[タスク実行者]タブは、タスク実行者によるシミュレーションモデル内のフローアイテムの処理方法を制御します。
[タスク実行者]タブには、次のプロパティがあります。
この数値は、タスク実行者が所定時間に実行できるフローアイテムの最大数です。
タスク実行者が移動できる最大最速です。
この数値は、タスク実行者の加速値です。最高速度に達するか、目的地ノードに到達するために減速が必要になるまで加速します。
この数値は、タスク実行者が目的地に近づく際に減速する速度です。
トランスポーター/オペレーターと目的地ノードとの間の角度がこの値以上になると、正しい方向に向くようにトランスポーター/オペレーターが反転(鏡像)します。このオプションは、オンまたはオフのいずれでもモデルの統計には影響しません。これは単に視覚化のためのものです。
このチェックボックスをオンにすると、移動方向を向くようにトランスポーター/オペレーターが必要に応じて回転します。チェックボックスがオフの場合は、常に同じ方向を向きます。このオプションは、オンまたはオフのいずれでもモデルの統計には影響しません。これは単に視覚化のためのものです。
このボックスには、次のオプションがあります。
このピックリストは、このオペレーターまたはトランスポーターがフローアイテムをロードするのにかかる時間を返します。
このピックリストは、このオペレーターまたはトランスポーターがフローアイテムをアンロードするのにかかる時間を返します。
このフィールドは、タスク実行者が中断タスクまたはcallsubtasksタスクに到達すると実行されます。戻り値はタスクシーケンスに参照されます。このフィールド内のロジックでは、タスク実行者のタスクシーケンスキューを検索し、中断先として適切なタスクシーケンスを見つける必要があります。
このピックリストは、タスクシーケンスの送付先となる出力ポート番号を返します。0が返された場合、タスクシーケンスは、下に示されているキュー方法を使用してキューに入り、使用可能な最初のモバイルリソースに送付されます。-1が返された場合、ディスパッチャーは何も行いません。そのような場合は、TaskSequence.dispatch()メソッドとTaskSequence.move()メソッドを使用して、ディスパッチロジックを自分で実行します。
このピックリストは、オブジェクトのタスクシーケンスキュー内でそれをランク付けするために使用されるタスクシーケンスの「優先度」値を返します。デフォルトでは、作成時にタスクシーケンスに与えられた優先度値を返しますが、ユーザーはこのフィールドでタスクシーケンスの優先度をカスタマイズすることもできます。
タスク実行者オブジェクトが使用するナビゲータを指定します。モデル内でナビゲータが使用できる場合、ドロップダウンに表示されます。ナビゲータを使用してタスク実行者を削除するには、[削除]ボタン を押します。
モデル内のオブジェクトに応じて、さまざまなナビゲータが利用可能です。以下は、これらのナビゲータとその目的のリストです。
オンにすると、シミュレーション開始時にオブジェクトのOnResourceAvailableトリガーを起動します。