Navigator

説明

TaskExecuterのナビゲーターを表すクラスです。言い換えれば、タスク実行者の移動タスクを管理するオブジェクトです。

メソッド

getCost

出発地点から目的地まで移動するタスク実行者に関連付けられたルートコスト情報を取得する汎用メソッドです。

詳細

削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

Navigator.getCost()

double getCost( Variant origin , Variant destination , Variant info )

パラメータ

origin	出発地点を定義するナビゲーター依存パラメータ。デフォルトナビゲーターの場合は、タスク実行者の参照である必要があります。ネットワークナビゲーターの場合は、ネットワークノードの参照にすることもできます。AGVナビゲーターの場合、originはタスク実行者の参照か、コントロールポイントに接続しているオブジェクトの参照またはコントロールポイントのいずれかです。2つの値から成る配列も指定できます。この場合、最初の値はオブジェクト、コントロールポイント、パスのいずれかであり、ット値、つまり関連パス上でのオブジェクトからのオフセット距離です。A*ナビゲーターの場合、オブジェクト参照か、モデルのx/y/z位置を表す3つの数値から成る配列を値として指定できます。
destination	目的地を定義するナビゲーター依存パラメータ。originパラメータと同じ値をとることができますが、タスク実行者の参照を指定することはできません。
info	コストの計算方法を変更するためのナビゲーター依存パラメータ。AGVナビゲーターの場合、このパラメータがタスク実行者の参照であるときには、現在の状態で移動するこのオブジェクトにAGV依存のコスト計算が関連付けられます。GISナビゲーターの場合、値1は距離を、値2は期間を、値3は一般的なコストを返します。

説明

出発地点から目的地まで移動するタスク実行者に関連付けられたルートコスト情報を取得する汎用メソッドです。

このメソッドは呼び出し対象となるナビゲーターにある程度依存するため、実装形態はさまざまです。たとえば、デフォルトナビゲーターのgetCost()は、originとしてタスク実行者を渡し、destinationとしてそれ以外のオブジェクトを渡す場合にのみ機能し、distancetotravel()を呼び出す場合と同じ結果を返します。一方、ネットワークナビゲーターの場合、originとdestinationの両方にネットワークノードを指定できます。この場合、結果はgetnetworkdistance()呼び出しと同じです。