FlexScriptクラスリファレンス

次の表に、FlexScriptで使用できるすべてのオブジェクトタイプを示します。

Agent エージェントシステムのメンバーであるエージェントに関連するデータおよびメソッドが利用可能になります。
Agent.SocialForceState エージェントのソーシャルフォース状態に関連するデータおよびメソッドが利用可能になります。
Agent.System エージェントのシステムに関連するデータおよびメソッドが利用可能になります。
AGV AGV移動に関連するデータおよびメソッドが利用可能になります。
AGV.AllocatableObject AGVによって割り当て可能なオブジェクトです。
AGV.AllocationPoint 予定されるAGV割り当てについての情報から成る構造体です。
AGV.BodyOffset 利用可能なAGVボディのオフセット値を列挙します。
AGV.Connections AGVコントロールポイントの接続にアクセスするインターフェースです。
AGV.Request AGV.AllocatableObjectのOnRequestトリガーが返す値の列挙です。
AGV.RequestState AGV.AllocationPoint.requestStateプロパティの可能な値の列挙です。
AGV.RoutingConstraint AGV.AllocatableObject.routingConstraintで使用できるルーティング制約値を列挙します。
AGV.Trailer AGVにアタッチされたトレーラーに関連するデータおよびメソッドが利用可能になります。
AGV.TravelPathSection AGVの移動オペレーション中に行われる特定のパスセクションの通過を表す構造体です。
AGV.TraversalPoint AGVに予定されている「通過」についての情報から成る構造体です。
Animation オブジェクトアニメーションを表すクラスです。
Array バリアントの動的配列です。
AStar A*モジュールに関連するデータが利用可能になります。
AStar.Allocation A*グリッドセルの割り当てに関連するデータやメソッドが利用可能になります。
AStar.Cell A*グリッドセルに関連するデータやメソッドが利用可能になります。
AStar.Direction 4つのA*移動方向を、関連付けられた整数値として列挙しています。
AStar.Navigator モデルのA*ナビゲータに関連するデータおよびメソッドが利用可能になります。
AStar.Traveler A*移動者に関連するデータおよびメソッドが利用可能になります。
Color オブジェクトの色に関するRGBA値を格納するクラスです。
Conveyor コンベヤの監視と制御で使用するプロパティおよびメソッドを利用可能にするクラスです。
Conveyor.DecisionPoint コンベヤの決定点、フォトアイ、またはステーションを監視する際に使用するプロパティを利用可能にするクラスです。
Conveyor.Item コンベヤ上のアイテムの監視と制御で使用するプロパティおよびメソッドを利用可能にするクラスです。
Conveyor.MergeController MergeControllerオブジェクトのレーンが利用可能になります。
Conveyor.Motor コンベヤモーターを制御するプロパティとメソッドを提供するクラスです。
Conveyor.SlugBuilder コンベヤのスラッグ構築状態を取り扱うデータにアクセスします。
Coroutine 一時停止したコルーチンを表すあいまいなクラスです。
Database.Connection データベースへの接続および照合を行うクラスです。
Database.DataType さまざまなデータベース保管タイプを列挙するクラスです。
Database.PreparedStatement データベースSQLステートメントの実行および操作を行うクラスです。
Database.ResultSet データベースSQLクエリの結果を取得するクラスです。
DateTime 日時の取得および操作に関する関数を格納するクラスです。
Delay あいまいな待機可能(awaitable)タイプです。具体的にはコルーチンで使用し、抽象的な遅延時間を表します。
Dispatcher タスクシーケンスキューを持ち、TaskSequenceを受け取って送付するロジックを実装するオブジェクトを表すクラスです。
double 浮動小数点を使用して幅広く動的な範囲の値を表す数値タイプです。
ElevatorBank エレベーターバンクを表すクラスです。
ElevatorBank.Elevator ElevatorBankのエレベーターメンバーを表すクラスです。
ElevatorBank.Request ElevatorBank.Elevatorに対するリクエストを表すクラスです。
Empirical 経験分布を表すクラスです。
Emulation エミュレーションオブジェクトからの読み取りに関するプロパティを利用可能にするクラスです。
Emulation.Connection エミュレーション接続からの読み取りに関するプロパティを利用可能にするクラスです。
Emulation.Variable エミュレーション変数からの読み取りおよび同変数への書き込みを可能にするクラスです。
Event あいまいな待機可能(awaitable)タイプです。具体的にはコルーチンで使用します。「待機(await)」、つまりリッスン可能な特定のオブジェクトによって所有されるイベントを表します。
Group オブジェクトのグループ化を行うクラスです。
Http.Method HTTPリクエストメソッドを表す整数値を列挙します。
Http.Request HTTPリクエストを作成するクラスです。
Http.Response HTTPリクエストへのレスポンスを表すクラスです。
int 有限範囲の整数を保持する数値タイプです。最小値 = -2147483647、最大値 = 2147483647
JSON 共通のJSON関数を格納するクラスです。
lambda 式を、即時の評価をせずにパラメータとして渡すことを可能にします。
List リストを表すクラスです。
List.BackOrder リストのバックオーダーを表すクラスです。
List.Entry リストエントリを表すクラスです。
List.PullResult List.pull()の呼び出し結果を表すクラスです。
List.PushResult List.push()の呼び出し結果を表すクラスです。
Map バリアントのキーおよび値の連想配列です。
Math 共通の数学関数を格納するクラスです。
Model モデルのデータおよび関数を格納するクラスです。
MQTT.Client このクラスでは、MQTTブローカーへのクライアント接続を作成できます。
MQTT.Message このクラスでは、MQTTメッセージを定義します。MQTTメッセージの送受信はMQTT.Clientクラスで行います。
Navigator TaskExecuterのナビゲーターを表すクラスです。言い換えれば、タスク実行者の移動タスクを管理するオブジェクトです。
Object モデルのオブジェクトを表すクラスです。
PowerPoint PowerPointを利用するクラスです。
PowerPoint.Layout PowerPointのスライドレイアウトを、関連付けられた整数値として列挙しています。
PowerPoint.Presentation PowerPointプレゼンテーションの作成、起動、および編集を行うクラスです。
PowerPoint.Shape PowerPoint形状の管理および編集を行うクラスです。
PowerPoint.ShapeType PowerPoint形状のタイプを、関連付けられた整数値として列挙しています。
PowerPoint.Slide PowerPointスライドの管理および編集を行うクラスです。
PowerPoint.SlideSizeType PowerPointスライドサイズのタイプを、関連付けられた整数値として列挙しています。
RegExp 関数パラメータとして正規表現を利用可能にします。
RegExResult Regex.Matchの結果を処理するクラスです。
StatisticsCollector 統計コレクターを表すクラスです。
StatisticsCollector.CollectedData 統計コレクターのコールバックで使用する可能性があるデータが利用可能になります。
Storage ストレージの名前空間です。
Storage.Bay ストレージベイを表すクラスです。
Storage.Item Storage.Slotのフローアイテムのストレージと割り当てに関係するプロパティと機能を含むクラスです。
Storage.Item.State ストレージアイテムの状態を列挙するクラスです。
Storage.Level ベイ内のストレージレベルを表すクラスです。
Storage.Object ストレージオブジェクトには、ベイ、レベル、スロットの2次元グリッドにアイテムを保存するための機能とデータがあります。
Storage.QueryFlags Storage.System.findSlot()、Storage.System.querySlots()、Storage.System.findItem()、Storage.System.queryItems()へのflagsパラメータとして渡すことが可能な、flagsの値を列挙します。
Storage.Slot ストレージオブジェクトの格納可能スロットのグリッドの一部であるスロットです。
Storage.Slot.Item ストレージスロットのアイテムを表すクラスです。
Storage.System ストレージシステムを表すクラスです。
string 文字列を表すクラスです。
Table テーブル構造を表すクラスです。
Table.IndexType テーブル上のインデックスタイプを列挙します。
TableValidation テーブル検証を表すクラスです。
TableValidation.Context TableValidationコンテキストを表すクラスです。コンテキストには、ルールの存続期間中に維持されるデータが格納されます。
TaskExecuter TaskSequenceを実行することも可能なディスパッチャーを表すクラスです。
TaskSequence TaskExecuterによって行われる一連のタスクを表すクラスです。
TaskSequence.Task TaskSequenceの個々のタスクを表すクラスです。
Token 処理フローのトークンを表すクラスです。
Tools Toolノードを作成および取得するためのクラスです。
TrackedVariable 追跡変数を表すクラスです。
treenode FlexSimのツリーに存在するノードへの参照を表すクラスです。
Variant 数値、文字列、ツリーノード、または配列のいずれかを保持できるタイプです。
Vec2 位置、回転、サイズ、2Dベクトル、およびポイントを表し、一般的なベクトル演算を行う関数を格納します。
Vec3 位置、回転、サイズ、3Dベクトル、およびポイントを表し、一般的なベクトル演算を行う関数を格納します。
XML XML関数の名前空間です。いくつかの静的関数を格納します。
XML.Comment XMLコメントを表すクラスです。
XML.Declaration XML宣言を表すクラスです。
XML.Document XMLドキュメントを表すクラスです。
XML.Element XML要素を表すクラスです。
XML.Node 他のXMLノードのベースクラスです。
XML.NodePlacement XMLノードの配置を、関連付けられた整数値として列挙しています。主に、XML.Nodeの作成関数とともに使用します。XML.NodePlacement.Lastがデフォルトの動作です。
XML.Text XMLテキストを表すクラスです。
XML.Unknown XMLパーサーで認識されないものを表すクラスです。