XML.Node

説明

その他のXMLノードのベースクラスです。

プロパティ

first ノードの最初の子を取得します。子がない場合はnullとなります。
last ノードの最後の子を取得します。子がない場合はnullとなります。
next ノードの次の兄弟を取得します。次の兄弟がない場合はnullとなります。
prev ノードの前の兄弟を取得します。前の兄弟がない場合はnullとなります。
up ノードの親を取得します。現在のノードがドキュメントの場合はnullとなります。
value ノードの値を返します。「値」の意味は、具体的なタイプによって変わります。

メソッド

createComment XML.Commentの子ノードを作成します。
createDeclaration XML.Declarationの子ノードを作成します。
createElement XML.Elementの子ノードを作成します。
createText XML.Textの子ノードを作成します。
createUnknown XML.Unknownの子ノードを作成します。
deleteChild このノードから子を削除します。
deleteChildren このノードからすべての子を削除します。

詳細

削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.first

readonly XML.Node first

説明

ノードの最初の子を取得します。子がない場合はnullとなります。


                XML.Document doc = XML.loadFile("test.xml");
                XML.Declaration dec = doc.first;
            
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.last

readonly XML.Node last

説明

ノードの最後の子を取得します。子がない場合はnullとなります。


                XML.Document doc = XML.loadFile("test.xml");
                XML.Element element = doc.last;
            
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.next

readonly XML.Node next

説明

ノードの次の兄弟を取得します。次の兄弟がない場合はnullとなります。

次のコード例では、ルートノードのそれぞれの子をループし、その値を出力します。

                XML.Document doc = XML.loadFile("test.xml");
                XML.Element root = doc.root;
                XML.Element element = root.first;
                while (element) {
                    print("value:", element.value);
                    element = element.next;
                }
            
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.prev

readonly XML.Node prev

説明

ノードの前の兄弟を取得します。前の兄弟がない場合はnullとなります。


                XML.Document doc = XML.loadFile("test.xml");
                XML.Element root = doc.root;
                XML.Element element = root.last;
                XML.Element sibling = element.prev;
            
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.up

readonly XML.Node up

説明

ノードの親を取得します。現在のノードがドキュメントの場合はnullとなります。


					XML.Document doc = XML.loadFile("test.xml");
					XML.Element root = doc.root;
					XML.Element element = root.first;
					...
					XML.Element parent = element.up; // parent == root
			
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.value

readonly string value

説明

ノードの値を返します。「値」の意味は、具体的なタイプによって変わります。

  • ドキュメント:空
  • 要素:要素の名前
  • コメント:コメントテキスト
  • 不明:タグコンテンツ
  • テキスト:テキスト文字列
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.createComment()

XML.Comment createComment( string comment , int placement = XML.NodePlacement.Last , XML.Node afterThis = nullvar )

パラメータ

comment コメントテキストです。
placement コメントが配置される場所です。
afterThis 新しいコメントの前にある子です。

戻り値

XML.Comment XML.Commentオブジェクトです。

説明

XML.Commentの子ノードを作成します。

次のコード例では、「my comment」というコメントがファイルの先頭に配置されます。

                XML.Document doc = XML.loadFile("test.xml");
                doc.createComment("my comment", XML.NodePlacement.First);
            
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.createDeclaration()

XML.Declaration createDeclaration( string declaration = 0 , int placement = XML.Placement.Last , XML.Node afterThis = nullvar )

パラメータ

declaration デフォルトの宣言をユーザー指定のものに置き換えます。
placement 宣言が配置される場所です。
afterThis 新しい宣言の前にある子です。

戻り値

XML.Declaration XML.Declarationオブジェクトです。

説明

XML.Declarationの子ノードを作成します。

次のコード例では、新しいドキュメントが作成され、最初の子がデフォルトの宣言に設定されます。デフォルトの宣言は、「xml version="1.0" encoding="UTF-8"」です。

                XML.Document doc;
                doc.createDeclaration();
            
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.createElement()

XML.Element createElement( string name , int placement = XML.NodePlacement.Last , XML.Node afterThis = nullvar )

パラメータ

name 新しい要素のタグの名前です。
placement 要素が配置される場所です。
afterThis 新しい要素の前にある子です。

戻り値

XML.Element XML.Elementオブジェクトです。

説明

XML.Elementの子ノードを作成します。

次のコード例では、ルート要素とサブノード要素を持つブランクドキュメントが作成されます。最後の行は、追加パラメータの使い方を表しています。

                XML.Document doc;
                XML.Element root = doc.createElement("root");
                var element = root.createElement("firstChild");
                root.createElement("lastChild");
                root.createElement("middleChild", XML.NodePlacement.After, element);
            
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.createText()

XML.Text createText( string text , int placement = XML.NodePlacement.Last , XML.Node afterThis = nullvar )

パラメータ

text テキスト文字列です。
placement テキストが配置される場所です。
afterThis 新しいテキストの前にある子です。

戻り値

XML.Text XML.Textオブジェクトです。

説明

XML.Textの子ノードを作成します。


                XML.Document doc;
                var students = doc.createElement("students");
                var student = root.createElement("student");
                child.attrs.name = "John Smith";
                var gradesNode = child.createElement("grades");
                
                Array classes = ["English", "Math", "Science", "Art"];
                Array grades = [52, 98, 97.3, 12];
                for (int i = 1; i <= classes.length; i++) {
                    var class = gradesNode.createElement(classes[i]);
                    class.createText(string.fromNum(grades[i]));
                }

                doc.saveAs("grades.xml");
            
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.createUnknown()

XML.Unknown createUnknown( string text , int placement = XML.NodePlacement.Last , XML.Node afterThis = nullvar )

パラメータ

text タグコンテンツです。
placement 不明なノードが配置される場所です。
afterThis 新しい不明なノードの前にある子です。

戻り値

XML.Unknown XML.Unknownオブジェクトです。

説明

XML.Unknownの子ノードを作成します。


				XML.Document doc;
				doc.createUnknown("testing this unknown thing 153");
				// results in the following tag
				// <!testing this unknown thing 153>
			
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.deleteChild()

deleteChild( XML.Node child )

パラメータ

child 削除対象の子ノードです。

説明

このノードから子を削除します。

次のコード例では、ドキュメントのルートノードから最初の子が削除されます。

				XML.Document doc = XML.loadFile("test.xml");
				var root = doc.root;
				var first = root.first;
				root.deleteChild(first);
				doc.saveAs("test1.xml");
			
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

XML.Node.deleteChildren()

deleteChildren( )

説明

このノードからすべての子を削除します。

次のコード例では、ドキュメントのルートノードからすべての子が削除されます。

				XML.Document doc = XML.loadFile("test.xml");
				var root = doc.root;
				root.deleteChildren();
				doc.saveAs("test1.xml");