード間の垂直方向のスペースを指定します。この値はゼロより大きくなければなりません
- アライメント - チャートのレイアウトに使用するアライメントを指定します。考えられるオプションは4つあります。
- 両端揃え - 被リンクのないノードは左端にプッシュされます。発リンクのないノードは右端にプッシュされます。
- 左 - 被リンクのないノードは左端にプッシュされます。発リンクのないノードは、可能な限り左に移動します。
- 右 - 被リンクのないノードは可能な限り右にプッシュされます。発リンクのないノードは右端にプッシュされます。
- 中央揃え - 被リンクのないノードは、可能な限り右にプッシュされます。発リンクのないノードは、可能な限り左にプッシュされます。
- 精度 - リンクとノードのホバーテキストに使用する有効桁数を指定します。
- フォントサイズ - ホバーテキストに使用するフォントサイズを指定します。
- タイトルフォントサイズ - チャートのタイトルのフォントサイズを指定します。
[色]タブ
このタブでは、チャートの各ノードの色を指定できます。各ノードは新しい色になります。必要な色数が増えた場合、チャートで色が生成され、ノードに割り当てられます。これが完了すると、ユーザーはノードごとに色を変更できます。あるいは色が必要になる前に、ユーザーがグラフに色を追加できます。チャートで、新しい色が生成される前に、指定した色がノードに割り当てられます。
[色]タブには次のプロパティがあります。
- 色を追加 - チャートに色を追加できます。
- 色リスト - このリストには、チャートで使用されている色とその色が割り当てられているノードが表示されます。ドロップダウン矢印または[サンプラー]ボタンを使用すると、カテゴリごとに新しい色を選択できます。
パフォーマンス指標
サンキーダイアグラムは、チャート内のノードごとに2つのパフォーマンス指標を提供します。ノードに入る合計値と、ノードから出る合計値です。