[ロギングを有効化]チェックボックスがオンになっている場合、イベントログはモデルで発生するイベントのレコードを作成します。これは、特定のイベントの発生順序を確認するのに便利です。モデルで発生するイベントごとに、そのイベント中に発生した内容を説明する複数のエントリがイベントログに作成されます。これらの複数のエントリはすべて同じ時間になり、ステップボタンを押すとすべて同時に記録されます。モデルをリセットすると、イベントログはクリアされます。
例外がイベントログに記録されることがあります。例外エントリの直前のエントリは、例外を発生させたコードの場所を示す手がかりとなります。特に、オブジェクトのトリガー内の不適切なコードが原因で例外が発生した場合に役立ちます。例外の詳細については、システムコンソールを参照してください。コード内で例外が発生している場合は、モデルが正しく動作していない可能性があります。
イベントログには、メインツールバーの[デバッグ]メニューからアクセスできます。
イベントログには、次のプロパティがあります。
これにより、イベントのロギングが有効または無効になります。ロギングを有効にすると、モデルの実行速度が大幅に低下するため、イベントログを使い終えたらロギングを無効にします。
ログを一定期間のみ記録する場合、ロギングを開始する時間を入力できます。このフィールドは、モデルをリセットして再実行しなくても編集後に自動で適用されます。
任意で、ロギングを終了する時間を指定できます。終了時間が開始時間と同じかそれより早い場合は無視されます。
設定ウィンドウでは、イベントログに記録されるイベントを設定できます。すでに記録されているイベントは、この設定を変更しても影響を受けません。この設定を変更した後に発生したイベントは、ここで有効になっている場合のみ記録されます。
これにより、イベントログがcsvファイルとしてエクスポートされます。有効なイベントのみがエクスポートされ、除外されたイベントは無視されます。
テーブルには次のプロパティがあります。
イベントログは、[時間]、[イベント]、[オブジェクト]、[関連]の各列に基づいてフィルタリングできます。フィルターが有効な列には が表示されます。フィルターを追加または編集するには、目的のフィルターのヘッダー名を左クリックします。フィルタリングされたために表示されなくなったイベントログのエントリは、[エクスポート]ボタンでエクスポートされません。
次のプロパティがあります。