[アドレスマッピング]パネル

[アドレスマッピング]パネルは、ストレージスロットのアドレス指定方法を定義します。

[アドレスマッピング]パネルには、次のプロパティがあります。

アドレス方式

オブジェクトの[アドレス方式]では、ストレージシステムに複数存在する可能性のあるアドレス方式からどれをこのストレージオブジェクトに適用するかを定義します。なお、このプロパティを定義する必要があるのは、モデルがアドレス、つまりStorage.system.getSlot()メソッドを使用して直接スロットにアクセスする場合に限ります。

開始、幅、進行

オブジェクトのベイ、レベル、スロットに対して、開始、幅、進行の設定を定義できます。これらのプロパティの組み合わせによって、スロットを一意にアドレス指定することが可能になります。開始プロパティでは、ストレージオブジェクトの最初のベイ/レベル/スロットに関連付ける数字(または英字)を定義します。プロパティでは、特定のベイ/レベル/スロットから隣接するベイ/レベル/スロットに進むときに、アドレスをいくつ進めるかを定義します。進行プロパティでは、次のベイ/レベル/スロットに進むときの方向を、ストレージオブジェクトのローカル座標系に基づいて定義します。

これらのプロパティを使用してアドレス指定方式を正しく定義する方法をいくつかの例で示します。

ゾーンID

オブジェクトの[ゾーンID]では、オブジェクトのアドレス方式に基づいてゾーンIDを定義します。ゾーンIDと通路IDの組み合わせによって、ストレージオブジェクトのスロットを一意にアドレス指定することができます。

通路ID

オブジェクトの[通路ID]では、オブジェクトのアドレス方式に基づいて通路IDを定義します。通路IDとゾーンIDの組み合わせによって、ストレージオブジェクトのスロットを一意にアドレス指定することができます。