USD.Stage

Objectから継承します。

説明

USDステージを表すクラスです。

プロパティ

autoWriteAnimationOffsets USDステージの保存時にアニメーションのオフセット時間を自動的に書き込むかどうかをユーザーが切り替えられるようにします。
defaultPrim ステージに設定されたデフォルトのプリム。
endTime ステージのアニメーションの終了時間。
startTime ステージのアニメーションの開始時間。

メソッド

definePrim ステージにUSD.Primを作成します。
findPrim 指定された名前のUSD.Primを返します。
getPrims ステージ上のすべてのUSD.Primオブジェクトの配列を返します。
processLiveUpdates サーバーにライブ更新を送信し、サーバーから受信したライブ更新を処理します。
reload ステージをリロードします。
save 変更をステージに保存します。

詳細

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USD.Stage.autoWriteAnimationOffsets

int autoWriteAnimationOffsets

説明

USDステージの保存時にアニメーションのオフセット時間を自動的に書き込むかどうかをユーザーが切り替えられるようにします。

現在、FlexSimでUSDステージを保存すると、オブジェクト参照のオフセットが自動的にエクスポートされます。つまり、USDステージを別のプログラムで表示すると、オブジェクトは、保存時にFlexSimが表示するアニメーションの状態で表示されます。

デフォルトではこの動作がオン(1)です。オフにするには、この値を0に設定します。オフにすると、USD.Referenceクラスを使用して参照を作成し、USD.Primの「references」プロパティで参照を設定することにより、オフセットを独自に設定できます。

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USD.Stage.defaultPrim

readonly USD.Prim defaultPrim

説明

ステージに設定されたデフォルトのプリム。


				USD.Stage stage = Model.find("USD Stage1");
				USD.Prim prim = stage.defaultPrim;
			
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USD.Stage.endTime

double endTime

説明

ステージのアニメーションの終了時間。

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USD.Stage.startTime

double startTime

説明

ステージのアニメーションの開始時間。

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USD.Stage.definePrim()

USD.Prim definePrim( string primPath , string typeName = "" )

パラメータ

primPath 新しいプリムのパス。
typeName オプション。作成するプリムのタイプ。

戻り値

USD.Prim 新しく作成されたUSD.Prim。

説明

ステージにUSD.Primを作成します。

プリムパスはファイルパスの構造に従います。たとえば、「World」というプリムの下にネストされた「Processor1」というプリムを作成する場合、primPathは「/World/Processor1」という文字列になります。注意:この例で「World」というプリムが仮に存在しない場合、プリムの作成を実現するために「World」が作成されます。指定したパスにすでに存在するプリムをtypeNameなしで、あるいは同じtypeNameで定義しようとすると、新しいプリムは作成されません。typeNameが異なる場合、既存のプリムのタイプが再定義されます。

プリムタイプは、OpenUSDのドキュメントに通常見られるスキーマか、ユーザー定義のスキーマです。typeNameパラメータでは、作成するプリムのタイプを指定します。デフォルトはタイプなしです。たとえば、次のコードを実行すると、「Xform」(「USD変換(transformation)」の略)というプリムを作成できます。


				USD.Stage stage = Model.find("USD Stage1");
				USD.Prim prim = stage.definePrim("/my/test/prim", "Xform");
				if (prim) {
					...
				}
			
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USD.Stage.findPrim()

USD.Prim findPrim( string primName )

パラメータ

primName 検索するプリムの名前。

戻り値

USD.Prim USD.Prim。

説明

指定された名前のUSD.Primを返します。

プリム名はファイルパスの構造に従います。たとえば、「World」というプリムの下にネストされた「Processor1」というプリムがある場合、このプリムを検索するには、「/World/Processor1」という文字列を使用します。

				USD.Stage stage = Model.find("USD Stage1");
				USD.Prim prim = stage.findPrim("/World/Processor1");
				if (prim) {
					...
				}
			
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USD.Stage.getPrims()

Array getPrims( )

戻り値

Array USD.Primオブジェクトの配列。

説明

ステージ上のすべてのUSD.Primオブジェクトの配列を返します。

この関数は、ステージのすべてのプリムを見つけるために、ステージ上で深さ優先検索を行います。

				USD.Stage stage = Model.find("USD Stage1");
				Array prims = stage.getPrims();
				for (int i = 1; i <= prims.length; i++) {
					...
				}
			
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USD.Stage.processLiveUpdates()

processLiveUpdates( )

説明

サーバーにライブ更新を送信し、サーバーから受信したライブ更新を処理します。


				USD.Stage stage = Model.find("USD Stage1");
				USD.Prim prim = stage.definePrim("/my/test/prim", "Xform");
				stage.processLiveUpdates(); // send changes to the server; receive any changes and update the stage
			
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USD.Stage.reload()

int reload( )

戻り値

int リロードが成功したかどうか。成功した場合は1を、そうでない場合は0を返します。

説明

ステージをリロードします。


				USD.Stage stage = Model.find("USD Stage1");
				USD.Prim prim = stage.definePrim("/my/test/prim", "Xform");
				stage.reload(); // reverts changes to the stage
			
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USD.Stage.save()

Variant save( )

戻り値

Variant 保存が成功したかどうか。成功した場合は1を、そうでない場合は0を返します。

説明

変更をステージに保存します。

.usd*ファイルは更新されます。

				USD.Stage stage = Model.find("USD Stage1");
				USD.Prim prim = stage.definePrim("/my/test/prim", "Xform");
				stage.save(); // saves the new prim to the stage