コードエディタ

概要と主要な概念

[コードエディタ]ウィンドウでは、FlexSim全体のピックリストとトリガーのコードを編集できます。このウィンドウはフローティングウィンドウ(デフォルト)として使用することも、メインのFlexSimウィンドウに任意の構成でドッキングすることもできます。タブまたはタイトルバーをクリックし、ドッキングウィンドウアイコン上にドラッグするだけです。

FlexSim全体にボタンが表示されます。このアイコンをクリックすると[コード編集]ウィンドウが開き、そのピックリストまたはトリガーのコードを編集できます。または、右クリックメニューの(ツリーウィンドウのような)オプションの中から、[探索]、[コードとして]の順に選択して、[コード編集]ウィンドウを開くこともできます。

コードエディタを開くと、ヘッダーステートメントが次のように表示されることがあります。


		treenode current = ownerobject(c);
		treenode item = parnode(1);
		

コードウィンドウでは、コードをFlexScriptと外部リンクのどちらとして解釈させるかを指定できます。また、ボタンを押してFlexScript構文を確認することもできます。

コードビルダー

コードエディタでコードを編集するか、ピックリストフィールドに値を入力すると、ライブラリ(左ペイン)がコードビルダーのリストの表示に変わります。

これらのコードビルダーをコードエディタまたはピックリストフィールドにドラッグすると、正しい形式のコマンドが表示されます。タブキーを使用して、テンプレートコードの各コメントセクション(/*"title"*/)を選択します。

フィールドに入力して、コードビルダーリストをフィルタリングすることもできます。

外部リンクコード

特定のフィールドを、C++ DLLまたはPythonなどの外部リンクコードの関数にアクセスするように指定することもできます。この場合、コードをテキストとして指定するのではなく、外部ファイルへのパスと呼び出す関数の名前を指定します。C++ DLLを作成するには、FlexSimのWebサイトからダウンロードできる専用のDLL Maker Visual C++プロジェクトを使用します。

詳細については、「外部コードへの接続」を参照してください。

プロパティ

コードエディタには、次のプロパティがあります。

タブバーには、現在のオブジェクト、編集中のトリガーとピックリストが表示されます。

アイコン 説明
このヘルプページを表示します。
すべてのテンプレートコードを削除します。テンプレートコードはピックリストとトリガーにあり、次のような形式になります。/***popup:Conditional*/および/** \nCondition: *//***tag:expression*//**/
コンパイルエラーの構文を確認します。
現在のコードをFlexscriptに切り替えます。
現在のコードを外部リンクに切り替えます。
サンプラーを使用すると、オブジェクトの参照、ラベルの設定、値の取得などを行うコードをコードエディタに挿入できます。