EventLog

説明

イベントログへのアクセスを提供するクラスです。

EventLogクラスを使用すると、イベントログにカスタムイベントを追加できます。


EventLog.info("MyCustomEvent");
if (/*something is unusual*/) {
    EventLog.warn("MyCustomEvent", 0, 0, "Something is unusual");
}
if (/*something is wrong*/) {
    EventLog.error("MyCustomEvent", 0, 0, "Something is wrong");
}
if (/*something is terribly wrong*/) {
    EventLog.fatal("MyCustomEvent", 0, 0, "Something is terribly wrong");
}

ロギングのメソッドは次のとおりです。

  • info()
  • warn()
  • error()
  • fatal()
各メソッドを使用すると、現在のモデル時間と現在のレベルでイベントログに新しいイベントが記録されます。イベントはアクティブなログ、つまり、モデルログ、システムログ、またはその両方に記録されます。アクティブなイベントログがない場合、何も実行されません。

ロギングメソッドの必須パラメータはeventのみです。イベントによるフィルタリングができるように、短いながらもわかりやすい名前にすることをお勧めします。残りのパラメータ(2つのノードパラメータと4つの文字列パラメータ)は省略可能であり、値は任意です。

ログがアクティブかどうかは、enabledプロパティで確認できます。


if (EventLog.enabled) {
    string p1 = /*expensive computation*/;
    EventLog.info("MyCustomEvent", 0, 0, p1);
}

静的プロパティ

enabled ロギングが現在有効かどうかを返します。

静的メソッド

error ERRORレベルのイベントを現在の時間で記録します。
fatal FATALレベルのイベントを現在の時間で記録します。
info INFOレベルのイベントを現在の時間で記録します。
warn WARNレベルのイベントを現在の時間で記録します。

詳細

削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

EventLog.enabled

static readonly int enabled

説明

ロギングが現在有効かどうかを返します。

trueの場合、イベントはモデルのイベントログ、システムのイベントログ、またはその両方に記録されています。
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

EventLog.error()

static error( string event , treenode object = 0 , treenode involved = 0 , string p1 = "" , string p2 = "" , string p3 = "" , string p4 = "" )

パラメータ

event イベントの名前。
object イベントに関連付けられた主なオブジェクト。
involved イベントの関連オブジェクト。
p1 イベントに関連付けられたP1のデータ。
p2 イベントに関連付けられたP2のデータ。
p3 イベントに関連付けられたP3のデータ。
p4 イベントに関連付けられたP4のデータ。

説明

ERRORレベルのイベントを現在の時間で記録します。

一般に、ERRORレベルのイベントは、シミュレーションが続行不能であるか、結果が無効であることを示すために使用します。ERRORレベルのイベントを記録する場合は、手動によるシミュレーション停止を検討してください。
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

EventLog.fatal()

static fatal( string event , treenode object = 0 , treenode involved = 0 , string p1 = "" , string p2 = "" , string p3 = "" , string p4 = "" )

パラメータ

event イベントの名前。
object イベントに関連付けられた主なオブジェクト。
involved イベントの関連オブジェクト。
p1 イベントに関連付けられたP1のデータ。
p2 イベントに関連付けられたP2のデータ。
p3 イベントに関連付けられたP3のデータ。
p4 イベントに関連付けられたP4のデータ。

説明

FATALレベルのイベントを現在の時間で記録します。

一般に、FATALレベルのイベントは、データ損失やデータ破壊の発生を示すために使用します。
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

EventLog.info()

static info( string event , treenode object = 0 , treenode involved = 0 , string p1 = "" , string p2 = "" , string p3 = "" , string p4 = "" )

パラメータ

event イベントの名前。
object イベントに関連付けられた主なオブジェクト。
involved イベントの関連オブジェクト。
p1 イベントに関連付けられたP1のデータ。
p2 イベントに関連付けられたP2のデータ。
p3 イベントに関連付けられたP3のデータ。
p4 イベントに関連付けられたP4のデータ。

説明

INFOレベルのイベントを現在の時間で記録します。

一般に、INFOレベルのイベントは、通常の事象や予測された事象の発生を示すために使用します。モデルロジックのイベントはすべて、INFOレベルのイベントです。
削除を行わないでください。doc.flexsim.comのアンカーが修正されます。

EventLog.warn()

static warn( string event , treenode object = 0 , treenode involved = 0 , string p1 = "" , string p2 = "" , string p3 = "" , string p4 = "" )

パラメータ

event イベントの名前。
object イベントに関連付けられた主なオブジェクト。
involved イベントの関連オブジェクト。
p1 イベントに関連付けられたP1のデータ。
p2 イベントに関連付けられたP2のデータ。
p3 イベントに関連付けられたP3のデータ。
p4 イベントに関連付けられたP4のデータ。

説明

WARNレベルのイベントを現在の時間で記録します。

一般に、WARNレベルのイベントは、予想外の事象が発生したもののシミュレーションは続行可能であることを示すために使用します。