ネットワークノード

概要と主要な概念

ネットワークノードは、トランスポーターとオペレーターが従うパスのネットワークを定義するために使用されます。パスを変更するには、スプライン点を使用してパスに曲率を追加します。デフォルトでは、ネットワーク上を移動するオブジェクトは、起点と目的地の間の最短パスに従います。

イベント

イベントの詳細については、「イベントリスニング」ページを参照してください。

ネットワークノードには次のイベントがあります。タスク実行者は、ネットワーク上を移動するたびに、移動オペレーションに関わる各ネットワークノードのOnArrivalとOnContinueを起動します。

On Arrival

On Arrivalは、移動者がノードに到着したときに起動します。

次のパラメータがあります。

イベントパラメータ タイプ 説明
Traveler オブジェクト ネットワークを通過するオブジェクト
To Edge 整数 移動者が進む端のランク
From Edge 整数 移動者が到着した端のランク

移動オペレーションの最初のノードでは、From Edgeは通常0です。移動者がネットワーク上のスペースをブロックするように設定されている場合、From Edgeは移動者が前にいたエッジです。

On Arrivalトリガーが0より大きい値を返す場合、移動者は返されたパスに再ルーティングされます。たとえば、On Arrivalが2を返す場合、移動者はネットワークノードから第2の接続パスに移動し続けます。

On Continue

On Continueは、移動者がノードから離れる直前に起動します。

次のパラメータがあります。

イベントパラメータ タイプ 説明
Traveler オブジェクト ネットワークを通過するオブジェクト
To Edge 整数 移動者が進む端のランク
From Edge 整数 移動者が到着した端のランク

移動オペレーションの最後のノードでは、To Edgeは0です。

状態

ネットワークノードはどの状態も実装していません。

統計

ネットワークノードは統計を追跡しません。

プロパティパネル

ネットワークノードオブジェクトは、次のプロパティパネルを使用します。

プロパティ

ネットワークノードオブジェクトは、次のプロパティを使用します。

プロパティタイプ
MaxTravelers数字
SideOffset単位