テキスト
概要と主要な概念
テキストオブジェクトは、複数行に対応したカスタムテキストボックスであり、処理フロー内の任意の場所に配置できます。テキストオブジェクトは表示専用です。つまり、ビジュアル表示以外の他の機能や目的がありません。
コネクター
テキストオブジェクトは、着信コネクターや発信コネクターを許可せず、ビジュアル目的でのみ使用します。
プロパティ
次の画像は、テキスト表示オブジェクトのプロパティを示しています。
これらの各設定については、次のセクションで説明します。
名前
名前ボックスを使用して、テキストオブジェクトの名前を変更できます。
固定先
[固定先]ボックスを使用して、テキストオブジェクトを処理フローのアクティビティにアタッチできます。テキストがオブジェクトにロックされると、そのアクティビティが移動するときにテキストも移動します。[サンプラー]ボタン を使用して、テキストオブジェクトをロックするアクティビティを選択します。
回転
[回転]ボックスを使用して、テキストオブジェクトが表示される角度(度数)を設定できます。ベースラインは水平で、回転は右です。たとえば、回転値が90の場合、次の画像が生成されます。
高さ、幅
ボックスの高さや幅を設定してテキストオブジェクトのサイズを調整します。
オーバーフロー時にテキストを縮小
オンにすると、内容が多すぎてテキストボックスに収まらない場合、テキストのフォントサイズが自動的に縮小されます。
ビルボード
オンにすると、テキストオブジェクトは処理フローウィンドウの相対位置にとどまり、ビューをスクロールしても動きません。
動的テキスト
オンにすると、シミュレーション実行中にテキストオブジェクトに動的な値を表示させることができます。たとえば、処理フロー変数やラベルの値を表示するようにテキストオブジェクトを設定できます。これらの変数やラベルを使用して、シミュレーション実行中に関連するデータや統計を表示できます。
フォント
次のように、テキスト表示を変更するために使用できるさまざまなフォントプロパティがあります。
- フォントメニューには13種類の一般的なフォントがあります。
- フォントサイズを変更できます。
- テキストを太字、イタリック、下線ありにできます。
- テキストの色を変更するには、カラーセレクターを使用するか、[サンプラー]ボタン を使用して、シミュレーションモデルや処理フロー内の任意のオブジェクトから色を選択します。